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[速報]「Gemini for Google Cloud」発表。Google Cloudでの開発から運用、セキュリティなど利用シーン全体をAIが支援。Google Cloud Next '24 Google Cloudは、日本時間4月10日未明から開催中のイベント「Google Cloud Next '24」で、最新のAIによるGoogle Cloudを用いたアプリケーションの開発から運用、セキュリティなどライフサイクル全体をAIが支援する「Gemini for Google Cloud」を発表しました。 「Gemini for Google Cloud」は、同社の最新AIモデルである「Gemini」を用いた複数のサービスの統合的なブランドです。コーディング支援のGemini Code AssistもGemini for Google Cloudの傘下と位置づけられています。 それぞれの機
Google Cloudは、日本時間4月10日未明から開催中のイベント「Google Cloud Next '24」で、最新のAIによるコーディング支援サービス「Gemini Code Assist」を発表しました。 Gemini Code Assistは、GitHub CopilotやAWS CodeWhispererなどと競合するサービスと位置づけられます。 Gemini Code Assistは最新AIモデル「Gemini」採用 Google Cloudは昨年(2023年)12月にAIによるコード補完やコード生成などを実現する「Duet AI for Developers」を正式リリースしています。今回発表されたGemini Code Assistは、同社の最新AIモデルである「Gemini」を採用したDuet AI for Developersの進化版だと説明されています。 参考:
Google Cloudは、日本時間4月10日未明から開催中のイベント「Google Cloud Next '24」で、同社初となる独自Armプロセッサ「Google Axion」を発表しました。 Google Cloudによると、Axionは現世代のx86ベースの仮想マシンと比較して50%の性能向上と、60%優れたエネルギー効率を実現しており、さらに現在クラウドで利用可能な汎用Armプロセッサと比較して30%高い性能を提供するとしています。 AWSとマイクロソフトはすでに独自Armプロセッサを発表済み Armベースのプロセッサは、すでにAWSとマイクロソフトがそれぞれ発表済みです。 AWSは2018年に独自のArmプロセッサである「Graviton」を発表しており、2023年には最新版の「Graviton4」を発表しています。 マイクロソフトは昨年(2023年)に同社初のArmベースの独
スラドとオープンソースソフトウェアのホスティングサービス「OSDN.net」は2020年にOSDN社からアピリッツへの事業授受によりアピリッツが運営元となり、その後2023年にアピリッツからOSCHINA(Open Source China:開源中国)に事業譲渡されました。 OSCHINAはその後、スラド編集部にスラド閉鎖の計画を告知したところ。スラド編集部はOSCHINAからスラドを分離して単独での受け入れ先を模索を開始。現在に至っています。 アピリッツに内訳の算定を依頼している 今回示された現状報告によると「現在のところ発表できるような進捗は見られない」とのことで、まだ具体的な話の進展はないとしつつ、現状について「OSCHINA としては OSDN 取得後の費用だけでも回収したいとのことで、それにはスラドと OSDN のクラウド費用内訳が必要となる。現在はアピリッツに内訳の算定を依頼し
CodiumAI、作りたい機能を入力するとコードの実装計画案生成、コードの自動生成を支援する「Codiumate Coding-Agent」α版リリース AIによるプログラミング支援ツールを開発しているCodiumAIは、作りたい機能をAIに対してプロンプトで入力すると、コードの実装計画案をAIが示し、それを元にほとんどのコードを生成や補完してくれる「Codiumate Coding-Agent」(以下、Coding-Agent)α版のリリースを発表しました。 The Codiumate-Agent is the first step towards tandem development with your coding agent. It effortlessly slots into your development workflow, helps you be smart about
Amazon Web Services(AWS)は、サーバレス基盤として提供しているAWS LambdaでRuby 3.3のサポートを開始したと発表しました。 Ruby 3.3は昨年(2023年)12月にリリースされた最新版のRubyです。パフォーマンスとメモリ使用量を大幅に改善したYJITコンパイラを搭載し、M個のRubyスレッドをN個のOSのネイティブスレッドで管理することでスレッドの生成管理コストを抑えることができるM:Nスレッドスケジューラなどの新機能が搭載されています。 参考:Ruby 3.3正式リリース。YJITコンパイラの大幅な性能向上、RubyのスレッドスケジューラとしてM:Nスレッドスケジューラ導入など新機能 AWS LambdaのRuby 3.3ランタイムは、AL2023 minimal container imageをベースにした新しいAmazon Linux 202
