サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
GPT-4o
tyoutyouuo.hatenablog.com
有福温泉で旅の疲れを癒し、翌日は浜田駅から益田駅に向かいました。 (山陰本線を駆けるキハ126系) ・有福温泉の共同浴場に浸かって宿泊 「ロイノハコ」に荷物を置いて、共同浴場に行きました。有福温泉の共同浴場は、「やよい湯」、「御前湯」、「さつき湯」の3軒あるとのことです。まずは「やよい湯」に行くことにしました。「やよい湯」は自家用車で訪れる観光客向けの駐車場の隣にあります。駐車場の隣という立地ですが、観光客でにぎわうということはなく、静かに浸かることができました。建物自体がそんなに大きなものではなく、民宿のお風呂ぐらいの大きさです。 (駐車場最寄りの「やよい湯」) 「やよい湯」を出た後は、夕食を摂ることにしました。夕食はイタリアンレストランの「有福BIABCO」でいただきました。有福温泉唯一のレストランとのことです。ワインとシーフードパスタがおいしかったです。 (温泉街でおしゃれイタリアン
有福温泉へは江津駅から石見交通の路線バス「有福線」に乗れば行くことができます (2024年に廃止され自治体による代行バスになる予定)。路線バスまで時間があったので、三江線の廃線跡と江津本町の街並みを見学しました。 (かつて三江線を走っていたキハ120系) ・三江線の廃線跡と江津本町甍街道 江津駅から路線バスに乗り換えて、本日の宿泊場所である有福温泉 (ありふくおんせん) に向かうのですが、少し時間があるので駅周辺を散策してみます。江津の町は、江の川の河口にあり、江戸時代には江の川の舟運と日本海の海運が交わる場所として栄えました。しかしながら、大正時代に山陰本線が開通すると、舟運が衰えたことにより商業の中心が浜田へと移りました。 (車社会を象徴するかのような二階建て構造の道路橋) また、江津の町の中心は江津本町のあたりでしたが、江の川の舟運を引き継ぐ三江線が1930年以降部分開業すると、町の
津和野駅からは特急「スーパーおき」号に乗車しました。特急と普通列車を乗り継いで江津駅まで移動します。 (山口線のもう一つの看板列車「スーパーおき」号) ・特急「スーパーおき」号で益田駅へ 津和野駅では、「DLやまぐち」号の客車が休憩中でした。「DLやまぐち」号はこの後新山口駅行きとして出発します。津和野駅での折り返し時間が3時間ほど取られているので、津和野で観光して日帰り旅行という行程でも楽しめそうですね。 (テールマークはヘッドマークとは別のものでした) 私は山陰地方を目指すので、逆方向の特急「スーパーおき」号に乗車します。山口線のこの辺りのエリアは列車の運転本数が少なく、事前にきちんとスケジュールを組んでおくことが重要です。今回は青春18きっぷでの移動なので、普通列車で移動することも検討したのですが、普通列車だとよい時間の便がなかったので、特急列車を利用することにしました。 (津和野駅
「DLやまぐち」号の終着駅である津和野駅で途中下車し、津和野の町を観光しました。 (「DLやまぐち」号からたくさんのお客さんが降りてきました) ・津和野観光 津和野駅の周辺は江戸時代後期から昭和初期の街並みがよく保存されており、重要伝統的建造物群保存地区 (いわゆる「重伝建」) に指定されています。重伝建は全国に見られますが、それぞれ日本の伝統的な街並みを見ることができるため、外国人観光客にも人気なようで、津和野でもたくさんの外国人を見ることができました。 (津和野駅前にはSLが展示されていました。ヘッドマークは「石見神楽」) 津和野の開発は、鎌倉時代の後期に吉見氏が地頭として赴任したころから始まるようです。吉見氏は津和野城を築城し、その周辺部が町になりましたが、津和野城は山城であり、現在の市街地とはズレた位置にありました。現在の重伝建地区は「後田」と呼ばれ、当時は田畑が広がっていたと考え
