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2024年末をもってセミリタイアする予定であるため、本当にそうするのであればそろそろ会社に辞職の意を伝えなければならない時期にきています。 しかし、いまだ実行できていません。 だって、そんな勇気ないもん。 現状を適当に並べると 手元資産 :7000万円 退職金・失業手当:1000万円(予定) 確定拠出年金 : 800万円 くらいあるので、合計すると9000万円近い資産があると言えます。 ついでに、 持ち家 :3000~4000万円くらい 住宅ローン残:1800万円 差し引き :1200~2200万円 という状況なので、これを追加すると1億円ほどの資産があると言ってもよいのかもしれません(口外すべき金額ではないでしょうが、わたしの脳内シミュレーションのための金額として) また、 年間の支出額:400万円くらい と、大してお金を使わない生活をしています。 この状況であれば、 セ
少し前にこんな記事を書いたわけですが、 年金受給がまだの無職、いわゆるセミリタイアの現金比率もあまり話題に上がらないですね 絶対数が少ないから当然なのですが生活費5年分というのをよくみかけます 私はちょっと少ないかなあと感じて10年分をcashで保有しています(^^)/ — クロスパール@セミリタイア7年生 (@crosspearl01) 2024年4月24日 なんていうコメントを頂き、 「確かに、自分もセミリタイア後の現金比率を考えていないなぁ…」 と気づきました。 とりあえず、現時点では現金を200万円ほどしか保有していないわけですが、これは 現金保有は、投資によるリターンの機会を損失するだけだと考えている タイミング投資を諦めている 近い将来に大金を必要とするイベントを控えていない 労働収入ですべての支出をまかなえる からで、これは正しい選択であると自信をもっています。 しかし、収入
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年5月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 「4月の暴落によって、投資から引退する人が続出!」 的な報道を聞いて期待していたのに、資産がほとんど減ってなくてワロスw <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛 ・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛 目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として
The Motley Foolに『私が(まだ)ビットコインを買わない理由(Why I'm (Still) Not Buying Bitcoin in 2024)』なる記事があったのでご紹介。 ざっと理由を並べると、 分からん お金を生まない 投資理論を信じていない 置いて行かれる恐怖を気にしない 過去最高値を更新していくとは限らない となります。 1.分からん ビットコインについての有用性はいたるところで宣伝されていますが、それでも なぜ期待できるのか? 現実的なユースケースは? などは分からないままです。 また、筆者はこう言っています。 ビットコインが『デジタルゴールド』であることは理解していますが、そもそもゴールドやその他の貴金属にも投資しません。 その理由は『お金を生まないから』です。 2.お金を生まない ビットコインは、株式のように配当を支払ったり、債券のように利息を生み出したりし
ヴァンガードがここ数年の『セクター別リターン』を出してくれていたので紹介。 (Building resilient portfolios through diversification | Vanguard) この表では、 大型株(Large-cap) 小型株(Small-cap) アメリカ除く先進国株式(Dev ex-U.S.) 新興国株式(Emerging markets) に分けて、年別にリターンの高い順に上から並べています。 結果は見たまんまですけども、 毎年優秀なセクターが入れ替わっている という状況にあります。 この間、各セクターの成長率の順位がコロコロと変わってきたわけではない(例えば、新興国は常に高成長率であった)のにも関わらず、株式リターンの順位はコロコロと変わっています。 人によっては、これを見て、 「都度都度、優秀なセクターに乗り換えれば、素晴らしいリターンが期待でき
