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<コラム>UKジャズシーンを席巻するエズラ・コレクティヴ、そのエネルギーを支える“カルチャー”(TEXT:柳樂光隆) 2月に来日公演を行うUKジャズシーンの再注目バンド、エズラ・コレクティヴ。“UKジャズ”の盛り上がりは近年の音楽シーンのトピックスの一つであったが、その真打ちとも言える存在が、いよいよ日本のリスナーの前にお目見えとなる。 性急に注目が集まったこと…
歌詞サービス『プチリリ』を運営する株式会社シンクパワーと、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)が共同開発した歌詞探索ツール、「Lyric Jumper」(https://lyric-jumper.petitlyrics.com)を用いて、複合ソング・チャート、JAPAN HOT100の2018年と2019年の年間チャートを解析した。「Lyric Jumper」では、自動解析して作られた20個のトピックに対して、各トピックでの出現率が高い単語などを参考に、特徴を簡潔に表すトピックの名称が手動で決定されている。そのうえで、歌詞中の単語の出現傾向がどのトピックと最も似ているかなどの情報をもとに、歌詞へのトピックの振り分けを自動解析により行っている。 参考までに、「Lyric Jumper」によるアーティスト解析サンプルとして、Official髭男dism、King Gnu、嵐の画面キャ
星野源の2019年は、ラディカルな変化に満ちたものだった。2018年末にリリースした5thアルバム『POP VIRUS』を提げて5都市を廻ったドーム・ツアーを敢行。8月には全ディスコグラフィーをストリーミング・サービスに解禁し、自身のInstagramアカウントも開設した。10月にはSuperorganism、Tom Misch、PUNPEEら国内外の「友人」とコラボレーションしたEP『Same Thing』をリリース。次いで、これまた自身初となる上海・ニューヨーク・横浜・台北を廻る『POP VIRUS WORLD TOUR』を行った。 上記に挙げたもの以外にも、日本人で初めてApple Music「Beats 1」のホストを務めたラジオ番組「POP VIRUS RADIO」を放送したり、2018年もライヴで共演したMark Ronsonが彼のツアーのニューヨーク・横浜公演に参加したりと、
2019年12月5日に埼玉スーパーアリーナで公演を行なっていたU2が、通常のセット・リストを中断し、前日にアフガニスタン・ナンガルハル州ジャララバードで銃撃されて死亡した故中村哲医師への追悼パフォーマンスを挟む一幕があった。 バンドが今回のアジア・パシフィック・ツアーで披露している通常セット4曲目に当たる「バッド」を演奏し終えたあと、ボノは突然“前日のライブも最高だったけれど、今晩は特別だ”とMCを始め、「今晩僕らは超越(transcend)したいんだ。Transcendをどう訳すのかよく分からないけれど、大体どういうことか分かってくれるだろ?このスポーツ・アリーナを大聖堂にしよう」と観客に語りかけた。 それからボノは、何回も丁寧に中村医師の名を繰り返しながら彼の業績を称え、アフガニスタンでの現地代表を務めていたNGOペシャワール会の活動も称賛した。ペシャワール会は現地で飲料用/かんがい用
世界で2億4,800万人以上のユーザーが利用する音楽ストリーミング・サービスSpotifyが、2019年の音楽シーンを振り返るランキング(集計期間:2019年1月1日~11月25日)を発表した。 2019年に世界で最も再生されたアーティストは、2…
坂本慎太郎の北米ツアー【Shintaro Sakamoto Tour 2019】が、現地時間10月20日に米ニューヨーク・ブルックリンのElsewhereで幕を閉じた。 季節が秋から冬へと移りゆくNY。会場となるElsewhereはブルックリンのブッシュウィック地区にある比較的新しいヴェニューだ。大小2つのホールとバースペースを持ち、収容人数750人近くの大きなホールが今宵の会場で、チケットはソールドアウト。当日はあいにくの雨模様だが、会場の前には何人もの人が列をなし開場を待っていた。中には坂本のアートブック『Sketches for Music』を持ち込み、サインをもらうことを意気込む人や、ゆらゆら帝国として10年前に行なったNY公演を観たものなど、コアなファンもいたほど。 坂本のUSツアーの最初の会場となるはずだった【Desert Daze】フェスの出演を、開催前から西海岸の音楽キッズ
