北海道南部の厚沢部町の川で作業していた男性の行方が分からなくなっていた事故で、警 察が事故現場から下流2キロの中州で倒れている男性を見つけました。男性はその場で死亡 が確認されました。 この事故は臨時職員の69歳の男性が5月12日、川の水を農業用水に供給する頭首工(とうし ゅこう)という施設の清掃作業を担当していたところ、行方が分からなくなったものです。 男性は午前中には作業を終える予定でしたが、午後6時を過ぎても戻らないため同僚が現場に向かうと、男性さんが設置したとみられる長さ2メートルの仮設の鉄製の橋が川に落ちているのが見つかりました。 警察と消防が川を捜索したところ、5月15日に、仮設の橋が落ちていた現場から2キロ下流の中州で倒れている男性を発見しました。男性はその場で死亡が確認されました。 警察が事故の詳しい原因を調べています。