空手の形で鳥取県大会を制覇した女優・山本舞香(23)が、同じ糸東(しとう)流の形女子代表で、5日に登場する清水希容(27)や空手の魅力を語った。 「ずっとお兄ちゃんと一緒にいられる」。大好きな兄の背を追って、小学1年生で空手を始めた。小学生の場合、男女関係なく戦う組手は「痛い」と苦手意識を抱いた一方、自分自身と向き合う形に没頭した。 「動きを素早く磨き、動きとともに道着の音をきれいに鳴らせるか、どれだけの迫力を審査員に見せつけられるか…。ひとつのことを極めることが好きだったので、形は肌に合いました」 小学6年生の時に県大会優勝。東京武道館で行われた全国大会に進出した。「演武をする時、会場はすごく静か。その緊張感の中で集中力を高めなければなりません。私は全国大会に出た時、相手の気迫や大勢の観客による緊張感に負けました」 だからこそ、世界中から大きな注目を集める五輪の舞台に立つ清水らを尊敬して