6選を目指す現職に新人4人が挑み、激戦となった東京都目黒区長選が21日投開票される。駅前などでの街頭演説は熱を帯び、実はここは目黒区じゃない―なんて事態も起きている。
東京都の小池百合子知事は12日の定例会見で、カイロ大を卒業したとする経歴を巡り、卒業を認めるカイロ大の声明文原案を知事側が作成していたなどとする一部報道について「カイロ大などの当局が意思を持って出されたものと認識している」と否定。自身が同大を卒業したという従来の見解をあらためて示した。 小池知事については、2020年に週刊誌などがカイロで同居した女性らの話を基に、カイロ大卒業という経歴が詐称ではないかと報じていた。その後の同年6月、カイロ大がエジプト大使館のフェイスブックを通じ、学長名で卒業を認める声明を出していた。小池氏は同月、カイロ大の「卒業証書」「卒業証明書」を公開している。
リニア中央新幹線の工事を進めるJR東海は4日、甲府市と山梨県中央市にまたがる山梨県駅(仮称)、長野県飯田市の高架橋の完成がともに2031年になる見通しを公表した。静岡県が着工を認めていない静岡工区以外で、開業を断念した27年を超える工期が明らかにされたのは初めて。「27年開業はそもそも困難だったのでは」との受け止めが広がる。(西田直晃) 「工事の内容を精査したところ、27年までに完了させるのは難しい」。4日の静岡市内での会見で、JR東海の沢田尚夫常務はこう述べた。いずれも来年度の着工を目指す山梨県駅は6年8カ月、リニア本線が通る座光寺高架橋は5年10カ月の工期を要するとした。 3月末に東京・品川-名古屋間の27年開業断念を明らかにした際、同社は「静岡の工事の遅れ」を理由とした。山梨、長野の工期の遅れは「地元との協議などに時間を要した」ためとし、静岡の遅れの範囲に収まることからあくまで「開業
リニア中央新幹線の静岡工区着工を認めていない静岡県の川勝平太知事の辞意表明を受け、工事進展への期待感が広がっている。しかし大井川の流量減少や南アルプスの生態系への影響など、県が懸念する課題は残されたまま。そもそも工事は沿線各地で予定通りに進んでおらず、静岡だけのせいにするのはお門違いだ。知事が言うように「立ち止まって考えざるを得ない」のではないか。(岸本拓也、宮畑譲)
自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件の実態解明に背を向ける中、連立を組む公明党が自民に追従する場面が目立っている。事件の捜査が本格化した昨年12月には「同じ穴のむじなに見られたくない」(山口那津男代表)と言っていたのに、衆院政治倫理審査会の再開催や安倍派幹部らの証人喚問は自民と一緒に拒否。政府・自民が求めた次期戦闘機の第三国輸出の解禁も短期間で容認に転じた。公明はなぜ、政権のブレーキ役を果たせなくなったのか。(大野暢子) 山口氏は26日の記者会見で、さらなる政倫審の開催に消極的な理由を問われた際に「説明の機会を強要するのは本来の趣旨ではない」と説明。国会での証人喚問についても、石井啓一幹事長が24日のNHK番組で「自民の判断を待ちたい」と友党への配慮を見せた。
1974〜75年に起きた連続企業爆破事件で、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されている桐島聡容疑者(70)を名乗る男が29日、入院先の神奈川県鎌倉市の病院で死亡した。捜査関係者への取材で分かった。末期の胃がんで、重篤な状態だった。
日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月14日初日・両国国技館)の番付を発表し、2場所連続で優勝を争った熱海富士(静岡県熱海市出身、伊勢ケ浜部屋)は自己最高位の西前頭筆頭に躍進した。同じ飛龍高校出身の兄弟子、翠富士(焼津市出身、同)は東前頭2枚目に就いた。2人とも初場所の成績次第では、県勢としては94年ぶりとなる三役昇進を狙える番付となった。
東京都議補選立川市選挙区(被選挙数2)は15日投開票され、地域政党・都民ファーストの会新人の伊藤大輔さん(48)と、立憲民主新人の鈴木烈さん(49)=共産、れいわ支持=が当選した。自民新人の元市議木原宏さん(47)は敗れた。当日有権者数は15万4306人。投票率は27.39%だった。 伊藤さんのもとには、都民ファーストの会特別顧問の小池百合子東京都知事が何度も応援に入り、選挙戦を有利に展開。鈴木さんは野党各党の支持を得て、得票を伸ばした。木原さんは元市議会議長の経験などを訴えたが届かず、自民は立川市長選に続いて連敗となった。
小学校でプールの水を6日間にわたって出しっ放しにした教諭らに賠償請求した川崎市教育委員会の対応を巡り、抗議のメールや電話が市教委に殺到した。多額の賠償を教員個人が負うことへの疑問にとどまらず、教員の労働環境の見直しを求める声も上がっている。(北條香子、小林由比) 市教委によると、5月17日午前11時ごろ、市立小の男性教諭が屋上プールのスイッチを操作し、注水を始めた。しかし、直後にろ過装置の誤作動を知らせる警報音が鳴ったため、それを止めようと教諭はブレーカーを落とした。
元立憲民主都議の酒井大史氏(55)が、自民が推薦した元自民都議の清水孝治氏(57)を振り切って初当選した3日の立川市長選。次期衆院選での東京での候補者調整を巡り、悪化した自民と公明の関係が修復に向かう中での選挙戦となった。(岡本太)
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」(平本淳也代表)は4日、東京都内で記者会見し、被害者の補償に向けた救済基金を設置するようジャニーズ事務所に要請したと発表した。性加害についての刑事告発を検討していることも明らかにした。 基金には事務所に加え、藤島ジュリー景子社長らのほか、テレビ局などのメディア各社も資金を拠出することを求めた。また、事務所創業者のジャニー喜多川氏だけでなく事務所社員が加担した性加害の究明を図りたいとした。杉山和也弁護士は「メディア各社には、なぜ報道せず、黙殺したのか、調査や検証を求めたい」と述べた。 事務所の外部専門家による再発防止特別チームの調査報告書では、「ジャニー氏は、1950年代以降から長期間にわたり少年たちへの性加害を繰り返した」と指摘、被害者救済のための「被害者救済措置制度」の設置を求めている。メンバーは「事務所には要請文をくみ取ってもらい、胸襟を開き話し合いに
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