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俳優の窪塚洋介さんにインタビューしました。離婚した前妻との間に生まれた息子を、妻と前妻と3人で見守りながら育ててきた歩みは、ステップファミリーの在り方として新鮮に映ります。なぜ、こうしたつながりが可能になったのでしょうか。同じ俳優としての道を歩き始めた息子の愛流(あいる)さん(17)との関係や、「血のつながらない家族」が登場する公開中の映画「ファーストラヴ」での役についても、一人の父親としての視点から語ってくれました。 息子は17歳 小学4年の時に離婚して ―家族構成を教えてください。 妻、17歳の息子、3歳の娘と4人で大阪で暮らしています。息子が小学4年生の時に離婚した前の妻も、近くに住んでいます。 僕が東京で仕事をしている間に、前の妻を含めた残りの4人が会っていることもあります。もちろん、現在に至るまでには、みんなが努力も我慢もしました。でも、今は、一緒にいるのが心地よくなっています。
芸能人っぽくない? 4枚の布団に6人で雑魚寝 小3男児(9つ)、小2男児(7つ)、幼稚園年長男児(6つ)、年少女児(4つ)の4人の子どもと妻(38)。2LDKの部屋で暮らしています。芸能人っぽくないでしょ。僕は特別に裕福な暮らしをさせたいわけでもないんです。真っ暗になるまで公園で遊び、リビングで勉強。布団を4枚敷いて6人で重なるように寝ています。こういう生活がとても大事だと思っているので、できるだけ続けたい。 仕事が終わると家に直行し、子どもをお風呂に入れ、家族で食事をし、歯みがきをする。寝る準備までしたら借りてきた映画を見る。今は「ハリー・ポッター」かな。子どもは今しかかまってくれませんから。なるべく早く帰って家族との時間を大切にしたい。家族と仕事以外に興味がないということもありますが。 バランスがよい妻の食事 「いらない」にはカミナリ 妻は仲代達矢さん主宰の俳優養成所「無名塾」の後輩で
妊娠中に胎児の心拍が止まってしまう流産。医療機関で確認された妊娠の15%に起きるとされるが、本人の体への負担や心の痛みが周囲に理解されることは少ない。2度にわたってつらい思いをした元お笑いコンビ「モエヤン」の池辺愛さん(40)に、当事者として感じたことを聞き、どんなサポートが必要かについて考えた。 妊娠9週目「赤ちゃんが動いていません」 「赤ちゃんが動いていません」。第2子を妊娠していた2019年4月。3回目の健診で、こう伝えられた。妊娠9週目。17日前の前回健診では心拍が確認できた。「また動きだしたりしませんか」。ぼうぜんとする中、思わず尋ねた。 子宮内の組織が自然に排出されるのを待つか、手術で除去するか。医師には、手術を勧められた。しかも「なるべく早い方がいい」と。自身も「次の妊娠へ進みたい」と手術を選んだ。 経験して初めて、頻度やリスクを知った 2日後、パーソナリティーを務めるラジオ
予期せぬ妊娠で、初めての子を昨年10月に出産した香織さん(34)=仮名、東京都在住=は、養子縁組の仲介・あっせんをするNPO法人「Babyぽけっと」(事務局・茨城県土浦市)を通して、東北地方に住む、子どもに恵まれない結婚16年目の夫妻に生後5日の長男・悠太君=仮名=を託した。出産から1年。「生みの親である私に会いたいとわが子が望んだとき、健やかな私でいたい」。香織さんは、複雑な思いを抱えながらも、養親を通して触れるわが子の成長を支えに生きる。わが子を養子に出すに至った経緯や今の気持ちを語ってもらった。 今回の香織さんへの取材は、特別養子縁組の実態を広く知ってもらおうと、Babyぽけっとが場を設けてくれました。特別養子縁組とは、養子となる子どもの生みの親(実親)との法的な親子関係を解消し、育ての親(養親)と養子に実の親子関係を結ぶ制度です。公開中の映画「朝が来る」(河瀬直美監督、辻村深月原作
