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掃除・片付け
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突然ですが、独身の男性と女性を求めています。 特に首都圏に住む30代から40代前半の男性(独身恋人なし)が一番足りていません。 宣伝みたいになってしまいますが、これは僕が今一番困っていることでもあります。 朝日新聞のA-PORTというプラットフォームで「喫茶 クリームソーダ」という会員限定の有料ブログを運営しています。 ブログ以外にも色々なコンテンツを提供させていただいております(詳細は最後にリンクを貼ります)。オンライン以外にもオフラインのイベントもあります。つまり、先ほど「会員限定の有料ブログ」と書きましたが、形態は「オンラインサロン」と言われるものです。 オンラインサロンという言葉、あまり印象良くない人もいますよね。 ちょっと"きな臭い"と言うか、はっきり言ってしまうと宗教とか詐欺っぽいとか。あとは閉鎖的な印象も。 しかし、こちとらただの39歳独身男性。 一生逃げ切れるお金は持ってい
「誕生日おめでとうございます!」がなんだかくすぐったくて、自分から「今日誕生日でーす」みたないことをSNSやブログや実生活で言わないようにしているのですが、先月、誕生日がありました。 こうやって月が変わった状態で書くのもちょっとくすぐったいです。 そんな誕生日。4連休の2日目。 恋人のいないアラフォー独身、独り暮らし歴20年のフリーランスは何をしていたのかと申しますと、わりと早朝に起きて、朝ご飯を自炊し、コワーキングスペースまで歩き、そこから22時くらいまで黙々と仕事をして、1時間くらい日課にしている夜の散歩をして帰宅です。 これは誕生日の光景です。 常備しているキンミヤとジンの補充と、夏だからシャリキンと、バイスが売っていなかったから代わりに男梅の原液。レジに並んでますね。ソーシャルディスタンスのマーク、ペンギンです。そうです、ドン・キホーテです。 4連休2日目の夜。ドン・キホーテは23
『大豆田とわ子と三人の元夫』が終了してから1週間が経過しました。 我々は初めて大豆田とわ子にも、3人の元夫にも会えない火曜日を迎えました。 さみしいですね。 外れた網戸が戻せないことで有名な大豆田とわ子 とわ子が子供の頃、母親との会話です 母「とわ子はどっちかな。ひとりでも大丈夫になりたい?それとも、誰かに大事にされたい?」 とわ子「ひとりでも大丈夫だけど、誰かに大事にされたい」 テレビの前で思わず「そうだよね」と声に出してしまいました。 独身も、バツイチも、みんな一人でも平気なのです。 きっと結婚した人達の多くも一人でも平気だけど二人のほうがよかったから結婚したんですよね。 僕たちは皆、一人でも大丈夫なのです。 だって、これまで一人で平気だったのですから。 だけど、誰かに大事にしてほしい。 「もう、ひとりは嫌なんだよ。限界なんだよ。誰かに頼りたいんだよ。守ってもらいたいんだよ」 とわ子が
質問です。 「今、幸せですか?」と問われたらなんと答えますか。 胸を張って「幸せです」と答える人もいれば、「不幸です」と答えてしまう人もいるでしょう。「不幸ではないけど、まあ、でも、幸せなのかな」とかモゴモゴしてしまう人もいると思います。 こちらの表をご覧ください。 ちょっと画像が暗く、さらにブレていてすいません 荒川和久さんの書籍『一人で生きるが当たり前になる社会』より引用させていただいた、独身者と既婚者の年代別の「幸福度」です。 この表を見ると、全ての年代において既婚者の半数以上は男女ともに「今、幸せですか?」という問いに対して「幸せです」と回答していることが分かります。 既婚の20代女性に関しては77%、既婚の30代女性に関しては75%という驚異的な割合が「幸せです」と回答していますね。すごい。その昔、「女の幸せは結婚である」という今では問題視されてしまうような言葉がありましたが、こ
