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  • 荘厳な造りのCIMB銀行マラッカ支店 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    520 荘厳な造りのCIMB銀行マラッカ支店 カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マラッカの街を歩いていると、色々な街並みや建築があって面白い。マラッカは航路の要所ということもあり、その立地条件だけでも様々な文化が流入する。その上、大航海時代以降二十世紀半ばまで、ポルトガル、オランダ、イギリス、そして日の統治を受けている。文化が混じらないわけがないのだ。 街を歩いている時、ひときわ格調高い建物を見かけた。何か歴史的な建造物が保存されているのかと思ったくらいであるが、よく見ると銀行のようだ。CIMBはマレーシアを代表する大銀行の一つである。 私はあまり西洋建築の様式には詳しくないが、あまりゴテゴテしておらず、左右対称で整然としてるのは、ルネサンス様式を基調としているのだろうか。それに若干ロココや東洋風が混じっているように見える。 CIMBが建てたものなのか、

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    skkmusic 2019/05/20
  • 昭和のスケートリンクの跡地 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    519 昭和のスケートリンクの跡地 カテゴリ:【Japan 日】京都 Kyoto 昭和の中期から末期にかけて、日でアイススケートがレジャーとして流行した時期があった。私が覚えている限りでは、昭和50年代でも各地に大きいものから小さいものまでたくさんスケートリンクがあったように思う。平成に入って以降はフィギュアスケート人気が沸騰している割に、一般人がレジャーとして楽しめるスケートリンクをあまり見ないのはむしろ不思議ではある。 写真はそんな昭和のスケートリンクの跡地である。以前の記事で京都府長岡京市の浄土谷と呼ばれる集落にあるお寺を紹介しているが、そこから更に奥に進んだところにある長岡京スケートリンクの跡地だ。 かつては東洋一と謳われていたそうだが、山奥で不便な場所ということもあるのだろう、ブームが去るとともに客足も遠のき、今では京都人でもここにスケートリンクがあったことを覚えている人は少

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    skkmusic 2019/05/19
  • インドシナ半島の母なる川メコンと学校教育の間違い : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    611 インドシナ半島の母なる川メコンと学校教育の間違い カテゴリ:【Laos ラオス】Takhek ターケーク インドシナ半島を流れる有名な大河が二つある。子供の頃、それらの二つは「メコン川」と「メナム川」だと習った。しかしそれらは間違いだと知ったのは大人になってからのことである。 タイ語で川のことをメーナムという。メーは母、ナムは水を意味する言葉で、直訳すると「水の母」あるいは「母なる水」、なかなかウィットに富んだ言葉の由来である。 つまりメナム川という呼称は、例えば利根川を「kawa river」とでも呼ぶようなもので、完全に間違っている。川の名前が含まれていないのだ。当の名前は「メーナム・チャオプラヤー」すなわちチャオプラヤー川であり、タイを縦断してバンコク市内を流れ、タイランド湾に注ぐ大河である。タイ人が呼んでいるのを聞いて、メーナムが固有名詞、チャオプラヤーが川を意味する、と

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    skkmusic 2019/05/19
  • 現在の松江の礎を作った戦国武将 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    518 現在の松江の礎を作った戦国武将 カテゴリ:【Japan 日中国 Chūgoku 日全国を巡っていると、特定のエリアでは非常に有名なのに、世間一般ではあまり知られていない歴史上の人物を見つけたりすることがある。これはその土地に行ってみないとなかなか発見できないことが多い。というのも、そのエリアに住んでいる人や出身者にとっては常識であり、当然他の人も知っているものだと認識しているので、わざわざ知っているかどうか確認したりしないからだ。 歴史上の人物の話だけでなく、例えば自分は皆が普通に知っている言葉だと思って話していたら、実は方言だった、という経験をした地方出身者もいらっしゃるのではないかと思う。 さて、写真は松江城の近くの堀尾吉晴公の像である。堀尾吉晴も松江では超有名であるが、歴史マニア以外では一般的にあまり知られていない人物かも知れない。 詳しい話はネット上でいくらでも載って

