サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ブックレビュー
www.cyclingtime.com
2016/7/27 6:51 ツール・ド・フランスを走ったバイクたち:総合系 ツール・ド・フランスを走ったバイクたち:総合系選手のバトルマシンを紹介、最先端技術で武装された最強バイクたちが狙った総合優勝 今年のツール・ド・フランスを賑わせた選手たち、彼らの活躍は、彼らのバイク無しには語れない。そこで総合系選手たちが駆っていた最先端機材を写真で一同に紹介していこう。 まずは総合トップ3のクリス・フルーム(チームスカイ)、ロメイン・バルデ(Ag2R),そしてナイロ・キンターナ(モビスター)のバイクだ。フルームはこれで2連覇、通算3度めのツール制覇となった。バルデは初めてのグランツールでの表彰台、今後が楽しみだ。キンターナはなんとか3位、体調を崩しながらもきっちりと粘りきってみせた。
2016/7/15 20:10 ツール・ド・フランス第12ステージ選手コメント ツール・ド・フランス第12ステージ選手コメント:「もしあんな形でマイヨ・ジョーヌを獲得しても、それはまやかし。もフルームと同じ立場なら今回と同じ措置を当然望む」〜A.イェーツ トーマス・デ・ヘント(ロット・ソウダル) ステージ1位 「今日は逃げに乗らないといけないと感じたんだよ。少数逃げで吸収されるか、大人数で逃げきれるか、という感じだったんだけど、直感が”行け!”って言っていたんだよね。今日の勝利は今まだ戦っているブロエックス(春先のレース中の事故で意識不明)に捧げるよ。彼は戦い続けてるし、一日も早く良くなってほしいね。」 「正直何が起きたのか全くわからなかったよ。僕は後からテレビで見たんだよ。最後数キロは人だかりが凄かったからね。主催者はなにか手立てを打たなければならないだろうね。僕も観衆に突き飛ばさ
2016/6/10 4:28 現ロード世界チャンピオンの怪童サガンはリオ五輪でMTBXCに出場へ 現ロード世界チャンピオンの怪童ピーター・サガンはリオ五輪ではロードに出場せず、代わりにMTBクロスカントリーに出場へ、MTBトップ選手からは「なめんなよ(笑)」といいながらも期待感 現ロード世界チャンピオンにとっては苦渋の決断と言うよりは、好きなことをやりたいという遊び心さえ感じる決断だった。怪童ピーター・サガン(ティンコフ)がオリンピックにはロードに出場せず、MTBもクロスカントリー(XC)に出場することが決まった。それに対しMTBXCオリンピック銅メダリストのマルコ・フォンタナが警戒心を示し、「なめるなよ(笑)」と口にするなど、早くも舌戦が始まっている。 サガンはもともとMTBの選手でもあり、2008年にはジュニアとして世界選手権で金メダルを獲得している。今でもシーズンオフ等にMTBで
2016/6/6 6:32 「正直現状のシステムのままではでは自転車界に未来があるとは思えない。」 「正直現状のシステムのままではでは自転車界に未来があるとは思えない。」吠えるオレグ・ティンコフ、真に思うからこそ言える厳しい批判、この男を失う損失を自転車界は理解しているのか? 立つ鳥跡を濁さず・・・そんな綺麗事はこの男には通用しない。真摯に自転車界に向き合い、その構造の弱点を指摘、そしてどうすればいいかを提案し続けた男が自転車界から去ろうとしている。キレイ事ではない去り際、でもだからこそその痛烈な批判の言葉に耳を傾けるべきではないのだろうか? どこの世界でもそうだが、批判を口にする側は”悪者”扱いされることが多い。しかし批判的なことを言えるのは、真に変わってほしい、変わるべきだという思いがあるからであり、そこには”愛”があるといえるだろう。オレグ・ティンコフもそんな一人だ。オレグは自転