山口駅からは「DLやまぐち」号に乗車しました。本来は「SLやまぐち」号ですが、DE10形の代行による「DLやまぐち」号も人気者のようです。 (DE10形重連で牽引される「DLやまぐち」号) ・快速「SLやまぐち」号とは 「SLやまぐち」号は新山口駅―津和野駅間の快速列車で、その名の通りSLによって牽引されます。現在では全国各地でSLの復活運転が行われていますが、「SLやまぐち」号の運行開始は1979年であり、JR(当時国鉄)のSL動態保存の取り組みとしては、初期からのものになります。牽引機関車はC57形やD51形ですが、このうちC57形は1号機です。トップナンバーは大事にされることが多いですが、山口県には先ほどのD60形1号機と合わせて2種類の1号機関車が現存することになります。 (「SLやまぐち」号は長期間DL代行による「DLやまぐち」号として運行されています) SLの検査日に当たる日や
山口駅で途中下車して山口県庁を見学しました。山口県庁のあるエリアは幕末に山口城として整備されたところであり、幕末の長州藩から続く由緒あるエリアです。 (明治維新を成したという誇りさえ感じられる風格ある旧県会議事堂) ・山口県庁を観光 山口駅は山口県庁の最寄り駅ですが、駅から県庁までは少し離れています。駅前は、こう言っては何ですが、大して栄えているわけではなく、駅前よりも県庁周辺のほうが見るべきものがたくさんあります。 (県庁の最寄り駅である山口駅) 山口駅から山口県庁へは一本道が伸びています。駅から伸びる道を「駅通り」と言い、「駅通り」が広めの県道と交差してから先を「パークロード」と言うようです。「駅通り」沿いは商店街になっており、その先の「パークロード」沿いには図書館や美術館、博物館がありました。博物館の敷地にはSLが展示されており、近づいてみるとD60型の1号機関車でした。D60型とは
博多駅から青春18きっぷを使って山口県を縦断し、島根県の有福温泉まで旅行しました。まずは博多駅―小倉駅―下関駅―新山口駅と移動します。 (下関駅からは国鉄型115系電車に乗車しました) ・まずは九州から本州へ 5:41博多駅発の普通列車で、まずは小倉駅を目指します。さすがに朝が早すぎて、クロスシートの813系だったこともあり、列車内で熟睡してしまいました。7:05小倉駅着、眠っている間に着いてしまいました。 (目覚めたら小倉駅でした…) 下関駅行きの列車に乗り換えます。7:08小倉駅発、7:23下関駅着、この区間は間に門司駅をはさんで3駅だけの区間です。下関駅で少し時間があったので、改札外に出て食料を調達します。気軽に改札を出入りできるのは青春18きっぷの良いところですよね。長距離切符であれば自由に途中下車できるので、同じことなのですが。 (415系で関門トンネルをくぐりました) 下関駅か
岡山駅まで来ると関西圏まではもう一息です。特に新快速が走る区間の移動は速く、Aシートが付いている便だともう最高ですね! (1日6往復しかないAシート付きの新快速) ・岡山駅から姫路駅へ 岡山駅から乗った列車は、普通列車の相生駅行きです。この辺りは山陰方面に直通する特急列車の他には、普通列車しか運転されていません(笑)。今回の列車も115系です。岡山地区では新型の227系が導入されることがニュースになりましたが、2023年の夏の時点では、まだ115系が主力のようです。約1時間の乗車で相生駅に着きます。17:18相生駅着、ここまで来ると関西圏に入ったなという気がします。 (115系からの車窓) 乗り継ぎの列車は225系、これを見ると完全に関西圏の気分ですね(笑)。17:19相生駅発、時間帯によっては相生駅から一気に滋賀県の野洲駅や米原駅まで直通する列車もあるのですが、今回乗車したのは姫路駅行き
