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クレベリンにはエビデンスがあっても、その信頼度には問題あり❗ 消費者庁は空間除菌の製品の広告に対して景品表示法違反(優良誤認)に当たると再発防止命令を出しています。空間除菌製品の代表であるクレベリン、ウイルス対策としての使用は、安心感は得られても実際の効果は期待できません。クレベリンは製薬会社が販売していますが雑貨なのです。空間除菌のウソ・本当について医師が解説します。 アップした翌日に大幸薬品の株価が急落して、ちょっと焦りました。その後、株価は新型コロナ禍に乗じて右肩上がりのようなので一安心(※私は株は全くいじっていないけどね)。 新型コロナに対してクレベリンの効果はかなり疑わしいのに、その後、次亜塩素酸水なるものがブームになっています。 クレベリン批判ブログに対して、苦情と言うか、かなり強い批判を頂いて、ちょっと萎えていた私は次亜塩素酸水批判まで手を広げてしまうと、「院長〜❗また、クレ
新型コロナにまつわるニュース・テレビ番組の内容はいったい何が正しいのか分かりません。未知のウイルスが故に対応が難しく日々新たな情報が発信されるものの、不確かな情報・間違った情報・希望的観測・悲観的観測が入り乱れたカオスな状況です。 ですが、明らかに間違った情報だけは明確にできます。伊藤隼也氏による「新型コロナの本当の話」という本が出まして、その中身は医師としては取り上げずにはいられない危険な内容でした。 厚生労働省が激オコした、例の自称医療ジャーナリストの新刊本を読んで以前から自称医療ジャーナリストと、ほとんど固有名詞化した呼称で世間を賑わせている伊藤隼也氏の新刊が出版されました。 内々では伊藤隼也氏は自称医療ジャーナリスト界のショーンKとも呼ばれています(大丈夫かあ、「とくダネ!」)。 「誰も言わなかった」とのサブタイトルが添えられていますけど、まっとうな医師および医療関係者であったら、
「チンさむ」あるいは「タマヒュン」現象を医学的に解明か?なんとなーく、暗いムードに覆われた日本です。たまには息抜きというか、私のテーマの一つである「素朴な疑問」を理屈っぽく、そして医学的エビデンスを提示しながら、みなさんの疑問にお答えしますね。 「ちんサム」と呼ばれる現象をご存知でしょうか?ジェットコースターに乗ると下半身というか陰部を中心にフワッと、あるいはゾワッとする感覚を一部では「チンさむ」とか「タマヒュン」と呼ばれています。 チンさむは男女共通の現象 このチンさむ現象は男性だけじゃなくて、女性でも経験した方が多数のはずです。 となると「チンさむ」とか「タマヒュン」とかの名称は適切では無いことになります。 ドラマ「JIN−仁−」を観ていていて、女の子(名前はお初ちゃん、だったかな)が仁がつくった紙飛行機を追いかけて土手でころんだ瞬間にお腹に枝が刺さるシーンを目撃しました。女の子がころ
楽天が法人向けに販売を開始した新型コロナ感染症PCR検査キットですが、医師として懸念すべき問題が多すぎます。 日本医師会も大きな問題と声明を出しているこの楽天検査キット、現物を入手しましたので実物を紹介と共に、セルフ検査キットの精度や問題点を徹底的に検証します。 楽天が販売する新型コロナPCRキットの現物はコレ!楽天が自宅でどなたでも新型コロナ(正式名SARS-CoV-2)を検出するPCR検査キットを販売することになりました。遺伝子検査キット大手のジェネシスヘルスケアと連携しての販売です。ジェネシスヘルスケアの遺伝子検査キットをアマゾンで購入しまして、それをブログネタにしようと試みたことありました。 結果的にあまりおもしろくなかったので遺伝子検査キット体験ブログはボツ。 法人向けに100キット〜注文可能なこの検査キット、私はなぜか、その現物をもっています。 自宅で非医療者であっても簡単に新
医療機関でのN95マスク不足は深刻です。医療従事者ではないのに、世界的に不足しているN95マスクを利用する医療ジャーナリストという肩書きだけはプロっぽい人がいます。 このN95マスク無駄使いする医療ジャーナリストさんは以前から医療従事者、特に医師から批判を受けています。最近では古市憲寿氏と「とくダネ!」で激しい口論になったこともありました。 医療ジャーナリストは資格が必要ではなく、自分で医療ジャーナリストと名乗れば医療ジャーナリストです。つまり、あなたも今から医療ジャーナリストになれますよ。 医療従事者ではないのに、世界的に不足しているN95マスクを利用する医療ジャーナリスト以前から医療従事者、特に医師から批判を受けている医療ジャーナリストさんがいます。最近では古市憲寿氏と「とくダネ!」で激しい口論になったこともありました。 その医療ジャーナリスト(医療ジャーナリストは資格が必要ではなく、