2016/5/6 3:37 借りたバイクで頂上ゴール! 借りたバイクで頂上ゴール!リタイア免れるために沿道の観客からビンテージMTBを借りてゴールまでは疾走!ザック・アリソンがまさかのバイクできっちりステージをコンプリート 緊急時の借り物競争は昔はよく見かけられた光景だが、昨今では機材が複雑化したことと、サポートが充実していることで極めて稀となっている。今シーズンは既にタイラー・ファラー(ディメンション・データ)が既に借り物自転車で完走を果たしているが、この時は沿道の観客から最先端ロードバイクを借りての走行だった。しかし今回のザック・アリソン(エレベート・プロサイクリングp/bバイシクルワールド)は、まさに異例中に異例、年代物のMTBで山岳ステージを完走してみせたのだ。 事の発端はワンワン落車だった。沿道から飛び出してきた犬が起因となり落車が発生、アリソンもそれに巻き込まれてしまう。す
2016/5/5 20:05 イタリアのストイックな感性FABIKEが日本上陸! シックでおしゃれ、その上レーススペック!イタリアのストイックな感性FABIKEが日本上陸!一台でシングルスピードからロード、グラベルまで変幻自在なC2とメタルなT1R& T1X イタリアで開発され、個性ある独自の差し替え式のエンドを持つFABIKE(ファーバイク)が日本についに上陸する。エンドを差し替えることによって一台のフレームで120mmから130mm、そして135mmにも対応することで、シングルスピードとして、ロードとして、そしてグラベルロードとして変幻自在な遊びが楽しめるカーボンフレームのC2は他に追随を許さない独創的な一台だ。マイナーチェンジを繰り返し一つの完成形となったC2は、一台で全てを楽しみたい人にとってはうってつけの1台となるだろう。またカラーリングはマットブラック一色だが、差し色としてヘ
2016/5/5 2:56 UCIがディスクブレーキ実戦テストを6月再開の予定 UCIがディスクブレーキ実戦テストを6月再開の予定、プロ選手協会、プロ選手労働組合は難色「有効性と必要性は別物」、なぜ検討委員会がUCIとスポーツ用品製造協会のみで行われるのか? パリ〜ルーベでのヴェントソ(モビスター)のレース中の事故を受けて中止されたロードディスクブレーキの実戦でのテスト、ここへ来てUCI(世界自転車競技連盟)とスポーツ用品製造協会が会合を持ち、6月からのロードディスクブレーキ実戦テスト再開を決めた。今回はそのままの再開ではなく、ローターの波型エッジへの制限を設けるなど、幾つかの変更が行われることが予測されている。 現段階ではローターの形状変更以外に詳細は発表されていないが、可能性としてはカバーなど様々なことが考えられる。ただ、現段階から6月までの間にどれだけのことが可能かは未知数だ。プ
ダニーロ・ディルーカ、自転車レースを詳しく知るものであれならば、少なからず聞いたことがある名前だろう。クラシックからジロ・デ・イタリア総合優勝まで華々しい戦歴を誇りながら、2度に渡りドーピング違反で出場停止、それでも絶大な人気を誇り2013年に第一線に復帰を果たしたが、またしてもEPOに手を出し自転車界を永久追放になった男だ。 つい先日ディルーカは本を執筆、そのタイトルは「勝利のために作られたモンスター」(イタリア語のみ、4月26日発売)の中で、ドーピングに関することを包み隠さず語っている。使用した薬物の種類や手法の数々、そしてなぜドーピングするに至ったかまでを克明に綴っている。 「もし僕がドーピングをしなかったら、おそらく勝利することはできていなかっただろうね。ドーピングに常習性はないよ。ただ勝利すればお金が集まり、そこに人が集まり、そしてスポンサーが集まる、ただそれだけのことなんだ