Cloudflare、ヘッドレスブラウザ「Browser Rendering API」正式リリース。Puppeteerライブラリも提供開始 Cloudflareは、同社のサーバレス基盤であるCloudflare Workersを通じてヘッドレスブラウザを操作できる「Browser Rendering API」の正式サービス化を発表しました。 これまではBrowser Rendering APIはオープンベータとして提供されていました。 Good morning! We'll keep it short: Browser Rendering API is now available to all paid Workers customers with improved session management. https://t.co/TP2W2KtgOx #DeveloperWeek — C
AWS、Redisをフォークした「Valkey」を、同社サービスのElastiCacheとMemoryDBで採用すると明らかに Amazon Web Servicesは、同社のマネージドサービスとして提供しているAmazon ElasticCacheとAmazon MemoryDBで、インメモリデータストアのRedisをフォークした「Valkey」を採用すると、同社のブログに投稿した記事「Why AWS Supports Valkey」で明らかにしました。 Why #AWS Supports #Valkey. https://t.co/PMXv0Zv8B4 — Werner Vogels (@Werner) April 5, 2024 Valkeyの採用について、上記のブログで次のように記されています。 AWS is committed to supporting open source
3月12日火曜日に始まったPublickeyへのDDoS攻撃に対して、これまでサーバの強化、Cloudflareの導入とDDoS対策のための設定を行ってきました。 その結果、3月24日日曜日の夜に始まり3月27日水曜日の朝まで3日間連続で続いたDDoS攻撃のあいだもWebサイトの閲覧と記事更新などを問題なく行える状態となり、DDoS攻撃がWebサイトの運営の大きな障害ではなくなりました。 ちなみにそれ以後DDoS攻撃は止んでいますが、今後はいつDDoS攻撃を受けてもWebサイトの運営に支障がでることはなくなったと考えられます。この記事では結局どのような対策を行ったのか、実際に効果を発揮したDDoS対策を紹介していきます。 これまでの経緯は下記の記事をご参照ください。 Publickeyが受けたDoS攻撃、これまでの経緯と対策まとめ 続、Publickeyが受けたDoS攻撃、これまでの経緯と
新しいプログラミング言語やライブラリ、フレームワークを学ぶには、実際にそれらを試して挙動などを見てみることが大事ですが、実行環境を用意するのは手間がかかります。 そこで役立つのが、いわゆる「プレイグラウンド」と呼ばれる、Webブラウザでプログラミング言語やライブラリ、フレームワークをすぐに試すことができるサービスです。 主要なプログラミング言語の公式サイトには、実際にその言語をすぐに試せるプレイグラウンドが用意されていることも多く、また公式サイト以外にもネット上にはさまざまなプレイグラウンドがあります。 プレイグラウンドを使えば、気軽にいろんなプログラミング言語やライブラリ、フレームワークを試せます。 この記事ではそうしたプレイグラウンドをまとめてみました。ここで紹介したプレイグラウンドの他にも、あなたのお気に入りのプレイグラウンドがあればX/Twitterやブックマークのコメント、メール
JavaScriptパッケージシステム「npm」は巨大なバグを抱えていると指摘し、新たなパッケージシステムを開発する「vlt」。npm作者らの参加を発表 npmに代わる新しいJavaScriptのパッケージシステム「vlt」(vōlt:ボールト)を開発しているvlt technologyは、同社にnpmの作者であるIsaac Z. Schlueter氏、npmのスタッフエンジニアリングマネージャであったDarcy Clarke氏、npmのCLIチームであったRuy Adornoらが参加すると発表しました。 Node.jsとnpmが作ったJavaScriptのエコシステム サーバサイドでJavaScriptを実行可能にしたNode.jsの登場と、そのNode.jsを基盤にJavaScriptのアプリケーションやモジュールなどをパッケージングして登録し、自由にダウンロード可能にしたレジストリで
「AWS Deadline Cloud」発表。動画制作の締め切りを守るべく、VFXや2D/3Dグラフィックスなどの高速なレンダリングファームをマネージドサービスで提供 Amazon Web Services(AWS)は、VFXや2D/3Dのコンピュータグラフィックスなどの高速なレンダリングのための一連の処理をクラウド上で数分で構築し、マネージドサービスとして提供する「AWS Deadline Cloud」を発表しました。 Frame up your business needs with help from the #AWS Cloud. AWS Deadline Cloud helps customers optimize on-premises resources & scale render farms to the cloud—so you can power work effic