広島駅から福山駅までは新幹線で移動しました。山陽本線を青春18きっぷで移動するにあたり、適宜山陽新幹線を活用すると便利です。 (本記事のキーワードである福山駅) ・広島駅から福山駅へは新幹線で 広島駅からは新幹線に乗車します。知っての通り、青春18きっぷでは新幹線には乗車できません。乗車券と新幹線特急券の両方を別途準備する必要があります。今回は、福山駅まで新幹線を利用することにしました。その際のポイントは、広島駅―三原駅、三原駅―福山駅の自由席特急券を、区間ごとに用意することです。これだけではわかりにくいので少し解説しましょう。 (広島駅からは新幹線に乗車しました) 新幹線で隣駅まで行く場合、指定席を利用すると指定席特急料金は2,290円になります。通常であれば、指定席と自由席の差額は530円なので、自由席特急料金は1,760円になるはずです。ただし、新幹線を隣駅まで自由席で利用する場合、
岩国駅からは新型の227系で広島駅に向かいました。広島駅で2度目の途中下車をして、優雅に美術館賞を楽しみました。 (気動車も乗り入れる広島駅) ・岩国駅から広島駅へ 岩国駅からは新型の227系電車に乗り継ぎです。227系は2015年から広島地区に導入され、113系や115系を置き換えました。車両の見た目としては関西圏の225系と似ていますが、広島地区の227系は赤い塗装がなされ、「Red Wing」の愛称がつけられています。 (岩国駅から乗車した227系) 岩国駅11:25発、新型車両に路地下えたためか、広島県に近づいて保線状況がよくなったためか、岩国駅を出ると列車の揺れが小さくなった気がします。広島県に入っても、相変わらず瀬戸内海沿いを走ります。新型の227系は窓ガラスに紫外線カット加工が施されているため、車窓の眺めはどうしても暗くなってしまいます。太陽がさんさんと降り注ぐ瀬戸内海の景色
博多駅を出発し、まずは本州に入ります。下関駅からは115系に乗って岩国駅を目指しました。 (門司駅で最初の途中下車をしました) ・まずは九州から本州へ 博多駅5:41発の普通列車で、まずは小倉駅を目指します。まだ快速列車も走っていない早朝ですが、車内にはそれなりのお客さんがいました。皆さんどこへ向かうのでしょうか。各駅に停車するのんびりした雰囲気の中で、私もうとうとしてしまいました。小倉駅には7:05の到着、約80分の乗車でした。 (小倉駅まで乗ってきた813系) ここからは門司港駅行きの列車に乗り換えです。鹿児島本線は門司港駅が起点ですが、運行上は小倉駅を境とするようになっており、小倉駅―門司港駅間には、鹿児島本線から直通してくる列車と、日豊本線から直通してくる列車があります。また、小倉駅―門司駅間には、小倉駅―下関駅間の関門連絡の列車も通ります。 (小倉駅から乗車した415系) 私は本
青春18きっぷで博多駅から大津駅まで移動しました。最初から最後まで乗り続けると苦行ですが、途中下車や一部新幹線利用などを挟むことで、楽しみながら実行することができます。 (山陽本線をワープする際に活躍する新幹線) ・青春18きっぷで長距離移動するときのコツ 青春18きっぷはJRのお得きっぷの1つですが、その中でも最も有名な部類でしょう。春、夏、冬の年3シーズンの発売で、1枚当たり12,050円、これで5回まで利用できます。すなわち1回あたり2,410円です。2,410円でJRの快速列車と普通列車が1日乗り放題になります。5回分は、1人で5回利用することも、5人で1日の旅行に利用することも可能です。ただし、グループで利用する場合は、全員が同一行程である必要があります。また、特急列車を利用することはできず、特急に乗車する場合は別途乗車券と特急券が必要です。 (「やくも」号を使わずに伯備線を乗り