契約が残っている以上、もしチームが新スポンサーを獲得すれば、新チームに残留という形が現実的ではあるが、チームが解体となれば、当然移籍という形となる。それを見越して既に数チームがサガン獲得に名乗りを上げているとされるなか、ここへ来てエティックス・クイックステップへの移籍が一番現実的な選択肢となりそうだ。 トレック・セガフレドは、引退するファビアン・カンチェラーラの穴を埋める存在として、今圧倒的な力を誇るサガンを喉から手が出るほど欲している。そしてグレッグ・ヴァン・アーヴェルマートとの契約が切れるBMCも、サガン獲得に関心が高いとされている。そして個性派集団エティックス・クイックステップも、高齢化が進むチーム内のクラシックライダーの若返りの一環として、サガン獲得に意欲を見せている。
懸念したいたことが現実となった。今シーズンからディスクブレーキが原則オープン化され、各チームが自由に使えるようになり、先日行われたパリ〜ルーベでは数チームが使用、そしてやはりディスクブレーキによる大怪我が発生してしまった。これを受け世界自転車競技連盟(UCI)は急遽ディスクブレーキの使用を停止することとなった。 ファビアン・カンチェラーラ(トレック・セガフレド)含む多くの有力選手がロードレースでは不必要だと公言、そしてプロ選手協会もその危険性を訴え続けてきた。しかし昨年度の暫定的なテスト期間を経て、業界の圧力に屈した形でUCIは今シーズンから全レースでのディスクブレーキを容認することとなった。当初から懸念されていたのは2つ、まずは集団走行内で、ブレーキ制動力の違う自転車が混在することで落車事故が増えること、そしてもう一つは事故時の怪我が増える、もしくは深刻化することだった。落車事故の増加
2016/4/13 9:28 コンタドールが引退撤回? ブエルタ・シクリスタ・アル・ペイ・バスコ総合優勝でコンタドールが引退撤回?「まだやり残したことがあるから、来年も走りたい」絶頂で引退としたいと宣言した王者が早くも前言撤回か? 「ファンたちが大はしゃぎだったよね。バスクのファンは世界一だね。」そう語る王者アルベルト・コンタドール(ティンコフ)はブエルタ・シクリスタ・アル・ペイ・バスコ最終日の個人TTで大逆転で総合優勝を獲得、3度目の大会制覇を果たした。勝利を今シーズン限りで自転車界への関与を断ち切るとしたチームオーナー、オレグ・ティンコフに捧げるとともに、そのサポートに感謝、そして自らの今シーズン限りでの引退に関して「まだやり残したことがある、来年も走りたい」と引退宣言撤回を匂わせた。 「絶頂で辞めたい」王者はシーズン前にそう語り、ティンコフとの契約が切れる今シーズン限りでの現役引
まさかの展開が起きるのもレース、そして石畳のパリ〜ルーベでは時折そういったことが起きるのもまた事実。泣き笑いあり、2016年度のパリ〜ルーベの勝利の女神は、誰も大会には予想すらしなかった一人のベテランに微笑んだ。マシュー・ヘイマン(オリカ・グリーンエッジ)、これといった戦績がない、骨折から復帰したばかりの大ベテランは、大一番でまさかの大金星を挙げてみせた。 大荒れとなったレース、追走をするファビアン・カンチェラーラ(トレック・セガフレド)が石畳の直線でまさかの落車、そしてそのバイクに乗り上げた世界チャンピオンのピーター・サガン(ティンコフ)は、脅威のバイクコントロールで落車は免れたが、追走集団は粉砕され、優勝争いはその前方で逃げ続ける選手たちに絞られた。そんな中でレース序盤から逃げ続け生き残っていたヘイマンに対し、追走を仕掛け合流してきたイアン・スタナード(チームスカイ)、パリ〜ルーベ4
パリ〜ルーベといえば、格闘技と言われるほどまでに過酷であり、クラシックレースの中では選手であるならば誰もが喉から手が出るほどに欲しいタイトルだ。そんなレースは数多くのドラマを演出し、数多くの夢を見させてくれた。そんなレース写真で振り返り、今年のパリ〜ルーベの展開に胸踊らせよう。 当サイトの契約カメラマンであるTim D.Waeleの写真の中から、そんな劇的な瞬間を捉えた写真をお届けしよう。
