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最近あった自動車事故でも思いましたが、 「私はむちゃくちゃ運のいい人生を送っているなぁ」 とたまに思います。 例えば、 普通の家庭で生まれ、虐待をされるわけでもなくスクスク育つ。 コミュ障でありながらも、コミュ力お化けの親友がいたおかげで学生時代をボッチで過ごさずに済む。 大卒が当たり前の時代に2年生専門学校に入学し、就職氷河期の中(2003年)卒業。 大して勉強していたわけでもないが「真面目そうで企業に推薦しやすいから」という理由(たぶんね)で、数少ない一部上場企業の学校斡旋を受けて就職。 日本最大級のIT企業と、世界有数の製造メーカのシステムを担当することになり、異常なほど面倒見のよい両社のお客さんからボッコボッコボッコボッコに教育されて育つ。 仕事のつながりはないものの『常駐先で近くに座っていたIT企業のSE』と仲良くなったことがきっかけで、そのIT企業に転職。年収が100万円ほどア
新NISAが盛り上がっていて非常に素晴らしいと思ってはいますが、なんだか勘違いしている人も多いようで、少しモヤモヤしています。 例えば 「新NISAを買う!」 「新NISAをやらないのは損!」 といった言葉が聞こえてくるからです。 これに対する警告として、 NISAは 「儲かる」制度でも 「損する」制度でもなく 「得する」制度である。 というところから入らないと勘違いしそうな気がする。 必ず儲かるとか国の陰謀とか、そもそも入口が違う。 — 眼鏡小僧 / やすひろ (@meganekozo) 2024年1月30日 という眼鏡小僧さんのポストを見て、うまい表現だなーと思いました。 NISAという制度は、既存の投資家にとって素晴らしい制度ではありますが、「投資はしない!」と判断していた方にとってはあまり関係のない制度です。 というのも、NISAは「投資で儲かったときに、プラスアルファが手に入る制
読売新聞オンラインに、よい相談ネタがあったので考察します。 [人生案内]「金の亡者」 友人が苦痛に それは、下のような相談です。 50代のパート女性。20代の頃、会社の同期として働いた同世代の女性の友人2人と今も会っています。皆、その会社は辞め、私は独身、友人2人はバツイチで、うち1人は再婚しました。みんな子どもはいません。 互いの人生を把握しているので、気兼ねなく話せるありがたい友人なのですが、2人が徐々に「金の亡者」になってきて、会うのが苦痛になってきました。 子どもがいないせいか、将来を案じ、お金を増やすことに躍起になっています。株、NISA(少額投資非課税制度)、金の積み立て、暗号資産(仮想通貨)などの金融商品に手を出し、会えばその話になります。独身で財テクに疎く、何もしていない私の不安をあおって盛んに勧め、その場で資料請求させようとします。 せっかくの食事会もお金の話ばかりでうん
1月24日にバンガードから『バンガードにはビットコインETFはないのですか?(No bitcoin ETFs at Vanguard? Here's why)』といった記事がでていましたので紹介します。 アメリカではビットコインETFが承認され、1月11日から取引が開始しています。 しかし、世界最大規模の資産運用会社であるバンガードはビットコインETFを取り扱っていません。 そこで、『バンガードにはビットコインETFはないのですか?』といった問いが投げかけられているわけです。 この問いには、ETF Capital Markets and Broker & Index RelationsのグローバルヘッドであるJanel Jackson氏が下のように答えています。 In Vanguard’s view, crypto is more of a speculation than an inve
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年1月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 なお、通常時は『月最初の週末の資産』を記録していましたが、PCが壊れていたため今回は2024年1月20日(土)時点のものとなります。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明 ・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛 ・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛 目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」