やっとの思いで福井駅に到着しました。ここからが青春18きっぷの旅本番です!? (本当は乗りたかった越美北線) ・福井駅前を少し観光 越美北線に乗り換えるという当初の計画は完全に崩壊しましたので…、福井駅の駅前を少し見て引き返すことにします。福井駅構内はダイヤの乱れを受けて大混雑していました。特急列車や普通列車の運転取りやめもあったようです。 (本日の福井駅は大荒れだったようです) 福井駅は新幹線乗り入れに向けて改築工事が進んでいます。福井駅に東側にはえちぜん鉄道が高架で乗り入れています。ちなみに、西側には福井鉄道が地上線で乗り入れています。えちぜん鉄道は京福電鉄の福井県内の路線を継承した第三セクター鉄道、福井鉄道はもともと地元資本の民鉄でしたが2009年以降第三セクター鉄道になっています。2024年に北陸本線を継承するハピラインふくいを合わせると、福井県内には第三セクター鉄道が3社あること
湖西線と北陸トンネルの開通、高性能な681系「サンダーバード」号の導入によって、関西と北陸の所要時間は短縮されてきました。今回はその湖西線、北陸トンネル、「サンダーバード」号を満喫する旅行になりました。 (福井駅に到着した「サンダーバード」号) ・「サンダーバード」号による福井駅への旅 特急「サンダーバード」号は大阪駅・京都駅と北陸方面を結ぶ特急列車で、普段は湖西線を経由して北陸本線を走り抜けます。湖西線・北陸本線という高速運転に対応した路線を走るため、「サンダーバード」号はJRの在来線特急列車の中でも俊足です。ただし、湖西線は「比良おろし」という特有の強風で運転障害が起こることがあるため、あらかじめ東海道線経由のダイヤも設定されています。 (関西と北陸の旺盛な需要を反映して本日の「サンダーバード」号は12両編成です) 私が乗車した「サンダーバード」15号も、米原駅まで東海道線を走り、米原
北陸本線の特急「サンダーバード」号は在来線としてはかなりの俊足ですが、湖西線内の強風「比良おろし」によって時々運転障害に見舞われます。北陸新幹線が全通したあかつきには、北陸アクセスの定時性も大きく改善することでしょう。 (京都駅0番ホームに停車する特急「サンダーバード」号) ・再び京都駅へ 近江今津駅に降りると、なかなか強い風が吹いていました。駅でも何やら不穏なアナウンスが流れています。「近江今頭駅―近江塩津駅間は、強風のため列車の運行を取りやめています」とのことです…。琵琶湖の西岸は比良山地から「比良おろし」と呼ばれる強風が吹くことがあります。湖西線はちょうど「比良おろし」が吹く地域を通過することから、このような強風による運転見合わせや徐行がよく起こります。湖西線を走る特急である「サンダーバード」号は、湖西線の運転見合わせを想定して、東海道線経由の迂回ダイヤが組まれているほどです。 (時
北陸新幹線敦賀駅延伸を控えた北陸本線を旅しました。まずは、北陸方面へのバイパスの役割を果たす湖西線を通り、敦賀駅を目指します。 (湖西線の主要駅である近江今津駅) ・北陸本線敦賀駅―金沢駅間最後の夏 北陸新幹線は2023年現在金沢駅が終点ですが、2024年春に金沢駅―敦賀駅間が開業し、敦賀駅まで延伸されます。金沢駅は、北陸新幹線の「終着の駅」として繁栄してきましたが、その役割は敦賀駅に移ることになりそうです。北陸新幹線は計画としては小浜駅を経由して新大阪駅までですが、敦賀駅―新大阪駅は着工時期が決まっておらず、京都付近の区間でも着工の合意に至っていません。そのため、敦賀駅―新大阪駅間の開業はしばらく先であると考えられ、敦賀駅が北陸新幹線の終着駅となる期間が長く続きそうです。 tyoutyouuo.hatenablog.com 北陸新幹線の金沢駅―敦賀駅間開業に伴って、北陸本線の同区間が並行
夕方になり、長崎駅でのイベントも終了しました。1日の締めくくりとして、西九州新幹線を博多駅まで乗り通すことにしました。 (西九州新幹線は在来線とのリレー方式で博多駅までつながっています) ・「かもめ」自由席で武雄温泉駅へ 長崎駅でのイベントも終了したようで、改札前のコンコースでは出店の片付けが行われていました。私としても丸一日西九州新幹線を満喫したので、そろそろ帰ることにします。18:13長崎駅発の「かもめ」50号で武雄温泉駅に向かいます。 (イベントが終わって静かになった長崎駅) 同じように考える人は多かったようで、「かもめ」50号の自由席は朝の長崎駅行きの便に迫るほどの混雑でした。3人掛けの真ん中が空いていたのでそこに入れてもらいました。お隣の方は神戸から日帰りで来られていた方で、行きは神戸空港から長崎空港まで飛行機、帰りは新幹線での移動とのことでした。神戸空港―長崎空港はスカイマーク
