64 緑茶を使った杭州名物のエビ料理『龍井蝦仁』 カテゴリ:【China　中国】浙江省 中国で茶文化が非常に身近であるのは一般的に知られている。もちろん普通に飲むのは当然として、各地で茶葉を使った料理も散見される。中でもこの杭州名物の龍井蝦仁（ロンジンシャーレン）はよく知られている方かも知れない。 杭州の街は風光明媚で知られる西湖を抱え、さらには周囲にも河川や湖沼が多く、昔から淡水エビが非常にポピュラーな食材だったそうだ。そして西湖の南西の山間に、中国でも有数の緑茶ブランドの産地である龍井（ロンジン）がある。その名産品同士を組み合わせた、まさに杭州名物料理が『龍井蝦仁』、文字通り龍井茶とエビ（蝦仁）を使った一品である。 淡水エビと龍井茶、いずれも繊細な食感や味わいを持つ。それに生姜や卵白などをまぶして調理してあるわけだが、やはり繊細なバランスの上に成り立っている。色合いもまた白と緑、淡いピ

いつも通り、昼食は何にしようかと冷蔵庫を覗くと、そろそろ食べたほうが良さそうな賞味期限切れ納豆を発見。どうアレンジしようかと思ったのですが、さらに冷蔵庫を漁ると、ほんの少しだけ残っているピザソースとピザ用チーズを発見。 そういえば先日、埼玉県本庄市に『ナピラ』なるローカルフードがあるとTVで見ました。『納豆ピザライス』の略だそうです。私は以前に数年間埼玉県に住んでいたことがありますが、存在を知りませんでした。 TVでサッと紹介されていた作り方は覚えていませんが、以前に作ったピザライスの応用でできるはずです。というわけで作ってみました。 これがすこぶる美味しいのです。ピーマンがあればよかったのですが、なかったのでベーコンだけです。ピザソースの残りが少なすぎたのでケチャップとデミグラスソースを少量足したのですが、それがまた良かったのかも知れません。写真の見た目があまり美しくなくて済みませんが、

62 我慢？慢心？怠慢？『慢』の標識 カテゴリ:【Taiwan 台湾】金門 恐らく漢字圏の人ではなかったら、意味がわからないかも知れない標識。日本人ならこの標識もなんとなく意味がわかるのかも知れない。 中国語では『ゆっくり』『遅い』を表す時に「慢」を使う。写真は日本で言うところの『徐行』の標識である。 日本でもこの意味で使うことはあり、緩慢・慢性などがこれにあたる。しかし日本に於いて『慢』という字はどちらかというと『驕る』という意味に使う場合が多く、そのイメージが強いのではないだろうか。例として挙げれば、慢心・高慢・自慢・傲慢・驕慢・暴慢・我慢、等だ。ちなみに今日では『我慢』は意味の違う用法が多いが、元々は自らを偉いと捉える意味合いの言葉である。 『慢』というのは、仏教の煩悩の一つである。他人と比較して思い上がり、他人を侮る心を指す。サンスクリット語のMānaに由来しているそうなので、中国

61 ブログ開設三周年記念 カテゴリ:【旅行関連以外の雑記】 当ブログは2016年6月1日に開設しました。ちょうど三年です。ご訪問頂いた皆さまには御礼申し上げます。おかげさまで続ける励みになっております。 最近は若干アップしない日もありましたが、三年で記事数は約1500、アップした写真は約2500枚です。考えてみると、すごい量ですね。写真だけを一枚あたり10秒で見ていったとしても、7時間程かかることになります。文章まで読めば、いったいどれくらいかかるのやら。 やはり日々の積み重ねは、一夜漬けのような飛躍的成果があっても到底不可能な域まで到達できる、ということを実感します。 ご訪問者はUU（ユニークユーザ）カウントの延べ人数で約68000人です。年間26000人程度で、三年目は前年から微増くらいです。PVがUUの２倍程度なのは変わっていません。 大きな出来事といえば、先日手料理系の記事は新ブ