日本株のBCGが肺の免疫を強化している可能性が示唆され世界各国で臨床実験がスタートされましたがまだ仮定のお話。そして大部分の日本国民がすでに摂取しています。 大人になってもう一回BCG打てば無敵と考えてしまうお気持ちはわかりますが、そこにつけこんでBCGをビジネスにする医師がいて、そんな医師に限って禁忌行為を行うという情けない事案が発生しました。 絶句。新型コロナ予防でBCGを注射してしまうとは。新型コロナ感染の拡大に伴い、正しくない間違った予防方法が残念ながら出回っています。例えばBCG接種をした人は新型コロナに感染しにくい、あるいは感染しても重症化しにくいとの情報が世界的に駆け巡っています。 しかし、果たしてBCGが新型コロナの感染を予防するかについては、現時点では仮定にすぎません。 そんなこんなの新型コロナからみのBCGを実際に患者さんに注射してしまった非常識というか、信じられない医
感染経路不明となることが多いクラミジア感染症や淋病、近年急増している梅毒は、幸い治療薬があります。 新型コロナは治療薬がまだ確立されていません。ですので感染経路の解明は感染拡大を防ぐためにも大切なのです。厚生労働省のクラスター対策班は不眠不休の努力を続けておられますが調査中のものまで不明とする報道のあり方には医師として強い疑問をもっています。 感染症は以前から感染経路不明のものが少なくなかった新型コロナ対策として、クラスター(cluster、集団・塊という意味)を見つけることにより、さらなる感染拡大を防ぐ方法が取られています。 クラスターが発生していることを早期に発見し、感染源や感染経路を調査することは感染拡大防止対策の重要ポイントであると考えられています。 しかし、ここ数週間、特に東京を始め大都会における新型コロナ感染事案において、感染経路不明となる例が増えています。 メディアの報道によ
緊急事態宣言が出されましたが、この緊急事態宣言をもっと早く出すよう求めていたのが医師会です。 専門家が会見で耳慣れない単語・カタカナを多用し、結局何がいいたいのか分からないという方が多いでしょう。医師会が危惧していた医療崩壊と緊急事態宣言の関係についてわかりやすく解説します。※緊急事態宣言が出る前の記事です。 医師会はなぜ緊急事態宣言が早く出ることを要望しているか?新型コロナ関連報道がメディアの大半を占めるようになって、かなりの日数が過ぎています。普段あまり耳にすることがない、「オーバーシュート」「感染爆発」「都市封鎖」「ロックダウン」「非常事態宣言」、そして「医療崩壊」などの言葉がメディアで頻用されています。 当院はテレビが無いので、車のナビの画像で失礼します。 これらの派手に取り上げられる用語を正しく理解していない人も少なくことが予想されます。 例えば緊急事態宣言がでると即移動の自由が
インパクト強すぎたガーゼマスク姿の安倍首相。マスク不足解消のために、日本国政府は布製マスクを全世帯に2枚ずつ配布しアベノミクスに因んでアベノマスクと呼ばれています。 この布製のアベノマスクは感染症対策になり得るのか?使用目的について医師が解説します。 インパクト強すぎ、ガーゼマスク姿の安倍首相私は多くの科学的医学的根拠によってマスクのウイルス感染予防効果は期待できないよ、と主張していました。 今回の新型ウイルスによるヘンテコな感染症が世界的に拡大することにともないマスク不足が深刻化しています。 マスク不足を解消するために、日本国政府は布製マスクを全世帯に2枚ずつ配布する予定です。
日本の新型コロナ対策は間違っているのでしょうか? ヘンテコなウイルスによるへんてこな感染症対策を各国がそれぞれ工夫して行っています。日本が他国と大きく違うのは検査を必要に応じて行っている点です。 検査数が少ない、他国を見習えという意見がマスコミを通じて発信されていますが、日本の対応は間違っているのでしょうか?いち医師としてじっくり考察しました。 日本の新型コロナ対策は間違っているのか?新型コロナ(ヘンテコなウイルスが正式名称)によるヘンテコな感染症などの感染症への対策として世界各国がそれぞれの工夫をしています。 日本が他の国と大きく違っている点の1つとして、無闇矢鱈と検査を行っていない点が話題になりがちです。日本は積極的に検査しないために、実際はもっと大人数が新型コロナに感染してるのではないか、と心配している方も少なくないと考えています。 また、日本で新型コロナ陽性と判定された人の致死率が