たまに 「全世界株式を選んだんですね~」 と言われることがあるわけですが、少しばかりモヤモヤします。 というのも、私は全世界株式をメインの投資先としているのですが、 あまり「全世界株式へ投資するぜ!」と選択したつもりはなく、どちらかと言うと「投資先を選択しない!」と考えた結果が『全世界株式への投資』になったと認識しているためです。 もう少し書くと、 Q:投資する? ⇒ 「投資する」を選択します! Q:投資対象の商品はどうする? ⇒ 「株式」を選択します! Q:投資する銘柄や地域はどうする? ⇒ 選択しません!(全部に投資します) といった感覚です。 これは 『全世界株式を選んだ』のではなく、『投資先を選ばなかったら全世界株式になった』 という言葉が正しい表現でしょう。 これぞパッシブ投資。 よって、『全世界株式を選んだ』と言われると、 「そうなんだけど、なんか違う」 と違和感を覚えるわけで
2023年の始まりに「今年の予想」なるものを書いていましたが、大ハズレでしたw 具体的には 2022年末の株価から20~30%の下落をしていくでしょう。 と意気揚々と予想していました。 私がメインで投資しているオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の2023年実績(円ベース)は、プラス30.42%だったので、真逆の予想をしていたことになります。 ガハハハww であるのにも関わらず、2023年は 資産額 :+1,537万円(4,401⇒5,938万円) リターン:+ 884万円(1,317⇒2,201万円) と凄まじいリターンを上げることができました。 というのも、 自分の予想をガン無視して、ひたすらバイアンドホールドしていたから。 です。 もし仮に、自分の「下がる!」という予想を信じて投資を売っていたのであれば、このリターンはなかったことになります。 恐ろし
「ウォーレン・バフェット氏の年間配当金61億ドルのほぼ半分は3銘柄だけから出ている」というインデックス投資家の私ですら「おっ!」と思ってしまう記事があったのでご紹介。 Nearly Half of Warren Buffett's $6.1 Billion in Annual Dividends Comes From These 3 Stocks ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイは、年間61億ドルを超える配当を受け取る予定となっていますが、そのうちのおよそ半分は バンク・オブ・アメリカ(9.9億ドル) アップル(8.8億ドル) オクシデンタル・ペトロリアム(8.7億ドル) の、たった3社から支払われている配当によるものです。 いわゆる『高配当銘柄』なのかな?と想像してしまいますが、これら銘柄がバークシャーの配当金の多くを占めているのは、下グラフの通り『バークシャーの保有株
私はセミリタイアを目指しています。 「セミリタイアしようとしている」 という話を聞くと 「私だって、仕事を辞めやれるなら辞めたいもんよ」 的な感想を持つ人も多いのではないでしょうか。 しかし、私は別に仕事を辞めたいわけではありません。 ただ、イヤなことをやりたくないだけです。 つまり、 「セミリタイアして、楽しみならがお金を稼げるモノを見つけたい!」 と考えており、「働きたくない」ではなく「働くことが楽しくてたまらない」と言えるようになることが目標としているわけです。 実際のところ、セミ”リタイア”とは言っているものの、リタイアすることを目標としているわけではなく、『脱サラ』や『転職』といった言葉のほうがしっくりくるかもしれません。 また、著名なユダヤ人哲学者であるハンナ・アレントは、 『仕事』とは、誇りをもってすることである。強制されているわけではなく、むしろやる気に満ち溢れている。達成
投資に関してはネガティブな発言の目立つ荻原博子さんが『新NISAの落とし穴』を解説してくれていたのでご紹介。 話題の新NISA、実は「落とし穴」だらけ…荻原博子が「おやめなさい」と断言するワケ その落とし穴は以下4点です。 「ナンピン買い」が難しい 損益通算ができない 損失繰り越しができない 売却してもすぐにNISA枠が復活しない なお、4つ目の「売却してもすぐにNISA枠が復活しない」は私が勝手に要約した言葉ですが、原文では「口座を一人一口座しか持てない」となっていました。 原文のその個所では、 タイミングを見て売ったり買ったりといった、機動的な売買で儲けたい投資家にとっては不便で、結果的に買ったらずっと持っているような投資商品に偏っていくことになりかねません。 と書いてあったので、勝手ながら「口座を一人一口座しか持てない」ではなく「売却してもすぐにNISA枠が復活しない」とさせてもらい
