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世界禁煙デー
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プレゼンの全体的な構成を考える いきなり細かくスライドを作り出す人をよく見る。このようなスライドの作り方をした場合、結論までのストーリーが定まらず論理破綻する可能性が出てくる。論理的な破綻が無くても、スライド内容の深さにバラつきが出てしまったり、コンテンツが冗長になってしまったりと、シンプルで一貫性のあるスライドが完成しないことが多い。 スライドを作る時は、まず初めに「全体的な構成」を考えることが重要だ。 一方、実際にスライドを作っている時に良いアイデアが浮かんでくる時もある。 そのため、全体的な構成を練る時には、「てにをは」や「ページ数」「グラフ形式」等の細かいレベルの内容は考えず、「このスライドで最も主張したいこと」「それに関連して、伝えておきたい事」を、ざっくり考えよう。 僕がよくやる方法は、付箋に「このスライドを通して最も主張したいこと」「それに関連して、伝えておきたい事」をとりあ
ここ最近、至るところで普通に使われている「UI」と「UX」。 言葉自体はかなり昔からあったのだが、最近のように一種のバズワードのように扱われているが、こういった言葉は常用化されていくと、本質的な意味を見失ってしまいがちだ。 僕の周りの話を聞いていても「UI」と「UX」をきちんと使い分けている人は少なく、最悪の場合、混同して使っていることも少なくない。 書籍やWEBの記事でも「UI/UX」と混同して併記されることも多く(当ブログでも併記した記憶があるが)、「UI」と「UX」の違いを読者が分かっている前提で書かれていることも多い。そのために、余計に「UI」と「UX」が分かりにくくなってきているのかもしれない。 今回は、今一度「UI」と「UX」について改めて整理するとともに、Webにおける「UI」と「UX」に焦点を当てて、「UI」「UX」の観点からWebの価値を向上させるための考え方について考察
「被部落部落」という言葉を聞いて、どんなイメージを浮かべるだろうか。 かつての日本の身分制度として「士農工商」を学習した記憶は残っていると思うが、さらに「穢多(えた)」や「非人(ひにん)」と呼ばれる人たちがいた。 「穢多」や「非人」と呼ばれる人々は、屠殺場(とさつじょう)や牢屋、刑殺者の埋葬等の職に就くことが多く、一般的にネガティブで汚いイメージの仕事に就いていることが多い。動物の皮をなめしたり、食肉加工をするなど職場の匂いも強烈であったことや、また一般庶民よりも下の階級と見られた人であることから、一箇所にまとまって住居を構えて(または隔離されて)集落を形成した。 その集落は部落と呼ばれ、明治時代には身分開放令によって階級差別は表向きには無くなったものの、その差別が現在もなお続いている。 大阪や中国地方、四国等は、現在でも多くの部落差別が残っているといい、小学校の道徳の時間で「被差別部落」
年齢を重ねるにつれて、日本酒が好きになってきた。美味しい食事と日本酒というのは何よりの楽しみだし、この組み合わせに温泉も加われば言うことはない。 美味しい日本酒を飲めるお店を好んで選ぶようになり、気になった日本酒を買っては自宅で晩酌をしている。 日本酒には様々な種類があり、あまり日本酒に馴染みのないビギナーにとっては、一体何を飲めば良いのか分かりにくいというのも事実。 そこで今日は、日本酒の基本である「純米」と「吟醸」、「日本酒度」と「酸度」について簡単に説明するとともに、おすすめの該当酒を紹介したい。 純米と吟醸 純米か、そうでないか 日本酒は、「米と水から造られる」ものと、「これに醸造用アルコール」を添加しているものがある。 米と水だけから造られる日本酒を「純米酒」という。 これに対して醸造用アルコールを添加した日本酒は「純米酒」と名乗ることはできない。 基本的に「純米」と付く方が高価
