僕は、もう20年以上前から一貫して一つのメディア論を持っています。 もちろん持論ですが、20年の歳月を経ても、この持論は崩れること無く、むしろ、数々の具体的な証明によって裏付けられています。 マス====ミドルマス====ニッチ と、各メディア(またはコンテンツ)のリーチ数を分けたとすると、事業として成り立つのは「マス」と「ニッチ」の両端で、「ミドルマス」は事業として成り立ちにくい、というものです。 「マス」とは、地上派テレビや大手新聞がその代表例です。 「ミドルマス」とは、CS放送や発行部数の比較的多い雑誌などです。 「ニッチ」とは、専門誌や個人のブログなどです。 この分類は、メディアとコンテンツをごちゃ混ぜにした分類ですので、ここで、コンテンツと、それを取り持つメディアの二つに分けて考えてみましょう。 例えばミドルマス「メディア」の代表例として、日本ではCS放送があります。 CS放送は