先日公開した『楽天インデックスバランスファンド』に興味が出てきたという記事で、「リタイア後のリスクを下げるために、全世界債券が組み込まれているバランスファンドないかな~?」 みたいなことを書いたわけですが、 まずはおっしゃるようにリスクが高いので、ある程度安定して推移するという債券の利点が薄いと思います。債券的(?)な動きを求めるなら先進国債券かと。 原理的に債券は利上げ時に下落するので、インフレ亢進時はまだ株のほうがいいのではないでしょうか💡 — なまずん🐟20代からインデックス投資をスタート🐟 (@gameoftheweak) 2023年10月17日 なんていうご指摘をいただきました。 これによって 『株式でも債券でも全世界分散が良い』と盲目的に考えていた という事実に気づきました。 よくよく考えてみれば、先進国債券はかなりハイリスクな商品(これに手を出して痛い目を見た人も多いで
明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします! …2024年の幕開けですね。 2019年にこのブログを開始してからここまで少しづつ閲覧数が増加しており、いわゆる『ブログ収入』も微増傾向にあります。 これは、 スパコンSEは『ただ継続しているだけ』で特別なことをしているわけではない それでも、読者が見に来てくれるためにブログが成長している と、『インデックス投資を継続しているだけで資産が増えていく』のと同じような事由によって達成されています。 インデックス投資をしながら、上場企業の労働者に対して 「毎日のように株主の利益のためにも働いてくれてありがとうございます!」 と感謝しているのと同じように…、 いやそれ以上に、このブログの読者にも感謝しております。 いつもありがとうございます!! 2024年に何がまっているのかは分かりませんが、 何が起きてもインデックス投資一本 ひ
2023年の投資実績まとめです。 ざっと整理するとこんな感じ。 資産額 :+1,537万円(4,401⇒5,938万円) リターン:+ 884万円(1,317⇒2,201万円) 追加投資:+ 653万円(3,084⇒3,737万円) …すごすぎる 2023年は『1年間で資産が1537万円増えた』という、信じられないような結果となりました。 また、そのうちの58%ほど(884万円)は投資によるリターンなわけですが、私はインデックス投資一本の人間なので 投資先を選ばず、投資するタイミングすら選ばず、ただ持ったまた放置しているだけで884万円増えた という、投資を知らない人からすると「詐欺なんじゃね?」と言われそうなほどのリターンをたたき出しました。 これまで(インデックス投資を開始した2017年から)の総リターンは2,201万円なわけですが、総リターンのうち40%が2023年のリターン
新NISAが始まりますね。 が、このブログではほとんど触れてきませんでした。 というのも、 「新NISAになろうと、全額を配当金を再投資してくれる投信に投資するだけじゃい」 ということで、これまでのつみたてNISAと戦略が変わっておらず、大して書くことがないためです。 とはいえ、インデックス投資家の中には 「つみたて枠は配当金再投資の投信で、成長投資枠では配当金が受け取れるETFに投資しようかなぁ」 と悩む方も多いようです。 『配当金を再投資したほうがリターンが大きくなる』のは当たり前のことではありますが、それでも『使うお金を手に入れるために投資している』と考えると、ETF投資によって配当金を受け取ることも素晴らしい選択と言えるでしょう。 とくに、すでにそれなりに大きな資産を手にしており、『資産を増やすよりも資産を使う』フェーズにあるのであればなおさらです。 私は、近い将来にセミリタイアす
モーニングスターから2023年の教訓という記事が出ていました。 Lessons From 2023 Morningstar Indexes' insights into market leadership, the impact of macroeconomic factors on assets, and diversification. その記事では 「2023年は、従来の常識が通用しないことが多々あった」 と、以下5つの教訓をあげています。 金利上昇は成長銘柄にとって必ずしも悪いことではない 金利上昇は銀行にとって必ずしも良いことではない 経済成長と景気回復が必ずしも小型株を押し上げるとは限らない 低バリュエーションだけでは米国外の株式は上昇しない 債券は株式リスクを分散させることもあれば、そうでないこともある 金利上昇は成長株にとって必ずしも悪いことではない 一般的には「高い金利は