本格的に悩み相談を受けるようになって約2年半が経過しました。 2年半も経過して気付いたことなのですが、僕に悩みを寄せていただくほとんどの女性に「長女」という共通点がありました。 悩みを受ける際、ある時期から必ず家族構成をヒアリングするようにしているのですが、女性のうち7割が長女だったのです。 最近、あまり言わなくなりましたが、僕はすきあらば「この世は賢い女性、物分かりの言い女性、がまん強い女性ほど幸せになりにくいように仕組まれている」と言っていた頃がありまして、これは一冊目の書籍のサブタイトルになった言葉でもあります。この言葉は、長女タイプの女性のことを言っているような気がします。(『長女』ではなくあくまで『長女タイプ』です。詳細は後術) 日本史に残る長女・サツキ 甘えたくても甘えられないのが長女タイプの女性。 なぜなら甘えてもいい環境が少なかったから、どこまで甘えていいのか?その加減や、
ちょっとアバウトですが禁煙して10年以上経過しました。 途中、アイコスが出た時に電子タバコを吸っていた時期がありましたが、それも数か月でやめてしまいました。 紙巻きたばこをやめたきっかけですが「後に引けなくなった」というものでした。 当時、会社の喫煙所での何気ない会話。 「ニュースで見たんすけど、タバコまた値上げするらしいですよ。止めたらどうですか」 「そうしようかな~」 これで僕が禁煙宣言したということになり、その連絡が社内に広まってしまったのです。 1日2箱吸っていた日本有数のヘビースモーカーでしたが、引くに引けないのが男の性。 当時、僕が勤めていた会社は圧倒的に女性が多く、後輩や部下に対してかっこつけたかったという気持ちが勝り、気合と根性で止めてやりました。本当に、本当に辛かったです。 禁煙したらお金が貯まるとか、ご飯がおいしくなるとか言われていますが、お金は貯まらず、ご飯はいつだっ
次の誕生日が来ると40歳になります。 仕事は順調で、苦労も多いですがそれなりの役職にも就けました。 友達はほとんど結婚してしまいましたが、僕は独身です。一所懸命仕事をしていたら、あっという間にこの年齢になっていました。 周囲からは独身貴族だの理想が高いだの冗談半分でからかわれますが、遠くない未来に結婚したいと思っている恋人がいます。付き合って2年半。一回り年下の女性です。 一回り下と言っても、彼女も27歳です。あまりプレッシャーは感じませんが、付き合うタイミングで「あなたの人生プランにおいて今後結婚の予定がないのであれば付き合いたくありません。そうじゃなければ付き合いましょう」と言われたことがあるので、まったく意識していないことはないと思います。 もう10年近く昔の話ですが、結婚の約束をしていた恋人を東日本大震災で亡くしました。と言っても正式なプロポーズをしたわけではありません。口約束です
エモいバルコニーのある部屋に住んでいます マンション自体はバブル期に建てられたものでボロボロです。水回りも古いし、宅配ボックスも無く、駅からも遠いけどこのバルコニーのせいでなかなか引っ越しをしようと思えません。3年に1回のペースで引っ越しをする癖があるのですがもう5年くらい住んでいます。 夏はお気に入りの音楽をかけて蚊取り線香を焚いてクーラーボックスにキンキンに冷えたビールとバーベキュー(炭火はNGなので卓上コンロのみ) 春や秋はたこ焼きをしたり、鍋をしたりもします。 「うらやましい!」という声をいただきますが、夏は灼熱、冬は極寒です。独り暮らしですがバルコニーで一人で酒を飲むことはほとんどありません。エアコンがきいた部屋のソファ最高だからです。案外使わないです。 普段感じるメリットは カーペットなどをバルコニーで豪快に洗って干せる アウトドアのコードを柵に固定すれば無限に洗濯物が干せるこ
