ハコベル物流DXシステム開発部のおおいし (@bicstone) です。普段はフロントエンドエンジニアとしてハコベル配車計画の開発を行なっています。 前回の記事では、GraphQLをプロダクトに投入するにあたり検討したエラーレスポンス設計パターンについて紹介しました。 この記事では、フロントエンドとバックエンド間でのバリデーションスキーマの取り決めについて解説します。 GraphQLスキーマ設計で悩まれている方の参考になれば幸いです。 はじめに ハコベル配車計画では、バックエンドとフロントエンド間の通信においてGraphQLを活用しています。1年ほど運用していく中で、設計における課題がいくつか表面化してきました。 今回、社内ハッカソンイベントHackWeek 2023 [1] が開催され、ハコベル配車計画チームでは1年間の運用の中で感じた、GraphQLスキーマの設計における悩みを振り返る