「部下が思った通りに育たない」 「あの人は優秀なプレイヤーだったのに、部下を育てることにおいては二流以下だ」 昔からアウトプットの品質に優れ、役員調整や社内調整等はお茶の子さいさい、取引先からも経営からも高い評価を受けるようなエリート社員。こうした社員は若くして部下を持つようになり、「個」としてではなく「チーム」としてのアウトプットを出す責任を負うようになる。 しかし、一見はチームとして成果を出しているように見えるエリートでも、よくよく見てみるとエリート社員の後継者となるような、飛びぬけて優秀な部下が全然出てこない。 こういった場面は決して珍しいことではなく、むしろ多くの企業が抱える課題だろう。 このままでは、いつまで経っても世代交代が進まない。あなた自身は社員としてエリート評価され気持ち良いかもしれないが、長い目で見れば会社はあなた個人のアウトプットを期待している訳ではない。 会社があな
読書とは、文字を目で追うことを言うのではない。 表面的に書いてあることを理解したところで、自分の血肉にならないようでは、すぐに忘れてしまう。本の書かれたことを本当に意味で理解し、自分の血肉として蓄えることで、ようやく思考や洞察が深まっていく。 本を人の何倍も読んでいるにも関わらず、知識や発言が薄っぺらな人はよく見かける。本の受け売りでは、読書をしたと言えない。 基本的な読書の方法については、過去に記事にしたので参照頂きたいが、今日は、自分の血肉とすることを目的とした「人生を飛躍的に充実させる読書テクニック」について紹介していきたい。 www.overwrite-save.com 限界まで想像すること 想像力は、世界を変える。 想像力は、人を救う。 今の世界が存在するのは僕たち人間の想像力の成果である。 ジョン・レノンのイマジンでも「想像する」ことを強烈に主張しているが、想像するとは単に情景
ビジネスにおいて沈黙は悪だ。 何も、人の話を遮ってでも発言しろということではない。 自分が納得するまで、きちんと腹落ちするまで、分からないことは分かるまで、徹底的に聞くことがとても重要だ。 会議の場で黙っていると、その議論を完全に理解したと見なされる。そして後日、やっぱり理解できていないということが分かると「なぜ質問しなかったのか」と咎められる。 分からないことを聞くのは決して恥ではない。分からないままにしておくことこそ大きな恥になる。 沈黙は理解を示し、同意を示すのだ。 かといって、何も考えずに、何でもかんでも質問すれば良いということではない。 質問の仕方を一歩間違えてしまうと、「聞けば良いってもんじゃない」と咎められてしまう。 この「質問力」は、とても大事なビジネススキルなのだが、それなりのセンスが必要だ。 そこで今日は、ビジネスで「良い質問」をするための考え方について紹介していく。
今まで使っていた時計が壊れてしまったため、時計を買い換えることにした。 色々と悩んだのだが、ちょうど良い機会だと思い「スマートウォッチ」を購入してみようと思い立った。 僕はiPhoneを使用しているので同期性から考えれば迷う余地もなく「Apple Watch」なのだが、結果的にはAndroid Wearである「Fossil Q Marshal」を購入した。 今のところ、使用感、機能性共に非常に満足度は高い。 今日は、僕がAndroid Wearである「Fossil Q Marshal」に決断するまでの検討内容と、実際にiPhoneと同期させて使っている使用感のレビューについて紹介したい。 Apple WatchかAndroid Wearか 普段iPhoneを使っているので、真っ先に購入の候補に挙がったのは「Apple Watch」だ。(Androidは、スマホもタブレットも持っていない)
