奈良県香芝市議会で、国民健康保険料や生活保護の窓口への同行を巡る議長への発言が侮辱に当たるなどとされたことを発端として、青木恒子議員(共産)への懲罰動議が繰り返されてきた問題で、同議会は12月5日、青木議員に対し、陳謝拒否を理由に出席停止4日間の懲罰を議決した。 青木議員に対しては今年9月29日、陳謝文の朗読拒否を理由に6度目の懲罰動議が提出されていた。市議会12月定例会初日のこの日、市議会懲罰特別委員会(中谷一輝委員長、6人)は、同動議を審査、青木議員の弁明、聴聞を経て、出席停止4日間の処分を決め、本会議に提案した。同処分案は賛成9人、反対4人で可決された。 12月定例会の会期は22日までの18日間。このうち出席停止の期間は定例会初日のこの日から8日まで。7、8日には代表質問と一般質問があり、青木議員は予定していた一般質問ができなくなった。 青木議員は処分に対し「納得がいかない。一般質問