たまには「なんのために投資をしているのか?」立ち返ろうと思います。 とはいえ、投資をする目的が『良い人生を送るため』であることは、(ごくわずかな例外を除き)すべての人が合意できることかと思います。 問題は『良い人生』とやらが人によってまったく違うことでしょう。 例えば、 贅沢な暮らしがしたい 早期に仕事を辞めたい 安心できる生活を送りたい 起業のための資金を貯めたい などがよくある目的かと思います。 よく、この『投資の目的』を置いてきぼりにいしたまま、お互いに的外れな言葉をぶつけあっているところを見かけます。 そういったケースの多くでは、上にあげた『よくある目的』を持った人間と、 単純に資産が増えるのがうれしい! 周りが引くほどに節約するのが楽しい! 浪費(と勝手に定義した行為)を批判してSNSで絶賛されたい! といった目的をもった人間とが議論しているように思えます。 (最後は投資と関係な
投資家の間では比較的に『現金』の評価は低いですが、 「状況に応じてキャッシュの量をコントロールしてね!」 というバンガードの記事があったのでご紹介。 それがこれ。 ポートフォリオ内のキャッシュを考えるフレームワーク(A framework for considering cash in your portfolio) キャッシュは、株式のように価格が下落することがない(価値は変わるけども)代わりに、株式のような大きなリターンをもたらすこともありません。 いわゆる『安定的な資産』です。 よって、 「お金が増えなくてもいいけど、減るのはイヤだ!」 と考えているヒトにとっては『わりと良い資産』と言えるのですが、一部で軽視されすぎているようにも思えるので、紹介することに。 ちなみに、ここで言っているキャッシュとは現金のことではなく、 流動性が高く 市場リスクが最小限で 満期が3か月未満の短期金融商
2023年にもアクティブ個人投資家のライバルが多く誕生しました。 そのライバルは、ウォール街で勤務する従業員たちで、新入社員ですら3520万円もの年収になるようです。 (ウォール街の新入社員、年収3520万円) 彼らは、市場のお金の多くをコントロールしており、彼らの成績の平均が『市場平均』になると言ってもよいでしょう(中国のように個人投資家の割合が高い市場を除く) つまり、 新入社員ですら3520万円のも報酬をうけとるほどに能力のある人々に打ち勝たねば、アクティブ投資によって市場平均を超えることはできない と言えるのかもしれません。 かなり高いハードルですね。 しかも、彼らは平日のほとんどの時間を投資にあてており、サラリーマン個人投資家のように『業務・家事が終わったのちの空き時間に投資する』人々と比べて、圧倒的に投資と向き合う時間を確保しています。 これを追い越すためには、 彼らの負けない
「いまは割高!」みたいによく聞くわけですけども、 これまでの水準と比べて割高に見える指標がある だけでしかなく、 「いまが絶対的に割高なのかどうか」は分かるものではない と考えています。 例えば、割高かどうかを判断するための有名な指数である『バフェット指数』は以下グラフのように推移しており、過去と比べると割高な状況にあるように見えます。 他にも、S&P500の(実績)PER(株価収益率)は以下グラフのように推移しており、現在の27.47という数値は『高い値』のように見えます。 でも、これだけで『割高』と言えるんですかね? 『割高』という言葉の意味を調べると、 [名・形動]品質や分量に比して高価なこと。また、そのさま。 「—な(の)家賃」「ばらで買うと—になる」⇔割安。 (Weblio辞書) と出てきます。 株式にあてはめると『企業の価値に比して価格が高い』ということになります。 そこで問題
ヴァンガードから『米ドルが基軸通貨のリーダーであり続ける理由(Why the U.S. dollar remains a reserve currency leader)』的な記事が公開されていたのでご紹介。 アメリカ株式にだけ賭けている投資家の中には、『米ドルが世界の基軸通貨である』ことを根拠の一つとしている方もいるかと思いますので、 米ドルが基軸通貨である理由 米ドルがいつまで基軸通貨でいられるのか を確認できればと思います。 米ドルが基軸通貨である理由 バンガードの記事では、現時点で基軸通貨である理由を以下3つあげています。 アメリカは強力な主権国家(世界でも我を通せる)であり、持続的な経済成長を実現していること。 アメリカの政府と制度は国際社会から信頼されており、安定性があると考えられていること。 すでに基軸通貨として利用されている米ドルから、別の基軸通貨に切り替えることが困難であ