ファンクとゴスペルをルーツに持ち、更新され続けるジャズ・シーンに登場したハモンド・オルガン奏者のコリー・ヘンリー。スナーキー・パピーの鍵盤奏者として注目され、現在はThe Funk Apostlesを率いて活躍中の32歳。まさに、2019年最注目アーティストであり、10月に[BBL]に初登場を果たす彼の魅力を最先端のジャズ・シーンを追い続ける柳樂光隆さんが解き明かします。 ゴスペルで育ち、ジャズを変革する。コリー・ヘンリーの強烈なグルーヴ感。 スナーキー・パピー「Lingus(We Like It Here)」のPVでのコリー・ヘンリーによるキーボード・ソロを観れば、誰もが彼に魅了されるだろう。ドラマーに煽られ、徐々に手数を増やしながら、短い時間に2台のシンセサイザーを駆使し、自在にハーモニーを変えながら短い時間の中に多彩なスタイルを詰め込んだ演奏のあまりの凄さに、隣にいたショーン・マーテ
テレンス・ブランチャード来日記念特集 ~現代ジャズ・シーン最大の功績者の一人。そのキャリアを振り返る。(Text by 柳樂光隆) 数多くの【グラミー賞】受賞&ノミネート歴を誇り、スパイク・リー監督『マルコムX』などの映画音楽の作曲家としても知られるトランぺッター/コンポーザー、テレンス・ブランチャードが、自身のバンド「ザ・イーコレクティヴ(the E-Collective)」を率いて今年10月に来日公演を行う。つい先日も、映画『Blackkklansman』のサウンドトラックを手掛けたことが話題となった現代ジャズの巨匠。その足跡と音楽的な進化を、ジャズ評論家の柳樂光隆氏(Jazz The New Chapter)に解説してもらった。 テレンス・ブランチャードがここまで大きな存在になるとはだれが想像しただろうか。今やアメリカのジャズ・シーンに欠かせないミュージシャンであり、同時に彼がいなけ
<インタビュー>Roselia、2年ぶりアニサマの意気込み語る 注目は“2次元と3次元が交差するパフォーマンス” アニメやゲーム、声優によるリアル・ライブまでを展開するメディアミックス・プロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』から生まれたバンド、Roseliaが2年ぶりに【Animelo Summer Live(アニサマ)】に帰ってくる。 2017年のシングル・デビューから僅か4か月後、世界最大のアニソン・フェスとして知られるアニサマ初出演を果たしたRoselia。それから2年間、着実に楽曲リリースやライブ・パフォーマンスを重ね、今やアニメ/ゲームの派生バンドの枠に留まらない存在感を放つ彼女たちが、再びさいたまスーパーアリーナのステージに立つ。二人のメンバー・チェンジを経て、2018年に新体制で再出発、今年2月には日本武道館ワンマンを開催、そして今夏、今の自分たちの集大成だとい
tofubeatsが、【うんこミュージアム TOKYO】の公式テーマソングをtofubeats with うんコーラス隊名義で提供することがわかった。 本日8月9日からダイバーシティ東京にオープンする【うんこミュージアム TOKYO】は、うんこを…
米フロリダ州在住の女性Cristina Settanni(クリスティーナ・セッターニ)が、リンキン・パークの歌詞を引用し、ある男性の自殺を思い留めさせていたことが、同州のオレンジ・カウンティ保安官事務所が公開した映像によって分かった。 オーランドの州道408号線を使い、通勤しているセッターニは、高速道路に架かる橋に男性が座っているのを発見し、「一度は通りすぎたものの、彼に気づいていた」と説明。男性の横を通り過ぎる際、「停車しようとは思わなかったけれど、バックミラーで彼の姿を見た時、きっと停車するべきだ。他にそうしている人が誰もいなかったら、特に」と停まった理由を明かしている。 彼女は「縁に立ち、それが唯一の選択だと考える気持ちが理解できる」と続け、「彼には、自分を気にかけて停まり、今日はそんなことをしなくてもいいと言ってくれる誰かが必要だった」と話している。 セッターニは、リンキン・パーク
チャート・データに基づき、様々なアーティストの特徴(タイプ)を分析 複数のデータから構成されるビルボードジャパンの総合チャート。その2019年度上半期ランキングが発表された。ソング・チャート“HOT 100”では米津玄師「Lemon」が、アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では星野源『POP VIRUS』がそれぞれ首位を獲得。そして、これら両チャートを合算し、アーティスト別で集計したランキング“TOP ARTISTS”では、兵庫県出身のシンガー・ソングライター、あいみょんが見事トップに輝いた。 音楽の聴き方は多様化した。そういった事実を踏まえたうえで、アーティストが自身の音楽をできる限り多くのリスナーへ届けたいのであれば、「どんな作品を作るべきか」を考える必要はなくとも、「どのようにして作品を発信するべきか」については考える必要があるだろう。本コラムでは、計8種のデータからなるビルボ
