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世界禁煙デー
scw.asahi-u.ac.jp/~sanozemi
ノートPCを鉛バッテリで駆動する シールドバッテリ 私は、実家に帰るのによく電車を利用します。実家まで4時間ほどかかるので、電車内でも仕事をしたいと思い、ノートパソコンをバッテリで駆動す る方法に ついて考えてみました。 バッテリ駆動ですので、消費電力の少ない機種のほうが有利です。ですので、使用するパソコンは、中古で買った旧式のノートパソコンに決めました。当然な がら、パソコンに付属のバッテリパックは使用不能となっています。重たいだけですので、バッテリパックは外してしまいました。 実家までの道中、乗り換え時間などを除くと、バッテリは実質3時間ぐらい持つ必要がありそうです。パソコンの取説によると、容量3(Ah)の純正バッテ リ パックでの駆動時間は標準で約2時間となっています。ですので、3時間駆動を目指すならば、容量5(Ah)以上のバッテリが必要と思われます。 リポ電池は充電時の電圧・電流要
大電流型昇圧装置の製作 以前、乾電池2個での使用を想定した、3(V)を5(V)に昇圧する装置を製作しました。これは、タイマーICのLMC555とトランジスタとを用いて チョッパー回路を構成したもの で、HT7750AやNJM2360などによる昇圧装置よりも大きな電流を流すことができるものでした。 その後、さらに大電流を流すことのできる昇圧回路を考えてみました。HT7750AとNJM2360とを両方使用し、それにさらにMOS-FETを組み 合わせる方式です。 回路図は以下の通りです。トランジスタを利用するよりも、MOS-FETを用いるほうがON抵抗が小さく、効率よく昇圧できそうに思われ ましたので、MOS-FETを利用した昇圧型チョッパー回路となっています。しかし、MOS-FETを駆動するためには、一般的に、4(V)以上のゲート 電圧が必要です。そこで、まず、HT7750Aで5(V)を作り出
リチウムイオン電池充電器の製作 ジャンク屋でリチウムイオン電池を一つ買ってきました。そこで、リチウムイオン電池充電器を製作してみることにしました。リチウムイ オン電池は電流や電圧の管理が厳格でなければなりませんので、製作には専用ICを用います。 まず、リチウムイオン電池充電コントローラICである、MCP73861を用いて回路を製作してみました。以下に、設計した回路図を示します。リチウム イオン電池の充電には4.2(V)モードと4.1(V)モードとがありますが、安全のため4.1(V)モードで動作させることとしました。 万一の事故を考えて、緊急シャットダウンスイッチSW1を設けました。これを押すと、約1分間充電を強制的に中断します(その間に電源を抜く、電池を外す などの処置をします)。その代わりに、電源投入時も約1分間待ってからでないと充電を開始しなくなってしまいました。
警告(重要)! ※ 本稿の内容は、お持ちのノートパソコンに深刻なダメージを与える可能性のあ る事項を含んでいます。本稿の内容はすべて無保証です。 本稿の内容を追試・応用される場合は、すべてを自己責任で行ってください。 本稿の内容により引き起こされたいかなる損害に対しても、佐納ゼミでは一切の 責任を負いません。 はじめに 以前、移動中にもノートパソコンを長時間使用したいと思い、「ノートパソコンを鉛バッテリで駆動する」という記事を発表しました。これは、12.6Vの 鉛バッテリをチョッパ回路で16Vに昇圧し、ノートパソコンのACアダプタ端子に印加することによりノートパソコンを鉛バッテリで駆動するというものでし た。 しかし、この方法では、チョッパ回路を介在させるため、どうしても効率の点で不利になってしまいます。もしも鉛バッテリとノートパソコンとを直結 できれば、何らの追加回路も必要とせず、しかも
古い扇風機の部品交換 うちの実家に、えらく古い扇風機があります。何でも、母が会社に勤め始めたごろに購入した物とかで、昭和32年の製造のようです。最近、古い扇風機の発 火事故が相次いでいるので、部品を取り替えることにしました。壊れているわけではないので、「修理」でなく、「部品交換」と言うことにします。 これが、その扇風機です。いかにもレトロですね。 中を開けてみます。風量切り替えのスイッチと、オイルコンデンサー、チョークコイルが見えます。白い電源ケーブルだけは、15年ほど前に交換したことを 思い出 しました。 チョークコイルを外しました。扇風機の速度を調節するために使用されています。モーターのコイルに直列に挿入し、その全リアクタンスを変化させて、モー ターのトルクを調節する仕組みです。ただし、これが非常に細い線で巻かれており、扇風機の使用中は、発熱して触れないぐらい に熱くなります。 これで
一つだけ気になるのは、2SK2311のドレイン耐圧が60(V)で、やや低いことです。トランスで発生するサージ電圧を考えれば、できれば、100 (V)以上の耐圧の品種を用いたかったのですが、手持ちの中になかったので、やむなくこれを用いました。 矩形波の発振回路はごくありふれたものですが、VR2、D1、D2を追加して、デューティー比を変化できるようにしてあります。D1、D2は普通の小信 号用ダイオード(1S1588など)でかまいません。最初、デューティー比固 定で製作していたのですが、実際に稼動させてみると、トランスから“唸り”が聞こえてきて気になりましたので、デューティー比を調整できるようにしたもの です。理論上は、デューティー比は1:1で良いはずですが、実際には部品定数のばらつきやトランスのタップが完全に中間でないなどの理由により、デューティー比をわずかに1:1からずらせてやるほうが良いよ