つい先日のまたしても激震の予感をさせる報道が飛び込んできた。イギリスの医師が、150人以上のプロアスリートのドーピングに関与していることが紙面を賑わせたのだ。その引き金となったのはイギリス人自転車選手ダン・スティーブンスヘの取り調べだった。24ヶ月の出場停止処分を受けていたスティーブンスが、3ヶ月の減刑と引き換えに。イギリスドーピングの闇とも言える医者の存在を明かしたのだ。 その情報提供によれば、イギリスのマーク・ボナー医師が、ツール・ド・フランスに出場しているイギリス人選手や、サッカーのイギリスプレミアリーグの選手たちに対し、ドーピング指南を行っていたというものだ。 そして今回の一連の情報が一般に漏れてきたのは、イギリスアンチ・ドーピング機構(UKAD)が、提供された情報を活かさなかったことに苛立ちを見せたスティーブンスが、自らが持っている情報をメディアの持ち込んだことによるものだ。
2016/3/30 22:39 ブエルタ・ア・カタルーニャ総集編 ブエルタ・ア・カタルーニャ総集編:グランツール予備選を制したのはキンターナ、コンタドールやフルーム、ホアキン、アルーの調子は未知数、ポート、バルデ、ザッカリンら上り調子 第7ステージまで行われたカタルーニャ決戦だが、クイーンステージとなった第4ステージまででグランツールライダー達の予備選はほぼ終わっていた。今シーズングランツールのエースになる選手たちの調整具合を見る上では、一つ重要なレースとなった。第5ステージはワウテル・ポエルス(チームスカイ)が、第6ステージではダビデ・チモライ(ランプレ・メリダ)、そして第7ステージはあアレクセイ・ツァテビッチ(カチューシャ)が制した。
様々な陰謀説が囁かれてきたパンターニ問題に関して、一つの方向性が示されることとなりそうだ。その死に関しては、何度となく行われた再調査の中でも、薬物の過剰摂取という方向性が崩れることはなかったが、パンターニの人生が狂った1999年ジロ・デ・イタリアで失格処分となったことに関して、イタリア・マフィアの関与が決定的となった。 前年度の1998年にダブルツールを達成、1999年もジロ・デ・イタリア優勝目前だった。ステージ4勝を挙げ、連覇目前だった大会最終日前日に、UCIではなくイタリア自転車競技連盟が抜き打ちで行った検査(検査を行ったのはUCI所属の医師)で、ヘマトクリット値異常(赤血球濃度異常)が発覚、そのまま出場停止となったのだ。 常にその可能性は噂されていたが、今になり違法賭博での多額の負けを回避するために、イタリア・マフィアが手を下したということが、関係者の証言の中で出てきたのだ。
2016/3/4 19:48 地に堕ちた英雄アームストロングが語るUSADAの無能さ 地に堕ちた英雄アームストロングが語る世界アンチ・ドーピング機構の無能さ、「あの時代あれだけのドーピングを許した組織が、今現在まともに機能しているとはいえない」 「お前が言うな」そんな声が聞こえてきそうだが、地に堕ちた英雄ランス・アームストロングが、ゲストスピーカーとして呼ばれた大学の授業で、ある種の恨み節とも聞こえるUSADA(世界アンチ・ドーピング機構)に対する思いを口にした。しかしそこには彼が口にするからこそ生まれる説得力があった。 USADAといえば、アームストロング失墜の功績者でもあり、結果的にアームストロングを追い詰めドーピングを認めさせたことでその役割の大きさを誰もが感じた組織だ。そんなUSADAに対し、アームストロングは「当時大多数の選手がドーピングをしていた。それが勝つための必須条件と
