使い方いろいろ 豊富なバリエーション スリーエム ポストイット 3M社中央研究所の研究者、スペンサー・シルバーは、接着力の強い接着剤の開発要求を受け、実験を繰り返し試作を重ねるうちに、ひとつの試作品を作りあげました。ところがテスト結果は期待していたものとは全く違っていたのです。「よくつくけれど、簡単に剥がれてしまう」、なんとも奇妙な接着剤ができあがりました。接着剤としては明らかに失敗作でしたがそれを元に有効利用できないかと考え社内の人々に意見を求めてまわりました。 そのうちの一人の研究員アート・フライがひらめいたアイデアが「のりの付いたしおり」必要なときはしっかり貼りつき、用がなくなれば簡単に剥がれること。もちろんページが破れたり、汚れたりすることがあってはなりません。これら条件をクリアするために接着剤の濃度を工夫し、試作を続け、ようやく完成した試作品を手にした時、フライはさらに重大な
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