歌詞サービス『プチリリ』を運営する株式会社シンクパワーと、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)が共同開発した歌詞探索ツール、「Lyric Jumper」を用いて、複合ソング・チャート、JAPAN HOT 100の上位200曲の“歌詞トピック”を解析した。 “歌詞トピック”とは、産総研が研究開発した解析技術(※)を用いて、シンクパワーが保有する膨大な歌詞データを自動解析し、各歌詞に出てくる単語の出現の仕方から、その歌詞に最も適切だと自動的に決定されるトピックのこと。「Lyric Jumper」では“青春”、“夢と未来”といったような、20個のトピックのいずれかが割り当てられる。 「Lyric Jumper(https://lyric-jumper.petitlyrics.com/)」のサイトにて、アーティスト検索ウィンドウで検索すると、該当アーティストの上位5トピックの構成比を示す
(※)17年、18年、19年上半期のCDセールス、ストリーミング・アーティストランキングの集計方法: 週毎の曲別のCDセールス、ストリーミング指標をアーティスト毎に集約後に合算、合算値に基づきランキング化。 集計期間(17年度):2016年11月28日~2017年11月26日 集計期間(18年度):2017年11月27日~2018年11月25日 集計期間(19年上半期):2018年11月26日~2019年5月26日 旧譜をリバイバルさせる起爆剤としてのストリーミング まず、CDセールス、ストリーミングで51位以下だったが、ストリーミングのみ50位以内に入ってきた17アーティスト(17年度から18年度)と11アーティスト(18年度から19年上半期)に注目してみよう(図1:Q3 to Q1)。顔ぶれを見ると、17年度から18年度にかけては、宇多田ヒカルやサザンオールスターズ、安室奈美恵、18年
ヒトリエが、2019年6月1日に【wowaka追悼 於 新木場STUDIO COAST】を実施した。 ボーカル・ギターのwowakaが、4月5日に急性心不全のため永眠。そんなwowakaを悼むお別れ会は、実施中だった全国ツアーのファイナルを予定していた会場にて催された。会場ロビーに祭壇が設けられ、wowakaの写真と生前愛用していたギターなどが飾られ、全国から集まった3,000人が献花を行い、wowakaとのお別れを惜しんだ。ヒトリエの写真を撮り続けているカメラマンの西槇太一による写真展【HITORIE TAICHI NISHIMAKI 2015-2019】(※正式表記はタイトル末に反復記号)も開催され、ライブやオフショットなど国内外を共にしたバンドの5年にわたる軌跡をたどる写真が展示された。 そして、中止となった8公演のチケット所持者2,000人を対象に『追悼会』も開催された。定刻をまわ
カマール・ウィリアムスとジョー・アーモン・ジョーンズ。イギリスの若き「ジャズ」ミュージシャンたちが5月より連続して来日公演を行う。 「UKジャズ」という言葉が、音楽好きの間でホット・ワードになって2年ほど。2018年にはその象徴とも言えるサックス奏者、シャバカ・ハッチングスが率いるサンズ・オブ・ケメットの『Your Queen Is A Reptile』が〈impules!〉から世界的にリリースされ、各国のリスナーやメディアの間で高い評価を受けた。イギリスという国が元から持っていた、カリブやアフリカ地域との交流を下地にした、古くて新しいUKならではのジャズというものが、今とても良い時期を迎えている……そんな記事を、歴史の縦軸と横軸に多数の参照点を求めながら自身のnoteに執筆した柳樂光隆氏に、シャバカと同じく「UKジャズ」の一団に属するカマールとジョー・アーモン・ジョーンズについてインタビ
Perfumeが、現地時間4月21日、世界最大級の野外フェスである【THE COACHELLA VALLEY MUSIC AND ARTS FESTIVAL】に出演。自身のツアーの責任を果たし終えた清々しい表情で、今度は音楽的感度の高いコーチェラ族をうならせるべく、渾身のパフォーマンスに臨んだ。 20年の歴史を誇るコーチェラは、スマホ世代にとってのいわばウッドストック。憧れのこの日のために貯金をし、最新モードでキメた若者たちが、全米からカリフォルニア州インディオの砂漠地帯に集結する。2週間に渡る週末の3日間、同じアーティストが同じタイムテーブルで登場するのが特徴で、今年のヘッドライナーは、金曜日がチャイルディッシュ・ガンビーノ、土曜日がテーム・インパラ、日曜日がアリアナ・グランデ。Pefumeの出演は日曜日のGOBIステージで、Weekend2のスタートは8:25からだった。 貴重なセット