2010年頃より話題になり、そして今シーズンの世界選手権で発覚した機材ドーピング、ここへ来てジロ・デ・イタリアの主催者であるガゼッタ紙が、驚愕の内部告発を掲載した。それによれば電磁方式によるドーピングはすでに存在しており、多くの選手が使用していること、そして購入者が選手のみではなくチーム関係者などあることが綴られていた。 この開発者は、過去にモータ方式を販売していたが、今現在ではそれを新しい電磁方式に進化せていることを語った。モーター方式だけでもイタリア国内のみで1200ユニットを出荷、そしてより手間がかかり高額(数百万)な電磁方式は現在の時点で6ヶ月のバックオーダーがあるという。 実は昨年度の段階で、電磁方式ドーピングの可能性がまことしやかに業界内で囁かれた時期があった。事実この方式の特許はすでに多く出回っており、実際に使われる可能性は時間の問題だと思われてきた。そして今回の内部告発
2016/2/8 20:16 ヴォルガノフが新禁止薬物メルドニウムのドーピング陽性 終わらぬドーピング問題、ヴォルガノフが新禁止薬物メルドニウムのドーピング陽性!カチューシャ大ピンチ!チーム全体15日から45日の出場停止処分の可能性、メルドニウムとは何? シーズン開始早々、またしてもドーピング問題で賑わう羽目となってしまった。そして今回はプロツールチームである、カチューシャに厳しい裁定が下される可能性が出てきている。 昨年度夏、ツール・ド・フランスでルーカ・パオリーニがコカインを使ったとしてドーピング違反となった、そして今年に入り、1月14日のレース外での検査でエドゥアルド・ヴォルガノフがメルドニウム陽性となったのだ。このメルドニウムという薬物、聞いたことがない人が多いはずだ。ラトビアで製造されているこの薬品は狭心症や心筋梗塞の治療に使われる処方薬であり、最新の研究で持続力向上、回復力
2016/2/4 10:49 新旧王者が語るメカニカルドーピング 新旧王者が語るメカニカルドーピング、「僕も何度となく調査対象となってきた」フルームが検査体制の強化を要望、「永久追放すべき」メルクス、「今までバレてなかっただけでしょ」ウィギンス 今回の機材ドーピングは様々な論議を読んでいる。意図的ではなかったと説明する選手に対し、未だに所属チームなどが口を開かないなど、不可解な事が多い。これが意味するものは何か、やはり選手やメカニックが、本人の自転車ではないと気づかないうのはありえないだろうという推測が多く、厳しい対処を求める声が多いのが現状だ。そんな中、新旧の王者たちが今回の一件を踏まえてそれぞれの考えを口にした。 まず今現在世界最高峰の男、クリス・フルームは、自らが何度も抜き打ちで機材ドーピング検査をされていることを語った。その上で検査はもっと幅広く、多くの選手に対して回数を行うべ
先日発覚した機材ドーピング、ベルギーの女子U-23 のフェムケ・ファン・デン・ドリエッシュ(チーム・クラー・オップ・マート)の自転車にモーターが仕込まれていた一件は、急展開を見せている。選手は無罪を訴え、名誉を傷つけられたとして、フレーム供給をしていたメーカーは正式に控訴を検討、そしてUCIは厳正な対処をするとしている。 UCIの抜き打ち検査を受けたファン・デン・ドリエッシュの自転車には、シートポストに電源があり、BB付近にモーターが入っていた。構造的には当サイトでも以前紹介した VIVAX にそっくりと思われる。今回の一件、 ファン・デン・ドリエッシュは自らの潔白を訴え、なぜこの機材が自分の機材として扱われたのかわからない、この機材は友人のものだとの説明をしてきた。そして自らには何の落ち度もないとコメントしている。「本当になぜこうなったのかが理解できないわ。あの自転車は私が友人にあげた
