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今回の旅ではiphoneXSしか持ってきていません。前回二回分ではTOKYO GRAPHER の外付けレンズを付けた写真をお見せしましたが、今回はiphoneのカメラのみ。ちなみにアプリも純正のカメラアプリしか使わない派です。その実力を通して思ったことです。 RAWデータって本当に必要なのか?映像でも写真でも撮影画像を加工しやすい状態で保存して(HDR)あとでプリセットやエフェクトをかけても画像が破綻しないようにする形式が広まっています。かなり柔軟。いままでRAWじゃなきゃだめだろう、と思っていた僕もいいかjpgで、と思っています。なんでかって言うと、、、、 写真はディスプレイで見るものになったんだから。インクジェットや印刷になったときによく現場で聞く言葉。「この色印刷で出すのむずかしいんだよなぁ」うーんと、印刷する必要ないんだよなぁ。みんなスマホとパソコンで見るわけだし。 ボケた写真はボ
写真が好きか、カメラが好きか「写真を撮ること」は「カメラを使うこと」と同義です。 「写真を撮ること」には3つの入り口があります。 1、撮ることが好きな人 2、被写体が好きな人 3、カメラが好きな人 いずれも写真が好き、ということになりますが、カメラはあくまで道具にしかすぎず、写真を撮る事が目的なのであれば、絶対にこのカメラでなければいけないということはありません。ところが新型のカメラが出ると、目新しい技術や機能に、「買わなきゃ!」と焦燥します。しかし! フィルムカメラはカメラを買うのではなく、フィルムを買う事でずうっと使い続けたい名機がたくさんありました。デジタルカメラの時代になり新しいものが発売されたら買い換える。そんな消費に疲れてしまいました。しかし、ついに、デジタルカメラであっても「名機」という名にふさわしい、永遠に私たちを驚かせてくれるカメラが生まれたのです。 一眼レフよ、さような
いままで一番撮りづらかった役者さんは? という質問をうけることがある。答えづらい。だからシラを切り通す。でも本当はすぐに思い出す撮影がある。奇しくもその写真が掲載された雑誌の印刷は2008年の9月22日。10年前の今日だった。 初めての仕事「hon・nin(本人)」という奇妙な文芸誌があった。編集部はわずか2人。僕が駆け出しのころに任された、吉田豪さんの連載honnin列伝のインタビューの撮影。宮藤官九郎さん、中川翔子さん、麻生久美子さん、など錚々たる方々の生い立ちを赤裸々に語っていただくと言うもの。写真もその気迫に満ちたものでありたい、と撮影の時にはいつも肩に力が入っていた。 「寄りの写真って大っ嫌いなの。」見せられた方が迷惑だと考えないのかなと思うんだけど。見たくない距離っていうのがあるのよね。ある種の品みたいなものをカメラが持ってないと。」 当時はまだフィルムの撮影でここぞとばかりに
お陰様で3万5千リツイートを頂いた、コミケの動画。これはコミックマーケット準備会からの特別な許可を頂いて撮影したものなのです。 鈴木心写真館は縁あって、2013年の冬よりコミックマーケット公認の記録写真撮影を行なっています。その一部が先日の俯瞰映像だったのです。コミケ終了後の準備会のツイートで使用される写真も同様です。 今回は、これらの写真がどのように撮影されているかをご紹介したいと思います!(今回は技術のお話で、なぜこういう写真を撮るのかは、またの機会に!)まずは3つの高いこだわりから。 1、高所 2、高解像度 3、高度な撮影技術 1、高所|特権的な視点 見晴らしの良い場所は歴史的に権力者に牛耳られている視点でした。それは同時に状況を良く理解できる場所だからです。高所から視点からの撮影は日常を非日常化する得意な写真になります。(写真は一般参賀) 2、高解像度 デジタルカメラの撮影なので撮
鈴木心写真館inコミックマーケットは2014年末に始まりました。企業でもないサークルでもない、コミケにおける新しい枠組みの実験として、参加者と準備会をつなぐ写真の試みです。 機動力重視、初陣、コミケ87カメラ:HASSELBLAD H1 + Phase One IQ180 ライト:BRONCOLOR GRAFIT A4 + Pulso G ディフューザー:PROFOTO SOFTBOX 90X120 当初から多くの方を撮影することを想定された出張写真館形式のプロジェクトだったので、会場であるビックサイト内のどこにでも組み上げできるセッティングが大前提でした。その上で必然的に、初回はライトは一灯、そして可動の単色の紙の背景になりました。 ボックスライトの特性は二枚の布で光を拡散しながらも、箱型のディフューザーで光を無駄に広げないこと。柔らかくも無駄に環境に影響しないことで、任意の光を得やすく
「写真」という名の写真集?2008年に刊行された、鈴木心『写真』。鈴木心が独立した年。先日出版された『鈴木心の撮影ノート』は、以後10年の仕事のまとめ。一方、2008年以前の鈴木心の写真を見ることができるのが『写真』であり、それは後にも先にも、鈴木心にとって、唯一の「写真集」でもあるのです。今日は写真館スタッフゆもとが、その本の出版、そしてデザインをしてくださった菊地敦己さんに会いに行きました。 「出会いは、mixi!?」「鈴木心は元気ですか? こないだたまたまラジオで鈴木心が出てるのを聞いて、なーに言ってんだっておかしくて久しぶりに連絡しちゃいました」と笑顔で迎えてくれた菊地敦己さん。 -J-WAVEですね。お聞きになられてお分かりかと思いますが、鈴木心は今日も元気です! そもそもおふたりの出会いはいつだったんですか? 「僕は心くんをすごい青田買いしたんだよ。どれくらいかな…独立する1年
「ついに結論が出た」 ここ数年、インスタ〜写ルンです流行りの動向を眺めていて結構真剣に考えていました。自分にとってフィルム写真の在り方って。僕が写真大学に入学したのは2001年。この時はモノクロの撮影、現像、暗室でのプリントを授業にも出ずに四六時中行なっていました。それが、まだ「写真」の日常でした。 「暗室」 03年からは引っ越すとともにカラー暗室を自分で作り、学校にいかなくてもカラープリントに臨める環境を作りました。当時は結構こういうスタイルの方々がプロアマ多く、コスト、完全暗室環境や廃液に悩まされつつも本当に写真を愛している人たちの象徴として「暗室」は憧れの存在でした。 「効率か、デジタルか」 05年、会社に入社するとそこに待ち構えていたのは中判デジタルバック。そこまでよくてもデジカメの一眼レフ(当時は初代EOS 1Dsや5D)なんかのまだ階調がなんとも言えない中途半端なデジカメVS手
カメラ、レンズ、沢山の選択肢からの必然性を知るためには、あえて違和感に飛び込むことが有効です。みんながやっているから?うーん、それはないかなぁ。ということで、今挑戦している「みんな」とは「真逆の選択」をご紹介してみたいと思います。これは写真の筋トレのようなものです。 早速ルールを策定です。 1、広角単焦点|癖のある機材を選ぶ 慣れてくると選びがちな標準レンズ50mm。視覚に近い範囲が写り、パースも出にくいので画面の作りやすさは抜群です。さらにマクロも守備範囲になれば、一本でなんでもできる!ので、使わない!まずは1段階広角の35mm。このSEL35F28Zはとにかく小さくて軽い。初代A7シリーズとの設計思想を共有したレンズです。 2、絞る|ボケに甘んじない 高感度フィルムが手に入らないので手持ちだとどうしても絞りは開けがちです。デジタルでもオート撮影だと、ブレないように優先的に絞りを自動で開
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