【読売新聞】 松重豊(58)演じる輸入雑貨商の井之頭五郎が、仕事のついでに訪れた飲食店で一人、料理に舌鼓を打つテレビ東京系「孤独のグルメ」が今夏、シーズン9に突入した。2012年の放送開始以来、足かけ10年に及ぶ人気シリーズ。「今の
江崎グリコは、1987年発売のガム「キスミント」の販売を打ち切る。すでに生産は終了しており、在庫がなくなり次第、店頭から姿を消す。清涼感のあるタブレット(錠剤)菓子などに押されてガム市場が縮小するなか、販売の回復は困難だと判断した。 キスミントを製造していた佐賀市の工場は2018年末に閉鎖する。別ブランドの機能性ガム「ポスカ」は他社に生産委託し販売を続けるが、ガムの自社生産からは撤退することになる。 キスミントは子ども向けが中心だった江崎グリコが中高生などの需要を狙って発売。唾液の分泌を促して口内が潤う独自の配合や、薄いカード形ケースなどが話題になり、ロングセラー商品となった。 だが、かんだ後に捨てる手間などが敬遠され、近年は若者を中心に「ガム離れ」が進んでいる。日本チューインガム協会によると、国内の17年のガム販売額は1005億円でピーク時の04年(1881億円)の半分近くまで縮小した。
東京都大田区の荻野稔区議(32)(日本維新の会)が金融業者を名乗る男に譲渡した口座が、振り込め詐欺に悪用されていたことが捜査関係者への取材でわかった。口座やキャッシュカードの譲渡は犯罪収益移転防止法に抵触する疑いがあり、警視庁は荻野区議から任意で事情聴取した。荻野区議は読売新聞の取材に対し、不正譲渡を認めた。 捜査関係者などによると、荻野区議は2016年2月上旬頃、インターネットで見つけた金融業者にメールで借金を申し込んだ。その後、業者を名乗る男から電話があり、「あなたのキャッシュカードを送ってもらえれば口座に現金を入金した上、カードを送り返す」と言われた。 荻野区議は、都内の信用金庫に開設した口座から自分の預金を引き出した上で、指示通り、カードを指定の住所に送った。しかし、その後、業者と連絡が取れなくなったという。
東京・銀座の中央区立泰明小学校が、イタリアの高級ブランド「アルマーニ」にデザインを依頼し、最大約8万円の標準服の導入を決めたことを巡り、同小の児童が登下校中に通行人らから服をつままれるなどの嫌がらせがあったことが区や同小への取材で分かった。 区教育委員会は19日の登下校時から、通学路に職員数人を配置し、同小の教職員らとともに児童の見守りを強化している。 区などによると、アルマーニ監修の標準服の導入方針が表面化した今月8日以降、児童から学校側に報告があった。登下校中の児童が通行人から服をつままれ、「これがアルマーニか」と言われたことがあった。また、別の児童は見知らぬ人から「あれが泰明小の子か」などと言われ、嫌な思いをしたという。
塗り替え工事がほぼ終了したアサヒグループホールディングス本社ビルのオブジェ(11日午前、東京都墨田区で、読売ヘリから)=大石健登撮影 東京・下町のランドマークとして親しまれているアサヒグループホールディングス本社(墨田区)の「金の炎のオブジェ」の塗り替え工事がほぼ終わり、鮮やかな黄金色がよみがえった。 同社によると、オブジェは、360トンの鋼材を使用して1989年に完成。長さ44メートルのたなびく「金の炎」は、浅草などを訪れる観光客らに人気だが、経年劣化で色がくすみ、10月から「化粧直し」をしていた。 工事中はオブジェ全体がシートで覆われたため、一時的に地上から見られなくなり、同社には「工事はいつ終わるのか」といった問い合わせが約20件寄せられた。同社の担当者は「東京五輪・パラリンピックに向けて、輝きを増した姿を見てほしい」と話している。
湯田温泉でカピバラも美肌になれるか――山口大共同獣医学部の木村透教授(実験動物学)と学生が23日、「美肌の湯」といわれる山口市・湯田温泉の温泉水を入れた風呂につかったカピバラの肌についての研究を、山口県美祢市の秋吉台サファリランドで開始した。 来年9月までに結果をまとめる予定で、湯田温泉の関係者は「科学的に湯の効能を証明してほしい」と期待している。 カピバラは南米のアマゾン川流域など暖かい地域に生息。日本で飼育されているカピバラは水温が下がる冬になると池に入らず、空気も乾燥しているため、皮膚が乾燥して肌荒れやささくれを起こすという。サファリランドは毎冬、湯田温泉配給協同組合から温泉水を無償提供してもらい、カピバラ用に風呂を設置している。 研究のきっかけは10月頃、木村教授が温泉の効能を調べようと、同組合に温泉水の提供を求めたこと。その後、組合を通じて同園がカピバラを温泉水に入れていることを