このブログは先週アップした下記ブログの続編であり完結編です ui0723.hatenablog.com 東京渋谷。 契約結婚の条件を交渉するために、昔よくデートした渋谷で彼女と会いました。 源泉徴収票など彼女に指定された荷物を持参して。 約束の10分間に店に到着したにも関わらず彼女はすでに待っていました。 ミスチルが流れるイヤホンを外し「ひさひぶり」と簡単な挨拶を交わします。顔のわりに小さな胸や、少し鼻にかかる声も記憶の中の彼女はそのままでした。 話すのは2年前の友人の結婚式以来なので感動の再会という雰囲気はなく、そこに流れる空気はもはや商談の緊張感です。 当然です。これは楽しい恋愛のスタートではなく、契約を締結させるための交渉のテーブルなのです。 ただ、僕は (なにこれ、めっちゃ居心地いいじゃん) と感じていました。 約3年という短い期間ですが貴重な若い時間を共有した相手。 お金は無かっ
つい先日、2016年に大ヒットしたドラマ「逃げ恥」を見終えました。 ドラマをちゃんと見たのは12年ぶりでした。ドラマを見る習慣がない僕が、一心不乱に、まるで救いを求めるように逃げ恥を見たのです。 逃げ恥を見た理由は昔の恋人から 「結婚しない?契約結婚」 という連絡が来たからです。 彼女とは3年くらい付き合った仲です。 仕事の都合で遠距離になり最終的には別れを選択しました。 別れて10年は経ったでしょうか。 音信不通だったのですが、共通の友人の結婚式で何度か顔を合わせ、連絡先を交換していたのです。 数時間に及んだ彼女との電話&LINEを要約すると 「私は今年で31歳になります。あなたと別れて、仕事して、たくさん恋愛もしましたが結婚までは至りませんでした。いい加減に結婚したいのですが、相手がいません。 晩婚化しているとはいえ、今から出会って、付き合ってなんやかんややってたら出産するときは多分3
これまでに数えきれないほど女性を褒めてきました。 顔やスタイルや性格はもちろん、持ち物や洋服を、髪の毛や爪を、香りや声を、立ち振る舞いを、しぐさを、考え方を、時には飼い猫の写真や家族構成やさえも褒めちぎって生きてきました。 時には素直に、時には大げさに、時には少しの嘘をおり交ぜながら。 いつのまにかこの「褒める」ことは特技と言っていいレベルに達していました。 恋愛において、この「褒める」という行為は非常に大切です。 別に男女間の間に限らず、子供だって大人だって犬だって褒めるられることは絶対にうれしいはずですし、これはこの先、どんなに時代が変化しようと変わることは無いでしょう。それどころか、SNSの普及で承認欲求が強くなっている現代社会においてはより効果的な手段となっているはずです。みんな「いいね!」って言われたくて必死なんです。 しかし残念なことに、褒めることが下手な女性がとても多いです。
昨晩、友人から「あなたの元恋人が出産したよ」という知らせを受けました。 結婚5年目、待望の第一子だそうです。 もうずいぶんと前にお別れをした恋人です。 こんなとき、元恋人としては(特に男性は)「こんな時、どんな顔すればいいのかわかんないの」って感じになると思うんですけど、僕は心の底から安心しました。 ずっと喉の奥に刺さったままだったトゲが、スルリと抜けたような、そんな気持ちになりました。 2回、あります。 恋人を骨折させてしまったことが。 恋人の恥骨を骨折させてしまったことが2回、あるのです。 1回目は高校2年生でした。 学校から駅まで自転車の2人乗りをしていました(しちゃだめですよ)。僕が自転車をこいで、彼女が後ろ。 なんか、あるじゃないですか。よく分からないノリでキャッキャとじゃれあうこと。 ありましたよね? 脇腹とかをコチョコチョされたりして。 「やめろよ」 「やめない」 「あはは」
