「ひたちなかー!」って、どうなんだろう? と、何か腑に落ちなかった。2015年8月2日日曜日、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015』の2日目、PARK STAGEでのフラワーカンパニーズのライブ時に、ボーカルの鈴木圭介が曲の間奏部分などで、何度もそう連呼していたのをきいてのことだ。 なので、もう1年近く前のことだが、改めて考えてみたい。 ツアーにおいて、ステージ上からボーカリストが、あるいは他のメンバーが、演奏中にその土地の名前を叫ぶ、というのはあたりまえの光景だ。なんの違和感もない、E.L.L.のステージで「名古屋ー!」と叫んでも、セカンドクラッチのステージで「広島ー!」と叫んでも。なぜ違和感がないのか。「名古屋のみなさん、あなたたちの地元に来ましたよ!」という意味合いのあいさつだからだ。 しかし、ROCK IN JAPAN FESTIVALに集まっている参加者は、基