「体操着のシャツの裾は出した方が涼しい」。群馬県前橋市内の中学校で理科を教える富田尚道教諭(61)がサーモグラフィーを使った実験でこんな結果を導き出した。中学校の現場ではシャツの裾入れの指導がされているが、富田教諭は「熱中症対策として検討してほしい」と呼びかけている。 サーモグラフィーで4人の生徒を比較 実験は今年6~7月にかけて実施された。4人の生徒のうち2人はシャツの裾を入れた状態(イン)、2人は出した状態(アウト)で運動し、運動後にサーモグラフィーで体温を測定。2分後に体温を比較すると、アウトの生徒の体温は29~30度とインの生徒よりも4度ほど低くなった。 富田教諭は今月、高崎市で開かれた科学教育研究協議会の全国研究大会で裾出し実験の結果を発表。全国から集まった理科教諭から大きな反響があった。実験の結果について説明した動画はYouTubeで視聴できる。 「生活指導の基本」とされている
子どもを育てていた当時、川崎市の公立中学校には給食がなかったので、お弁当を作ってから電車で国会に通った。子どもがお弁当を忘れていった時には、中学校まで走ってお弁当を届け、また家に帰って慌てて国会に駆けつけるということもあった。議員になろうと立候補を決意したのは、娘が小学校を卒業する時だった。ようやく決意ができた。 子どもがいたら楽しいだろうなあと思い、妊娠し、出産。弁護士をしながら、ドタバタ子育てをしてきた。もう少しで示談が成立するという時に、トイレに行き、腕時計を見る。保育園のお迎えの時間と示談が成立するのと時間との競争だ。今日成立しなければ、またゼロからやり直し。成立しないかもしれない。だから今頑張らないといけないのだが、なかなか決まらない。保育園のお迎えがまたまた遅くなってしまう。保育園のお迎えと競争しながら、時に神経が焼き切れるような思いをしながら子育てをしてきた。 夫は、料理を作
9歳の誕生日 祖父から将棋盤と駒 9歳の誕生日、同居していた祖父から将棋の盤と駒をもらったのが、始めるきっかけになりました。祖父は孫とのコミュニケーションの道具として、将棋を思い付いたのでしょう。もの静かで優しく、放射線技師の仕事を引退後、老後の趣味としてたしなんでいたようです。 私もすぐに将棋に夢中に。平日は近所の将棋道場に通い詰め、週末は父の経営する川崎市内のラーメン店でお客さんに水を出す手伝いをした後、店の近くの道場へ行くようになりました。 プライドを捨て、変わろうとした父 父のラーメンは「家系」と呼ばれるとんこつしょうゆ味で、脂の量も調節してくれます。味付け卵やチャーシューも手が込んでいます。父のラーメンが一番好きです。父は研究熱心で、店で出すキムチの勉強をするため、本場の韓国まで行ったことも。私が10歳前後のころだったでしょうか。その後も10年おきぐらいに、一流とされるラーメン店
神奈川県川崎市内の2つの保育園が、新型コロナウイルスの感染拡大を恐れた保育士の退職が相次いで運営困難となり、3月31日で閉園に追い込まれたことが、関係者への取材で分かった。園児計21人は市内の系列園が受け入れ、保育を継続する。 「メロディ宮前平」「チャイルドランド新城園」系列8園で十数人 閉園したのは、川崎市宮前区の認可外保育園「メロディ宮前平」と、川崎市中原区の企業主導型保育園「チャイルドランド新城園」で、いずれも同じ企業グループが運営していた。 このグループは川崎市内で、閉園した保育園を含め8園を運営。グループ全体では、3月後半以降に退職した保育士が十数人に上っていた。 在宅勤務中の保護者が子どもを預ける…休園できずに濃厚接触 系列園の職員によると、感染を防ぐために在宅勤務中の保護者が子どもを預けるケースが多く、休園できない事情がある。その上、密閉空間で保育士と園児の濃厚接触が避けられ
