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世界禁煙デー
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◤ 最近の注目文献 2023.12.25 基礎インスリンでコントロール不良の2型糖尿病患者における,チルゼパチド週1回追加投与とインスリン リスプロ1日3回食直前追加投与の比較 多施設共同ランダム化オープン試験において,基礎インスリンでコントロール不良の2型糖尿病患者を対象に,GIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチド週1回追加投与の有効性と安全性をインスリン リスプロ1日3回食直前追加投与と比較した。その結果,チルゼパチドはインスリン リスプロにくらべ,HbA1cをより低下させ,体重をより減少させ,そして低血糖イベントは少ない可能性が示された。 「被験者の試験開始前の平均体重は90 kg,BMIは33 kg/m²であり,これらの患者に試験開始前は0.51~0.54 IU/kg(中央値)のインスリン グラルギンが投与されており,被験者の特性および治療法はわが国とは異なることが示されている。
APT(Antiplatelet Trialists’Collaboration)とATT(Antithrombotic Trialists’Collaboration) EBMにおけるエビデンスの吟味 臨床試験論文の読み方 ─臨床上有用である指標 ■EBMで重視すべき臨床論文 ●無作為(ランダム)割付け(random allocation)の重要性・意義 ●メタアナリシス(MA)─手法と限界 ■評価指標の解釈性 ●相対リスク低下(RRR) ●オッズ比とハザード比 ●p値と信頼区間 ●絶対リスク低下(ARR)と治療必要数(NNT)および有害必要数(NNH) ●NNTおよびNNHの臨床応用─リスク評価の必要性 ■臨床試験デザインの重要性─吟味におけるポイント ●二重盲検試験とオープン試験 ●クロスオーバー試験とパラレル試験 ●プロスペクティブとレトロスペクティブ ●PROBE ●サロゲート/
無作為割付け(ランダム化) 母集団(ポピュレーション)から標本(サンプル)を選んでくるときには,恣意の入らぬよう無作為に行います。無作為とは作為を入れないというよりは,確率的に選ぶという意味です。こうした確率的に標本を選ぶ操作のことを,統計用語では「無作為抽出(Random sampling)」と呼びます。この操作は臨床試験ではほとんど用いません。なぜなら,臨床試験では条件に合致した症例は,漏らさずすべて組み入れるのが原則だからです。 もちろん,被験者の同意を得られたらという前提です。また,選んでいるほどの余裕もありません。 しかし,臨床試験でも無作為化は用います。たとえば3つの治療法を比較したいとき,それぞれ3分の1の確率でどれかに当たるようサンプルを分けます。確率を用いて(つまり無作為に)比較群へ割り当てることです。割当のことを,臨床試験では特別に割付け(わりつけ)と読んでいます。そこ
EBM Library™は日本の臨床医のEBM実践をサポートするデータベースサイトです。 国内外のClinical Evidence,治療ガイドライン,学会情報などを収載し,各領域の特性に応じた検索システムを採用しています。
●NEW EMPACT-MI [SGLT2阻害薬] 心不全リスクが上昇している急性MI患者において,empagliflozinは心不全による初回入院または全死亡を抑制せず。 2024年4月8日 ●NEW 「meta-analysis, pooled analysis」 「糖尿病合併/非合併左主幹部病変患者におけるPCIとCABGの比較」 PCIまたはCABGの適応が同程度と考えられる左主幹部病変患者において,糖尿病は5年間の死亡および心血管イベント発生率上昇と関連。 2024年2月2日 ●UPDATE STEP-HFpEF [HFpEFに対するsemaglutide] 肥満のHFpEF患者において,semaglutideはベースライン時のKCCQ-CSSにかかわらず転帰を改善。
抗血栓療法トライアルデータベースは医療従事者を対象としたサイトです。 (c) copyright Life Science Publishing Co., Ltd
●NEW AMADEO [高血圧を合併した顕性腎症を有する2型糖尿病患者] ARB telmisartanとlosartanの腎保護効果を比較する。降圧は両群同様であるが,尿蛋白減少効果はtelmisartan群の方が大きい。 ●NEW BAT [脳卒中および心血管疾患発症後に抗血栓薬を投与した日本人] 出血性合併症リスクの検討。致死的出血,大出血はwarfarin+抗血小板薬群>warfarin群,抗血小板薬併用群,抗血小板薬単剤群。 ●NEW CALM [高血圧を合併した微量アルブミン尿が認められる2型糖尿病患者] ARB candesartanとACE阻害薬lisinopril,および併用療法の有効性を比較する。candesartanの降圧,微量アルブミン抑制効果はlisinoprilと同様である。candesartanとlisinoprilの併用投与の忍容性は良
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