新大村駅から再び新幹線に乗り長崎駅に移動します。長崎電気軌道に乗って長崎市の市街地を少しだけ散策しました。 (市街地を走る長崎電気軌道) ・新大村駅から再び長崎駅へ 今回の旅行の趣旨は「Tシャツきっぷで西九州新幹線を巡る」ということなので、「ふたつ星4047」は新大村駅で下車しました。新大村駅には16:05の到着です。新大村駅では、この日のイベントの締めくくりということで、「ふたつ星4047」のお見送りが行われており、たくさんの人が集まっていました。 (新大村駅ではたくさんの方々がお見送りしていました) せっかくなので新大村駅の駅前も見てみます。駅前には広場があり、大村の玄関にふさわしい立派な造りです。大村市の市章をモチーフにしたモニュメントもありました。この日の新大村駅でのイベントは16時までとのことだったので、私が着いた時にはすでに片付けが始まっていましたが、まだ呼び込みをしている出店
西九州新幹線開業都ともに生まれた観光列車である「ふたつ星4047」に乗車しました。 (諫早駅に停車する「ふたつ星4047」) ・長崎駅から「ふたつ星4047」に乗車 長崎駅からは観光列車「ふたつ星4047」に乗車します。これは「Tシャツきっぷ」では乗車できないので、別に乗車券と特急券を購入しました。 (長崎駅に停車する「ふたつ星4047」) 「ふたつ星4047」は西九州新幹線の開業と同時に運行を開始した観光列車で、JR九州の「D&S列車」の一つです。もともと長崎駅には「36ぷらす3」が来ていましたが、西九州新幹線開業で長崎本線の一部区間が非電化になるために入線できなくなり、その後継として「ふたつ星4047」が発表されました。「36ぷらす3」は行先を変更し、現在は佐世保駅行きとして運行しています。 tyoutyouuo.hatenablog.com 「ふたつ星4047」の「ふたつ星」は運行ル
嬉野温泉駅は西九州新幹線で最も停車本数の少ない駅で、時間帯によっては長崎方面に向かうのに一度武雄温泉駅に出たほうが早いこともあります。ただし、この日はイベントということで全ての列車が嬉野温泉駅に停車していました。 (武雄温泉駅で折り返し準備中の「かもめ」号、表示が青いところにご注目!) ・諫早駅にて昼食 13:06嬉野温泉駅発の「かもめ」28号は武雄温泉駅行きです (博多駅行きと案内されますが、実際には武雄温泉駅で「リレーかもめ」28号に対面乗り換えです)。この時間になると、朝の混乱はおおむね解消されて、時間通りの運行になっていました。 (上り西九州新幹線「かもめ」号の行き先は基本的に「博多」と案内されます、下には珍しい臨時列車の案内も!) それでも相変わらず自由席は混雑しているようで、嬉野温泉駅では、自由席利用者は指定席号車に乗って通路に立つように案内していました。今朝のダイヤ乱れは主に
嬉野温泉は宿泊施設に付属した湯が多いですが、日帰り入浴ができる施設もあります。中でも「シーボルトの湯」は公衆浴場であり、だれでも安価に楽しむことができます。嬉野温泉駅から温泉街まではレンタサイクルで行くのがおすすめです。 (嬉野温泉の公衆浴場「シーボルトの湯」) ・「シーボルトの湯」にて休憩 嬉野温泉では温泉宿がよく宣伝されており、宿泊しつつ温泉も楽しむイメージがありますが、いくつか日帰り入浴ができる施設もあります。「シーボルトの湯」は公衆浴場で、大人450円とリーズナブルな料金で嬉野温泉を楽しむことができます。「シーボルトの湯」は大正レトロ風のオシャレな建物ですが、これは2010年に再建されたもので、1924年(大正13年)にドイツ人技師の設計で作られた公衆浴場「古湯」のデザインを再現しています。「シーボルトの湯」という名前は、江戸時代にシーボルトが訪れたことから付けられたそうです。当時