新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクの品薄状態が続いています。花粉症の季節でもあり、マスクが手放せない人も多いと思います。手芸用品専門の「新宿オカダヤ」(東京)が公開している立体マスクの型紙を使って、私たちも作ってみました。 ◇材料の目安 生地は長さ20センチ、幅30センチを2枚。ゴムは70センチ(2本分)。 ◇立体マスクの型紙(クリックすると実物大のPDFが開きます) カーブが顔にしっかりフィット ゴムの代用品もいろいろ この型紙で作り、着けてみました。所要時間は30分ちょっと。カーブの部分が顔にフィットし、ずれも少なく、着け外しもゴムの部分を持つだけでできます。 ガーゼ生地は縮みやすいので、事前に水通しし、アイロンをかけてください。着なくなった洋服などを使うのもおすすめです。 耳ひもに使う丸ゴムが品薄の手芸用品店もあるそうです。ヘアゴムや着古したキャミソールのひも、使用済みマスクのゴ
〈こどもの日特集 2024〉 子どもと過ごす時間のヒントに…。一緒に話してみたい、やってみたい!を集めた記事10選です
木村亮平さん(仮名)の右手首は、ゲームで長年酷使したせいで瘤ができている=神奈川県内で(一部画像処理) ゲームに酷使した手のこぶ 「僕の勲章」 大きさは、サクランボの実くらい。木村亮平(27)=仮名、神奈川県=の右手首には瘤(こぶ)がある。 医学的には「ガングリオン」と呼ばれる。亮平の場合は、世界で350万人が登録するオンラインゲームで、国内2位になるまで手を酷使した結果だ。 「僕の勲章です」。色白の手首を見せながら、亮平は言った。 <前回はこちら>優しかった息子が「ゲームに触ったら殺す」 母の苦悩「毎日が地獄です」 お気に入りは、自分の選んだキャラクターが敵を次々に倒し、それに伴ってキャラクターのレベルが上がるロールプレーイングゲーム。中学1年で始め、高校時代は1日に20時間も没頭した。食事は2日に1度。20代前半の2年間は一歩も外出しなかった。 「ゲーム依存は社会で『廃人』扱い。でも、
PTAを巡る問題を考える時、「戦前の学校にあった組織との連続性に着目する必要がある」と指摘する研究者がいます。フィンランド在住で、PTAの歴史的背景を論じた「PTAという国家装置」(青弓社)の著書がある岩竹美加子さん(63)=ヘルシンキ大非常勤教授。PTA改革に必要な視点を聞きました。 「母の会」「大日本連合婦人会」との連続性 -PTAは戦後に広がった組織。教育の民主化の果実ではないのでしょうか。 占領期に連合国軍総司令部(GHQ)が主導した組織だと思っている人が多いですが、それは「PTA(父母と先生の会)」という名前だけのこと。むしろ、1920年代から当時の文部省が家庭教育振興のため、各小学校に設置を目指した「母の会」や、30年に同省が創設した「大日本連合婦人会(連婦)」との連続性に着目すべきです。戦後、PTAを組織化できた背景に、戦前に設けられた母の会などの存在があり、「看板の塗り替え
小学生が放課後を過ごす横浜市内の3つの「放課後キッズクラブ」に7~8月、利用者の母親を装い、児童だけで帰宅させるよう求める不審な電話が相次いでいたことが1日、分かった。横浜市は、児童に危険が及ぶ恐れもあるとし、市内の全クラブに確認を徹底するように求めた。 3件とも児童は無事 神奈川県と東京都が注意喚起 放課後キッズクラブは、親の就労の有無にかかわらず利用できる。横浜市などによると、不審な電話は7月13日に神奈川区、8月1日に磯子区、同29日に旭区にある市立小学校のキッズクラブに1件ずつあった。いずれも実際に在籍している児童の母親を名乗り「急用なので子どもを一人で帰らせてほしい」などと話したという。 先の2件ではクラブが児童を帰宅させた後、なりすまし電話と判明したが、児童は無事だった。3件目はクラブが電話を切った後に保護者に確認し、なりすまし電話と分かったため、児童を帰宅させなかった。 横浜
