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増田文学に関するtamileleのブックマーク (10)

  • 長年ひきずった失恋、暁闇の中を歩く私

    今日の星占いのアドバイス。“トラウマ、心の奥にしまっていたシコリ、膿を出して削ぎ落とす。”一体何の事やらとたかをくくっていたら、たまたま目にしたとある連載に不意打ちされた。 「小沢健二似の美しい元彼」 雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第7回https://cocoloni.jp/culture/37017/ この投稿者の体験に、似て非なる出来事が自分にもあった。 初めて異性と交際したのは18歳の時。寡黙で柔和な印象のはにかみやに思えたが、近しくなると素敵な笑顔を披露してくれた。町田康によく似た、とても整った顔をしていて、彼の生み出す作品の素晴らしさに私は心が強く惹かれたのだった。相手は少し年上で、お互い初めての交際だった。憧れていたと言ってもいいのかもしれない。そんな、憧れの存在が何故、私なんかと一緒にいてくれるんだろうと言う想いが、終始つきまとっていた。美しい顔をしていて、才能に

    tamilele
    tamilele 2016/01/07
    キュンときた
  • 増田むかしばなし 〜Nettouchi とわるいいぬ〜

    はてな王しなもんは二〇一三年の六月に死んだ。その後、ミニマリストの時代になった。物語の舞台はこの時代である。はてなダイアリーにもはてなブログにも長文を読み書きできる者が誰もいなくなった時代。終わりが近づいていた。当時のはてなでは、インターネットの終わりを待ち望む者と待ち望まない者がいた。一方は右翼、他方は左翼。ただし、両者は渾然一体としていた。彼らにも自分たちを見分けることはできなかった。なぜなら、インターネットの終わりは毎日毎秒ごとに訪れるから。それは、日が滅びる前のことだった。 アナニマスダイアリーと呼ばれる古いサービスがあった。そこに、増田という若い増田がいた。人は彼のことを増田と呼び慣わしていた。「名無し」を意味する古い言葉だと人は言う。彼は美しかった。彼の書いた記事はさして評判を呼ばなかったが、いつも寄り添うように一のブクマがついていた。Nettouochi は彼を愛していた

    増田むかしばなし 〜Nettouchi とわるいいぬ〜
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    tamilele 2015/07/15
    超大作だ!!/リリカル
  • ノーベル賞誕生秘話

    ノーベルは自らの発明したダイナマイトを、自身の肛門に突っ込みながら空想に耽っていた。「もしもこのダイナマイトに引火したら私はどうなるだろうか。木っ端微塵になるだろうか」 ダイナマイトの先端が前立腺を刺激したのだろう。すでにノーベルの股間は硬く膨張していた。 当時ノーベルは科学者としてはすでに一定の社会的評価を得ていた。しかし彼が社会貢献のために発明したダイナマイトが戦争に利用され始めると、ノーベルに対する非難の声も高まっていった。ノーベルはただじっとその罵詈雑言を聞いていた。そしてこう思った。「もっと罵ってくれ」 矢のように痛烈な言葉を浴びるたびに、ノーベルの股間のダイナマイトは今にも爆発しそうになるのだった。 幼少の頃よりノーベルは女性の生理用品に並々ならぬ関心を示していた。ダイナマイトの着想を得たきっかけものタンポンだった。そして今ノーベルの肛門からは導火線がひょろりと飛び出している

    ノーベル賞誕生秘話
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    tamilele 2015/02/10
    理系増田文学三部作 これで科研費の申請をしよう
  • 反重力どんぶり

    反重力どんぶりをべるのは命がけだ。左手でふたを押さえながら右手で箸を構える。そしてタイミングをを見計らってふたを外すと、卵でふんわりとじた熱々のカツが重力に逆らって、顔面に向かってくる。そこを絶妙の箸さばきで口に入れていくのが反重力どんぶりの醍醐味なのだが、多くの者は箸で捉えきれず顔面を大やけどする。たまらず椅子から転げ落ちると、どんぶりの中身は天井へと向かっていく。そのため「ぐらび亭」の天井はいつもカツと米粒がへばりついていた。 反重力どんぶりは美味であるが、その味を堪能できる者はほとんどいなかった。そこで反重力どんぶり攻略の対策を練る者も現れ始めた。傘を差しながらべれば、どんぶりの中身はすべて傘の内側に収まり、悠然とすることができるのではないか。マイどんぶりを持参して、反重力どんぶりのふたを開けると同時に、マイどんぶりを覆いかぶせれば、悠然とすことができるのではないか。 確かに

    反重力どんぶり
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    tamilele 2015/02/10
    店主に失望しましたアンチぐらび亭になります
  • 教授と学生のエトセトラ

    教授「面白いものがあります。これが何だか分かりますか」 学生「猛々しく勃起したペニスです」 教授「木を見て森を見ず。全体を見て。そうこれは変態です。変態を見たことがありますか」 学生「ええ。以前に一度付きまとわれて」 教授「なるほど。どうやら君は変態に好かれるらしい。ところで私と結婚してくれませんか」 学生「お断りします」 教授「確かにそういう考え方もありますね。聞き方を変えましょう。私と恋人になってくれませんか」 学生「無理です。それに私結婚していますし」 教授「そんな話は聞いていないが」 学生「言ってませんから聞いてないと思います」 教授「日には離婚という制度があることをご存じですか」 学生「夫と離婚するつもりはありません。私は夫を愛していますから」 教授「愛していると。それはつまり私に対しても同様の気持ちを持っていると解釈してよろしいわけですね」 学生「よろしくないです」 教授「な