昔から納豆は体に良い食品として日本人に愛されてきました。 愛される故に愛する相手である納豆に過大な納豆自身も気がついていなかった健康面の効果を期待をしてしまうと、納豆だってプレッシャーに押し潰されてしまうかもしれません。 納豆がかわいそうじゃん。。。 納豆に多大な期待、免疫力アップ効果はあるのか?たぶん、納豆も自分の特徴ある香りにコンプレックスというか負い目を感じていて、そんな自分を愛する納豆LOVEの人々に感謝の気持ちを伝えるため、一生懸命納豆なりに健康面でプラスになる効果を実力以上に頑張って発揮する努力をしていたのではないでしょうか? 先日、こんな記事を見かけました。 CoCoKARA「納豆の驚くべき効果効能」(https://cocokara-next.com/food_and_diet/effect-efficacy-surprising-fermented-soybeans/)
とにかく検査をすれば良い、とは限らないというのが医師としての見解です。 検査に関してお伝えしたいのは、感度だけでなく特異度をしっかり考慮する必要性です。 特異度を無視した検査の繰り返しは医療崩壊を引き起こす可能性が高いのです。その点について詳しく解説いたします。 私のツイート、おおきな誤解を招きお詫びします先日、通勤の途中でテレビの音声を聞いていて、こんなツイートをしたところお叱りをいただきました。 痛恨の誤変換、「出演者」がなぜか「出捐者」w。 先ほど録画したものを再確認しました。確かに「陽性と出るまでPCR検査を繰り返す」との発言はありませんでした。私のツイートの間違いを指摘してくれた方、及び関係者にはお詫び申し上げます。 さらに私の「10本同時に」とのツイートもおおきな誤解を招いてしまいました。「同時に連続して10本の検体を採取して」とツイートするべきだったようです。一気に10本の綿
ワイドショーで流されている新型コロナによるヘンテコな感染症関連情報が多くの人をパニック状態にしています。本来ならば視聴者の不安を取り除くために正確な医学情報を放送するべきなのに、余計な危機感を煽って不安にさせることに力をいれているとしか判断できない内容で構成されている番組が朝から夜まで垂れ流されています。 人をパニックにさせないための安心させるための偽りの情報よりも性質が悪いと思います。専門家と称する人の意見が様々ですが、誰が言ったかではなく、信用するかどうかはあなた自身にかかっています。 新型コロナ感染症関連の話題をワイドショーが取り上げる際の代表的な主張はコレ ワイドショーで特に多いのが、以下のような主張です。 早め早めにPCR検査をすることによって重症化が防げる。医師が保健所に電話してもPCR検査が受けられない。感染が心配な人は全例PCR検査が受けられるようにしろ。などをコメンテータ
ダニング・クルーガー効果というものがあります。能力の低い人ほど、自分の発言が価値のあるものである、と思い込んでしまう認知バイアスのひとつです。 情報系ワイドショーで健康問題を扱うことが、新型コロナ騒ぎのなかで多くなってきました。医師ではないコメンテーター、あるいは医師であっても感染症は専門外、なかには自称医療の専門家さえ登場しています。その方たちによって新型コロナを判定する検査について、多くの医師等によって否定されている、無闇矢鱈に検査をするべきであるとの主張が見られます。 内輪で持ち上げられたことによって、自分たちの主張が正しいものであると思い込んでしまう、まさにダニング・クルーガー現象状態に陥っているモーニングショーに強い不信感を抱いてしまいます。 どんどん自分たちの考えに閉じこもって、新型コロナの検査問題を扱う朝のテレビ番組いや〜、驚きました。朝のバラエティ番組というか、ワイドショー
育児はだれでも不安になって当然です。子育て中のママの不安を解消する情報が掲載されているサイトを「ママサイト」と呼びます。信頼度が高い情報を提供していると思われている「ひよたま」の中にもトンデモ医学がまじり込んでいるのです。ヘンテコな医学情報を流布している人々の中には明らかに子育て中のママをロックオンしている怪しげなビジネスをおこなっている輩もいますので、注意が必要です。 今回とりあげるのは「こたつなど暖房器具の電磁波は胎児に悪影響があるのか?」「DHAやEPAサプリメントを妊婦さんが服用しても大丈夫?」「胎内記憶ってあるの?」という妊婦さんなら誰もがちょっと気になる話題です。 トンデモの宝庫、ママサイトを覗いてみたら驚愕いい加減な医学健康情報の温床の1つとして、ママサイトがあります。ママサイトは子育て中の母親を主なターゲットにしたキュレーションサイトなどのことであり、子育てに中のママには絶