このデジタル時代に、分厚いシステム手帳を抱えて仕事をしている人を見かける。 スマートフォン1つで何でも管理できる時代に、非効率でしかないと感じるのは僕だけではないはずだ。コミュニケーション手段もどんどん多様化している中で、昔ながらの手帳という媒体の優位性は低下(むしろ皆無)している。 僕が考えるに、手帳を使っているビジネスマンは「紙が好き」「何となくカッコいい」くらいしか理由は思い当たらない。 (手帳をパラパラめくりながら仕事をしている人を見ると「私は仕事できません」と言っているようにしか見えない) 今回は、手帳の機能別に「手帳不要論」を簡単にまとめた。 スケジュール管理 Googleカレンダーだけで十分だ。 Google Mapを活用して地図を記しておけるし、事前のアラーム(リマインダー)を鳴らすこともできる。 色分けによる管理もできるし、登録内容の検索も容易であるし、他の誰かと共有する
良書に出会うのは、とても難しい。 しかし、良書から得られる知識は、もはや体験に近い感覚で自分に吸収されていくものだ。 良書は物事の本質を語っているため、何十年も前に執筆された本であることが多い。何十年も前の本であるにも関わらず、現在においても尚「良書」と言われているのは、それだけの価値があるということだ。 また、良書を一冊仕上げるためには、その著者は何十時間、何年、下手したら何十年もの調査や研究を重ねている。つまり、良書一冊読むことで、著者が捧げた膨大な研究成果や思考を、数時間で習得することができるのだ。 これは、最近特に目につく「何かをコピーしたような自己啓発本」とは訳が違う。本一冊を書き上げるために費やした「思考の深さ」が、段違いであるからだ。自己啓発本ほど内容の薄い本はないし、僕は自然と敬遠してしまう。(タイトルが自己啓発を思わせるだけで毛嫌いしてしまい、良書を見逃してしまっている危
一眼レフを手に入れてから、多くのフォトグラファーの写真を注意深く見るようになった。 フォトグラファーの写真は構図やアイデアの参考になるのはもちろんだが、単に写真を見るだけで感動する。 僕は、旅の写真や、街角スナップのような写真を好む傾向になるようで、人々の自然な動き、感情、生活を感じ取ることができる写真がとても好きだ。僕も出かける度にカメラを持っていくが、今回紹介するフォトグラファーのような動きのある写真を撮って、いつの日か自分のポートフォリオサイトを公開してみたいと思う。 多くのフォトグラファーは、自分の写真をポートフォリオWEBサイトで公開しているのだが、このWEBサイトのデザインもまた秀逸で、見ていてデザインの勉強になる。 フォトグラファーのポートフォリオサイトで使われることの多い「フルスクリーンの背景写真 」タイプのWebデザインは、まるで動画を見ているかのような錯覚に陥るほど、写
僕はずっとビジネス側のマネジメントに携わってきたのだが、ひょんなことからIT組織のマネジメントをしなければならなくなった。 僕は、ITに関するテクニカルな知識はほとんど持ち合わせていない。コードも書けないし、ネットワークを構築することもできない。 しかし、こういったテクニカルな仕事をしている人や組織をマネジメントしなければならなくなったのだ。 特に会社に所属している人で一定以上の上級マネジメント層であれば、こういった経験をする人は少なくないのではないだろうか。 組織に改革を求める会社である程、ビジネスリーダーをITマネージャーに据えて、風穴を空けようとする。 困るのは、ITマネージャーとして改革を任される方だ。 ITのことなど何も知らない。部下はテクニカルな知識を持つプロフェッショナル達。知識や言葉の壁だけでなく、部下が自分を認めてくれるまでに相当のハードルがある。 さて、どうやってIT組