昼食は何にしようかと考えながら、ふと前の窓の外を見れば、豊かな日差しと綺麗な空に白い雲。今日はお弁当でも作って、少しお散歩にでも行きますかね。ご飯は昨晩の残りがありますので…。 お弁当の基本は余りモノや冷凍モノです。今回はおにぎりを握ったので１５分ほどかかりましたが、以前の記事でも紹介しておりますように白飯を詰めてふりかけ等をかけるだけなら、合計１０分程度でできます。 ミニだし巻き大きめの卵１個で二人前です。卵をわって少量のダシの素と水を加え、かきまぜたあと、二回に分けて薄く中火で焼いたものを巻き、６等分します。私的にはあまり焼き色が入っていない半生で巻いてしまうのが好きです。 オクラの味ぽんマヨ和えオクラは冷凍スライスが安価で売ってますので、レンジで温めて味ぽんとマヨ微量、鰹節をかけて混ぜるだけ。 ソーセージ８等分するだけです。卵を焼いたあと少し焼き目を入れるのも良かったかも、と後で思い

タイにはカノムチーンと呼ばれる、ゲーン（タイ風のカレー）をかけて食べる素麺のような料理があります。よく『タイのカレーそうめん』などと紹介されているのを見かけますが、カノムチーンは基本的に米粉を使いますから素麺とは非なるモノです。とはいえ、外観や食感は非常に似ています。 今日は肉じゃがが少しだけ余っていたので、それを使ってカノムチーンっぽいのを素麺で作ってみようと考えました。とはいえ、家にタイカレーのペーストもココナッツミルクもありません。そこはあるもので代用しまくってそれらしく作るのもオッサンのジャンク飯というものです。 一つだけあまり一般的ではない調味料を使っています。キューピーのアジアンテーブルというシリーズの『かんきつハーブ　コブミカンの葉＆レモングラス』というオイルです。バイマックルーとレモングラスの香りと風味がつきますので、サラダやスープなどに少し投入すればなんでもタイ風になる便

531 流行の変な日本語Tシャツ カテゴリ:Bangkok バンコク・近郊Songkhla ソンクラー 2018年末の旅の少し前、日本のTVで「タイで日本語のTシャツが流行っている」と紹介されていたのを見た。以前の記事でも書いているが、タイでは周期的に日本の文化などが流行するようだ。また流行がやってきたらしい。 確かにバンコクなどの都会では、しばしば日本語の書いたTシャツを着ている人や売られている露店を見かけた。それなりにTシャツに似つかわしい文言などもあるが、なかなか訝しいものも多くて微笑ましい。 しかし考えてみれば、日本で売られているTシャツでは英語などのラテン系の言葉が書かれているものも多いが、それらは単なるデザインと受け取り、意味を考えないまま買って着ている人も多いのではないだろうか。つまり日本で売られているTシャツも、ネイティブの人が見たら「なんだこれ？」と思われるような文言が書

中国では南部中心にピーナッツ味の麺類をよく見かけます。担々麺もそうですし、福建省の厦門では旅ブログで紹介したこともある『沙茶面』というピーナッツ味のスープに入った麺のほか、拌面と呼ばれる汁なし麺でもピーナッツソースをかけて食べるのが厦門流のようでした。拌は攪拌すなわち「かき混ぜる」という意味で、直訳すると「混ぜ麺」つまり日本で言うところの油そばや焼きそばに近いものです。 オッサンのジャンク飯では焼きそばは定番メニューの一つです。なにせ簡単・手軽で安くて美味しい…。そして焼きそばにピーナッツ味のアレンジをするのも私の定番の一つとなっているのです。コクや甘味が非常に全体を引き立ててくれます。 ピーナッツ味の麺は厦門だけではありませんが、私がインスピレーションを得たのが厦門で食べた沙茶面や拌面だったということで、勝手に厦門風と命名しています。 材料（二人分） 麺　２～３玉肉や野菜　適量　（ここで