長崎駅から嬉野温泉駅に向かいました。新幹線が乗り放題ということで、自由席はTシャツきっぷ利用者で超満員でした。 (長崎駅に停車する新幹線「かもめ」号) ・長崎駅も大盛況 長崎駅では10時から、西九州新幹線開業一周年を記念するイベントが開かれています。改札の外にはたくさんのブースが出ていて、かなり賑わっていました。普段の長崎駅も人通りがないわけではないのですが、ここまでではないので驚きです。中でも多くの人が列を作っていたのが「アミュプラザ長崎ショッピングチケット」の配布で、これは、Tシャツきっぷを着用した人先着500人に500円分のショッピングチケットを配布するというものです。私もこれを狙っていたのですが、あまりの長蛇の列にならぶ気が起きなくて諦め、他のブースを見て回りました。 (段ボール製の「かもめ」) 屋外のブースはほとんどが飲食物でしたが、Tシャツきっぷ着用者向けに「長崎市恐竜博物館
西九州新幹線の開業一周年記念イベントは、武雄温泉駅で赤い「Tシャツきっぷ」を受け取ったところからスタートします! (長崎への玄関口ともいえる武雄温泉駅) ・「Tシャツきっぷ」受け取り 西九州新幹線開業一周年イベントの目玉として、「Tシャツきっぷ」が発売されました!限定10,000枚で3,000円の真っ赤な記念Tシャツなのですが (笑)、重要なのは、このTシャツが2023年9月23日に限り有効な切符になっているという点です。 (世にも珍しい「Tシャツきっぷ」) これを着用していると、2023年9月23日に限り、長崎駅―武雄温泉駅間の西九州新幹線の自由席が乗り放題になります。新幹線の1日フリー切符でTシャツも兼ねていて3,000円というのはかなりお得なのではないでしょうか。実際に、多くの人が購入して利用したようで、当日の自由席は赤いTシャツを着た人でいっぱいになっていました。ちなみに、Tシャツ
西九州新幹線は2023年9月23日に開業から一周年を迎えました。ほかの新幹線と接続しない稀有な新幹線ですが、その実力はいかほどなのでしょうか。 (西九州新幹線のターミナルである武雄温泉駅) ・西九州新幹線とは 西九州新幹線は、2022年9月23日に開業した武雄温泉駅―長崎駅間を結ぶ路線です。整備新幹線計画では博多駅―長崎駅間の路線とされ、博多駅―新鳥栖駅間は現在の九州新幹線と共用し、新鳥栖駅から分岐する計画になっています。ところが、新鳥栖駅―武雄温泉駅間については、建設費を負担する佐賀県が同意していないため、着工の目途が立っていません。そのため、現在は博多駅―武雄温泉駅間では在来線特急「リレーかもめ」号が走り、武雄温泉駅で新幹線「かもめ」号に対面ホームで乗り換える「リレー方式」で運行されています。 (江北駅を出発する「リレーかもめ」号) 現在、佐賀県の中で需要の大きい佐賀駅―博多駅間は、在
実際に「バリ得こだま」を利用して博多駅―新大阪駅を移動したのですが、思いがけず「ハローキティ新幹線」に乗ることができました。 (ピンク色でもカッコいい500系) ・500系「こだま」号による「ハローキティ―新幹線」 博多駅―新大阪駅間を移動する機会があり、せっかくなのでお得な切符を使ってみることにしました。前述のように、山陽新幹線では「バリ得こだま」、「めっちゃ得こだま」、「トクトクこだま」の3種類がありますが、今回は1ドリンク付きで指定席券売機で受け取ることができることから「バリ得こだま」を利用することにしました。これらの旅行商品は、直通列車を利用することになることから列車の選択肢が限られてきます。博多駅―新大阪駅間を通しで走り、かつ山陽新幹線内で完結する「ひかり」号・「こだま」号はそれほど多くありません。今回は6:32博多駅発、11:12新大阪駅着の「こだま」838号を利用することにし