在宅で子育てをして孤立しがちな親子を支援しようと東京都練馬区は18日、区内の民間カフェを活用した事業「練馬こどもカフェ」を始めた。コーヒーを飲みながら親子同士が気軽に交流し、区が派遣する保育士などの専門家のアドバイスも受けられる。 保育士や看護師を派遣します 親は飲み物代を自己負担 事業実施のため、区は6日、タリーズコーヒージャパン(新宿区)と協定を締結した。店舗はスペースを提供し、区は保育士や看護師などの専門家を派遣。親は飲み物代を自己負担して参加する。区によると、民間カフェを活用したこのような取り組みは全国初。 初回のこの日は、大泉学園店(東大泉2)であり、近隣の親子7組と大泉にじのいろ保育園の保育士2人が来店。靴を脱いで小上がりのソファに座り、保育士の絵本の読み聞かせを楽しんだり、布を使った遊びをしたりした。一般の来店客もいる店内に子どもの声が響いた。
父は会社勤めせず、労働運動や政治活動 リベラルな思想を持つ両親の元で育ちました。父親は1960年代に学生運動にかかわったのを機に、大学卒業後は一度も会社勤めをすることなく、労働運動や政治活動に身をささげてきました。10年ほど、社会党副委員長を務めた元衆院議員の高沢寅男さんの私設秘書も務めていました。 もの静かな性格だけれど、酒が入ると冗舌。「酒を飲むのが仕事だ」と、毎晩のように飲み歩いていました。休日になると労働組合の関係者が家に集まり、酒を片手に議論に花を咲かせていました。 でも、子どもに自分の政治信条を押しつけることはなかった。家にいることが多かったので、父親と遊んだ記憶はすごくあります。小学生の夏休みには2週間、車で東北などにも連れていってくれた。高校に入ると「もう一人前の個人なんだから、自分の道は自分で決めろ」と。大学卒業後、就職試験にすべて落ち、アルバイトしかあてがなかったときも
60年の歴史があるNHK Eテレの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」で「体操のお兄さん」を歴代最長の14年間務めた小林よしひささんと、「パント!のお姉さん」を7年間務めた上原りささん。3月に番組を卒業した2人にこれまでを振り返ってもらい、子育に奮闘する親たちへのエールをもらいました。 2人とも、なろうと思っていたわけではなかった ―2人が体操のお兄さん、パント!のお姉さんになろうと思ったのはなぜですか? そしてそれはいつですか? 小林 そもそも体操のお兄さんになろうと思っていたわけではないんです。大学で体操部に入ったんですが、ひろみちお兄さん(佐藤弘道)や瀬戸口先生(瀬戸口清文)など何人か体操のおにいさんを輩出している部活だったので、ちらっと「可能性はゼロではないかな」くらいの感覚はありました。ただ、部員は当時100人くらい。歴代の先輩がいらっしゃる中で、さすがになれないだろう、と思って
拒食や過食などを繰り返す「摂食障害」は若い女性に多い疾患です。背景には極端に「やせていることは良いこと」とする風潮もあるとされ、中学生や高校生の子を持つ親の中には心配な方も多いのではないでしょうか。今、悩んでいる家庭に届けたい―。当事者である記者が、問題の深刻さや回復に必要だと感じていることを綴りました。 私も当事者-繰り返した過食と嘔吐 元マラソン世界選手権代表の女性が昨年12月、菓子などの万引を繰り返したとして窃盗罪に問われ、執行猶予付きの判決を受けた。厳しい体重制限に伴う摂食障害が背景にあったと知り、胸が締め付けられる思いがした。私自身も当事者で、思春期の発症から治療を始めた30歳までの13年間、過食と嘔吐(おうと)を繰り返してきたからだ。 摂食障害は拒食や過食など、食行動を中心に問題が起きる精神疾患だ。重症化すると死に至ることもあり、自殺を含めた死亡率は他の精神疾患に比べて高い。
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