最近資産総額が7000万円を超え『机上ではFIREしても問題ないと言える状況』になりました。 しかし、たった7000万円ではFIREできない でも書いた通り、この程度でFIREすることはありません。 それどころか、長らく目標としてあげていた『2024年いっぱいでセミリタイア』すら実行しないかもしれません。 「じゃあ、いくらあったらFIREするのかね、君は?」 と自分に問いを投げかけてみると、 「うーん…、一億円?」 と、 おぼろげながら浮かんできたんです。 1億という数字が。 が、 なんなの?一億円って。 わたしに限らず、FIREやセミリタイアを目指している人の中にも『1億円』を目標としている人は多くいるように見受けられます。 しかし、 生活スタイル、支出額、年齢、投資スタイルなどは人によって違うためため、人によって『FIREするために必要な金額』はマチマチです。 であるのにも関わらず、多
厚生労働省の調査によると、日本人の1世帯当たりの貯蓄は、 中央値:およそ 600万円 平均値:およそ 1,000万円 とされており、よく言われる「一部の高所得者が平均を押し上げている」という状況にあるります。 では、アメリカはどうなっているのでしょうか? できれば、想像をしたうえで下にある正解を見てください。 正解は、FRBの調査によると 中央値:およそ 2,890万円 平均値:およそ 15,900万円 だそうです(Here's the Average American's Net Worth by Age in 2024) ワロスw 日本とアメリカの差の大きさにも驚きますが、『平均値が中央値の5.5倍もある』アメリカの格差っぷりには驚愕です。 「平均値は役に立たない!中央値を見ろ!」とはよく聞きますが、これほどとは…。 なお個人的には、 「アメリカの富裕層はしこたま資産を持って
スパコンSEさんの妄想記事。 主題は、 どこでもドアが誕生したら為替変動の影響は小さくなるよね そうなったら言語が物価を左右するようになるよね の2点です。 どこでもドアが為替の心配を解決する 例えば、物価の度合いをはかる有名の指数として『ビックマック指数』なんてものがあるわけですが、2024年1月時点では スイス :1207円 アメリカ: 841円 日本 : 450円 と、 日本のビックマックは圧倒的に安い≒物価がかなり安い と判断される状況にあります。 しかし、極端な話、この差はどこでもドアが開発されたら存在しなくなります。 というのも、 日本でビックマックを買う。 それをスイスで売る。 スイス・フランを円に換える。 を繰り返せば楽に金儲けができてしまうことになり、どこでもドアを利用する人が増えたらこの『物価の差』はなくなるためです。 これによって、ビックマックに限らず『物理的な
なんとなーく為替を脅威に感じている日々を送っています。 例えば、 「昨今の資産急増は円安の恩恵を受けた見せかけだけのものじゃん」 「円高になったら資産急減するじゃん」 「円安でも積み立て投資続けているけど、あんまり買えてないじゃん」 「セミリタイアしてから円高になったらどうするんだよじゃん」 「もういっそのこと為替ヘッジあり投信に乗り換えてやろうかじゃん」 などなど、為替に思考を持っていかれることが多いです。 とはいえ、ここでも『現在は円安』みたいな書き方をしているわけですが、正しくは 数年前に比べて円が安くなっているだけ です。 実際にドル/円は以下のように推移しており、 (出典:USドル/円の為替レートの推移(1980~2024年)) これを見ている限り、とても「いまは円安な状況であり、これから円高に推移していく」と言うことはできません。 通貨も株式と同じように売買されており、価格が均
バンガード社から今後の投資リターン予想が出ていたのでご紹介。 (Our investment and economic outlook, March 2024 | Vanguard) 今後10年間の予想。 代表的なモノをリターン順に抜き出すと以下のような感じで、 先進国株式:6.9%~8.9% 全世界株式:6.9%~8.9% 新興国株式:6.1%~8.1% 米国株式 :3.7%~5.7% 米国株式のリターンが大きく劣る予想をたてています。 ちなみに、米国株式の中では 小型株 :4.3%~6.3% 大型株 :3.7%~5.7% グロース :0.9%~2.9% と、グロース銘柄(成長株)のリターンの小ささが目につきます。 昨今では、マグニフィセントセブンと呼ばれる『エヌビディアやアップルなどによる大型グロース銘柄』が市場を大きくリードしていましたが、『上げすぎ(割高になっている)』という判