2016/1/31 22:38 遂に発覚した機材ドーピング! 遂に発覚した機材ドーピング!シクロクロス世界選手権女子エリートでモーター付きフレームが発覚! 今まで何度となく疑惑が持たれてきたが、遂に機材ドーピング、モーター付きフレームが発覚した。世界最強ベルギー選手団の一人、フェムケ・ファン・デン・ドリエッシュ(チーム・クラー・オップ・マート)が、世界選手権女子エリートのレース終了後にバイクが没収されたことから全てが始まった。当初から機材ドーピングが噂されたが、今日になるUCIが正式にコメントを発表、「もう隠すことは何もない、我々はある選手のフレーム内に仕掛けられたモーターを発見した。これは間違いなく機材ドーピングといえるだろう。」と明確に機材ドーピングがあったことを公表した。 2010年頃から噂され始めた機材ドーピング、モーターの小型化が進めば進むほどにその可能性は指摘されてきた。そ
とんでもない事故が起きてしまった。世界が自転車の開幕に湧く中、その開幕戦には出場せずトレーニングを重ねる選手たちがいる。ピークをシーズン中盤以降に合せるために、スロースタートで開幕を迎える選手たちだ。そんなジャイアント・アルペシンのトレーニングキャンプが悲劇に見舞われてしまった。 今現在スペインで合宿中だったチームは、エースのジョン・デゲンコルブ、そしてステージレースエース格のワーレン・バーギルなど主力級がずらりと名を連ねていた。そんなチームの隊列に車線を逆走してきた暴走車が突っ込んだのだ。これによりデゲンコルブ以下6名が重傷、数名は家族への連絡が優先されるため、未だに怪我の状況が公表されていないがわかっている状況でデゲンコルブ、チャド・ハガは緊急手術を行い、バーギルとマックス・ウァルシェイドも手術が必要な可能性が高く。またフレドリック・ラドヴィグソン、ラモン・シンケルダムの二人は骨折こ
2016/1/16 9:06 ”黒の集団”チームスカイが早くもジロ・デ・イタリアの暫定メンバーを発表! ”黒の集団”チームスカイが早くもジロ・デ・イタリアの暫定メンバーを発表!移籍してきた”エースより強かったアシスト”ミケル・ランダが早くもエース抜擢へ!早くも心理戦がスタート! シーズン開幕前と言うのに、常に準備が早いチームスカイは、早くも暫定的なジロ・デ・イタリア出生メンバーを公表した。チームのエースとなるのは、昨年度アスタナでの活躍が印象に強いミケル・ランダだ。エースであったファビオ・アルーを置き去りにしょうとして、チームともめた逸話は記憶にあたらしいだろう。まるでフルームがウィギンスを置き去りにしようとしなだめられ、そしてその後フルームが大きく飛躍したように、チームは2匹目のどじょうを狙ってランダを獲得した。 そのランダはレオポルド・ケーニッヒ、モントーヤ兄弟と言う総合トップ10
2016/1/2 8:35 メイド・イン・ジャパンの誇り メイド・イン・ジャパンの誇り:クロモリという名の最先端、果たしてクロモリはカーボンより劣るのか?大手ブランドの中国製カーボンより、ハンドメイドのフルオーダークロモリフレームが安いという矛盾 昨今カーボンフレームにも若干の陰りが見えつつある。流行り廃りに乗りほとんどのメーカーがカーボン一辺倒になる中、日本では競輪というバックボーンがクロモリフレームビルダー達を守り続けた。そんなカーボンフレーム全盛期、業界の内側を見れば見えてくるのは矛盾、外国ブランドの量産中国製フレームがフルオーダーのハンドメイド・イン・ジャパンのクロモリフレームよりも高価だというおかしな構図を誰も指摘も取り上げることもしてこなかった。一人の職人として、そして業界内部を知るものとして、その辺りを消費者にきちんと知ってもらい、そして考えてもらいたいと思う。 今やカー