母より「ところであんた、同性愛者なの?」というLINEが来て、まず思ったことは「ごめん。まじで、ごめん」でした。 とっさに返信したのでちょっと悪ふざけしましたが、本当に心の底から「ごめん」と思いました。 この後「同性愛者であってもそれは個性だから、言ってほしい。親として否定する気持ちはこれっぽっちもない」というくだりが続きます。 きっと勇気が必要だったと思うんです。 65歳、山形の田舎でひっそり暮らす母が、500キロ離れた土地で独りで暮らす息子に同性愛者か否かをきくのって。 僕はいわゆる放任主義といわれる教育方針で育ちました。 子供のころ、親から何度もいわれた教育は「動物や子供を虐待するな、障がい者や外国人を差別するな、人様の娘の腹を無責任に大きくするな、めしは絶対に残さず食え」くらいです。 この教育は徹底していました。 高校の頃、他校の生徒とケンカして何度か警察のお世話になっても放ってお
申し訳ありませんが今回のブログは巨乳の女性はお引き取りください。 男性と、自他ともに認める貧乳(チューブトップがずれ落ち腹巻になったり男性が胸に顔をうずめたときやたら鼻が胸骨にぶつかる方)だけお進みください。 まず、どんなことがあってもこれだけは絶対に忘れないで欲しいんですけど、僕の女性の好きな要素の中に「巨乳」は入っていません。 貧乳、全力で愛せます。これをどうか忘れないでください。 ↓証拠 おっぱいが小さいんじゃない。僕らの期待が大きいんだ。— ウイ (@ui0723) 2013年8月20日 早速本題です 。 今回のブログは貧乳と男性の間で長きにわたり続いている争い「貧乳戦争」を何とか終わらせることができないものかと思い、書きました。 様々なSNS(主にTwitter上で)貧乳はネタにされます。ちっぱいと呼ばれ、平地と呼ばれ、フラットデザインと呼ばれ、低脂肪乳と呼ばれ、背中とも呼ばれて
身体は浮気したけど心は浮気していない。 心は完全に浮気しているけど身体の浮気はしていない。 はたしてどちらが残酷なのでしょうか。 僕の女友達(31歳)が2年間付き合った彼氏(33歳)に浮気されました。浮気相手はなんと21歳(!)だったそうです。 彼女は僕に「この浮気を許すことができたなら…これからもっと大変なことが起こっても二人で乗りこえられると思うの…だから…がんばる。大丈夫。うん、大丈夫」と言いました。 さらに彼女は「浮気してしまったものはしょうがない。終わったことだし。それにこっちにも何か原因があったのかもしれない。だから、大丈夫」と言いました。 終わりの始まりが始まった瞬間です。 僕は彼女に「でもさ、君の彼氏、浮気中は相手の身体に夢中になって、気持ちよくなってもらおうと腰振ったんだよね。一所懸命、裸で腰振ったんだよね」と事実を伝えました。 彼女は泣きましたが、僕はこれっぽっちも反省
女友達(ミムラ・仮名)が死にました。 死因は不倫です。 正確にはミムラは生きています。元気に生きています。 死んだのは彼女の20代です。今日、ミムラは30歳になりました。 長い闘病生活でした。 24歳で不倫という病に侵され、彼女自身はもちろん、彼女の友人たちが何度もさまざまな治療を試みましたが、6年にわたる闘病生活もむなしく、00時00分00秒、彼女の20代は静かに息を引き取りました。 昨日、ミムラの誕生会という名の葬儀が執り行われました。インスタグラムに投稿された写真からたくさんの参列者にかこまれたミムラの姿を確認することができました。たのしそうに笑っています。「誕生会おいでよ」と共通の友人に誘われていましたがパスしました。友人の誕生会には可能な限り参加するほうですし、ミムラの誕生会には毎年顔を出しています。 でも、どうしても今年は行けなかったのです。行く気になれなかったのです。 周囲の
34歳、同い年の男友達が9年付き合った彼女とお別れをしました。 2人は僕の紹介で付き合いを始めたカップルでした。 途中3年間の遠距離恋愛もありました。 共通の友達も多く、周囲がうらやむ仲の良さでした。 僕が知る限りどちらも浮気していなかったし、喧嘩するたびにちゃんと向き合って仲直りしていました。お互いが求め合うのではなく、常に与え合う2人でした。1度も別れることなく9年間を過ごしました。 34歳と31歳。 誰もが同棲4年目の2人は結婚するものだと思っていました。 20代の貧乏だけど楽しい時期を一緒に暮らして、2人で大人になりました。 お互いの親にも挨拶して、画像フォルダには何百枚も写真があって、何回も夏とか冬を越えました。 膨大な時間や価値観や情報や感情を共有して、お互いが人生の一部になって、それでも別れるという選択でお互いが納得したんだから、外野がとやかく意見を挟んだり、どっちが悪いとい
