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ゲイであることと科学研究 by ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』や『ホモデウス』の著者として知られる歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリが語る、ゲイであることと科学研究および宗教的神話について。 以下は動画の全訳である。 Kei Singleton 質問:ゲイであることは、あなたの科学研究に影響を与えましたか? おおいに与えましたね 同性愛者として、人間によって作り上げられた物語と現実の違いを知ることが重要です。同様の能力が、科学的研究においても不可欠です。若い頃は、すべての男の子が女の子に惹かれるのだと教えられ、私はそれを信じていました。 これは人間によって作り出された単なる物語であり、現実には他の男の子を愛する男の子もいて、私はたまたまそのうちの一人なんだということに気づくのに、長い時間がかかりました。大半の人が信じる物語と矛盾していても、現実をそのまま受け入れることはすばらしい知
2008年に放送され、British Broadcasting AwardsでBest Documentary Seriesに選ばれた、動物学者リチャード・ドーキンス出演の英国のドキュメンタリーシリーズ『The Genius of Charles Darwin』よりピーター・シンガーとの対談 二人は対談でダーウィニズムが我々の倫理観に与えた影響を探る。肉食の問題だけでなく、中絶、カニバリズム、動物実験、チンパンジーとヒトのハイブリッドの作成、宗教など、様々な問題を取り上げている。 ―――――――――――― リチャード・ドーキンス:英国の進化生物学、動物行動学者、ポピュラーサイエンスライター。世界で最も有名な一般向けの科学解説者の一人であるが、その活動の一環として、宗教を始めとした、超自然的な信仰に対する批判も積極的に行っており、欧米を中心とする世俗主義ムーブメントを牽引する代表的人物となっ
これは、2012年に著名な科学者たちによって得られた意識に関する見解の合意に基づく宣言である。 原文は以下のURLから閲覧できる: http://fcmconference.org/img/CambridgeDeclarationOnConsciousness.pdf 2012年7月7日の今日、ケンブリッジ大学では、著名な認知神経科学者、神経薬理学者、神経生理学者、神経解剖学者および計算論的神経科学者による国際的グループが集い、ヒトおよびヒトでない動物における意識的経験および関連する行動の神経生物学的基盤を再評価した。 このトピックに関する比較研究は、ヒト以外の動物および、しばしばヒトにおいても、内的状態について明確かつ容易に伝達することができないということが自然と妨げになるが、次のような観察は明白に述べることができる。 意識研究の分野は急速に発展している。 ヒトおよびヒトでない動物研究の
―Frequently Asked Questions― (よくある質問) by Kei Singleton First published: 10. Oct. 2017; Last updated: 5. Aug. 2020 以下のリンク先からpdf版がダウンロード可能である。 >>ダウンロードページ<<※pdf版の内容の方が詳細かつ最新である。現在ウェブ版(本ページ)の更新は行っておらず,最終的にはウェブ版は廃止する予定であるため,pdf版の方を推奨する。 ビーガニズム= ×完全菜食主義 ×肉嫌い ×動物愛護 ×信仰 〇反差別運動 ―Index― 1.でも植物も.. ┗わからないだけで植物にも知覚があるかもしれないのでは? ┗植物にも意識があるという記事(の見出しだけ)を読んだけど? ┗動物が本当に苦しむかわからないのでは? ┗意識の定義によるのでは? ┗苦痛が問題なら、苦痛なく殺せば
我々は石器時代の方が幸福だったのだろうか? ~ユヴァル・ノア・ハラリの記事より 『Were we happier in the stone age?』というタイトルで『サピエンス全史』や『ホモ・デウス』の著者として知られるユヴァル・ノア・ハラリが2014年にガーディアン紙に寄稿した記事を取り上げつつ、ダーウィン的生命システムの本質的欠陥と、それに翻弄される個体の葛藤について考察する。 念の為先に言っておくが、ハラリの記事は原始的な時代の暮らしの方がマシだったため、自然に回帰すべきであるというパレオ信仰を持つものへの応援メッセージではない。 ハラリはまず、経済と幸福度の関係について触れる: 個人主義の台頭と集団主義的イデオロギーの衰退と共に、幸福は間違いなく最上の価値となっている。人口の途方もない成長と共に、幸福はこれまでにない経済的重要性も得ている。 この個人主義の台頭と集団主義的イデオロ
ネガティブ功利主義(Negative utilitarianism)とは ネガティブ功利主義(Negative utilitarianism)とは、功利主義の中でも幸福を増加させることより苦しみを最小化することに圧倒的な優先度があると考える立場である。 その優先度は立場によって差異があり、幸福促進は倫理的に一切の重要性を持たないと考える立場もある。 以下、このネガティブ功利主義という倫理的立場について解説するが、まず第一に注意しなければならないのは、ネガティブ功利主義はあくまで功利主義の一派であり、苦しみを最小化することに優先度を置く立場の全てがネガティブ功利主義に分類されるわけではない、ということである。 Contents: 1. ネガティブ功利主義という名称の由来 2. ネガティブ功利主義の分類 3. アンチナタリズムとの関係 4. 義務論との関係 5. ネガティブ功利主義の帰結 1.
Center for Biological Diversityの『人口増加と生物種の絶滅』より、人口の増加と生物種の絶滅の相関 学者たちは現在、我々が新たな地質年代に突入していると言ってよいのではないかと議論している。そして、その地質年代区分をアントロポセン(Anthropocene; 人新世)と呼ぶことが提案されている。これは、これまでの環境形成の主要な要因を担ってきた他の惑星との相互作用や太陽の熱、火山活動や大陸の移動、そして生物界全体の営みによる影響を越えて、人類の活動が環境形成の主要な役割を果たしているということを意味している。 気候変動研究の第一人者であるオーストラリア国立大学の化学者ウィル・ステッフェンと、環境問題を伝えるアナリスト、オーウェン・ガフニーは、それを示す単純な方程式を作成している(Gaffney and Steffen 2017): 人類が支配的になる40憶年もの
はじめに アンチナタリズムという思想の認知度は着実に上がっており、関心を持つ人も増えていますが、同時に様々な混同や誤解も見られるようになって来ています。ここでは、アンチナタリズムとはどんな思想なのか、そしてどんな思想ではないのかを、出来るだけシンプルな形で解説します。pdf版(A5サイズ)をコチラからダウンロードすることもできます。 Keywords: アンチナタリズム、反出生主義、エフィリズム、生殖の倫理、デイヴィッド・ベネター I. アンチナタリズムとは何なのか~アンチナタリズムを支持する理由 アンチナタリズム(Anti-natalism)とは、子供を作ることを推進するnatalismに反対で、「子供を作るべきではない」と考える立場です※1 。ここでの「べきでない」 というのは通常、道徳的に悪いことだからしてはいけない、ということを意味します※2 (以下この記事中では、特に断りのない限
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