529 行けなかったのもまた縁、そのうち行ってやろうと思う カテゴリ:【Japan　日本】四国 Shikoku 愛媛県新居浜市に別子銅山という鉱山がある。いや既に閉山しているので、あった、というほうが正しい。住友グループの礎となった鉱山である。この鉱山跡地の産業遺産は『マイントピア別子』として、テーマパークのような感じで開放されている。 鉱山跡は麓のほうから広がっているが、そこからずいぶん山の上のほうにも遺産群がある。『東平』とかいて『とうなる』と呼ばれるエリアは、車や運行されているバスを使わないとたどり着けない。かつては鉱山開発の本部や多くの施設があり、従業員の社宅や学校・劇場まで作られ、小さな街を形成していたという。屋久島でも林業のためのかつての集落跡地を見たが、同様のものだろう。 最近では東洋のマチュピチュなどとも呼ばれているらしい。私的には、日本にマチュピチュやらラピュタやらが増え

冷蔵庫にベーコンがありました。他にキャベツとか玉ねぎとかを使っても良いのですけれど、今日は少し面倒くさかったので、極力シンプルにしようかと思いました。 面倒なときに役に立つのが、１００円ショップで売っているパスタ用耐熱容器。水とパスタを入れて、電子レンジで７～８分ほどで茹でられます。（時間はパスタの種類と量、レンジの火力で変わります。）ただしきちんと鍋で茹でるほうが美味しいです。 計10分もかからずできる超手抜きパスタですが、そうとは思えないくらいに美味しくできます。夜にワインの肴が欲しいときにも、サッとできるので良いのではないでしょうか。 材料（一人分）ベーコン　30～50g程度パスタ　80～100g程度　（種類は何でも可）刻んだバジルおろし／刻みニンニク　微量黒胡椒　できれば粗削りでオリーブオイルコンソメスープの素 作り方塩・コンソメスープの素を入れた水でパスタを茹でます。通常より心持

527 屋上の金の狛犬 カテゴリ:【Thai　タイ】PrachuapKhiriKhan プラチュアップキーリーカン フアヒンの駅を出て海岸の方に歩くと、少し遠くの建物の屋上に名古屋城の金鯱のようなものが見えた。なんだろうと思って目を凝らしてみる。 金色の狛犬、だろうか。私にはそう見えたがよくわからない。タイでは獅子の置物をよく見かけるが、これは獅子というよりはやはり犬に見える。 少し歩くのも苦しいくらいの炎天下で、行きたい方向とも違って若干遠くに見えたので、確認には行っていない。 後にGoogleマップやストリートビューを駆使して調べてみたところ、この建物の上にあるようだった。どうやらホテルのようだ。それほど高級ではない、むしろ古びた安ホテルだろう。 1階には韓国料理店があるようだ。屋根の上の謎の狛犬のようなものは、私が知らないだけで、なにか韓国風のものなのだろうか。いや、違う気がする。

実は麻婆豆腐を和風テイストにしたらどうかと思いついて、作ってみたら案外美味しかったという結果です。 挽き肉の臭みを消すのにネギを入れたかったのですが、普段は冷凍で保管して少しづつ使う刻みネギを切らしていましたので、代わりに胡椒とバジルを加えました。よって、和風と言いながら、よくわからない国籍の味になってしまいましたが、結果的には良かったので忘れないうちに記しておきます。 材料（二人分） ごはん１～1.5合程度豆腐　半丁～一丁挽き肉　100g　牛・豚・合挽なんでも味噌　大さじ2杯程度 刻みorすりおろしニンニク　少量（市販のチューブのもので可）刻みorすりおろし生姜　少量（市販のチューブのもので可）刻んだバジル　少量めんつゆ　大さじ2杯程度（代用：だしの素＋醤油＋砂糖少量）片栗粉　少量 その他調味料：とりがらスープの素、だしの素、料理酒、胡椒、豆板醤or一味唐辛子 作り方フライパンに薄く油を