僕は、とてもコーヒーが好きだ。 1日に何杯もコーヒーを飲んでおり、中でも濃いアイスコーヒーを好んで飲んでいる。 自宅でアイスコーヒーを飲もうとすると、どうしても既製品になってしまうが、先日水出しコーヒーを淹れる「コールドブリュワー」を入手した。挽いたコーヒーを水で抽出すると、やはり美味しい。 今回は水出しコーヒーの作り方を紹介したい。 自宅でとても簡単に出来るので、コーヒーが好きな方は是非試して欲しい。 水出しコーヒー(コールドブリュー)とは 水出しコーヒーはコールドブリューコーヒーとも呼ばれており、最近ではジョージア等の缶コーヒーでも「コールドブリュー製法」を謳うものも発売される等、最近注目を浴びている。 水出しコーヒーの起源は戦前のインドネシアにあると言われている。 現在でもインドネシアで栽培されている「ロブスタ」と言われる品種のコーヒーを、水に一晩浸して濃いコーヒーを抽出したものが「
総評 この本は、とても勉強になった。 僕は本を読むとき、大抵の場合「重要だと思われる箇所」を探って読む。本には著者の主張とはあまり関係のない文章が含まれることが多いため、本のエッセンスだけを効率的に吸収したいからだ。 しかし、この本は全ての文章を読んだ。それだけ無駄がなくシンプルで、それでいて本質的だった。 本の著者であるピーター・ティールは、「PayPal」(ペイパル)の共同創業者の1人だ。 PayPalを創業したメンバーは、資金力と人脈の大きさから特にIT業界に大きな影響を持つことから、「ペイパルマフィア」という異名で知られている。シリコンバレー事情を少しでもかじったことがある人なら「ペイパルマフィア」のことを知っているはずだ。ちなみに「ペイパルマフィア」には、テスラ・モーターズを創業したイーロン・マスク、LinkedInを創業したリード・ホフマン、You Tubeを創業したチャド・ハ
テクノロジーによって金融の在り方を変えるフィンテックは、まだまだ進化の途上だ。 新聞やニュースで「フィンテック」という単語をよく見かけると思うが、実際にその定義は曖昧だ。 しかし足元では「金融」と「テクノロジー」の融合によって、実際にサービスそのものの在り方が変わっているし、もはや伝統的な「銀行」には、あまり意味がなくなるだろう。 実際に僕は、フィンテック関連の仕事にも関わっており、金融の在り方や変化を肌で実感している。 こういった流れの中で、働き方も大きく変わっていくのは間違いない。 ここで僕たちがすべきことは、変化への抵抗ではなく、変化をいかに早くキャッチアップして未来を切り開くかだ。そのためにすべき最低限のことは、基本的な知識を備え常にアップデートしていくことだろう。 今日は、フィンテックや、それを取り巻く人工知能、ブロックチェーン等の最新テクノロジーを学ぶために、僕が読んだ本の中か
先日、僕の結婚祝いとして、とても面白い家電を頂いた。 「ヨーグルトファクトリー」という家電をご存知だろうか。 その名の通りなのだが、自宅でとても簡単にヨーグルトを作ることができる電化製品だ。 あまりに簡単に、しかも売られている製品と全く同じクオリティのヨーグルトを作ることができて、とても感動した。 ヨーグルトが好きな僕にとって、とても実用的で経済的な製品だったので、ヨーグルト好きな方は、ぜひお試し頂きたい。 今日は、「ヨーグルトファクトリー」を使ったヨーグルトの作り方を紹介したい。 1.用意するもの ①ヨーグルトファクトリー おそらく、温度調整のためだけに必要な製品。細かい振動や何かがあるのかと思っていたが、実際に使ってみると何もなかった。 説明書によると、カスピ海ヨーグルトの場合は25度程度の室温でヨーグルト菌が培養するため、夏場であれば本製品を使う必要はないらしい。(何となく怖くて実践
大企業病とは 大企業病は、会社だけでなく日本経済を失速させる社会全体の大問題だ。 大企業病とは、①自分の頭で考えずルールに固執する手続き主義、②リスクをとる判断から逃げてしまう事なかれ主義(自分で決裁できるにも関わらず上司にお伺い)、③縦割り意識やセクショナリズムの跋扈、④世間の常識よりも社内の非常識が正論化、⑤実力やスキルを無視した年功序列や派閥に基づく昇進、等が挙げられる。 大企業病も末期になってくると、こういった状態に対して全く危機意識や自覚症状がなく、治療する気がない。仮に、自覚症状があったとしても、改善しようとしない。なぜなら、現状を維持する方が、自分自身にとって簡単に報酬(給与や昇進等)が手に入るからである。 大企業病の原因 大企業病の全ての原因は、「ルール」に存在する。 組織に所属する人間全てが、自分の頭で考え、自分で判断し、報告や相談も適切で、イレギュラーへの対応も問題無け