Cloudflare、CDNエッジで生成AIを実行できる「Workers AI」正式サービスに。世界150都市のデータセンターでGPU基盤を提供 Cloudflareは、同社のグローバルに展開するCDNのエッジで生成AIの推論処理を実行できる「Workers AI」の正式サービス化を発表しました。 Today, we’re excited to make a series of announcements, including Workers AI, Cloudflare’s inference platform becoming GA and support for fine-tuned models with LoRAs and one-click deploys from HuggingFace. Read all about it. https://t.co/phcPIaW24v
Cloudflare WorkersがPythonをサポート、WebAssembly版Pythonランタイムの「Pyodide」を採用で Cloudflareは、CDNエッジでJavaScriptランタイムによるアプリケーション実行基盤を提供する「Cloudflare Workers」で、Python言語のサポートをオープンベータとして開始したと発表しました。 これによりCloudflare Workers上でPythonを用いたアプリケーションの構築が可能になります。 Introducing Cloudflare Workers in Python, now in open beta! We've revamped our systems to support Python, from the runtime to deployment. Learn about Python Worke
JavaScriptランタイム「Bun 1.1」正式リリース。Windows版登場、Node.jsとの互換性向上、前バージョンより高速化など BunはJavaScriptとTypeScriptのランタイム機能を備えるだけでなく、トランスパイラ、バンドラ、タスクランナー、npm互換のパッケージマネージャなど、JavaScript/TypeScriptのツールチェーンを統合したソフトウェアです。 Bun 1.1ではこれまで提供されていたLinux版、macOS版に加えて、Windows版が追加されたのが最大の特徴です。 Bun 1.1でWindows版が登場 Bun 1.1はPowerShellから下記のコマンドで簡単にインストール可能です。画像左は、Bunの作者であるJarred Sumner氏。 Bunは以前から高速な動作も特徴の1つとして説明しています。下記はWindows上で「bun
Cloudflare、CDNエッジでサーバレスなSQLiteを提供する「Cloudflare D1」正式リリース。非同期レプリケーションによる分散データベース機能も Cloudflareは、これまでベータ版として提供してきたSQLiteベースのデータベースサービス「Cloudflare D1」の正式サービス化を発表しました。 D1, Cloudflare’s SQL database, is now generally available. With new support for 10GB databases, data export, and enhanced query debugging, we empower developers to build production-ready applications with D1 to meet all their SQL needs.
Cloudflare、世界中からのデータベースアクセスを高速化する「Hyperdrive」正式サービスに。CDNを用いてDBのコネクションプーリングやキャッシュを提供 Cloudflareは、グローバルなCDNレイヤでデータベースのコネクションプーリングとクエリのキャッシュを提供することによりデータベースへのアクセスを高速化する新サービス「Hyperdrive」の正式サービス化を発表しました。 We kick off the week with announcements that help developers build stateful applications on top of Cloudflare, including making D1, our SQL database and Hyperdrive, our database accelerating service, g