「積み立て投資だと「ドルコスト平均法」でリターンが拡大するって本当?」 という記事がありました。 『ドルコスト vs 一括投資』というネタは、いたる所で何度も繰り返されているので今さら言及することもないわけですが、いい機会なので少しばかし。 『ドルコストか一括投資か』は無用な議論 まず、多くの人にとって『ドルコストか一括投資か』は無用な議論だと思うのです。 というのも、投資を開始する時点で巨額の現金がある人はまれだからです。 であれば、投資をする方法としては 定期的に手に入る労働収入を、すこしづつ投資に回していく という選択しかできず、勝手にドルコスト平均法的な投資になってしまいます。 仮に、投資を開始する時点で数百万円程度の貯金があったとしても、投資とは一生付き合っていくものだと考えると、その数百万円は生涯の投資額からすると大した額ではありません。 よって、投資歴が長くなればなるほどに『
インデックス投資歴6年 総資産 5,938万円 評価益 2,201万円 と、スパコンSEが立派に見えるように列挙してみたわけですが、 「この評価益は幻で、現金にするためには400万円近くの税金を払わないといけないのよな~」 と思うと切なくなります。 (つみたてNISAも使っていますが、全体から見ると小さな金額しかない) 来年から新NISAが始まり、最大で年間360万円までNISA口座での投資ができるようになるわけですが、 夫婦そろってこの枠を埋めるのは厳しい…! これまでの我が家の年間投資額は約500万円ほどで、かなり頑張っている方だとは思うのですが、さらなる節約をしたところで二人合わせて720万円を用意するのはかなり厳しいです。 ほとんどの人は『新NISA枠を毎年上限まで埋める必要はない』と言えるかと思いますが、我が家は近い将来サラリーマンを引退する可能性が高い(が、しないかもしれないw
アメリカ経済が脆弱であることを警告している面白い記事があったので紹介。 The State of American Finances: Rising Debt, Falling Savings, and Economic Vulnerability - Game of Trades この記事では、アメリカ国民の貯蓄や負債などのデータをもとに「経済的な脆弱性が増している」と警告しています。 ここではその中からいくつかのデータを紹介したいと思います。 収入の何%を貯蓄しているか? まずは、「収入のうちどれくらいを貯蓄しているか?」です。 1980年以前は10%前後の貯蓄率、 直近30年ほどは3%前後の貯蓄率 だったわけですが、現在はほぼゼロとなっています。 これは、 今後くるかもしれないリセッションに備えることができていない と考えることができ、いざリセッション入りした時に大きなダメージを負う
『金利が高いと株式投資のうまみが少ない』といった話を聞きますが、本当にそうなのか、かるーく考えてみることに…。 『うまみが少ない』と言われる理由は、 金利が高いと、企業の資金調達(借金)のコストが大きくなるので、設備投資などが削られ成長が鈍化する 株式ではなく、ローリスク・ハイリターンが期待できる債券に資金が移る 借金がしづらく、消費者の購買意欲が落ちる といった感じです。 ある意味ごもっともなご意見で、私も 「これだけ金利が上がったんなら、大したリスクもない債券に投資した方がいいんじゃない!?」 なんて思ったことがあります。 しかし、いまでは 「今更そんなことしても意味ないな」 と考えるようになりました。 何故そう考えるようになったのか整理します。 ------ これまでに金利が急上昇してきたのは、急激なインフレを抑えるためです。 つまり『金利もインフレ率も高い状況』にあるわけですが、債
