<第67回目となる世界報道写真コンテストでは、世界のプロ・フォトグラファー3,851人から応募された6万点を超す報道写真、ドキュメンタリー写真から入賞作を選出。混迷を深める世界を報道の「目」はどう捉えたか> 【写真】 左)「世界報道写真単写真」大賞 『姪の亡きがらを抱くパレスチナ人女性』 Mohammed Salem 昨年10月17日、ガザ地区の自宅がイスラエル軍のミサイル攻撃で破壊され、家族4人と共に死亡した姪のサリー(5歳)を抱き締める女性。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、昨年末までのガザ地区の死者のうち3分の2が女性と子供だという © Mohammed Salem, Reuters 右上)「世界報道写真単写真」特別賞 『イスラエルのガザ空爆』 Mustafa Hassouna 昨年10月19日、イスラエルの空爆で破壊された家々の瓦礫の中を歩く住民。この空爆で大学と