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NFTというモノの価値を確認するときに、よく「utility」という言葉が使われます。「効用」とか「特典」というニュアンスを持ちますが、もっとひらたく言えば「いいこと」です。単なる画像だけのNFTがもてはやされることは少なくなり、今では「それにどんないいことがあるの?」という問いに答えられるutilityをもつNFTが人気になっています。 なぜそうした言葉が使われるようになったかについて想像をめぐらせてみたときに、実体(entity)と効用(utility)の概念が思い浮かびました。NFTではない実際のモノの場合には、entityとutilityが強く結びついていて特に説明を必要としません。一方、NFTというあたらしいモノの場合には、entityが不確かなことでutilityも自明ではなくなっており、説明を要します。たとえるなら、実際のパンなら食べておなかを満たせることが誰にとっても明らか
これまでに、以下のような順番で記事が公開されています。 NFTとメタバースについて思うこと (kumagi, 2022/2/11) 空想のNFTと現実のNFT (sasakill, 2022/2/13) Re: 空想のNFTと現実のNFT (kumagi, 2022/2/14) 「空想のNFTと現実のNFT」というエントリを書いた後、そのタイトルに「Re:」を重ねた返信エントリをいただいた。久しく忘れていたブログらしい流儀に、誇張なしに頬が緩んだ。また文末においては、長文での反応があったことを歓迎する旨が述べられていた。そのような紳士的な礼儀にTwitterでお礼を述べたところ、「引き続き返信お待ちしています」との言をいただいた。自分がこれについてエントリを書くのは一度きりにするつもりだったのだが、流儀と礼儀を心得た相手であればもしかしたらいくらか意味のある議論にできるかもしれないと思って
偏愛するコンテンツについて、ビジネスや文化の観点から共通するパターンを見つけ出すこと。複数のものごとをひとつのことで説明できる着想にワクワクすること。それがメディアヌップでやりたいことです。 20年にわたってUGCのプラットフォームを開発・運営してきた経験と、個人としても小説などの創作を行ってきた視点からお届けします。 間違った主張に正しい反論をすることは世のためになることではあるけれど、間違った主張の数があまりに多いと、正しい反論もひっくるめてそのどちらにも耳を貸す余裕がなくなってくる。結果、無視するようになる。でも、その議論自体が話題になった場合は別である。そこには私たちの関心を引く何かがあり、メタ的に言及する理由になる。 話題になっているのはこの記事。 NFTとメタバースについて思うこと(2022年2月11日) この記事のうち、冒頭にも述べたとおり間違った主張に対する反論はここではと
「Building the Middle Class of the Creator Economy / クリエイターエコノミーの中産階級の構築」(日本語訳)という記事があります。 ミドルをいかにエンパワーするかという問題意識と、その具体的な手法が紹介されており、非常に価値ある内容だなと思う一方で、「クリエイターエコノミー」という言葉の利用を避けている自分としては、読んでいて気持ちに影が差すところがありました。 まず、クリエイターエコノミーはプラットフォーム側の言葉であって、ユーザー側の言葉ではありません。でも、それはそれで気になりません。業界人がトレンドを共有し合う光景というのはありふれたものなわけですから。 ただ、「これからはクリエイターエコノミーの時代だ!」という掛け声がユーザーに向けて喧伝されたり、業界人に呼びかけているつもりが肥大した自我によってうっかりその大声が外にもれちゃったり
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