5月にビルボードライブ東京にて来日公演を開催するマーク・コズレック。独特の歌声や繊細なサウンドで、スロウコア/サッドコア・シーンの中心的存在として活躍し続ける彼の音楽性や、ライブで見せるパフォーマンスの魅力を、長くファンであり続ける「くるり」の岸田繁が語ってくれた。 取材・文/柳樂光隆 彼の歌声は一発で好きになったんです。聴いていると、落ち着くというんですかね。 ―まず岸田さんがマーク・コズレックやサン・キル・ムーンを知ったきっかけを教えてください。 岸田繁:レッド・ハウス・ペインターズですね。AC/DCのカヴァーとかをやっているのを聴いたのかな、かなり前のことです。特になんかを目当てに出会ったとかじゃなくて、たまたま聴いて。男性アーティストの声が好きになるって感覚がいまだにあまりないんですよね。わざわざ音楽聴くのにおっさんの声聞きたくないじゃないですか(笑) だから好きなアーティストはい
ビリー・アイリッシュ、抗不安薬について歌った「Xanny」について語る「友人たちにもう死んでほしくない」 ビリー・アイリッシュが、ティーンや若者による薬物使用を美化することに対しての見解を、英ガーディアン紙とのインタビューで語った。 デビュー・アルバム『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』に収録されている抗不安薬Xanax(ザナックス)について歌った「Xanny」について質問された彼女は「友人たちにもう死んでほしくない」と話し、曲のメッセージについて、「“ドラッグをやらないで”と言うよりは、“安全に”ということ」を意図していると明かした。 また、友人からのプレッシャーでドラッグを試そうとしているティーンには「周りの人がやってれば、自分もやりたいと思うものだけど、やらなくても大丈夫」とアドヴァイスしている。 「私は、人生で一度もハイになったことはない
マンガやラノベやゲームといった原作ありきの作品が主流の時代、オリジナルアニメでしかも戦争を取り扱ったハードSF。タツノコプロ創立55周年記念作品として制作されたTVアニメ『エガオノダイカ』は、言わば冒険的な作品である。その監督を務める鈴木利正と、同作に対して「毎回を最終回にしてやろうと思って」と衝撃のエンディング主題歌「この世界に花束を」を生み出したキミノオルフェ・蟻。この運命的な出逢いを果たしたふたりの対談をここに公開。すべてのアニメ&音楽フリークにご覧頂きたい。 衝撃のエンディング主題歌「毎回を最終回にしてやろうと思って」 --今回のインタビューは、TVアニメ『エガオノダイカ』の監督を務める鈴木利正さんと、衝撃的なエンディング主題歌を務めたキミノオルフェ・蟻さんの対談となります。まずこのタイアップが実現した経緯を教えてもらえますか? TVアニメ『エガオノダイカ』第一弾PV 鈴木利正:こ
2019年3月4日付(集計期間:2月18日~2月24日)“Billboard JAPAN Hot Animation”で、キャラクター名義の楽曲がTOP20のうち11曲チャートインした。 “Billboard JAPAN Hot Animation”ではもともと、アニメやゲームのキャラクター名義の楽曲がチャートインすることが多いが、Roseliaを始めとする『BanG Dream!』関連の6バンドが2月20日にシングルを同時リリースしたということもあり、TOP20中11曲をキャラクター名義の楽曲が占める結果となった。 キャラクター名義の楽曲を抜粋すると以下の通り。 1位『Safe and Sound』Roselia 2位『Y.O.L.O!!!!!』Afterglow 3位『天下卜ーイツA to Z☆』Pastel*Palettes 4位『Jumpin'』Poppin'Party 5位『A
2018年冬、欅坂46の二期生となる計9名のメンバーが発表された。 坂道グループではお馴染みの新メンバーお披露目イベント【お見立て会】では、早くもそれぞれが個性の片鱗を覗かせ、先日オンエアされたテレビ東京系『欅って、書けない?』では先輩たちに見守られる中、バラエティ番組初出演を果たしたものの、個々の詳細なパーソナリティはまだまだベールに包まれたまま。そこでBillboard JAPANでは、二期生メンバーの中から井上梨名、森田ひかるの2名にインタビューを実施。すでに随分と打ち解けた様子の二人の関係性から、それぞれが欅坂46、ひいてはアイドルとしての活動に向けた期待、今後の活動ヴィジョンまで、話を訊いた。 そして、欅坂46が2月27日にリリースした8thシングル『黒い羊』にも言及。彼女たち二期生は特典映像での参加に留まっているが、一期生メンバーが楽曲に託したメッセージ、その源泉となる想いに、
スクリレックスが語る、宇多田ヒカルとの出会い&『キングダム・ハーツ』への思い「公開された時は夢が叶った感じだった」 2019年1月28日付の“JAPAN HOT 100”で6位に初登場し、最新の総合チャートで3位に順位を上げた宇多田ヒカル&スクリレックス「Face My Fears」は、2月2日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でも98位を記録、ワールド・デジタル・ソング・セールス・チャートでは首位を獲得した。日本人名義の楽曲としてはピコ太郎「PPAP」以来約3年ぶり、宇多田にとっては初の米ビルボード“Hot 100”入りという記念すべき1曲となった。 そんなこの曲を宇多田ヒカルとともに作り上げたスクリレックスに米ビルボードがインタビューし、宇多田との仕事や『キングダム・ハーツ』に対する思い、そして今後の予定などについて聞いた。 TOP Photo: Getty Imag
