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コーヒー沼
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奈良・平安朝は農民から搾取すること以外、なにも政治らしい政治を行わなかった政権でした。 ここでは山上憶良の「貧窮問答歌」を引き合いに、当時の農民の状況を見ていきましょう。 「貧窮問答歌」は五・七調になっており、是非声に出して読んで下さい。悲しさがひしひしと伝わってきます。 原文 貧窮問答の歌一首 短歌を併せたり 風雑(まじ)へ 雨降る夜の 雨雑へ 雪降る夜は 術(すべ)もなく 寒くしあれば 堅塩を 取りつづしろひ 糟湯酒 うち啜ろいて 咳(しわぶ)かひ 鼻びしびしに しかとあらぬ 髭かき撫でて 我を除(お)きて 人はあらじと 誇ろへど 寒くしあれば 麻襖(あさぶすま) 引き被(かがふ)り 布肩衣(かたぎぬ) 有りのことごと 服襲(きそ)へども 寒き夜すらを 我よりも 貧しき人の 父母は 飢え寒(こご)ゆらむ 妻子(めこ)どもは 吟(によ)び泣くらむ 此の時は 如何にしつつか 汝(な)が世は
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