マイクロソフトとOpenAIが15兆円をAI用のスーパーコンピュータに投資、Amazonは22兆円をデータセンターに投資へ。米報道 マイクロソフトとOpenAIは1000億円(1ドル150円換算で15兆円)を投資し、4年後の2028年に「Stargate」と呼ばれるAIのためのスーパーコンピュータを立ち上げると、相次いで米国で報道されています。 一方でAmazon.comはAI関連やデジタルサービスの需要の爆発的増加に対応するため、向こう15年で1500億ドル(1ドル150円換算で22兆5000億円)をデータセンターに投資すると報道されています。 マイクロソフトとオープンAI、1000億ドル規模のデータセンター計画=報道 | ロイター アマゾン、データセンターに約1500億ドル投資へ-AIブームに対応 - Bloomberg マイクソフトとOpenAIが15兆円を投資する「Stargate
Webブラウザで3Dモデルを高速に描画する「Babylon.js 7.0」正式リリース。MMD(MikuMikuDance)やApple Vision Proサポート Webブラウザで3Dモデルを高速に描画する「Babylon.js 7.0」正式リリース。MMD(MikuMikuDance)やApple Vision Pro、WebXRなどをサポートし、よりリアルなレンダリングを実現する機能追加も行われた。 マイクロソフトは、Webブラウザ上で2Dや3Dモデルの高速なレンダリングなどを可能にするオープンソースのJavaScriptライブラリ「Babylon.js」の最新版「Babylon.js 7.0」正式版をリリースしました。 We are proud to announce that Babylon.js 7.0 has officially been released! The ne
awkは、UNIX登場初期からgrepやsedなどと並んで代表的なコマンドラインツールとして使われてきました。その名称が、作者であるAho氏、Weinberger氏、Kernighan氏の三者の名前からとったものであるというエピソードも非常に有名です。 そしてこの三人の作者が執筆した書籍「The AWK Programming Language」(邦題:プログラミング言語AWK)は、awkのバイブルと言ってよい書籍でしょう。 日本で1989年に第1版が発行されたこの「プログラミング言語AWK」が、35年ぶりに第2版に改訂され、今年(2024年)5月16日にオライリー・ジャパンから発売されることが分かりました(Amazon、楽天ブックス)。 著者は第1版と変わらず、Alfred V. Aho氏、Brian W. Kernighan氏、Peter J. Weinberger氏です。 下記はAm
毎年3月31日は、マルウェアやハードウェアの故障、人為的なミスなどからのデータ保護の必要性を喚起する「World Backup Day」(世界バックアップデー)です。今年も次の日曜日がその日になります。 もちろん世界バックアップデーは、いくつかのバックアップ製品やサービスを提供しているベンダが推進する日なのですが(世界バックアップデーのWebサイトには「最高のバックアップソフトウェア」というリンクがあり、いくつかのベンダの製品が紹介されています)、普段は見過ごされがちなデータのバックアップについて再認識するのに、こうした日を活用するのは悪くない試みではないかと思います。 公式Webサイトによると、3割の人がバックアップを一度もとったことがなく、毎月10台の1台のコンピュータがウイルスに感染しているとのことです。 個人のデバイスから企業の基幹システムまで、あらゆるシステムにとって定期的バック
WebAssemblyによるサーバレスをKubernetes上で実現する「SpinKube」、CNCFへの寄贈を発表 WebAssemblyによるサーバレスプラットフォームをKubernetes上で実現するオープンソースの「SpinKube」が、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)へ寄贈されたことが発表されました。 Today on the #KubeCon + #CloudNativeCon keynote stage, @michelledhanani alongside @Azure & @ZEISS_Group shared how & why #Wasm has taken root in the cloud native world. Read about it getting practical & about @SpinKube's
Docker互換のコンテナエンジンとしてRed Hatが主導して開発しているオープンソース「Podman」の2年振りのメジャーバージョンアップ「Podman 5.0」が正式にリリースされました。 PodmanはDocker互換のコマンドラインツールを備え、OCI(Open Container Initiative)互換のDockerイメージを操作可能なコンテナエンジンです。 デーモンを使わず軽量で高速に動作すること、ルートレスでコンテナを操作できるためセキュアなことなどを大きな特徴としており、PodmanからKubernetesのYAMLファイルを生成できるため、Kubernetesとの連係も容易とされています。 今回のPodman 5.0では、WindowsやMacの上でLinuxコンテナを利用可能にするための仮想マシンを実行するPodman Machineが全面的に書き換えられ、性能と