ブロックチェーンは、人工知能と並んで僕の最大の関心事だ。 活用事例として有名なのはビットコインであるが、その応用の可能性はかなり広範に及ぶ。 今日は、ブロックチェーンの基本的な仕組みやブロックチェーンの可能性について、簡単にまとめてみた。 そもそもブロックチェーンとは ブロックチェーンとは、仮想通貨である「ビットコイン」を支える技術として、ビットコインの考案者である「ナカモトサトシ」が提唱した仕組みである。 簡単に説明すると、次のようになる。 ①一つの取引を複数のデータベース(分散データベース)に書き込む ②分散データベース間の整合性を確保するため、合意形成プロセス(マイニング)を行う。 通常は、中央で取引を管理するデータベースが存在し、中央管理データベースに接続しているクライアント端末から取引の書き込みを指示したり参照したりしている。いずれにしても、取引内容を管理しているのは中央管理デー
人工知能(AI)は、僕の最大の関心事の一つだ。 本や雑誌、WEBの記事に対して高いアンテナを張り、常に最新の情報を仕入れるように心掛けている。 AIは、近い将来間違いなく僕たちの生活や社会を変える。一体、どのように変わるのだろうか。人間にとって脅威であるのだろうか。 今回は、AIに関する僕なりの基本的な考えをまとめたので紹介したい。 (AIに関しては、いくらでも記事を書くことができる位関心が高いので、今後も定期的に書いていきたい) また、僕のおすすめする「AI」に関する書籍を、記事の最後に紹介するので興味のあるかたは是非一読して欲しい。 そもそもAIとは 基本的な考えとして、「人間の脳の活動は全て計算であるのだから、すべてコンピュータで実現できる」というものがある。 今では世間に、「AI掃除ロボット」や「AI洗濯機」など、「AI」を謳う製品が溢れているが、一体AIとはなんなのだろうか。 実
ユーザ視点の重要性は、このブログで何度も取り上げているが、それはSEOも例外ではない。 しかし、実際のSEO対策を見てみると、ユーザのことを考えずコンテンツを置き去りにした小手先だけのSEOに注力している例も少なくない。こうした技術論に頼ったばかりに何をしても結果がでないと嘆く人もよく見かける。 今回は「効果のある本質的なSEO」について僕の考えをまとめたので紹介したい。 Google創業者「ラリー・ペイジ」と「セルゲイ・ブリン」の論文 2017年現在、世界の検索はGoogle一強である。 つまりSEOとは、Googleを対象にした最適化であると言っても過言ではない。 Google最適化を目的とするのであれば、Googleの検索エンジンに対するポリシーを知っておく必要があるだろう。 そのために、Googleの創業者である「ラリー・ペイジ」と「セルゲイ・ブリン」のスタンフォード大学時代の論文
世の中には、売れるアイデアを次から次へと発想できる人がいる。 そういった人たちは、単に勘所が良いだけでなく、共通した考え方を持っている。(意識、無意識問わず) そして、徹底的に考え抜いている。 今回は、僕が今まで見てきた売れるアイデアを発想できる人の考え方について、7つにまとめてみたので紹介していきたい。 1. ユーザ視点で考える 全ての商品(サービス、プロダクト含む)は、ユーザ視点で考える。 よく陥りがちなのは、既に持っている商品を起点に考え、どのように改良しようか検討をすることだ。そのように考えるとほぼ間違いなく、「競合はどのような商品を提供しているのか」「競合と比べて自分の商品に不足しているものは何か」を分析し、とてもつまらない商品が出来上がる。検討のプロセスにおいて、ユーザそっちのけだ。 売れる商品を設計する人は、売りたい対象となるユーザ像を明確にイメージする。ユーザの立場でものを