私はオルカンをメインに投資していますが、先進国株式投信へもそこそこ投資しています。 その理由は、主に 過去のリターン実績を見ると、新興国はイマイチであったから 『効率的市場とは言えない新興国市場』を投資対象としたくないから オルカンよりも先進国株式のほうが低信託報酬だったから という3点からです。 過去のリターン クレディスイスによると、1900年~の先進国市場 vs 新興国市場のリターン実績は と、結構大きな差がついており、年率で見ても 先進国市場:8.4% 新興国市場:7.4% と、先進国市場のほうが大きく成長していることが分かります。 (出典:Credit Suisse Global Investment Returns Yearbook 2018 ) これを見て先進国市場へ限定した投資をしている人も多いでしょう。 新興国市場は効率的? また、インデックス投資とは、 「市場は効率的だ
イオン銀行が提供する『タマルWeb』というサイトに全世界株と全米株、どちらに投資するのが正解なのかなんていう記事があり、なかなか素晴らしい内容だったので紹介します。 この記事では、 や といった過去の実績をグラフで比較し、 「全体的には全米株のほうが高パフォーマンスである」 「しかし、つねにそうだったわけではない」 と解説し、そのうえで 「全米株がいつまでも良いとは限らないため、『負けにくい投資』をする意味では、全世界株に一日の長があると考えます」 と結論づけています。 すばらしい!! もう少し引用させてもらうと、 米国の2023年の時価総額は世界の約6割を占めていますが、ずっと世界1位であったわけではありません。1900年代から1920年ごろまでは、米国よりも英国の方が割合が大きくなっています。1980年代中ごろから1990年代は日本も存在感がありました。 もしも今米国だけに投資しておい
新NISAでは、 つみたて投資枠 成長投資枠 の二つがあるわけですが、 「”成長投資枠”って名称、どうしてそうなった?」 と思うのです。 現行NISAは、 つみたてNISA 一般NISA の2の本立てであるのにも関わらず、新NISAではその名称を踏襲せず『成長』の単語が使われています。 投資において『成長投資』という言葉を聞くと、『グロース銘柄への投資』を思い浮かべる人が多いかと思いますが、新NISAの成長投資枠にはそんな制約はなく、 (つみたてNISAと違い)一定の基準を満たした投資信託に限定されず、ETF・個別株・海外株などの幅広い商品に投資できる制度 となっています。 であるのにも関わらず 「成長するところに投資しようぜ!!!」 とでも言いたげな『成長投資枠』という言葉を使っていることに違和感を覚えます。 もしかしたら本当に「成長が期待できる銘柄に投資して欲しい」という思いによって選
楽天から、超低コストの全世界株式投信である『楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド』が誕生しましたね。 新NISAをターゲットに、全世界株式投信、S&P500投信の競争が激化(低信託報酬化)しており、その戦いに参戦するための投信を登場させたのだと思われます。 楽天にはもともと『楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)』という全世界株式投信があったわけですが、 『楽天VTの信託報酬下げ』という選択ではなく、あらたに信託報酬の低い全世界株式投信を登場させた ことになります。 楽天VTと楽天オルカンは、それぞれ 楽天VTは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(小型株含む約9000銘柄)をベンチマークとしたETF(VT、VTI、VXUS)を買うだけファンド 楽天オルカンは、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(小型株除く約3000銘柄)をベンチマー
インデックス投資家にはあたり前の 「成長」と「株価の上昇」は相関関係にない という事実がなかなか広がらないので、適当に触れます。 この成長というのは『企業の利益が増える』こともそうですし、『人口の増加』についても同じことです。 つまり、 Amazonがものすごく成長するからといって、株価がものすごく上がるわけではない インドの人口が急激に増加するからといって、インド銘柄の株価が急激に上昇するわけではない ということになります。 株式投資をしている人は、もちろん大きな利益を求めて投資しています。 であるために、大きく成長する企業・地域に投資をしようと考える人は多くなります。 そして、残念ながら多くの人が投資をすれば、その銘柄は割高なものとなり、リターンを押し下げることになります。 つまり、 大きく成長するとわかりきっている銘柄に投資をしても、大きなリターンが手に入るわけではない わけで、 G