526 マラッカの狭い白壁のストリートアート路地 カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マレーシアの港町マラッカでは、壁に描かれたストリートアートが有名で、観光資源の一つになっていると言っても良い。街を散策していれば、そこらじゅうで鑑賞できる。 そんなマラッカの中でも、中華街のメインストリートであるジョンカーストリートの裏手に、ストリートアートが少しばかり集中している白壁の狭い路地がある。 実際の構造物と絡めたり、立体的になっていたり、トリックアートのような絵もあったりするので、どこまでが本物の構造物でどれが絵なのか、わからなくなってしまうものもあった。 自転車はホンモノだったかな？ コーナーに描かれているオランウータン。ちょっと写真の角度が悪いかも。 左の雨どいに掴まっているように見える。遠近法なども駆使し、キャンバスに描くのではなく立体的に元々ある構造物な

冷蔵庫を開けて、余り物などで作ったピザライスっぽいもの。なんと形容したら良い料理なのかよくわかりません。こういう料理が世の中にあるのか知りませんが、オッサンごときが最終型の味を想像しながら作れる程度ですから、きっとどこかにあるのだろうと思います。 コンソメスープをかけて調理していますが、リゾットほどベチャベチャしません。ピラフやドリアにも近い印象ですが、そもそも上に載っているのがドリアとは遠いピザライクな具材です。私的には、シンガポールや香港などで見られるクレイポットライスのピザ風というのが近い感触です。土鍋でやって加熱すれば、まさにそうなりそうです。 ご飯が余っていて、ピザソースやピザ用チーズがあれば、具材はなんでも良いと思いますが、冷蔵庫で余っていて載せたオーソドックスなものを紹介しておきます。お手軽なわりになかなかイケルと言ったところです。ビールやワインには合います。 材料 ご飯　0

いつもながら冷蔵庫を漁って、そろそろ傷んでしまいそうなキャベツを発見。残り物の冷凍ミンチとともに適当に作ってみたところ、思った以上に美味しかったので、備忘録として。 調味料は特に厳密である必要はないと思います。レシピに書いてあるものが１～２つ無くても、全然大丈夫！基本的に、全部フライパンに突っ込んで、混ぜて炒めて、ご飯に載せるだけです。 【材料】（二人分） ご飯　1.5～2合（食欲に応じて）キャベツ　ざく切りにして、中くらいのボウルいっぱいくらい。挽き肉　100～200g程度　合挽き推奨ですが、牛でも豚でも。 チューブのすりおろしニンニク　（あるいは１欠片みじん切り）コンソメの素、鶏ガラスープの素　各小さじ一杯カレー粉　小さじ１杯（あるいは市販のカレールー１ピース）ナツメグ粉末　少量 その他調味料：胡椒・ナンプラー・ウスターソース・味の素・レモン果汁・ごま油、等刻んだバジル　少量 【作り方

524 タイ南部ハジャイのプラナカン建築の街並み カテゴリ:【Thai　タイ】Songkhla ソンクラー プラナカンとはマレー半島周辺に移住してきた中華系移民の末裔のことを指している。そしてそのマレー半島は大航海時代以降、欧州列強の支配を受けた地である。そんな歴史から、プラナカンの文化はマレーや華僑さらには西洋の文化が混じりあって形成された。 マレーシアやシンガポールでは、プラナカン風の建築も数多く残っている。例えば、過去記事でも紹介しているが、シンガポールのカトンはそんなプラナカン文化の建築が残るエリアの一つである。 タイに入るとプラナカン風の建物はあまり見られなくなるのだが、マレーシアの国境に近いハジャイの街ではまだ散見された。 タイ風でも中華風でもなく、かといって洋風やマレー風とも言い切れない、不思議な街並みである。 【写真】2018年11月 【文章】2019年5月 「【Thai　