震災から間もなく5年が経過しようとしています。 5年も、経過しようとしています。 5年も経過してやっと最近(あ、これは一生終わらないやつだな)と受け入れたことがあるので、そのことを書いておこうと思いました。 5年前の震災で友人や、学校の先生や、後輩を亡くしました。 あの日、山形に実家のある僕はパニックになりました。 実家で暮らす家族はもちろん、たくさんの友人が東北にいます。 山形の被害は少なかったのですが、多くの友人が福島や宮城で働いていました。震災直後は誰とも連絡が取れない状態でしたが、日が経つにつれて、次々に家族や親戚や友人達が無事だという知らせが入りました。 一方で「お世話になった学校の先生が亡くなった」「同じクラスだった子が亡くなった」という知らせも届きました。悲しかったですが、あの津波の映像は友人たちの死すら(しょうがないじゃん、だってこの津波だよ?)という納得性を僕に持たせまし
約2年、僕はずっと待っていました。 知らない誰かからの「ある報告」を。 しかし、その報告が僕に来ることはありませんでした。 ずいぶん前に書いたブログですが、関連ツイートは1.5万、フェイスブックのシェアは3.3万、はてなブックマークも2000を超す反響でした。 www.zentei-happy-end.com 公開してから間もなく2年が経過しますが、未だにブログへの意見などのメールをいただくことがあります。 ありがとうございます。 しかし、どのメールも、どのリプライも、どのDMも、僕が欲していたものとは少し違いました。 僕が待っていた報告とは「彼氏ができました」という報告です。 できていないのです、彼氏が。 男を惚れさすのなんて本当にチョロいのに、 今もこの記事を読んでいる多くの女性が独りで缶ビールを空けているのです。 コンビ二やスーパーで一人分の夕飯を買って食べているのです。 蛍光灯の下
先日、友人からLINEです。 ※掲載の許可とってます なんなん?急に。 なんなん? 無理。 もう、無理。戻れない。手遅れ。 だって、僕は3万円するシャツの着心地を知ってしまった。 ニューバランスのスニーカーの履き心地を知ってしまった。 それらを買って得られる満足感を知ってしまった。 着飾る楽しさを知ってしまった。 サッポロ一番の味も、高い寿司や肉の味を知ってしまった。 「じゅうぶん退屈じゃない人生」とは。 一度設定した生活のレベル、それぞれの幸せの形、他人からの評価、そんなことなんでしょうか。 知らんがな!! なんでこんなに袋ラーメンのくだりが刺さるのか、考えたんですけど、理由なんか人によって違うんでしょうけど、怖いんだと思います。 気付かないふり、見ないふりしているものが明確になるのが。 あるところに28歳のいわゆるキラキラ女子がいました。彼女は合コンや化粧品やブランド物にお金をたくさん
着ない服を買った。 読まない本も買った。 「また会いましょう」とか「飲みに行こうね」とか適当な約束をした。 その場しのぎのウソもついたし、誰かの悪口も言った。 自分を賢く見せようとした。 作り笑いをした。 心にもない「すいません」を言った。 お腹が痛い日もあったし、風邪もひいた。 痩せたり、太ったりした。 肌が荒れたり、髪が傷んだり、爪が割れたりもした。 つまらない理由でケンカした。 大切な人とのお別れがあった。 人間関係に嫌気がさした。 嫉妬して、軽蔑もした。誰にも気付かれないように、こっそり独占した。 他人の不幸を願ったこともあった。 自分にとって都合の悪いことは、もう忘れた。 いつも何かが足りませんでした。 時間や、お金や、覚悟や、きっかけが足りませんでした。 まるで去年の再放送のような今年が終わろうとしています。 それでも、去年よりほんの少し、成長しました。 この1年で、これっぽっ