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年4月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 近頃は「いつまで増えるのかな?」と思う日々を送っております…。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛 ・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛 目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産(と、ちょっとした収入)があれ
わたしはセクターを限定しないインデックス投資をしていますが、じつは高配当株への投資が大好物です。 高配当銘柄は比較的に値動きが安定しており、かつ私の嫌いな『流行り銘柄≒割高銘柄』への投資が除外されるからです。 しかし、現実ではこういったセクター縛りの投資はせず、『いま注目のAI銘柄』なども含んでいる広域なインデックス投資をしています。 この理由の一つは、 「自分がセクター投資をしたとたん、そのセクターのリターンが劣後する気がする」 と恐怖していることにあります。 単純に自分の投資能力を信じておらず、『選択』をすると裏目裏目にでることを恐れているためにその思考に至っているわけです。 …しかしこれ、少し矛盾しているようにも感じます。 投資で勝つために最も重要なことは『とにかく市場に残り続ける』ことです。 株式市場での長期投資はプラスサムリターンが期待できるためです。 それを実現するためには『納
絶好調な市場によって資産が大きく増え、喜んでいる投資家も多いでしょう。 しかし、絶好調の後には大きなリスクが待ち構えていることが多いです。 今回は、そんな分析をしているNotable Market Surges and Their Aftermathを紹介したいと思います。 4か月間でダウ平均が18%上昇して過去最高値を更新したケースは過去に3例しか見つからず、それぞれ 世界恐慌(1928年~ ブラックマンデー(1987年~ ITバブル崩壊(1999年~ と、大きな危機の直前に暴騰が発生しています。 一時的な暴騰によって投資家を喜ばせたのもつかの間、 世界恐慌では、ダウ平均がピーク時から89%の大暴落 ブラックマンデーでは、たった一日で22.6%の下落、その後最大で40%の暴落 ITバブル崩壊は、暴落後3年にもわたる弱気相場が発生 と、悲惨な状況におちいっています。 平時では見ないほどに株
株式投資が選好されている理由の一つが、 株式にはリスクプレミアムがあるため、安定した値動きをする資産(債券など)よりも多きなリターンが期待できる。 です。 が、 「株式のリスクプレミアムって、過去と比べるとかなり小さくなっているのではないか?」 と思わないでもないのです。 リスクプレミアムとは、 価格変動リスクの大きい(株式などの)資産の利回りが、安全資産の利回りを上回る部分 のことです。 つまり、株式に投資している投資家は、 「こっちはリスクを取っているんだから、その分だけ儲からないとやってられんのだよ!!」 「株式の利回りがリスクの少ない国債と同じ程度しかないのであれば、国債に投資するわい!」 と考えて株式投資をしているいるわけです。 しかし、有名な下のグラフ(著ジェレミー・シーゲル:株式投資)などから 「株式投資のリターンは素晴らしい」 という認識が広がり、 「株式には大したリスクな
「1933年の大恐慌以来、はじめてマネーサプライが減少している!!(U.S. Money Supply Is Making History for the First Time Since the Great Depression)」という衝撃的な記事があったのでご紹介。 インフレがどんどん進んでも困ることがなく、また株価が超長期にわたって右肩上がりでいられる背景には『マネーサプライ(流通している通貨の量)の増加』があるわけですが、それが減少しています。 (ここでとりあげるマネーサプライはM2という『市場全体に流通している通貨の供給量を示す指標』を指しています) 米国のマネーサプライは以下のように推移しており、基本的に増加しているものの、直近では減少しています。 (米国 | マネーサプライM2 | 1959 – 2024 | 経済指標 | CEIC) 月ごとのマネーサプライの成長率は以下グ