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    skkmusic 2019/05/18
  • ベッドタウンっぽい香港仔の中心部 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    516 ベッドタウンっぽい香港仔の中心部 カテゴリ:【China 中国】香港 昨日の記事に続き、思い出しているうちに香港仔のことを書いておくことにする。 この時、実は香港仔に何か目的があって来たわけではない。たまたま気まぐれに乗ったバスの終点が香港仔だったというだけだ。ただし香港仔については、名前や場所、それに香港の起源とされている土地である、というくらいの知識は持っていた。 そんなわけでバスから降りて、周囲をとりあえず徒歩で散策してみた。夕刻で空模様も良いとは言えなかったが、バスに乗っている間は降っていた雨が、降りると止んでくれるのには助かった。 香港仔は香港島北側の繁華街からバスで30~40分程度だったが、私が思うにベッドタウンという雰囲気だった。タケノコのように細長く高いマンションが立ち並んでおり、その合間にショッピングセンターや公園などがある。買い物袋を提げて歩く女性、駆け回ってい

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    skkmusic 2019/05/18
  • 1セント硬貨から作られる記念メダル : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    518 1セント硬貨から作られる記念メダル カテゴリ:【USA アメリカTexas テキサス こちらはアメリカ・テキサス州のエンチャンテッドロックという巨大な一枚岩が観光名所となっているところに置かれていた機械である。アメリカの行楽地などではしばしば見かけるものだ。 英語が読める方はすぐにわかると思うが、これはペニー(=1セント硬貨)をプレスしてお土産の記念メダルにしてしまうものである。 昨今では少なくなってきているようだが、以前は日の行楽地でも、当日の日付や選んだデザインをプレスして銀色の記念メダルを作ってくれる似たようなマシンをしばしば見かけたものだ。ただし日ではお金を加工することは法律上できないので、加工されるのは物のお金ではなく用意されている無地のコインである。アメリカでは物のお金を加工してしまっても良いのだと、初めてみたときには少し驚いた。 写真左上の穴の左にペニー、右

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    skkmusic 2019/05/18
  • 香港仔の海上シーフードレストラン群と海上生活者『蛋民』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    515 香港仔の海上シーフードレストラン群と海上生活者『蛋民』 カテゴリ:【China 中国】香港 香港島に香港仔というエリアがある。香港島では九龍半島に近い北側が繁華街の中心であるが、この香港仔は北側の繁華街からは山を越えた島の南岸にある。 香港仔は英語ではAberdeenと呼ばれているが、これは英国がアヘン戦争で清国から香港を奪って植民地支配を始めた頃の外務大臣アバディーン伯ジョージ・ハミルトン=ゴードンに因んでいる。日統治時代には、香港の起源の地という意味で、元香港とも呼ばれていたと聞く。 香港仔には埠頭があり、その岸辺一帯は大きな公園となっているエリアがある。この公園の海岸一帯には海上シーフードレストランが並んでいる。ジャンボ(ジャンボキングダム)は中でもよく知られるお店である。 岸にあるのは入り口だけである。海上にある店には桟橋を渡って入る。ずらりと並んでいるのは、なかなか壮観

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    skkmusic 2019/05/15
  • 米沢城の紅葉と上杉謙信公の像 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    611 米沢城の紅葉と上杉謙信公の像 カテゴリ:【Japan 日】東北 Tōhoku 以前の記事で米沢城の上杉鷹山像について書いた。実は私は米沢城には何度か足を運んだことがあるのだが、写真は11月初旬に訪れた時のものである。 米沢城の内外では、鮮やかに色づいた紅葉がとても綺麗だった。当時の性能の良くないカメラで、その上写真の腕もなく、あまり伝わらなくて恐縮ではある。 静かに水を湛えるお堀と合わせて作り出す景色は、なかなか風情があってよい。 ところで、米沢城には過去記事で紹介した上杉鷹山以外に、歴史上の人物の像が二体ある。 一体は伊達政宗。米沢城は伊達家の出自であり、伊達政宗生誕の地である。伊達家は後に仙台に転封されることになり、仙台城(青葉城)にも伊達政宗の像がある。むしろそちらのほうが有名だとは思うが、米沢城にも政宗の像が安置されている。ただ写真を撮るクセがあまりなかったこともあり、私

