中国では5月1日の金曜日が"労働節(メーデー)"の祝日で、週末の土・日の休日を加えて5月1日から3日まで3連休であった。その連休の中日、5月2日の正午過ぎ、黒龍江省"綏化市"に属する"慶安県"の鉄道駅で中年男性が、その母親と3人の子供の目の前で警官によって射殺されるという惨劇が発生した。中国メディアは5月3日付で次のように報じた。 「理由が分からない」慶安県射殺事件 2日午後、黒龍江省慶安県にある"慶安火車站(慶安鉄道駅)"の"候車室(待合室)"で1人の中年男性が慶安駅派出所の警官ともみ合いとなった後、警官に拳銃で撃たれて死亡した。 ハルビン鉄道公安局の説明によれば、当日12時頃、ハルビン市"鉄路局(鉄道局)"管内の慶安駅の待合室内にある安全検査所で、中年男性が待合室へ入ろうとする乗客の進路を塞いだ。中年男性は警官の制止を聞こうとせず、6歳の子供を警官に向けて放り投げたばかりか、警官が携帯