田原総一朗です。 創価学会名誉会長の池田大作さんが亡くなった。 池田さんは1960年、 第3代創価学会会長に就任。 僕はその頃から 創価学会の取材を始め、 池田大作氏に3回話しを聞いた。 当時、創価学会は、 破竹の勢いで信者を増やし、 池田さんの著書『人間革命』は、 大ベストセラーになっていた。 創価学会に触れることは、 メディア界ではタブーだったが、 僕はだからこそ、 その内部を取材してみたいと思ったのである。 なぜ創価学会の信者が こんなにも増えるのか、 池田大作という人物には どんな魅力があるのか、 迫りたかったのだ。 僕は創価学会の広報に、 取材を申し込み、 ある女性信者を紹介してもらった。 彼女に密着取材をし、 折伏の会や大石寺なども取材。 池田さんの講演も聞いた。 人気絶頂のころで、 まさにカリスマという言葉がふさわしかった。 その後、池田さん本人も、 取材を受けてくれ、 一対