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    skkmusic 2019/05/15
  • 厦門の軽食チェーン『妙香扁食』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    514 厦門の軽チェーン『妙香扁』 カテゴリ:【China 中国】福建省 厦門の街でよく『妙香扁』と書いてあるお店を見かけた。先日の泉州の扁の記事やその他過去記事にも書いているが、日で言うところのワンタンのことを福建省では扁(ビェンシー)という。 当初、『妙香扁』が何らかの特別な味付けや形状などの扁の種類を指していて、それが厦門の名物的なものなのかと考えた。というのも、街であまりにたくさん見かける上、各々のお店の店構えが、露店に近いものから小綺麗なレストランを思わせるものまで、様々であったからだ。それに少し北にある泉州では見かけた記憶がなかった。 ところが、この妙香扁というのは、どうやら厦門を拠点とする扁中心の軽堂のチェーン店らしい。そう推測できたのは、妙香扁と書いたお店はすべて赤地に白文字を基調としているという共通点があったからである。店構えがピンキリなのはフラ

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    skkmusic 2019/05/14
  • オールドサイアムプラザの中の日本 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    513 オールドサイアムプラザの中の日 カテゴリ:【Thai タイ】Bangkok バンコク・近郊 バンコクの中華街の西端から更に少しばかり進んだところに、オールドサイアムプラザという老舗のショッピングモールがある。いつ頃からあるのかは知らないが、少なくとも1997年に訪れた記憶が残っている。それ以降も何度か訪れた覚えはある。 店の入れ替わりは激しいので、昔からのお店なのか、よくわからないし覚えてもいないが、こんなところにも日を思わせるお店があったりしたので、少しばかり紹介しておく。 上の写真はガンプラを中心とした日のプラモデルや玩具などのお店。私のフランス人の友人ガンダムやマクロスが大好きで、しばしば部屋に飾っているプラモデルなどの写真を送ってくれるのだが、ガンプラというのは既に世界共通ワードになっているのだと改めて認識した。 なかなかに品ぞろえも良い。 ちなみに私は写真に写って

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    skkmusic 2019/05/13
  • 中国で見かけたオナガと西日本から消えた謎 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    512 中国で見かけたオナガと西日から消えた謎 カテゴリ:【China 中国】福建省 1週間ほどの旅の最終日、少し時間が余っていたので、特に目的地もなく厦門市内の公園などをふらりふらりと散策していた。その中で何羽か見かけた鮮やかな水色の尾羽の鳥。大きさはムクドリと同じくらいだった。 この公園では他にもたくさんの鳥を見かけたのだが、この鳥は京都の近隣では見かけたことがなかったと思う。それもそのはずで、この鳥は昔は日全国で見られたものの、私が幼少の頃以降には西日で発見された事例がないそうだ。西日で見られなくなったのは1970年代のわずか10年足らずの間で、その原因もわかっていないとのことである。 この鳥、オナガ(尾長)という。渡鳥ではなく留鳥なので、飛来するということもなく、世界的にも飛び地的に分布しているそうだ。中国東部・ロシア東部・日・イベリア半島などに分布しているところを見ると

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    skkmusic 2019/05/12
  • 字面からしてヤバそうな匂いがプンプン、台湾の『臭臭鍋』 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    511 字面からしてヤバそうな匂いがプンプン、台湾の『臭臭鍋』 カテゴリ:【Taiwan 台湾】台北 中華圏には臭豆腐というべ物がある。中国南部ではそれなりにポピュラーなべ物で、戦後に台湾にも伝わって広がったので、台湾でもよく見かける。いや、見かけるというよりも、夜市などの屋台街を歩いていると、その独特な臭気が鼻を突くのだ。 臭豆腐については、以前の台湾の臭豆腐の記事や浙江省紹興の臭豆腐の記事でも書いているので、ご参照頂きたい。 さて、ただでさえ臭い臭豆腐なわけだが、台湾にはその臭豆腐のさらに上級者向けとも言える臭臭鍋という料理がある。もう字面からしてヤバそうな臭気に襲われる。 だが以前の記事にも書いた通り、臭豆腐も納豆や味噌などの発酵品と同じで、慣れてくればそのクセのある臭気が、なんとも旨そうな匂いに思えてくる。そんな私が臭臭鍋の字面で尻込みすることはない。 臭臭鍋は臭豆腐とともに