GitHub、Copilotでより高い精度のコードを生成させる方法を指南。関連ファイルを開く、トップレベルのコメントを書くなど 記事の中で、プログラマが意図したコードを高い精度で生成AIに生成させるためのテクニックがいくつも紹介されています。これらのテクニックはCopilotに限らず、生成AIを用いてコードを生成させる際の参考になると思われます。 この記事では、紹介されているテクニックのポイントをまとめてみました。 GitHub Copilotでよりよいコードを生成するためのポイント 生成AI活用の基本として説明されたのは、大規模言語モデルを用いた生成AIでは、コンテキスト(文脈)に基づいて予測を行うように設計されているため、生成AIに対する入力やプロンプトがコンテキストに富んでいるほど良い出力が得られる、という原則です。 それゆえ、GitHub CopilotおよびGitHub Copi
クラウドからオンプレミスへ回帰した理由は? クラウドとの通信費用の高さや、クラウド移行ありきなどが課題。ノークリサーチが中堅中小企業を調査 調査会社のノークリサーチは、国内全業種の中堅・中小企業(年商500億円未満)および大企業(年商500億円以上)を一部含む700社を対象にした調査結果「2024年 中堅・中小企業のサーバ環境におけるクラウド移行とオンプレ回帰の実態」(pdf)を発表しました。 調査結果によると、以前はIaaSやホスティングを利用していたが、現在はオフィス内にサーバを戻した業務システムがある企業では、社内とクラウドの間の通信費用や通信品質を課題として挙げる企業が多いことが分かりました。 半数以上がIaaSやホスティングの導入あり 有効回答件数700社のうち、IaaS型のクラウドやホスティングを用いてサーバを導入したことのある企業は半数を超える55.6%でした。 出典:ノーク
フロントエンドにおけるフィーチャーフラグ標準化のための「OpenFeature Web SDK v1」がリリース。CNCFから Cloud Native Computing Foundation(CNCF)は、Webアプリのフロントエンドにおいて、任意の機能のオンオフを管理するフィーチャーフラグ標準化のための「OpenFeature Web SDK v1」をリリースした。 ソフトウェアの機能追加や変更を行う際に、いきなり全ユーザーに新機能や変更を展開するのではなく、展開する範囲や時期をコントロールするための仕組みとして「フィーチャーフラグ」がしばしば用いられます。 例えば、最初は少数のユーザーにのみフィーチャーフラグをオンにすることで試験的に新機能を試し、問題がなければ全ユーザーに拡大する、といった場合などに用いられます。 クラウドネイティブの普及や推進のための団体「Cloud Nativ
Appleは、Appleシリコン搭載のマシンでJavaが予期せず終了する現象などを修正したmacOSのアップデート「macOS Sonoma 14.4.1」をリリースしました(リリースノート)。 macOS Sonoma 14.4では、Appleシリコン搭載のマシンでJava 8以降のすべてのバージョンでJavaが予期せず終了する現象が発生するとして、オラクルなどが注意喚起を行っていました。 参考:macOS Sonoma 14.4にアップデートするとJavaがクラッシュするとオラクルが注意喚起。Appleシリコン搭載Macで Javaが予期せず終了する原因は、JavaのJITコンパイルと実行のサイクルのなかでOSの保護メモリ領域にアクセスすると、以前のmacOSとは異なりSIGKILLシグナルがプロセスに送られるようになったためだと説明されていました。そのため、OS側での修正が待たれてい
業務で使う生成AI、国内企業の契約率は16%、個人での契約は19%。懸念点は情報漏洩や偽情報。JIPDECとITRの調査結果 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)と調査会社のITRは、「企業IT利活用動向調査2024」の結果を発表しました。 調査は2024年1月に共同で実施しており、従業員数50名以上の国内企業に勤務するIT戦略策定または情報セキュリティ施策に関わる係長職相当職以上の役職者約1万7000名に対して回答を呼びかけ、983名の有効回答を得たものです。 調査結果の中から、業務における生成AIの利用に関する部分を紹介します。 企業の35%が生成AIを業務で使用。今後は70%へ急拡大 業務で使う生成AIについては、15.9%の企業が会社で契約もしくは構築した生成AIを使用しており、19.1%の企業が社員が各自で契約もしくは登録した生成を使用していると回答。合わせると3
サイバー攻撃の標的は、パスワードよりも「認証後の証明」へ移ろうとしている。アイデンティティ管理のOktaはなぜ狙われ、どう対策していくのかを聞いた[PR] Okta(オクタ)は、パスワードレス認証や多要素認証などの技術を活用し、業務で使う様々なSaaSアプリのシングルサインオンなどの便利で安全なアイデンティティ管理とアクセス管理のプラットフォームを提供する代表的な企業として知られています。 2021年には開発者に人気のあったアイデンティティ管理プラットフォームの「Auth0」を買収、サービスを統合したことで、この分野での地位をさらに強固なものとしました。 その同社は2023年10月、顧客企業のサポート管理システムへの不正アクセスがあったことを公表しました。攻撃者は、顧客がサポート管理システムにアップロードしたファイルの中からセッショントークンを窃取し、それを使って5社の顧客企業のOktaテ
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