少し前に「年金の納付期間を5年延長することを検討している」なんて話があり、多少騒ぎになりましたが、個人的には 「そりゃ延長するよね~」 と思っています。 厚生労働省による上の報告によると、平均寿命も健康寿命もガンガン延びていっているわけなので、年金受給者に支払うお金は増えていることになります。 それに対応するためには、 年金納付額の増加 納付期間の延長 しかないわけですが、『寿命が延びている』ことが要因であるため、『支払う期間を延長する』のは極めて当然ことかと思います。 「年金のない世界」で生きていると考えても、 長生きになったぶんだけ長く働かなければ生きていけない のは当たり前すぎる結論です。、 また、『年金の納付を60歳から65歳に延長する』と言う言葉から 「60歳でリタイアしようと思っていたのに、65歳まで働けってことか!!」 みたいな反応をする人もいますが、 そんなことは言っていな
「インデックス投資などで、嫌いな企業へ投資してしまうことをどう受け止めたらいいですか?」 という問いがあったので、考えてみました。 端的に回答すると、 好みで投資していない 受け止めなければならないのであれば、「嫌いな企業に投資することで『嫌いな企業があげた利益』を吸い取ることができる」と考える の2点となります。 好みで投資していない 私は、全世界株式インデックスをメインの投資先としているので、『嫌いな企業』どころか『嫌いな国』にも投資していることになります。 もちろんこれは、「嫌いな国に成長して欲しい…!」との願いをかけて投資しているわけではありません。 シンプルに 「自分の好みで投資をすると、リターンを押し下げることになりそうだから」 と考えているにすぎません。 投資を『趣味』や『娯楽』の一環としている面もありますが、それ以上に『安定したリターン』を、重要視しているので 「応援したい
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2023年11月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明 ・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛 ・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛 目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産(と、ちょっとした収入)があれば夫婦+子一人は生きていけると考えています。 (セミリタイア
『インデックス投資が普及してきている』みたいな言葉を聞いて、どれほどのものか調べてみることに。 『時価総額の推移』的なものは、誰しもがどこかで見たことがあると思いますが、ここでは違う観点から。 『人々がどれだけインデックス投資に興味を持っているのか?』を確認すべく、『Googleで”インデックス投資”とどれだけ検索されたのか?』をGoogle Trendsから調査してみました。 んで、検索数だけ出しても面白くないので、VTの推移と並べてみます。 結果がこれ。 青線はVTの株価の推移で、 赤線はGoogleでの”インデックス投資”の検索数(検索数が最も多い2021年2月を100とした値)です。 上述の通り、2021年2月に検索数がピークに達しているわけですが、そのタイミングはVTが新型コロナによる暴落から70%も上昇した後ということで、 「インデックス投資に気づくのが遅いんじゃい!」 という
タイトルの通り『投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year』に投票しました。 最大で3つの投信に投票できるものの、私が投票したのは eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) だけです。 理由はシンプル 「株式に投資したいけど、どこに投資したらわからん!」というすべての人に勧められるから です。 過去を振り返ると、パフォーマンスが最もよかった国・地域は時期によってバラバラで、この先にどの国・地域が高パフォーマンスとなるかを予想することは難しいです。 それは直近数年間だけであっても困難ですが、人生100年時代と言われる昨今においては、数十年先のことまで考えた投資が必要となり、そこまで読むことは不可能でしょう。 であれば、「何があるか分からないから全部に投資してやれ!」のオルカンがベストな選択肢だと思うわけです。 また、オルカンには『小型株へ投資していない』という弱点
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