523 地図で見た地形が眼下に広がる カテゴリ:関東 Kantō中部 Chūbu 昼間に飛行機に乗った時、天気が良ければ眼下には鳥観の地図が広がっている。頭の中の地図の記憶と照らし合わせながら、あっちは〇〇、こっちは××、と探しながら、地形を眺めるのが好きだ。行ったことがある場所、あるいは見知っている場所でも、上空から見ると違った発見もあるかも知れない。 上の写真は東京湾。右手前が千葉県の館山、手前の湾に突き出る陸地の先端に洲崎灯台があり、房総フラワーラインまで目で追える。そこから北に延びる海岸線には、よく釣りに行った那古船形や冨浦、勝山、保田、金谷の漁港までもが確認できる。 左側は三浦半島である。城ヶ島や久里浜、そこから抉るような曲線を描いて横須賀、その向こうには横浜が見える。西には湘南海岸が続く。この写真ではわかりにくいが、江ノ島も確認できた。 こちらは富士山のその周辺。上空から見ても

522 金沢の『忍者寺』前田家所縁の妙立寺 カテゴリ:【Japan　日本】中部 Chūbu 金沢に『忍者寺』と呼ばれるお寺がある。門にも家紋が入っている通り、加賀藩前田家ゆかりの日蓮宗のお寺で、妙立寺という。正直のところ、通称の方がインパクトがあって覚えやすく、妙立寺と聞いてもピンと来ないこともある。ちなみに、この『忍者寺』という呼び名は、登録商標にもなっている。 私が初めて訪問したのは昭和時代、私が小学生１年生だった時の家族旅行だ。なぜそこまではっきり覚えているかと言うと、このお寺は未就学児の見学は不可だったので、一つ年下の弟は中に入れなかったのだ。この決まりは当時から2019年現在でも変わっていないらしいので、子連れで訪問される方はご留意されたい。昔はそんなことは知らずに来たわけだが、せっかくなので私と母が中に入り、父と弟は寺の外で待つことになったのである。 ただし、そんなトラブルがな

521 中国のロバ肉屋台と日本で普及していない不思議 カテゴリ:【China　中国】河南省 中国にはこんな言葉がある。 『上有龍肉　下有驢肉』（天上には龍の肉が有り、下界には驢馬の肉が有る） 天上で美味と言われる龍の肉と並び立つほど、驢馬（ロバ）の肉は美味しい、という例えである。龍の肉が本当に美味しいのかどうかは確かめようがないが。 中国では驢馬肉は比較的ポピュラーな食材であるようだ。写真の通り、露店などでもしばしば見かける。ただ、どこの地方でも一般的というよりは、日本の馬肉食のように、よく見る地域とそうでない地域があるように思う。 実は私はまだ食べたことがない。いや、もしかしたら知らずに食べてことはあるのかも知れないが、少なくとも驢馬肉だと認識した上で食べたことはない。なかなか丁度良い腹具合のときに、丁度良さそうなお店に巡り合わないのだ。雰囲気が良さそうな店をみかけたのに店仕舞いを始めて

520 荘厳な造りのCIMB銀行マラッカ支店 カテゴリ:【Malaysia】マレーシアMelaka - マラッカ マラッカの街を歩いていると、色々な街並みや建築があって面白い。マラッカは航路の要所ということもあり、その立地条件だけでも様々な文化が流入する。その上、大航海時代以降二十世紀半ばまで、ポルトガル、オランダ、イギリス、そして日本の統治を受けている。文化が混じらないわけがないのだ。 街を歩いている時、ひときわ格調高い建物を見かけた。何か歴史的な建造物が保存されているのかと思ったくらいであるが、よく見ると銀行のようだ。CIMBはマレーシアを代表する大銀行の一つである。 私はあまり西洋建築の様式には詳しくないが、あまりゴテゴテしておらず、左右対称で整然としてるのは、ルネサンス様式を基調としているのだろうか。それに若干ロココや東洋風が混じっているように見える。 CIMBが建てたものなのか、