新型コロナの感染拡大が世界規模の広がりを見せる中、日本は他国に比べて検査数が少ないため「なぜ検査をしないのか」と疑問を投げかける医師もいれば闇雲に検査はすべきでないとする医師とで意見が分かれています。 まず新型コロナが名前の通り新型であること、そしてPCR検査の精度の問題を合わせて考えると自ずと何が正しいのかが見えてくるはずです。 新型コロナ感染を判定する検査「PCR」であっても多くの問題を抱えています日本中が新型コロナに高い関心を寄せています。 これは世界中の新型コロナの発生状況、死亡者数などを世界保健機関(WHO)、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)、中華人民共和国国家衛生健康委員会のデータをもとにジョンズ・ホプキンズ大学が公表しているサイトです。 ウイルスに感染しているかを正確に判定する方法としてPCR(ポリメラーゼ連鎖反応 polymerase chain reactionの略
マスクの着用は、まわりの人にウイルスや菌を広めないという意味での感染拡大を防ぐ効果はあります。 一般の方の間で、マスク不足対策として「手作り布マスク」が注目されています。しかし、マスクをすることでウイルス感染を予防する効果はかなり疑問が残りますし、逆に布マスクはウイルス感染を助長する、との医学論文さえ存在します。 マスク不足対策としての手作り布マスクは危なっかしい可能性があります新型コロナ(ウイルスの正式名称は2019-nCoV)による肺炎等(へんてこな感染症と正式には呼びます)の世界的な感染拡大を受けて、日本ではマスク不足問題がメディアで毎日のように取り上げられています。マスク不足の原因としてドサクサに紛れての買い占め、そして高額転売が問題視されています。 これからは花粉症の季節でもあり、どうしてもマスクが手放せない人がいるのに医療機関でさえ、こんな状態です。 マスクはどこに消えたのか?
PCR検査とは微量の検体を高感度で検出する手法で、Polymerase Chain Reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)の頭文字をとってPCRと呼ばれています。 クラミジアやウイルスといった顕微鏡では見ることのできない病原体の有無を調べる検査です。病原体のDNAを増幅させることによって検出する検査方法であるので、確実な診断が下せます。 当ページで紹介しているPCR検査は泌尿器の疾患を調べる検査です2021年に入り、新型コロナウイルスの検査方法は種類が増えてきました。PCR検査は、検査名だけがひとり歩きして、新型コロナウイルスの検査方法と勘違いされている方が多いのですが、あくまで数ある検査方法のひとつでしかありませんし、泌尿器科では以前から行っている検査です。 現在、当院では東京都の指定を受けた診療・検査医療機関として、新型コロナウイルス感染症の症状がある、あるいは濃厚接触者である、また
「体温を上げて免疫力アップ」「食事で免疫力を上げる方法」といった免疫力をアップして風邪・ウイルスに克つ情報が蔓延し、カラダによいとされる情報には大抵「免疫力UP」がつきもの。 医師として申し上げますが、残念ながら私たちの体のもつ免疫システムはそんな簡単なものではありません。体温を上げれば免疫力があがってガンにならないといった情報も医学的な根拠はありません。 「何々をして免疫力アップ!」免疫はそんなに簡単なものじゃないよ❗「体温を上げて免疫力アップ」「食事で免疫力を上げる方法」などの、なんとしてでも免疫力をアップさせましょう、免疫力をつけましょう的な記事をウェブでも週刊誌でも毎日のように目にします。 そもそも免疫はそんな単純なものではなく、複雑な要素が絡み合ったヒトの体に備わったシステムであることをご理解ください。今の時期であれば、「風邪に負けないように免疫力をアップ」とか「ウイルス感染を防