2015/12/20 3:50 ASOとUCIの対立 ASOとUCIの対立、ツール・ド・フランスは2017年度より格下げ開催へ、UCI主導の改革に壁、ワールドツアー改革VSレース主催者協会、分裂を招くASOの姿勢に疑問符 ブライアン・クックソン新UCI体制となっていこう、様々な改革が行われてきた。時に弱気と言われ、時に業界のご機嫌取りをして妥協したと言われながらも、幾つもの変革をもたらした功績は大きい。そして多くの改革案を掲示し、これからさらなる改革を推し進めようという中、衝撃的なニュースが飛び込んできた。先日のディスクブレーキ実質的解禁(年間を通してのテスト解禁)に、プロ選手協会が意義を申し立てたのに引き続き、今度はワールドツアー改革案に対し、ASOを中心としたレース主催者協会が反対の意志を示したのだ。 どちらのケースでもUCIが主導しているために、会議では押し切る形で賛成多数となっ
2015/12/14 17:23 ティンコフが2016年シーズン終了後にチーム売却へ ティンコフが2016年シーズン終了後にチーム売却へ?、「スポンサー資金頼み自転車界の改革を提案したが、協力を得られないことでこれ以上は時間の無駄」古い体質の自転車界に警鐘 多くのタブーと触れてはいけないことだらけの自転車界において、数少ない”語る男”だったオレグ・ティンコフが、2016年度シーズン限りでのスポンサー撤退と、自転車界への諦め友取れるコメントをした。自転車チームを持つのが夢だったと語った男が、自らのビジネス手腕を活かして自転車界をより面白く、そしてスポンサー資金に頼らずに運営して行けるようにと様々な助言を行ってきたが、「打てど響かぬはもはや無理な証拠」、と自ら手を引くことを決意しているようだ。 ビジネスマンとして大成功を収め、夢であった自転車チームを買収し、自ら先頭に立って金銭難に陥る多く
2015/12/9 11:36 公開されたフルームのデータを読み解く 公開されたフルームのデータ、超人的な肉体を手に入れた代償で批判に晒された男が公表したデータを読み解く アームストロング問題が招いたメディアの傾向、強者を疑うという報道が、王者となったクリス・フルームにも容赦なく襲いかかったのは記憶に新しい。そして所属チームのチームスカイがそれに抵抗し数値データの公表に踏み切った。多くの選手達がその姿勢を賞賛、対してメディアや一部専門家は懐疑的にそのデータを取り上げた。一部ではそれでも不十分との声もあるが、そもそもそこまでの個人データを公表すること自体があまり例のないことであり、強者をただ晒し者として追い込もうとするかのような一部報道はあまり感心できない。だが公表されたデータでは潔白を示すには不十分であることもあり、この一件はしばらくくすぶりそうだ。では実際にそのデータから浮かび上がるも
2015/11/9 15:36 BBを考える BBを考える:乱立するBB規格、プレスフィット全盛期にさらば?未だに根強い人気のスレッドBBが大口径化!果たして新規格T47は定着するか?見えてくるユーザー思いの開発 皆さんは自分が今お使いの自転車のBB規格をご存知だろうか?今現在のBB規格というのは本当に面倒くさい、おおまかに分けるとネジ式(スレッド式)と圧入式(プレスフィット)に別れるが、各メーカー独自の規格を作り出したことで、それにより使えるクランクが制限されている状況だ。そして規格としては古いと言われるスレッド式だが、プレスフィット全盛期になっても、消えることなく確実にシェアを獲得し続けているにには意味があるのだ。 そもそもなぜ規格が乱立したのか、これは悪く言えばある意味覇権争いの結果といえる。つまりは互換性をなくし、自分たちのフレームやコンポーネントを使わせるための”縄張り争い”
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『サイクリングタイム!サイクリング・自転車のポータル : CYCLINGTIME.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く