「SIGHT」に自民党の国会議員として最も頻繁に登場して下さった方だった。 その政治家としての仕事については僕のような人間は何も言う立場にはいないが、だからこそ分かる人としての素晴らしさをいつも感じていた。 ロック・イン・ジャバンにも来ていただいた。かなり長い時間いろいろなステージを回って、フェスを楽しんでくださった。 運営本部の中を見て「選挙本部に似ているね」と楽しそうに笑っていた笑顔が印象に残っている。 「僕は自民党の真ん中を歩んで来たつもりだったのに、いつの間にか一番左ということになってしまった。本当の保守としての自民党をもう一度作らなくては駄目だ」といつも加藤さんは言っていた。 その知性、人柄、保守としての信念、どれもがかけがえのないものだった。残念だ。ご冥福をお祈りします。 今朝の日経。