私たち医師がマスクを診察時や手術時にマスクをするのは、自分たちの飛沫が患者さんに感染させないためです。自分たちが感染しないように防御するために使用するのはN95と呼ばれる特殊なマスクであり、サージカルマスクで感染を防ぐことは出来ない、と多くの医師は考えています。 新型コロナの感染拡大に伴い、一般の方が使用するマスクが品不足になっており、その影響で私たちが通常の診察で使用するサージカルマスクもN95マスクもほとんど入手することが出来なくなっています。一部の心無い転売屋によるマスクの買い占めによって、本当にマスクを必要としている人々は危険にさらされています。 とうとう医療機関でもマスクが手に入りにくい状況になっている新型コロナ(2019-nCoVと呼ぶのが正式) の感染拡大に伴い、世の中でマスク不足が騒がれています。まさかと思っていたら、とうとう医療機関でもマスクが手に入らない状況になってしま
感染予防のためにマスク着用が常識というかマナーになっています。 そもそも医師が考える通常のマスク着用の意義は自分が感染している時に他人に感染させない効果です。 マスクをしているとついつい無意識に顔に手が行くことを防ぐ可能性もないわけではありません。人は無意識に顔を一時間あたり23回も触れている、との研究論文が存在します。 新型コロナ感染予防対策法として、「顔をいじらない」効果はマスクに期待できるのですけど、マスク自体を触ってしまうと逆に感染リスクが高まるような気もします。マスクの効果について、考えてみました。 ウイルス感染はマスクでは防げない、が医学的常識だけど、ひょっとして防げるかも?ウイルスの感染予防にマスクを着用することが有効であるか、無効であるかの議論があります。私はマスクはウイルスに感染した人が第三者に感染を拡大させない予防効果はある、と考えています。 多くの人がマスクを着用する
ウイルスをクレベリンで退治するのは無理です。 意外と多くの方が勘違いしているのですがクレベリンは、医薬品でも医薬部外品でもありません。「雑貨」です。つまり、医薬品でも医薬部外品でもないモノが、特定のウイルスに効果があるかのように宣伝することは薬機法という法律に違反しますが、うまくかわした表現をしています。例えば、つらい●●の痛みに!って表現は、効く、とは書いていないのでOKといった具合に。 災害や事故で世の中の情勢が不安定になると、必ず必要以上の恐怖を煽る人たちがいます。そして被害を受けないようにとインチキ商品を売ろうと試みる怪しげな人々が蠢きます。 クレベリンに効果ないのはわかっていても来院する患者さんが安心するからという理由で空の容器をあえておいているクリニックもあるようです。何年も前からいわゆる空間除菌に対する注意喚起が行われてきていますが、信頼といいますか盲信している人は多いのです
非難轟々のイオンですが医学的にはイオンを擁護できます。 そもそもマスクは風邪やインフルエンザの予防効果は医学論文上では明確になっていません。マスクは感染者が他の人に移すのを防止することに意味があります。 つまり体調が悪い(感染の症状が出ている)のなら、休みましょう、ということです。そのような休める職場環境作りが優先されるべきです。 イオンが従業員に接客時のマスク着用禁止を指示したけど、マスクでインフルエンザ感染が予防できるのか?流通大手のイオンが従業員に対してマスクを着用しての接客を原則禁止としたことが、メディアで話題になっています。 インフルエンザが流行する時期に、「接客する時はマスク着用はしないように」とのお達しに対して、従業員とお客さんの両方から「マスクは感染予防に必要なのに」と怒りの声をメディアは大々的に報道しています。 イオンスタイル碑文谷店、ついつい目黒住民は「碑文谷のダイエー
子供の時から胃腸が弱く、特に毎日飲酒するようになってからは食欲は無いし、常に胸焼けがするし、吐き気を伴う胃もたれもすれば、胃痛に苦しんできた私。 当然、処方薬であるマーズレンS配合顆粒、ムコスタ、マーロックス懸濁用配合顆粒、ナウゼリン、アコファイド錠、ガスター、ザンタック、タケプロン、タケキャブ錠、新しいネキシウムカプセル20まで、ありとあらゆる薬を試してみましたが、どれもこれも私の症状にはあまり効果がありませんでした。 そこで試しに市販薬である太田胃散(第二類医薬品)を服用したところ「太田胃散、ありがとう。いい薬です」と素直に言ってしまいそうなくらい効果・効能が現れ、ここ数十年間苦しめられて来た胃の症状がスッキリしてしまったのです。
