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うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。 溝口 徹(みぞぐち・とおる) 自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。 精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。 このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかり
低コレステロール血症と精神疾患については、これまで多くの報告があります。 特に有名なのが、低コレステロール血症とうつ病についてです。 また、低コレステロール血症は攻撃性が強くなるという報告もありました。この報告では『低コレステロール血症は、生物学的に見て攻撃性を誘発しやすくなる指標である』とも言っています。 また別の報告では、攻撃性の亢進は、脳内のセロトニン産生が低下するためではないかと考察されています。 統合失調症で自殺企図があるかたに低コレステロール血症が多いという報告もありました。 最近では、学校で問題行動やトラブルを起こし、不登校や停学になってしまう子供に低コレステロール血症が多いという報告がアメリカであります。 当クリニックの患者さまのデータを見ても、コレステロールが非常に低い方が多くいらっしゃいます。栄養療法によって、総合的な栄養状態の改善が得られるとコレステロールが上昇し、そ
今日は、昼休みにあるマスコミの記者さんと顔合わせをしました。 その記者さんは、今の厚生労働省の子供の精神科治療の方向性に疑問をもたれています。 その方向性とは・・・・ 小中学校の生徒さんたちの心のトラブルを早期発見し、早期に治療を開始しようという流れです。 つまり、ちょっと落ち着きが無い子供とか・・・・ちょっと問題児とか・・・ちょっと遅刻が多くなった子供とか・・・・ そんなちょっとしたトラブルを見逃さず、早期に医療的な介入をしよう・・・ということです。 ここでの医療的な介入が、例えば家庭環境の整備に専門家が責任を持って介入するとか、心理的な専門家が関わり、先生や親へ適切なアドバイスをする・・・・と言うのであれば問題ないとおもうのです。 ところが現在の方向性は・・・ ・できるだけ早期に医療機関を受診させ ・投薬治療を開始しよう という流れなのです。 さすがに記者さんは、その方向性に疑問をもち
生田哲先生の講演の本題は、うつ病と運動の関係でした。 まず示されたデータは、運動がうつ病の発症を予防するというものでした。 ・1週間に1000kcal 以上の運動をすることによって、うつ病発症のリスクが17%低下する ・1週間に2000kcal 以上の運動をすることによって、うつ病発症のリスクが28%低下する この事実は、運動を増やすと効果があがるという、『用量ー反応』関係が成り立つので運動はうつ病発症の予防に効果があると言うことができる。 また頻繁に運動をする人たちに比べて、運動をしない人たちはうつ病の発症リスクが3倍以上になるというデータも示されました。 そしてその後は、実際にうつ病にかかっている患者さんと運動による治療効果についての話です。 まず最初に紹介されたレポートは、うつ病の治療で入院中の患者さんに対しての運動とうつ症状の変化についてのものでした。 対象となる患者さんは、通常の
昨日の12月13日は、ビタミンの日でした。 1910年、鈴木梅太郎博士が、東京化学会において米ぬかに脚気にたいして効果がある物質が含まれていることを発表した日です。その米ぬかに含まれる抗脚気作用を有する物質がビタミンB1であることがのちに判明します。この画期的な発見がノーベル賞を逃した経緯などはとても興味深いものであるので興味がある方は、調べてみてください。 脚気は年間を数万人の死者を出す国民病として恐れられ権威ある医学者の研究の対象でした。 ところがこの頃は、さまざまな重篤な病気が細菌などの感染によるものであることが次々と発見され、未知の病気の原因は未知の病原体による感染であるということが医学会のパラダイムでした。そのため、年間数万人の死亡者を出す重大な未知の病気である脚気が、米ぬかを与えることで治る??などという考え方はすぐには受け入れられませんでした。特に医学会の権威者たちには、自分
僕が好きな歌手に玉置浩二という人がいます。 心に響く歌と、繊細な人間性が大好きです。 安全地帯というグループのリーダーで、ソロでも何枚もCDを出しています。 「ワインレッドの心」という曲が大ヒットしたことで知られていますし、玉置さんの個人では「田園」という曲がヒットしました。どちらも昔の曲なので、今の若い方々はご存じないと思いますが・・・。 ”玉置浩二 幸せになるために生まれてきたんだから” という本が出版されました。内容は玉置さんの半生を志田歩という人が取材をして書いたノンフィクションです。玉置さんのファンはおもしろいと思いますが、そうでない人には退屈でしょう。 その本の中に、玉置さんが人間不信に陥り、精神的に不安定になり精神科の病院に入院したときの記述がありました。何かの参考になるかもしれないと思ったのでご紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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