    教授と学生のエトセトラ
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    tamilele 2015/02/10
    「私は研究室を後にした」お前は誰だ
  • ビールとチキンと少し恋愛

    金曜日は少し飲み過ぎた。 後輩くんに誘われ 会社の近くの美味しい クラフトビールのお店に行った。 サンクトガーレンのエールを2パイント半。 カリカリに焼き上げられたチキンは、 ビールによくあった。 後輩くんも良く呑んでいる。 二軒目に移動する時に、 そっと手を繋がれた。 私は彼を男性として意識できないんだけどな。 とりあえず、そのままにしておいた。 少し歩くと握り方が、 格的にエロくなってきたので、 そっと振りほどいた。 「ゴメン、少し体調悪いみたいだから今日は帰るね。」 と伝えて、地下鉄の駅に潜り込んだ。 少し焦っている彼に、 またスグに飲もうと励まして改札を抜けた。 年々、逃げるのばかり上手くなる。 土曜の朝、11時ごろ彼氏がやって来た。 彼には奥さんと子供がいる。 普通のおじさんだ。 話が面白くて、 教えてくれるご飯屋さんが美味しくて、 仕事ができて、 少しさみしそうな人。 昼下が

    ビールとチキンと少し恋愛
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    tamilele 2015/01/26
    舞台はクラフトビアマーケットかな? あそこのトリ美味いよな
  • 増田供養

    ずーっと心に残っていたものを吐き出せました。 増田という場があって良かった。 あと、長い長い駄文を読んでくださったみなさんにも感謝します。 いまでは良い思い出、 では決してありません。 でも、ここで語ることでやっと終わらせることができたと思います。 その後、霊障などはありません。 廃墟巡りとかしてた時の話 http://anond.hatelabo.jp/20140618215648 http://anond.hatelabo.jp/20140618225338 http://anond.hatelabo.jp/20140619142752 http://anond.hatelabo.jp/20140619150940 http://anond.hatelabo.jp/20140619153654 夏休み、メンヘラ女と性奴隷 http://anond.hatelabo.jp/2014061

    増田供養
  • 東京のAVショップで外国人と友達になった話。

    AVを見るつもりなんか初めはなかった。 仕事の関係である分野の専門書が必要になったから、都内の古街に探しに来ただけだった。 でも探しても探してもまったく見つからない。 明日までに見つけなきゃならないのに、どこにもないから自棄になって、飛び込んだのがあやしげなAVショップだった。 正直俺はそっちの方面にはほとんど興味がない。AVを見たこと自体あまり無いし、あんなものを見てもキャリア形成には何の役にも立たないと考えている。 よく若い同僚がAVについて話しているのを聞くと、日の末路が目前に暗示されているような気分になり、ため息がでる。 先輩は性欲処理とかどうしてるんですか、と聞かれるたびに、笑ってごまかすけれども、実のところ、月に一度か二度抜けばそれで満足してしまう。それも義務感に迫られて仕方なく抜く。金にならない無駄なことはやらないのだ。草おじさん、みたいな感じ。 だから俺がそんな店に入

    東京のAVショップで外国人と友達になった話。
    tamilele
    tamilele 2014/12/03
    倒叙だ!(※ネタバレ)/あっ倒叙じゃないや叙述トリックか
  • キリンです

    この年齢になっても声が上から降ってくるというのはどこか困惑してしまう。 「君が……」 「ええ、キリンです」 みぞおちのあたりに私の顔があるので、私は彼女の顔を見上げる。話で聞いていたのよりも遥かに背が高い。二メートルは軽く越しているんじゃないか、と思う。もっともそんな私の当惑をよそに、彼女はニコニコと笑っていた。 「まあ、とりあえず入って」と言い、私は自室に案内した。 「おじゃまします」 彼女が入るとそれだけで急に部屋が狭くなってしまった気になる。取りあえず座布団を用意する。この日に備えて部屋の掃除は抜かりなくやった。生ゴミを捨てた。消臭剤を撒いた。カーテンまできちんと洗った。生まれて初めての体験なので、部屋の掃除をしている段階で既に興奮してきた。でも、目の前に公称二メートル五十センチの女の子がいると思うと、複雑な意味で興奮してしまう。 「まあ、とりあえずビールでも」 「あ、ありがとうござ

    キリンです
  • 行きの電車の中で、少しだけウキウキしていたんだ。 独りだけのオフ会。 し..

    行きの電車の中で、少しだけウキウキしていたんだ。 独りだけのオフ会。 しかもメイン垢とサブ垢3人のオフ会で、3人にドタキャンされた体でやる無意味なオフ会だ。 単に4名予約して、独り寂しい感じで4人前をべる宴会。 そして「どうしていきなりこれなくなったの?独りだったよ……」とかidコールで愚痴るシメまで考えている。 返信も「ごめんね」とか「それじゃ無理してでも行けばよかった」とか「4人前うとデブるぞ」とか。 アロハを来てカラのスーツケースを持って朝早く羽田空港まで行って、屋上で日焼けして飛行機を見て帰ってくるみたいな、 なんだかDPZみたいだろ?っていう、そういう日曜の過ごし方に、実は少しウキウキしていた。 すぐに悲しそうなのは変かな?とか、スマホでチェックするふりもいるかな?とか。 でもそんなちょっとしたウキウキも、受付をしてくれた店員の返答で消し飛んだ。 「あ、増田様ですね。お連れの

    行きの電車の中で、少しだけウキウキしていたんだ。 独りだけのオフ会。 し..
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