足の裏から毒素がドバドバ排出、足裏シートを使ったデトックスのカラクリはこれ化学物質まみれの生活習慣によって、がんなどの様々な病気になってしまう。そんな毒素まみれの体から毒素を出しましょう、という「デトックス」と呼ばれるニセ医学があります。 いろいろなデトックスの方法がありますが、手軽にご家庭でもデトックスができる方法として、人気なのが「足裏シート」とか「足裏樹液シート」です。 ドラッグストアや通販で手軽に購入できます。 海外でも足裏シート・足裏樹液シートによるデトックスは人気があるようで、「重金属」「代謝物」「毒」「寄生虫」「化学物質」「セルライト」までが、ご丁寧にデトックスされたこと説明されています。 先日、「モヤモヤさまぁ~ず2」で田中瞳アナウンサーが足裏デトックスの1つの流派であると思われる「水素水入りの足湯デトックス」を体験する姿がネット上で話題になりました。こんな体験を実際にすれ
ニセ医学に騙された❗って怒る人がいても金銭的損失も無さそうだから、許す(笑)。 しかし、先日2019年12月22日に放映された人気番組(私も時々観ます)「モヤモヤさまぁ~ず2 日本橋周辺~粋だね!老舗だらけの足汁SP~」はちょっとねえ⋯。 水素水を使った足湯デトックス、トンデモニセ医学の二乗じゃん❗と判断して良さそうです。 足湯に浸かってリラックス、全く問題ないです。その足湯の湯が水素水、まあこれも水素の性質を知っている人にとっては笑っちゃうレベルで、目くじら立てるのも大人げない。 私は水素水をつかった足湯デトックスの効果効能というか、理論説明が疑似科学でありニセ医学である点が気になって仕方がないのです。 メーカー?さんも堂々と言ってますけど、ただの水の色を変える機器ですね。 フットバスによるデトックスに関しては以前に「便秘は美容の大敵⁉毒素を出してデトックスのウソとホント」という記事を書
強烈すぎてインスタ映えと呼んで良いのかわからない「こうもんにっこうよく」。SNSで大きな話題となりましたが、その奇抜さや世界観?はさておき、普段日光にさらされることのない人間の肛門、はたして日光に晒して良いのでしょうか??医学的な視点から検証してみます(笑)お尻のではなく肩の力抜いてよんで笑ってください。 笑うしかない、肛門に日光を30秒浴びさせる「肛門日光浴」健康法 ネットには時々ヘンテコな常識的に考えてありえない健康法が紹介されることがあります。ニセ医学と呼ぶほど悪質ではなく、笑い飛ばせるようなものを「トンデモ」と私はできる限り使い分けているつもりです。 今回、久々の大型トンデモ案件が登場しました。 肛門に日光を浴びさせる「肛門日光浴」というトンデモ❗ Forbes 2019年12月2日 インスタで謎のブーム「肛門日光浴」に効果はあるのか?という記事を目にした方も多いのでは無いでしょう
メンタリストDaiGoが勧めた“サプリ”に疑惑集まる?“生理痛に効く”アロマオイルも物議(https://news.livedoor.com/article/detail/17367982/) この記事のタイトルを読んで、私は「メンタリスト」と「DaiGo」の意味が分からなかったし、一般の方は「生理痛に効くアロマオイル」がなぜ文中の「薬機法違反」になる可能性があるのか分からなかったのではないでしょうか? 海外ドラマの「メンタリスト」は観たことあるけど、日本でメンタリストなる職業があることを知りませんでした。DaiGoという方はそういえば新聞の書籍広告で見かけたような記憶があったかも。 メンタリストDaiGoさんをAmazonの図書で検索してみると、「心理学を使って心理を操って人をどうのこうのして幸運になりましょう」という活動をしているようですね(個人的には胡散臭い)。 生理痛に効果があるア
反ワクチン派と呼ばれる人々がいます。アクティブに活動している反ワクチン派の人数は予想以上に少ないと考えられています。議員という責任重大な立場にありながら、反ワクチン的発言を行っている伊勢崎市の市議会議員がいます。わたしのツイートがその市議を刺激したようで、ネット上ですが明らかに喧嘩を売られてしまいました。非科学的ニセ医学に惑わされた反ワクチン派の市議の主張がどれだけヘンテコなものであるかを解説します。 あの伊勢崎市のトンデモ市議会議員さんに「とやら」と見下された私ですが私は産婦人科を専門とはしていません。医学を学んだものであれば、常識的にワクチンの効果に関しては、効果あり、と大多数は判断するはずです。 副反応がメディアを賑わした子宮頸がんワクチン(正式にはヒトパピローマウイルス?ワクチン 略してHPVワクチン)の効果も医学的には認められています。 しかし、伊勢崎市の市議会議員である伊藤純子
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