国連専門機関の国際電気通信連合(ITU)が、2035年ごろまでに「うるう秒」を廃止することを年内に決める見通しとなった。うるう秒は世界の標準時が地球の自転に基づく時刻からずれるのを修正してきた。修正時にシステム障害を引き起こすリスクが高いとして、撤廃を求める声が上がっていた。ITUが11〜12月にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開く会議でうるう秒の廃止を決議する。地球の自転と時刻のずれは「
究極の暗号技術といわれる「量子暗号通信」が実用段階に入った。東芝は2020年度に金融機関などを対象に米国で通信サービスを始める。通信設備を巡る中国の華為技術(ファーウェイ)の問題などもあり、安全確保への関心は高く、国際的な開発競争となっている。中国が国を挙げた取り組みを進めるが、日本には数十年にわたる基礎技術の積み重ねがあり、それを生かす戦略が問われている。【関連記事】東芝、量子暗号通信サービス開始 まず米国で20年度「20年は量子技術の市場ができる『元年』になる」――。研究者だけでなく、企業や支援する政府の関係者も注目している。この分野で先陣を切るのが量子暗号通信だ。量子暗号通信は守りたい情報を暗号化したり、解読したりするための「鍵」を工夫したものだ。光の粒である「光子」の特性を利用して送ると、だれかが鍵の情報を盗もうとした際、その痕跡が分かる。暗号の不正な解読は不可能とされる。東芝の強
コンセントにつながなくても部屋の中にいるだけで、スマートフォンなどが充電できる技術の開発に東京大学の研究グループが取り組んでいて、今後、企業と協力して実用化を急ぐことにしています。 今月、大学で行った実験では、3メートル四方の部屋をつくり、磁力を発生する板を壁と床にうめこんで、部屋全体に磁場を発生させました。そして、スマートフォンの背面に磁力を電気に変えるコイルを搭載した小さな装置を取り付けるとコンセントなしでバッテリーへ充電が始まりました。 また、部屋の照明もコンセントをつながずに点灯しました。 「ワイヤレス充電」は、これまでも充電用の装置に近づくと充電する技術はありましたが、部屋のどこにいても充電ができる技術は、まだ実用化されていないということです。 研究グループによりますと、磁力による人体への影響がでないよう、国際ガイドラインに従って開発をしているということで、今後は、充電の効率を上
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