総評 大前研一さんの著書。僕自身、大前研一さんが好きで、何冊か本を読んでいる。 この本は、「何かを生み出す」ための思考方法をまとめた本で、企画に仕事やイノベーティブな仕事に携わっている人に向いている。数ある大前研一さんの本の中でも、実践で使える思考方法について書かれているので、自分の考え方を見直してみる良いきっかけになった。 基礎編では、11の項目に分けて考え方が完結に整理されており、また具体例も例示されていて読みやすい。特に、日本企業の体たらくが露わに表現されており、大前研一さんらしく、ダメなものはダメだとばっさり指摘しており読んでいて痛快だ。 この本を読んで、改めて気づくことは「ユーザ視点」の大切さと、「仕事に感情移入する」という気持ちの大切さだ。 これらは基本的なことであるが意識しないと続かない。特に、会社という組織で仕事をすると、すぐに忘れてしまいがちだ。「あなたにとってお客さまは
2017 - 02 - 09 今さら人に聞けない、日本酒の「純米」「大吟醸」「辛口」「甘口」等の違い TIPS お酒 list Tweet 年齢を重ねるにつれて、日本酒が好きになってきた。 美味しい日本酒を飲めるお店を好んで選ぶようになり、気になった日本酒を買っては自宅で晩酌をしている。 日本酒には様々な種類があり、あまり日本酒に馴染みのないビギナーにとっては、一体何を飲めば良いのか分かりにくいというのも事実。 そこで今日は、日本酒の基本である「純米」と「 吟醸 」、「日本酒度」と「酸度」について簡単に説明するとともに、おすすめの該当酒を紹介したい。 純米と 吟醸 純米か、そうでないか 日本酒は、「米と水から造られる」ものと、「これに 醸造 用アルコール」を添加しているものがある。 米と水だけから造られる日本酒を「 純米酒 」という。 これに対して 醸造 用アルコールを添加した日
近い将来、現金は消える。 僕たちが生活する上で、「現金」を使う局面は間違いなく完全に無くなる。 僕自身、この1年(たった1年だ)で現金を使う機会が驚くほど激減した。最近では食事会のワリカンでさえスマホで完結できており、普段の生活において現金のやりとりがほとんどない。 Suicaやnanaco等のプリペイドカードも普及したこともあり、小銭を使う機会が減ったことは誰もが実感しているのではないだろうか。 今では、ヨーロッパに行くと「No Cash Accepted」、つまり「現金は使えません」という張り紙をしている店があるそうだ。日本では現金決済率が80%を超えているのに対して、北欧では既に40%を下回っているというデータもある。現金崇拝主義の日本人にとっては衝撃的であるが、すでに「現金」が決済に使えない現実が始まっているのである。 そこで今日は、日本でも使える「現金以外」の決済方法について、い
今年になって一眼レフカメラを手に入れた。 妻と旅行や散歩に出かけた時に、もっときれいに写真を撮りたいと思ったのがきっかけだ。 実は、一眼レフカメラを購入しようと思ったのは購入日より何ヶ月も前なのだが、その数ヶ月間インターネットや雑誌等ありとあらゆる情報を読み、最良の選択をするために検討に検討を重ねた。 おかげで今は、とても良い買い物ができたと自負しているし、外に出かける度に一眼レフを持ち出して写真を撮っている。 この記事を読んでいる人の多くは、既にインターネットで「一眼レフ 選び方」等といった検索をして色々な情報に触れていると思うが、恐らくほとんどの記事において細かいスペックや性能比較が出てきてしまい、あまり参考にならなかったのではないだろうか。 今回は、僕が検討した時の情報や知識、僕なりの考え方について、専門的な知識がない初心者でも分かり易いように紹介していきたい。 メーカーを選ぶ 一眼