和歌山電鉄は先月31日、和歌山県特産の梅をテーマにした特別電車(2両編成)のデザインを発表した。 工業デザイナー・水戸岡鋭治さん(68)が担当、水戸岡さんの代表作でJR九州の豪華観光寝台列車「ななつ星in九州」に“対抗”して、「うめ星」と名付けた。来年5月頃の運行開始を目指す。 外観は、梅干しをイメージした赤色を基調に、「UMEBOSHI DENSHA」「うめ☆」などと金色で文字が入り高級感を演出。内装は、天井や床、手すりなどに木材をふんだんに使い、梅の花柄のシートにするなど和風のデザインになっている。 南海電鉄から引き継いだ貴志川線が来年、運行開始から100周年を迎えるのに合わせて和歌山電鉄が企画、「たま電車」も手がけた水戸岡さんにデザインを依頼した。 車両の改修に4000万円かかり、同電鉄では一口1000円で寄付をしてくれるサポーターを募集。デザイン発表に立ち会った水戸岡さんは「予算は
5月11日の営業運転を最後に廃線となるJR江差線の木古内―江差間で、駅名板などの窃盗被害が相次いでいる。 鉄道ファンの間では廃止駅の鉄道備品は高額で取引されており、昨年6月には盗んだ駅名板をインターネットオークションで販売した男が逮捕された。「盗(と)り鉄」と、苦言が呈せられている一部の鉄道ファンの悪行に、関係者は神経をとがらせている ◆全9駅が被害 「廃線間近の江差線の駅名看板は特に高く売れると思った」 昨年6月、盗んだ江差線沿線駅の駅名板をネットオークションに出品したとして、江差署は函館市の50歳代男を窃盗容疑などで逮捕した。男の自宅などからは廃止予定区間の神明、吉堀両駅に加え、北海道新幹線の開業に伴って3セク鉄道の駅になる渡島当別駅、函館線の駒ヶ岳駅など19駅の駅名板や時刻表、運賃表、広告看板が次々と見つかった。男は昨年4~6月に盗んだ駅名板などをネットオークションに出し、約20万
千葉県警高速隊によると、今年7月までの通報件数は200件超に上り、スマートフォンのナビ機能を見ながら間違えて入り込む歩行者も増えている。時速100キロで車が走る高速道路では大事故につながりかねず、県警や管理会社は対策を進めるが、なかなか効果は上がっていない。 県警高速隊によると、今年1~7月末の県内の高速道路・自動車専用道路への立ち入り通報件数は221件(昨年1年間は371件)で、95人(同161人)が保護された。通報件数の約7割が京葉道路で、NEXCO東日本の昨年度1年間の統計でも、管理する43路線のうち京葉道路の通報件数が最多の268件で、2位の第三京浜道路を約100件上回っていた。 京葉道路での進入が突出して多いのは、料金所がないインターチェンジ(IC)が多いのが大きな要因とみられる。市川、幕張、武石の各ICなどでは入り口に料金所がなく、そのまま本線に入る。自動車専用道路などの標識は
3日午前11時30分頃、東京都練馬区の「としまえんプール」で、従業員がイルカ型遊具「ロボドルフィン」(長さ1・3メートル)の遊び方を女児(8)に説明しようとスイッチを入れたところ、同遊具が突然破裂した。けが人はなかった。 運営会社の豊島園によると、ロボドルフィンはポリウレタン製で、モーターとバッテリーでスクリューを回し、水面を時速約2キロで進む米国製遊具。子どもがつかまって遊ぶことを想定し、昨年夏に導入された。 同園は、破裂した原因を調べている。ほかに7台あるが、貸し出しは当面中止する。同園は「二度とこのようなことが起きないように努めたい」と話している。
JR東日本大宮支社は、烏山線で国内初の営業運転を予定している「蓄電池駆動電車(EV―E301系)」=写真はイメージ画像、同支社提供=の愛称を8月1日から募集する。 蓄電池駆動電車は電化区間では架線から電気を取り入れて走行し、同時に蓄電池にも充電する。非電化区間では充電分で走る。烏山線で来春、運転が始まる見込みだ。 国内初の営業運転となるため、愛称は「先進性」「環境性能」「次世代」「未来」「バッテリー」の五つのキーワードを踏まえるのが条件。採用された愛称は車体横面に描かれる。 応募は8月31日までに、JR東日本の旅情報サイト「旅どきnet」の専用ページ(http://www.jreast.co.jp/tabidoki/karasuyama/)で。審査を経て11月中旬に発表される。