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    skkmusic 2019/05/11
  • 【オッサンのジャンク飯】ツナとトマトの簡単夏向けパスタ : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    511 【オッサンのジャンク飯】ツナとトマトの簡単夏向けパスタ カテゴリ:オッサンのジャンク飯 先日まで冷え込む日もあったはずですが、急激に暑くなってまいりました。昨日はトマトが安くなって箱買いしてきましたので、今日はすこし涼し気なパスタを昼にしました。 パスタは細麺のカッペリーニを使っていますが、通常のスパゲッティでもペンネやコンキリエでも美味しく頂けると思います。 10分程度で作れる超簡単料理で、それなりに見た目も味も映えるので、料理に不慣れな方々も是非お試しください。 【材料】(二人分) パスタ 200g程度トマト 1個 ツナ缶 1個きざんだバジル 少々コンソメの素 適量 調味料としてオリーブオイル、塩、マヨネーズ 【作り方】 鍋にお湯をわかし、オリーブオイル・コンソメ・塩を入れて、パスタを茹でます。鍋の大きさにもよりますがオリーブオイルは小さじ一杯程度、コンソメ・塩は各小さじ2~

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    skkmusic 2019/05/11
  • シンガポールの韓国料理屋さん : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    510 シンガポールの韓国料理屋さん カテゴリ:【Singapore シンガポール】Bugis ブギス周辺 決して国際的であるとは言えないと思われる日でも、様々な国の料理を出すお店がある。国際的な国とも言えるシンガポールで色々な国の料理に出会えるのは、当たり前だと言えるのかも知れない。 この時は仕事でシンガポールに滞在していた。休日に街を歩いていると『アリラン』の文字を見かけた。どうやらレストランのようだ。アリランを漢字でこう書くとは知らなかったが、中国語読みすれば読める上、ローマ字でも表記されている。アリランが朝鮮を代表する民謡だと知っていれば、そのレストランが韓国料理を出すのだろうと連想することは容易い。 左隣はどうやら香港料理のお店だった。この一帯は少し小綺麗なお店が並んでおり、他にも中華やベトナム料理のお店などがあったと思う。 シンガポールの休日の散歩では、良さそうな界隈や気にな

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    skkmusic 2019/05/10
  • 街の中でも野良らしき水牛を見かけたラオスのターケーク : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    611 街の中でも野良らしき水牛を見かけたラオスのターケーク カテゴリ:【Laos ラオス】Takhek ターケーク 水牛はラオスやタイの田舎ではとても身近な動物である。少し街の中心部を離れれば、鉄道やバスの車窓からでも、飽きるくらい見ることができるだろう。ラオスでは街中でも見かけることもあった。 だがタイやラオスでは水牛はあまり良い印象の動物ではないようだ。のそのそと動く姿が鈍重に見えるのであろうか、水牛という単語だけでも愚か者・のろま・馬鹿の代名詞的な扱いだ。例えば日で『ブタ』と罵ればデブを暗喩するのと同様である。ちなみにタイでは豚は貶し言葉ではない。 また、水牛をたくさん見かけるにもかかわらず、水牛の肉をべさせる店はあまりみかけない。チェンラーイなどべさせる店はあると聞くが、少なくとも牛豚鶏羊のようにどこでも見られるようなポピュラーな材ではないと思う。 ただ、そのことから鑑み

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    skkmusic 2019/05/07
  • なぜか中華風のコラートのラックムアン : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    57 なぜか中華風のコラートのラックムアン カテゴリ:【Thai タイ】NakhonRatchasima ナコーンラーチャシーマー タイの大きな街には、ラックムアン(市の柱)と呼ばれる守り神がある。『タイの街のラックムアン』にタグ付けされている過去記事でも書いているので、詳細は省略させて頂く。 タイは上座部仏教の国であるが、このラックムアン信仰は仏教とは関係がないはずだ。とはいえ、日でも仏教と神道のほかに、道祖神や精霊信仰に類するもの、あるいは儒教やキリスト教など、多様に混じり合って宗教観や道徳観が形成されているのと同じように、タイでも土着の神様や精霊信仰、華僑の道教など、色々な信仰が混じり合っているようだ。 写真はコラート(ナコーンラーチャシーマー)のラックムアン。旧市街のちょうど真ん中付近にある交差点の一角にある。ナイトバザールが開かれる通りのすぐ近くだ。知らなければただの小さな中華