Perfumeのコーチェラ出演は「欧米におけるJ-POP史にとってターニングポイント」、アメリカの各メディアで大きな話題 Perfumeが、(エレクトロ)ポップというジャンルにおける初の日本人女性アーティストとして、アメリカ最大の野外音楽フェスティバルである【コーチェラ】に出演することが決まったことが、現地アメリカのメディアでも大きな話題となっている。 Billboard、人気雑誌『PAPER Magazine』をはじめ、i-D、『DAZED』、『Forbes』などが、Perfumeの【コーチェラ】出演を分析したり、静岡のエコパアリーナでのライブを絶賛。そして、そのライブが、どういう形でフェスのパフォーマンスになるのか、どのように各地のサイズにフィットした演出になり、世界を回るのかにも大きな注目をしている。 ◎Perfume、各取材にて ▼英字新聞『Japan Times』 のっち:今回の
ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが、Apple Musicで働いた経験についてStereogumとのインタビューで語っている。レズナーは2012年にBeats Musicのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任し、2014年にAppleがBeats Electronicsを買収した後にAppleの社員になった。 Appleで働くことに興味はあったようで、「Appleという企業に関しては、何を提示してくるのかとても楽しみにしていた。(ロアルド・ダール著『チョコレート工場の秘密』の)ウィリー・ウォンカみたいなものでさ。スティーブ・ジョブズは、重要な変化を起こしたものを世界にもたらした天才だと思っていたし、今後どうなるのか楽しみだった」と彼は任命当初の気持ちを振り返っている。 また、Appleで働く機会を逃して後々まで後悔したくなかったため、アルバム・サイクルの合間だったこともあっ
東京ミッドタウン日比谷の「Billboard cafe & dining」にて現在展開中のtofubeatsのキュレーションによる店頭ショップコーナー。その商品リストが本日公開となった。 リストの内容は下記の通り。このショップ・コーナーでは、同店舗のコンセプトである「My Tune, My Time」をテーマにシーズン毎の入れ替え制でアーティストや評論家がセレクトした書籍・CDなどを販売。tofubeatsは、10月3日に新作4thアルバム『RUN』をリリースしたことを記念し、同月よりキュレーションを担当している。 今回公開されたリストには、tofubeatsが主題歌として「RIVER」を提供した映画『寝ても覚めても』の監督・濱口竜介の著作(『カメラの前で演じること』)や、「RIVER」の制作のヒントになったという藤岡換太郎『川はどうしてできるのか』などが選出。また音楽作品ではtofube
ビルボードジャパン 2018年 年間ランキング発表~【HOT 100】は米津玄師「Lemon」、【Hot Albums】は安室奈美恵『Finally』が首位 【ビルボードジャパン年間チャート2018】が決定。総合ソングチャート【HOT 100】、総合アルバム・チャート【Hot Albums】、さらに【HOT 100】と【Hot Albums】のポイントを合算したアーティスト・ランキング【TOP Artists】を解説とともに発表する。ダウンロードやストリーミングなどデジタルでのヒットが、より顕著になった2018年。今を切り取るのではなく、過去、現在、未来を映し出すビルボードのチャートを通じて、2018年を振り返ってみてください。 ※集計期間:2017年11月27日~2018年11月25日 TOP Artists デジタル領域の覇権争いがチャートに大きく影響 ビルボードの総合ソングチャート【
サニーデイ・サービスの曽我部恵一自身が、選曲とマスタリングを施し、MIDI、ROSE RECORDSの2レーベルをまたいで新たに編集されたベストが、Apple Music、LINE MUSIC、Spotifyなど各ストリーミングサービスより、全世…
ソウル・フラワー・ユニオンが、2018年12月19日にリリースされるニュー・アルバム『バタフライ・アフェクツ』の特設ページ(https://bit.ly/2zSgXV7)を開設し、ジャケット写真と収録曲目も公開した。 今年結成25周年の締めくくり…
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