サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
セキュリティ
www.ele-lab.com
車のインテリアやエクステリアでLEDをコーディネートする方も多くなってきました。 そして、LEDや電線が燃えた、配線を入れていたダッシュボードから煙がでた、LEDが壊れたなどのトラブルも多く起きているようです。 自分でLEDや制御パーツを買ってきて配線・電源投入したところ 触れないほど熱い! 煙がでた! 燃えた! 一瞬ピカ!と光って消えた! いずれも、LEDを扱ったことのある方ならば、ほとんどの方が経験したと思います。 なんともがっかりな現象です。 このがっかりな現象の原因は、大きく分けて放熱の問題と回路パラメーターの2つに分かれます。 本章では、熱い・燃える・煙が出る原因について簡単に説明します。 放熱不良 放熱の問題は、LEDや制限抵抗または定電流ダイオードが発する熱をうまく発散できていないことが原因です。 例えば、密閉空間にそれらを押し込めてしまっているか、ヒートシンクなどの放熱用部
LEDはなぜ光る?ではなく・・・・どうやったら光らせることができるのか? 光る原理などは、半導体理論の専門書にまかせて、電子工作をするうえでの使い方を簡単にお話します。 LEDの使い方のポイント ・電流を流せば必ず光る ・極性があるので逆接続すると壊れる ・温度が上がりすぎると壊れる ・電流を制限する方法が必要である 大きく分けると、使う上では、この4つがポイントになります。 もちろん、輝度制御や耐環境性・実装技術等々の細かい話になると、一冊の本ができるぐらい(というか、専門書が何冊も出ています)です。 こんな大雑把なポイントで収まるはずはありませんが、あまり難しいことを考えないのであれば、この4点を抑えればOKです。 使ったことないけど、それなりに最初はピカッと光ればいいんだよ!という方は、最低限の基礎知識としてご覧ください。 回路記号 回路記号では以下のように表現されます。 普通のダイ
LEDは無制限に電流が流れるもの LEDの電流・電圧特性は簡略化すると下記グラフのような形になります。 LEDというのはピカッと光りますが、ダイオードの一種なので電圧-電流特性が1次関数的ではありません。 指数関数的です。 もっと端的にいうと、順方向電圧を超えた瞬間、内部抵抗が大きく下がり電流が際限なく流れます。 例えば順方向電圧が3.5Vの場合、12Vを直接そのままLEDに掛けてしまうと、3.5Vを超えているため一挙に大電流が流れてしまいます。 そして、LEDの踏ん張れる定格電流値以上の電流となりほぼ瞬間的に(煙が出て!?)壊れてしまいます。 まさに、あっという間です。 LEDは電流を何らかの方法で制限してやらないと壊れてしまうという電子部品なのです。 抵抗で電流を制限する そこで、過電流で壊れないよう一般的によく使われるのは、抵抗器をLEDと直列に接続する方法です。 電流を制限する手法
変換する理由 UARTは、ほとんどのマイコンに組み込まれている汎用通信デバイスですが、小規模なシステム内通信で簡易に使うことが主な用途な為、そのままだとノイズ耐性・速度や拡張性など高度な通信スペックを備えていません。 そのため、UARTはFAやPCなどの他の機器につなぐことはできません。 他の機器と通信するためには、もう一段階別の通信規格に変換して使用することになります。 その一つがRS232Cです。 参考:RS232Cの基本 UARTとRS232Cの相違点 UARTとRS232Cの違いは、送受信の信号に限れば、信号電圧が異なるだけです。 よって、主流である3線式(送信、受信、GND)の場合のUARTとRS232Cの相互変換とは、電圧を相互に変換することを指します。 変換は、専用の変換IC1ケと多少の電子部品だけのシンプル構成です。 UART-RS232Cレベルコンバーター 使用例 上記レ
まだまだ現役 RS232Cは、一昔前のパソコン通信で主役だった規格で、ほとんどのパソコンがRS232Cで通信できました。 最近は、USBに取って代わられたRS232Cですが、カスタム品・組込系・FAではその簡単な扱いから現在でも良く使われています。 RS232Cの概要 RS232Cは、アメリカの工業団体EIAが定めた通信規格のことをいいます。 呼称名のRS232は通称で、正式名称はEIA-232と呼ばれます。 ただ、この通称のほうが業界には通りがいいので、今もほとんどの場合においてRS232で呼ばれています。 業界一般には、RS232に規格バージョンの「C」をつけたRS232Cと呼ぶことが普通です。 規格として規定されているのは、電気信号の特性・インターフェース部分(コネクタなど)の機械的特性・相互接続の機能となっていますが、あまり難しいことは考えなくても数m程度であれば、市販のICと適当
基本中の基本の通信技術 マイコンを使う上で避けて通れない技術の一つがシリアル通信で、その中でもUARTは最も基本的な通信技術です。 そして、マイコンを扱う方は、必ずマスターしなければならない技術の一つでもあります。 UARTとは 1バイト8ビットのデータを1本の電線で送るために、時系列にデータを分解して、1ビットづつ出力(送信)または入力(受信)します。 ほとんどのマイコンにUARTが内蔵されており、基板内IC間のデータ交換や、さらに他規格に変換してFA機器やPCのデータ交換に使用されます。 マイコンメーカーによっては、UARTという名称ではなく、独自の呼び方をするメーカーもあります。 例えば、PICはUSARTと呼び、ルネサス製H8マイコンはUART機能を持った内蔵デバイスのことをSCIといいます。 UARTは Universal Asynchronous Receiver Transm
LEDを並列接続して「あれ?」ということありませんか? 「同じ明るさになると思ったのにLEDを並列接続すると明るさがバラバラになってしまった・・・。」 「電流容量を増やそうと思ったのに、ダイオードを2ヶ並列にしても倍にはならなかった・・・。」 LEDを並列にしてみたけど・・・ (LED Vf=3.4V/20mA) 上記は、電子工作の大好きなAさんが作ったLEDの点灯回路です。 Aさんによると。 「最初は、LED1だけで光らせていたのですが、もう1つLEDを増やしたくなりました。」 「同じ種類のLEDがあったのでLED2をLED1と並列に配線し、LEDが2ヶになったので制限抵抗器を2ケ分の電流が流せるようになるよう再計算して値を変更しました。」 Aさんの考え方は単純明快で、一見うまくいきそうに思えますが、はたしてこの場合LED1とLED2は同じ明るさで光るでしょうか? なんとなく同じ明るさに
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『トップメニュー|電子工作の知恵袋』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く