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    skkmusic 2019/05/07
  • 四川省成都のチベット人街 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    56 四川省成都のチベット人街 カテゴリ:【China 中国】四川省 中国四川省の首府・成都。三国時代に蜀の劉備が都を置いたことでも知られている。その四川省の西側は西蔵自治区、いわゆるチベットである。そのため成都をはじめとする四川省では、チベット文化の影響も随所にみられる。 成都の街中に武候祠横街という通りがある。武候祠のある錦里の南側の入口から、武候祠大街という大通りを渡って、まっすぐ南に延びている通りである。しばらく南に進んだ辺り一帯は、成都におけるチベット人街になっている。 同じ国の中で、特定の地域の人の街ができるのも不思議な感じだ。例えば大阪市内に『京都人街』があって、京風の街並みに京都人が住んでいると聞けば不思議に思うだろうし、他の県でも同じことだ。 しかし、これまでの記事でも何度か記したことがあるが、中国の各省は日の都道府県というよりも、国に近い規模である。それに加え、多民族

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    skkmusic 2019/05/06
  • 屋台の薄焼き餅 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    55 屋台の薄焼き カテゴリ:【China 中国】河南省 河南省の古都洛陽、その旧市街の屋台。 一際、人が群がっているお店があったので覗いてみた。白く薄っぺらい何かを串に刺して焼いていた。スライスしたこんにゃくのようにも見えた。 お店には手作り年糕と書いてある。とはいえ、年糕というのが何か、この時は知らなかった。 糕というのはケーキなどの穀物の粉から作った菓子を指すことが多いので、米粉か小麦粉かを練って固めたものだと予想した。 焼けたら、醤油っぽいタレをつけ、香辛料などをかける。少し辛いものもあって、かけるかどうか聞いてくれる。わからないので、とりあえず辛いものは少しだけかけてもらう。 最近は日でも知られてきたようだが、中国ではずいぶん前から屋台でも現金で払う人がほとんどいない。ほぼキャッシュレス決済である。とはいえ、観光客にはALIPAYなどの電子決済の口座を作ることができなかったの

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    skkmusic 2019/05/05
  • 蘇州駅に列車が到着 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    611 蘇州駅に列車が到着 カテゴリ:【China 中国】江蘇省 上海からの列車が蘇州に到着。当時はまだ高速鉄道、いわゆる新幹線は開通していない。在来線で二時間弱だったと記憶している。郊外に出ると結構なスピードで走るので、特に遅いとは思わなかった。 在来線と言っても、近郊路線すなわちコミューターではない。基的に中~長距離専用の路線なので、日の在来線特急のイメージが一番近いと思う。 列車はほぼすべての車輛が2階建ての編成を多く見かけた。さすが人の多い中国だと思ったものだ。 最近の綺麗な車両に見えるが、中のトイレは穴から下の線路の敷石がしっかり見えていて、そのアンバランスが不思議だった。駅に止まった時にトイレを使われると困るので、車掌さんが外から鍵をかける。タイでも少なくとも1990年代にはそういった列車のトイレを見かけたし、日も昔そうだったと年配の方からお話しを伺ったことを思い出した。

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    skkmusic 2019/05/04
  • ご本尊が破壊され再生中のエラワンの祠 : 最果志向 ~放浪家坂木さんの足跡~

    611 ご尊が破壊され再生中のエラワンの祠 カテゴリ:【Thai タイ】Bangkok バンコク・近郊 バンコクで一番ご利益があると噂のエラワンの祠。詳しい話は以前の記事をご参照頂きたい。 2006年3月、精神異常の男がハンマーで尊のブラフマー(梵天)像を破壊し、犯人が撲殺された事件があったことも同じ過去記事でお伝えした通りである。過去記事には破壊される前のご尊が映っている。 当記事の写真を撮ったのは2006年4月。破片を元にご尊を再生すると言う話だったが、この時点では完成していないようだった。ご尊のあるべきところには、四面に写真が掲げられていた。それでもこの祠には大勢のお参りをする人で賑わっていた。 【写真】2006年4月 【文章】2006年7月  2016年6月、2019年5月一部修正 「【Thai タイ】」カテゴリの最新記事 「Bangkok バンコク・近郊」カテゴリの最新

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    skkmusic 2019/05/04