どこかで「無難にインデックス投資をしている」という言葉を聞きました。 しかし、インデックス投資家としてもわたし個人の考え方を表すのは、 「強欲に、可能な限り巨大なリターンを手に入れるためにインデックス投資をしている」 という言葉のほうがしっくりきます。 結果としては無難な選択をしていることにはなりますが、そこに至るまでの経緯は『無難』とはまったく違います。 具体的には、以下の通り『強欲ゆえにインデックス投資を選んだ』ことになります。 -------- 仮に、 ①コイントスで表が出たら101万円、裏が出たら100万円円もらえる ②コイントスで表が出たら200万円、裏が出たら1円ももらえない のどちらかに1度だけ参加できる状況にあった場合、 無難に、期待値の高い①を選択 強欲に、期待値は低いけど②を選択 のどちらを選択するかどうかは選ぶ人間の考え方次第で、どちらが正解というわけではないでしょう
スパコンSEの現在の資産総額は6700万円超。退職金を受け取ると7000万円を超えます。 しかし、たった7000万円でFIREする勇気はありません。 FIREから老後まで 仮に現時点でFIREすると、我が家(3人と1匹)の家計はこんな感じになります。 年間支出 400万円(うち100万円が住宅ローン) 年間太陽光収入 60万円 つまり、 毎年340万円くらい減っていく ことになります。 私は現在40歳なので、 インフレ調整後の投資リターンがゼロでも60歳まで貯蓄がもつ 投資リターンが2%あっただけで66歳まで貯蓄がもつ 計算になりますので、とりあえず 年金を受け取るところまで行ける可能性は高い と机上では言えます。 老後 老後ですが、住宅ローンが完済する59歳降は年間支出が100万円ほど減少することになりますが、太陽光発電による収入が微々たるものになる可能性があるため、差し引き 老後
『いま、現金は株式よりも魅力的(Cash is Now More Attractive Than Stocks)』的な記事が面白かったのでご紹介。 MMFの資金流入 『現金』といってもMMF(安全性の高い債券などで運用するファンド)のことですが、なんと直近1年以内に1兆ドルもの資金流入があり、過去最高の6兆ドルもの資金があつまっています。 FF金利の推移 この要因は言わずもがな、米国のFF金利が23年ぶりの高金利にまで急上昇してきたことで、MMFの魅力が増したことにあります。 インフレ率 vs FF金利 過去を見ている限り、『FF金利はインフレ率よりも低くなる』という状況が一般的です。 よって、 「インフレ率以下のリターンをもたらさないMMFは、投資先としての魅力が小さい」 と考えられています。 しかし、以下グラフからも分かる通り、現在のFF金利はインフレ率を2%ほど上回っており、『魅力的
このブログでは色々なことを書いてはいますが、たまには基本に立ち返って「投資の基本」を書くことにします。 重要になるのはこの4点 分散投資 長期投資 学習と情報収集 感情に左右されない 1. 分散投資 投資を始める際に最も重要なことは、分散投資です。 これは、資産を異なるクラスに分散させることで、リスクを最小化する方法です。 特定の業界や企業に依存しないように、複数の地域・業界・銘柄に投資することをおすすめします。 インデックスファンドが有力な選択肢となります。 2. 長期投資 株式市場は短期的には変動しますが、長期的には成長する傾向があります。 時間を味方につけることで、市場の変動に対する耐性を高めることができます。 長期的な視点で投資することをおすすめします。 3. 学習と情報収集 『長期分散投資』をしていれば、基本的には新しい情報を学ぶ必要はないものの、『流行りものに魅了されない』とい
ビットコインの価格が一時的に1000万円を突破! 3月5日にはドルベースでも史上最高値を更新! ということで、ノリにノッてますね。 好調なせいもあって、わたしにも「仮想通貨への投資ってどうなの?」という問いが届くことがあるので、しっかり書いておこうと思います。 「わたしは買いません。」 「買うことを止めるつもりはないけど、買うならギャンブルであることを理解して少額にしましょう。」 というのが基本スタンスです。 というのも、シンプルに「暗号資産の価値が分からないから」です。 通貨としての暗号資産 一時期は、『国をまたいで利用できる便利な通貨』と考えられており、実際にビットコインでの支払いを受け付ける店舗が増えていた時期もあり、現時点でも増えつつ腹あるものの、いまだ一般的には受け入れられていません。 過去には『仮想通貨』と『通貨』扱いされていましたが、2020年から『暗号資産』と呼ばれるように
