日本が誇る伝統と文化、技術の数々で構成された23日夜の東京五輪開会式で、ひときわ異彩を放つ演出が世界の目をくぎ付けにした。青と白の衣装をまとったパフォーマーが約5分間、全50種目の「競技ピクトグラム」を〝体現〟してみせた。今では国内外に広く浸透する図記号。発祥は1964年の東京大会だった。動機は日本流「おもてなし」の心。アジア初の祭典を迎えるに当たり、海外からの訪問客に言葉抜きでトイレや救護所
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