アセンブラー命令について PICは機械語で動作します(でしか動作しません)。PICに限らず、すべてのCPUは、最終的には機械語でしか動作しません。ですから、パソコンのプ ログラミングで使うC言語などの高級言語は、最終的には機械語に直す必要があります。 今回作るような簡単なプログラムの場合は、C言語のような高級言語を使わず、直接機械語でプログラムを作成します(ただし、PIC用のC 言語も存在することは存在します)。ただし、機械語そのものは2進数の羅列ですので、人間には非常に扱いにくいものです。そこで、機械語の2進数と1対1 に対応するけれども、人間に分かりやすいようにアルファベットの記号で表した命令を使ってプログラムを作成します。これがアセンブリ言語で、 また、機械語の2進数と1対1に対応したアルファベットの記号をニーモニックと言います。さらに、ニーモニックで表されたアセンブリ言語を 2進数
トランジスタ検波回路の特性に関する実験 トランジスタ検波回路の特性について、ちょっとした実験をしてみました。 下は、通常のトランジスタ増幅回路です。 これに対し、トランジスタ検波回路の回路図は、以下のようになります。 一見すると、両者はほとんど同じように見えます。そうだとすると、増幅回路と検波回路の違いはどこにあるのか、という素朴な疑問にぶつかります。 はじめに答えを言ってしまうと、違いは、2点あります。ひとつは、出力のところに、高周波バイパス用のコンデンサー C3 が入っていることです。もうひとつは、コレクタ電圧の違いです。普通の増幅回路では、トランジスタのコレクタ電圧は、大体電源電圧の半分を目安として、そ れぐらいの値になるように設計しますが、それに対して、検波回路では、コレクタ電圧がほとんど 0[V] になるように設計するということになっています。つまり、同じ回路であるが、コレクタ電
PIC を使った、LED 点灯回路の実験 PIC(Peripheral Interface Controller)は、言わば、小型のワンチップマイコンと 言うことができます。 PICとしては、MicroChip社からいろいろなシリーズが発売されており、手軽に使えるコンパクトなPICから、本格的な用途に使える高機能な PICまで、各種のPICが揃っています。 今回の実習では、PIC12F629というチップを使い、LED点灯回路の実験をすることにします。このチップを選んだ理由は、 値段が100円程度と、非常に安価である。 その割には高機能で、使いやすい。 実装が8ピンDIPで、ピン数が少ないので、初心者には回路が製作しやすい。 アセンブラーの命令数が少なく、比較的習得しやすい。 ということです。 なお、巷でよく話題になっているPIC12F675は、今回使うPIC12F629の姉妹品で、A/D変
100円FMラジオを利用して、エアバンド(航空無線)を聞くためのラジオを作ってみます。 この100円FMラジオにはサンヨーの LA1800 という IC が使われています。この IC のうち、FM 用の局部発振と周波数変換の部分を 利用し、コイルとコンデンサーの値を変更して、エアバンドに同調するようにします。 さらにミツミの AM ラジオ用 IC である LMF501T を 利用した AM 検波回路を追加し、航空無線を聞くためのラジオを作ってみました。LA1800 は中間周波数として、約 80 kHzと いう非常に低い周波数を採用しており、これを LA1800 の4番ピンから拾ってきて、LMF501T に入力します。LA1800 には高周波 増幅段が入っていないということと、LMF501T は 300 kHz を切ると増幅度が低下してくる(内蔵されている段間コンデンサーの 容量が余り大きく
電子工作関連のゼミ作品のページでは、回路図の作成に、フリーソフトの BSCH(水魚堂の岡田仁史さん作成)を利用させて いただいております。この場をお借りして、お礼申し上げます。
名古屋の大須電気街を歩いていたら、デジタル温度計モジュールというのを 見かけたので、早速購入してきました。帰ってから見てみると、測定した温度 をデジタル出力する端子つき。出力されるデータのフォーマットも明記されて います。これは、パソコンに取り込んで、温度計測装置を作るしかない、と 思い、ゼミで製作してみることにしました。 添付の説明書を見ると、この温度計モジュールには、16ピンの端子が付いており、それぞれの機能が紹介されています。時計機能やアラーム機能 などもあ り、時計やアラームの時刻合わせに使うピンや、温度測定の時間間隔を設定したり、温度を摂氏で表示するか華氏で表示するかを設定するピンもあります。 このうち、測定温度を外部に出力するのは、9ピンと10ピンの2本のピンを使って行われます。データは9ピンから、13ビットのシリアルデー タとして出力されます。各ビットを、D1からD13としま
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