僕は音楽が好きだ。 ロックからダンス・ミュージック、クラシックまでジャンルを問わず色々と聴いている。 一番好きなのは、声の入っていないインストゥルメンタル音楽だが、中でもジャズをよく聴く。 特にジャズは、自分を日常から切り離して、自分だけの世界へ没頭させてくれる。 ふと気がつけば、ウイスキーを飲みながら体が勝手にスイングしているような状態になる。これがたまらない。 ジャズというと何だか敷居が高い音楽だと思われることが多いが、決してそんなことはない。むしろ、庶民の音楽として広まった音楽なのだ。 ジャズの歴史や成り立ち、どのミュージシャンが誰の影響を受け、どのコンサートホールが良い悪い等、音楽のみならず知識的な情報もジャズ好きの間ではよく語られるが、音楽を楽しむのにそういった周辺知識は要らない。 何も考えず、単純にジャズの音やセッション、息遣いを感じることが一番だ。理屈で聴いている訳ではない。
1.「聴くこと」を中心としたコミュニケーション 優秀なリーダーは、自分1人の無力さを理解し、チームで仕事をすることの重要性を理解している。そして、そのために一番重要なことは「聴くこと」であることを知っている。 周囲から認められているリーダー程、「聴くこと」を中心としたコミュニケーションを心掛けている。相手の伝えたいこと、思っていることを引き出し、それを認めることを注意深く実践している。 周囲が発言しやすい関係を構築するために、普段から1人1人に一言を投げかけ、1人1人を褒めて賞賛する。 また、忙しそうな素振りは見せず、ゆったりとした態度を維持し、話しかけられれば手を止め、周囲からのフィードバックを喜んで受け入れる姿勢を保っている。 「聴くこと」は、相手を尊重し認めることと同義だ。相手の発言そのものの正誤は重要ではない。 「自分は優秀である」と勘違いしている人ほど、多弁だ。 一方的に長々と話
僕がiPhoneを使い始めてから、今までいくつものアプリを使ってきた。 良さそうなアプリがあれば積極的にその使い勝手を試してきた。UXがとても優れていて長く使えるものもあれば、全く使えないものもあった。 今日は2016年の1年間で最も使用したiPhoneアプリの中から、おすすめできるアプリ年間ベスト10を発表したい。 1. Googleカレンダー Google カレンダー – 毎日を有意義に Google, Inc.仕事効率化無料 Googleが提供しているカレンダーアプリ。 場所を入力する時に、シームレスにGoogle mapを検索してそのまま地図を指定できる等、既存サービスとの連携はすごく便利だ。 僕が1番使い勝手が良いと感じているところは、Google アカウントを持っている人とカレンダーを共有できるところ。妻はandroidユーザなのだが、妻とカレンダーを共有することで、お互いの仕
本を読むことで得られる事は、とても大きい。 著者が何ヶ月、何年、場合によっては何十年もかけて調べたり、まとめたことを、ほんの数時間で吸収することができる。 自分自身が読書に割くことのできる時間は有限だ。その限りある時間の中で、読書の効果を最大化しなければならない。 読書の効果は、「質」×「量」で決まる。 より良質な本を、より多く、より効率的に吸収することが、読書の効果を最大化にするポイントだ。 (本稿でいう読書の対象は「アカデミックな本や専門書」という前提に立っている) 1. 読書の量を増やす 本を読む前に書評や要約を読む 読書をする上で大切な事は「全体感を捉える」ことだ。全体感を捉えていなければ、本を理解できたとは言えない。逆の言い方をすれば、全体感や論理構造をざっくりと把握できていれば、詳細はさほど重要ではないし、その本を理解したと言える。 そのためにも、本の要約や書評を事前に知ってお
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