22日午前10時15分頃、北海道清水町のJR根室線の十勝清水―羽帯(はおび)駅間で、赤信号で停車中の札幌発帯広行き特急「スーパーとかち1号」(4両編成)の運転席に、エンジンの不具合を示す表示が出た。 運転士が調べたところ、前から3両目のエンジン付近から煙が上がり、潤滑油が線路上に漏れていた。 この列車の乗客は69人で、運転士らは3両目の乗客41人を1、2両目に避難させた。けが人はいなかった。JR北海道がトラブルの原因を調べている。このトラブルで、同線は正午現在、芽室―新得間で運転を見合わせている。 JR北海道では、今月6日に特急「北斗14号」のエンジン付近から出火し、15日には特急「スーパーおおぞら3号」の配電盤から出火するなど、トラブルが相次いでいる。このため、同社は安全対策を盛り込んだ文書を国土交通省に19日に提出したばかりだった。
全国唯一の県境を越えた飛び地の自治体・和歌山県北山村に弁当や総菜などを扱うコンビニ型の店舗「ヤマザキショップじゃばら屋」が、7月3日にオープンする。 信号機と横断歩道、“コンビニ”がないことが、これまで秘境とも呼ばれる村の魅力でもあったが、筏下りやキャンプなどで訪れる観光客からは「買い物ができず不便」との声も寄せられていた。村では「今後は手ぶらで気軽に来てもらえる。出店を誘客につなげたい」と期待している。 村によると、日用品などの小売店は村内に4軒あるが、弁当や総菜類は扱っていないという。生鮮品は村民らから注文を受けた店が買ってきたり、週2、3回やって来る移動販売車で購入したりしている。 食事を楽しめる店は、レストランを備えた村営の「おくとろ温泉」のみで、営業時間も限られていた。 人口479人(5月31日現在)の村に年間5~6万人ほどの観光客が訪れるが、こうした事情を知らない人もおり、パン
15日午後11時頃から同11時55分頃にかけて、JR紀勢線の紀伊田辺(和歌山県田辺市)発串本(同県串本町)行き普通電車が立て続けに3回、シカと衝突した。 乗客約20人にけがはなかった。同線では年間約300回、電車とシカが衝突するが、1本の電車が続けて3回衝突するのは珍しいという。 JR西日本和歌山支社によると、15日午後11時40分頃、紀伊田辺発串本行きの普通電車が、江住(同県すさみ町)―和深(串本町)間でシカと衝突した。非常ブレーキで停車し、運転士が確認したがシカは見あたらなかった。この電車は同11時頃と同11時55分頃にもシカと衝突し、23分遅れた。 16日午前6時10分頃、串本発紀伊田辺行きの普通電車の運転士が、前日に衝突のあった和深―江住駅間の線路内で、負傷したシカ1頭を発見。撤去作業のため、特急「くろしお」1本と普通電車2本が20~30分遅れ、約280人に影響が出た。
JR西日本金沢支社とJR東日本新潟支社は7日、それぞれ記者会見を開き、2015年春の北陸新幹線の金沢開業で開設される7駅のうち、名称未定だった三つの駅「新高岡」(富山県)、「黒部宇奈月(うなづき)温泉」(同)、「上越妙高」(新潟県)の名称を発表した。 このうち富山県黒部市の「黒部宇奈月温泉」は、新幹線の駅名としては文字数、読み仮名数でいずれも日本一長くなるという。 新駅名は金沢よりから、「金沢」、「新高岡」、「富山」、「黒部宇奈月温泉」、「糸魚川」、「上越妙高」、「飯山」。在来線駅に併設される4駅(金沢、富山、糸魚川、飯山)はそのままの名称となる。 三浦勝義・金沢支社長は、新高岡駅(富山県高岡市)について、新幹線の駅名では「新」を用いた事例が多く、認知されやすいと命名の理由を説明。黒部宇奈月温泉駅は、所在地の黒部と黒部峡谷の玄関口でもある宇奈月温泉を組み合わせ、「全国に向けたPR効果を期待
山陰新幹線は実現するのか――。山陰を経由して、福井県から山口県までを結ぶ超高速鉄道の整備を目指し、松江市など7府県の55市町村が5日、「山陰縦貫・超高速鉄道整備推進市町村会議」(仮称)を東京都内で設立する。利便性に加え、「山陽側が災害に遭った時の代替ルートにもなる」と防災面を強調して国に働きかけていくが、費用対効果の壁は厚い。(岸下紅子) 東日本大震災で代替交通手段の重要性が注目されたことなどから、松江、鳥取、京丹後(京都府)の3市が今春呼びかけた。参加するのは、福井県、京都府、大阪府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県の市町村。島根県からは益田市や浜田市など13市町村が加わる。 設立趣意書では、他の地域では新幹線の整備やリニアモーターカーの計画が進んでいるのに、「山陰は置き去りにされてきた」と主張。災害時に山陽側の高速鉄道網が遮断された場合のリスク回避にもつながるとし、新幹線かリニアを走らせ
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