今年は本当に沢山の若者と接する機会がありました。 会社で人事を兼任しているので、自社の会社説明会や面接で沢山の学生さんと接したのですが、ひょんなきっかけで大学に呼ばれて、学生さんたちといろんな議論をさせていただく機会をいただきました。つい先月も、就職して1~5年目くらいの同業で働く若者向けの「仕事に関する相談会」みたいなものに呼んでいただきました。 そんな交流を通して僕が感じたこと、学んだことを書かせていただきます。 まず、最近の若者について確信したことがあります。それは 若者、めっちゃ貧乏 ということです。 若者、本当にお金持ってません。 ゆとり世代、脱ゆとり世代、さとり世代と言われる若者は、間違いなく団塊の世代、バブル世代、氷河期世代が若者だったころに比べて貧乏です。 僕たちが若者だった時も手元にお金はありませんでした。めっちゃ貧乏でした。しかし、今の若者は間違いなくもっと貧乏です。
すごいことに気付いてしまった気がして、とても140字じゃ足りない気がするし、今のこの気持ちってめちゃくちゃ大事なのでは?!って思ったので、忘れないようにここに書いておきます。 今日は3連休の最終日ですが僕は仕事をしていました。昨日も一昨日も出社して仕事をしていました。 9:00に起きて洗濯をして、10:00頃に天気はいいけど少し寒い中を自転車でシューッと会社まで来ました。 いつもは賑やかなオフィスには誰もいなくて、僕は朝から黙々と仕事をしていました。お腹が空いて、コンビニで買っておいたおにぎりを2つ食べて、コーヒーをいれて、黙々と仕事をしていました。 イヤホンで音楽を聴いていました。 たまに、アルバムが終わって、また違うプレイリストやアルバムの再生ボタンを押します。 ふと、気がついたら夜でした。外はもう真っ暗です。驚きました。本当に「さっき昼飯食ったのに気がついたら夜」でした。浦島太郎の気
よく「楽しそうに仕事しますね」と褒めていただくことがあり、僕はその度にだらしなくデヘデへ言いながらシッポを振っています。それが取引先の美人なんかだと、うれションするくらい嬉しくて、もっと仕事がんばろうと思うわけです。 「ストレスとか感じないんですか?」と聞かれることが多く、「もちろん感じますけど、なんとか楽しんでやってます」と答えるようにしてます。 (いやいやいや、ストレスあるよ、あるある。感じてないわけないじゃないすか)と考えながら。 何年か前のことなんですけど仕事の取引先にとんでもない迷惑をかけてしまいました。僕のミスが原因です。 約1ヶ月、無休で足と頭をフル回転させました。何度も徹夜しました。円形脱毛症にもなりました。何とか鎮火させ、今後の対策を取引先に説明しに行き、謝罪し、その帰り際、偶然廊下で先方の会長さん(78歳)にお会いしました。 会長さんは全てを知っていて、僕に「この1ヶ月
26歳の女子から定期的に「相談に乗ってほしい」と言われます。 相談に乗るたびに僕は「君は本当に学習しないバカな女だね」と言います。 相談の内容は「彼が実は既婚者だった」や「二度の離婚歴を隠していた」や「彼に巨額の借金があった」や「前科があった」などであり、最新の相談は「彼が実はミクスチャーロックの世界でそこそこ有名なバンドのドラムで女遊びが派手な人だった。そもそも彼女認定されていなかった」です。いわゆる悪い男に捕まっているのです。 彼女は愛嬌があり、人になつくのが上手です。面倒見が良い一面もあり、自分より他人を優先させることが多いです。不器用で、一所懸命働きます。 いわゆる「いい子」なんです。 しかし彼女には男運が無りません。 男運が無い? 違いますね。 男を見る目が無いんですね。 すぐ好きになっちゃうらしいです。 自分に優しくしてくれる人、好意を持って接してくれる人、「好き」と言ってくれ