東海道新幹線に安く乗れる「ぷらっとこだま」は有名ですが、山陽新幹線でも同様の旅行プランが発売されています。ただし似たようなプランが各旅行会社から「バリ得こだま」、「めっちゃ得こだま」、「トクトクこだま」と3種類発売されており、少々ややこしいです。 (山陽新幹線の「こだま」号として特に人気な500系) ・「ぷらっとこだま」 (東海道新幹線の場合) 東海道新幹線は東京駅―新大阪駅間を結ぶ新幹線で、JR東海によって運転されています。東京―大阪間の需要はすさまじく、最近では「のぞみ12本ダイヤ」と銘打った輸送体制で、最繁忙期では「のぞみ」号を1時間当たり12本運転し、それに加えて「ひかり」号や「こだま」号を運転するという高頻度ダイヤを実現しています。それを実現しているのが加減速性能の優れたN700系新幹線であり、東海道新幹線では「のぞみ」号も「ひかり」号も「こだま」号も全てN700系16両編成で運
レールキッチンチクゴのラストランに乗車し、さらに回送列車を追跡もして、大宰府線入線最後の日を堪能しました。 (太宰府駅に停車するレールキッチンチクゴ) ・レールキッチンチクゴ大宰府線ラストラン! 発車まで少し時間があったので、ラストランの記念撮影をしてから車内に入ります。レールキッチンチクゴでは、予約したグループごとの人数などを考慮して配席されるので、利用者側で座席を指定することはできません。 (まずはスープからいただきます) 指定された席に着くと、今日のメニューが渡されました。太宰府駅行きの「カフェ列車」は比較的簡素な食事内容で、スープとトーストにお好みのドリンクが付きます。ドリンクを選んで、係員さんが出発の鐘を鳴らすと発車します。 (メインのトーストプレート) 車内では、「地域を味わうカフェ・季節限定コースラストラン」のプレートが掲げられていました。今回紹介しているように「カフェ列車」
THE RAIL KITCHEN CHIKUGO (レールキッチンチクゴ) は西日本鉄道が運行する観光列車です。現在は福岡(天神)駅発着または福岡(天神)駅発大牟田駅行きで運転されており、天神大牟田線の上だけを走っていますが、2022年8月27日までは大宰府線にも入線していました。 (福岡(天神)駅に停車するレールキッチンチクゴ) ・西鉄天神大牟田線連続立体交差事業とレールキッチンチクゴ 西鉄天神大牟田線は、福岡市の繁華街に位置する福岡(天神)駅と福岡県南部の大牟田駅を結ぶ路線です。福岡(天神)駅―大牟田駅間は74.8 km で、最速達の特急列車はこの区間を約1時間で結んでいます。福岡(天神)駅―大牟田駅間の都市間輸送だけでなく、福岡市近郊では都心部への通勤通学路線としても機能しています。福岡(天神)駅―二日市駅間では、特急・急行・普通の3種別を合わせると、最も多い時間帯で1時間に15本以
山陰本線旧線の眺めは素晴らしく、この区間をトロッコ列車に乗って保津峡をさかのぼり、山陰本線で京都駅に戻るというだけでもいい観光体験になります! (鵜の川を渡ってトロッコ嵯峨駅に向けて出発する上り便) ・嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車で保津峡観光 トロッコ列車の出発時刻が近づくと、改札が始まります。私が乗るのは16:02発の嵯峨野15号です。15:55頃に上り列車として入線してきた便が、折り返し嵯峨野15号になるようです。上り列車の先頭にDE10形が連結されており、下り便では一番後ろに付いて、推進運転を行うようです。 (DE10形を先頭にトロッコ列車が入線してきました) トロッコ客車に乗り込んで16:02にトロッコ嵯峨駅を出発、私があてがわれたのは2号車でした。当日に駅窓口で予約したのですが、そうすると空いている席が割り振られるようです。嵯峨野観光鉄道は全線にわたって単線であり、トロッコ嵯峨駅
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『tyoutyouuo.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く