「暴落が近い!」 「急いで逃げ出せ!!」 みたいな煽りが目につくので、ちっとだけ書きます。 ちなみに、私も、 みたいな記事を書いているわけですが、 「暴落するぞ!!」 と予言しているわけではありません。 また、最近ヴァンガードから公開された記事でも 「米国株式市場のCAPEが割高だから楽観視すんなよ!!」 といった警告がされています。 『CAPE』とは、株式の収益率をはかる指標の一つ(PERの仲間)で、ノーベル経済学賞受賞者のロバート・シラー教授が考案したものです。 『CAPE』では、インフレ調整後の利益を過去10年の実績を使って算出されていますので、単純に直近の利益を使うPERよりも考えられた値となっています。 これが、上記グラフから分かる通り『結構高い』というところにまできています。 しかし、この記事の最後にはこう書かれています。 CAPE指数は売買のタイミングを計るツールではない。
本ブログの筆者であるスパコンSEの、 2024年3月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。 ※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。 <目次> セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 現在の資産状況 セミリタイアに向けての資産・評価損益推移 というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。 ■グラフの説明 ・総金融資産:オレンジ色棒グラフ:投資信託・株の合計金額:左目盛(住宅ローン・不動産を除く) ・目標(105%複利):黒色直線:毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。:左目盛 ・投資損益:青色線グラフ:投資によって得られた損益:右目盛 目標のラインは「2024年末(筆者41歳)に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産(と、ちょっとした収入)があれば夫婦+子一人は生きていけると考えています。 (セミリタイア後
インデックス投資に人気が集まったことで、『よく分からないままインデックス投資をしている人』が増えています。 インデックス投資では、そうではない多くの投資で必要とする タイミングを見計らった売買 投資先の選定 を必要としないために、気楽に投資することができます。 ある意味で『インデックス投資がなんなのか知らないままでも投資ができる』と言えてしまうのかもしれません。 『よく分からないままレバナス投資』や『よく分からないまま不動産投資』を想像すると恐ろしくて震えてしまいますが、『よく分からないままインデックス投資』であれば見逃していいような気がしないでもありません。 この『時間をかけず(勉強せず)とも投資ができる』というインデックス投資の特徴は、最大の利点の一つと言えるでしょう。 とはいえ、本当にインデックス投資のことを理解しないままでよいのでしょうか。 もっとも心配なのは、 暴落に耐えられない
2月24日にバフェットから株主への手紙が公開されたので、紹介します。 原文(英語)はこちら。 まずはスパコンSEが気になった点だけ要約し、気になった順に記載。 「昔のような暴落はない」と考えているかもしれないが、過去と比べて現在のアクティブ投資家が情緒的に安定しているわけでもなしい、しっかり教育されているわけでもない。実際に、今の市場は私が若かったとは比べ物にならないほどカジノ的なふるまいを見せている。 ウォール街は、個人投資家を熱狂させ、頻繁に取引させ、それによって利益を手に入れようとしている。 投資している日本の商社5社は、経営方針がバークシャーとやや似ており、5社すべての持ち株を増やし、約9%ずつ保有している。(保有比率が9.9%を超えないよう約束している) 5社が魅力的なのは、これら企業を通じて世界中の企業と提携できる可能性があることだ。 亡くなったチャーリー・マンガーが「公正な企
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