この間、警察密着24時みたいな番組を見ていたら、男(33歳会社員)が覚せい剤所持で現行犯逮捕されていました。男は一見普通のサラリーマンで、飲酒運転の検問で引っかかった際にあまりにも挙動不審で、警察が車内を調べたところ覚せい剤が発見されました。 逮捕された男は「上司や取引先のストレスに耐えかねて覚せい剤に逃げた」という供述をしたそうです。 泣きそうになりました。 また別の日、夕方のニュースで下着を盗んだ容疑で男(33歳無職)が逮捕されていました。 犯人の男は刑事に左右を固められ、手元は隠されていましたが恐らく冷たい手錠をかけられ、パーカーで顔を隠し、背中を丸めてパトカーに乗せられていました。 泣きそうになりました。 今週、ミュージックステーションの10時間生放送というテレビをなんとなく見ていたら、嵐の櫻井くんや相葉くん(ともに33歳)が歌って踊っていました。 泣きそうになりました。 逮捕者の
たとえ結末を知っていたとしても何回も何回も繰り返し読みたい本や観たい映画ってありますよね。 僕にもあるんですけど、それが友人(女性)の結婚のしかたなんでよね。 名前をミシマ(仮名)といいます。 何回も聴いちゃうんですよ。 「どうやって結婚したのか教えて」って。 それで、ミシマの結婚までの道のりは、誰でも確実に結婚までたどり着く必勝法なんだって思いまして、その方法を共有させていただきます。 断言します。この方法は全くスキの無い結婚への必勝法です。 この方法さえ使えば誰でも結婚できます。約束します。そういうふうにできているんです。 たとえあなたが、男でも、女でも、借金があっても、恋人いない暦=年齢だとしても、結婚できます。何度も言いますが、そういうふうにできているんです。 話はミシマが17歳、女子高生のときまで遡ります。 ミシマ「私ね、びっくりするくらいモテなかったんですよ。女子高生と言えばね
今年は約500名。 いわゆる「お祈りメール」と呼ばれる不採用通知を出した人数です。 僕の勤めている会社は大きくないので人事部というものが存在しません。 よって、僕のような役職に就いた社員が新卒採用の指揮を取ります。 僕の会社は学生さんに人気の高い職種であり、給与や待遇も悪くありません。 同等規模の会社さんが聞いたらびっくりする人数の学生さんに応募いただきます。 わずか数席の新卒採用枠です。もちろん不採用の人数も跳ね上がります。 僕は【今後のご活躍とご発展を心からお祈りしています】と送った約500名の学生さんの今後の活躍を本当お祈りしています。どうか就職活動がうまくいきますようにと心から願っています。 今日書かせていただくのは、学生さんには面と向かってお伝えできない採用する側としての本音です。 あくまで、無責任な僕の個人的な想いです。 僕は出張が多い仕事なので新幹線をよく利用します。 最近、
先日、何年ぶりかで職質されました。 会社の後輩と寿司屋で飲んで、まあまあ遅い時間になっちゃったんですけど、飲み足りなかったのでもう1軒飲みに行って、たぶん夜中の3時は回っていたと思うんですけど。 駅前で警察官に「お兄さんちょっといいかな」と。 僕は警察官が嫌いです。 苦手なのではなく、嫌いなんです。 もう12年か13年も前の、ある吹雪のひどい日でした。 僕の実家は1年の3分の1は雪に埋もれているような豪雪地帯です。 帰省中、夜中にお腹が空き、車に乗って吹雪の中を車でコンビニに行った帰り道でした。パトカーが路肩に停っていました。様子がおかしく、どうやら、取り締まりではなく雪のわだにはまってしまい、立ち往生したようです。 僕が乗っていた車は日産のテラノ(懐かしい!)という大型の4WDでした。猛吹雪の中僕は車を降り、雪まみれになりながらパトカーと僕の車を専用のワイヤーで繋ぎました。慣れない作業で
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