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この人とじゃないに関するthrowSのブックマーク (2)

  • 温もりが、欲しいだけ。 〜大日本人〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「大日人」を観ました(@チネチッタ)。 良かった点 「大日人」に変身する過程。焦らして焦らしてやっと出動。一度目は全部写さず、二度目でその全貌が明らかになる、という割りにウェルメイドな手法を駆使していた(あのパンツ!)。 登場する普通の人々のヤバさ。以前、横浜と桜木町で(偶然に二度も!)「ガキの使い」のキスおばちゃんに遭遇したことがあるのですが、学生達に取り囲まれ「あのね、こないだは(ガキの)忘年会に行ってきたの!」と嬉しそうに話す、ちょっとこっちが拍子抜けするぐらい普通のオバハンだった。 セットの作りこみ具合。大佐藤家の雰囲気。変電所の雰囲気(第二も三河も)。 大佐藤の別居中の嫁を演じる街田しおん、テレビ番組プロデューサー役のUA。 松の好みなんだろうけど改めて「好きモンだなぁ」と思った。 残念だった点 最後のアレ。 一度「映画は撮らない」宣言をしてしまった以上、ただの映画は撮れな

    温もりが、欲しいだけ。 〜大日本人〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
  • ゾンビ、カンフー、ロックンロール それでも犬は肛門を見せる「大日本人」

    「大日人」鑑賞。 松人志が好むモチーフの一つに「素」がある。「犬マン」の犬、「ごっつええかんじ」オジンガーZの老人、「働くおっさん」おっさん。どれもテレビ的な制御が効かず、突発的に何かをしでかしてしまうのでは?と思わせる不穏な空気を纏っている。 それでも彼らはテレビ的な演出の元にいるので当にテレビ的にマズい事をしでかせば編集で削除されてしまうし、次第に慣れてもくる。犬だって気性が穏やかならば突然吠えたてたりグルグル走り回り出したりしない。かといって、当にヤバい、痴呆老人や精神病のおっさん、気性の荒い犬を使えば良いのか?といえば決してそうでは無い。松の求む“不穏さ”とは解り易い『狂気』であったり『不器用さ』ではなく、それらが綯い交ぜになりつつ押さえ込もうという意思もあるのだが、そこからこぼれ出てしまうもの。日常をチョットだけ突き破りチョロチョロと顔を出す狂気の萌芽の可愛らしさだ。

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