ブックマーク / kame710.hatenablog.com (135)

  • 2023.4.1 『デイゼロ 地球から水がなくなる日』 - カメキチの目

    スマホやパソコンはメディア機能がすばらしくなり、多様な楽しみかたができる ようになったので、テレビを見る人が少なくなったといわれる。 けれども、私のばあいは仕事を退いて自由な時間をもてるようになったし、 障害者になったこともあり、逆にテレビの視聴が増えた。 (見る番組はドラマ、自然や社会を描いたドキュメンタリー、地域ニュースくらいで、日に2~3時間。 障害のせいにし、面倒くさいので、自ら積極的に新しい楽しみを見つけることはしない。 そのこともテレビ視聴に向かわせている大きな要因になっている) ーーーーー テレビは、テレビ局からの一方向的な放送なので、質は「押しつけ」。 でも「押しつけ」だからといって悪いわけではない。 (極端にいえば、自分で選んだわけでない物事はすべて「押しつけ」。 たとえば、「教科書検定」は子どもたちの学ぶ内容の一方的な「押しつけ」であって 選ぶ自由は極めて少ない。 《

    2023.4.1 『デイゼロ 地球から水がなくなる日』 - カメキチの目
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    tn198403s 2023/04/03
    NHKの発想力や取材力、編集力は、認めざるを得ない番組が多いと思います。ただそれだけに、最近の偏向ぶりは悔しいですね。
  • 2023.3.24 リベラルの「不寛容」 - カメキチの目

    そののその部分に、衝撃をうけた。 ガーン… 私は、自分たちが生きている、住んでいるところ、社会、国が「自由」「平等」で あってほしいが、現実はそうではないと思っている。 私が思う「自由」「平等」な社会とは、誰もが生きやすい世の中だ。 私は、それは誰もが願っていることだと思っているので、リベラル顔をよそおって 生きにくいと感じられる世の中の出来事や動きを批判、ブーブー文句をいい、 ときには、「何でみなさん、文句いわないのかな?」とも感じてきた。 (その「みなさん」も「文句」も、自分を中心に、自分に都合よく解釈しながら) きょうの題名の「リベラルの『不寛容』」とはそういうこと。 ーーーーーーーーーー 『使える哲学』  荒谷大輔・著 という。 その部分 ↓ 「リベラルの「不寛容」 表立って表明されない「不正義」に対して、リベラル派がさらに語気を強めて批判を展開しても、… 「エコー・チェンバー」

    2023.3.24 リベラルの「不寛容」 - カメキチの目
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    tn198403s 2023/03/30
    「独善的な正義」を持っているが故、人はコミットするのかも知れません。「独善的な正義を押し付ける支配」を目指すか、「独善的な正義から調和的な正義」を目指すか等、目的は違うのでしょうけれど。
  • 2023.2.28 トイレなき経済成長のインド - カメキチの目

    先日、よく聞くようになった「キッチンカー」の特集をテレビでやっていた。 1台では、限られた料理、メニューしか用意、供給できないけれど、 たくさん集まれば災害時に大活躍できるという。 その放送と前後して、「トイレカー」というものが紹介されているのをみた。 「トイレカー」は「キッチンカー」と似ているが、造りがちょっと大き目。 荷台にはキッチンではなくトイレが設置され、排せつ物をためなくてはならない。 (グーグル画像より) なんで「トイレカ―」? これはまったく災害目的に開発され、すでに、九州北部豪雨や熊地震でも 避難場所の被災者のみなさんに利用してもらい、たいへん喜ばれたという。 (地球から見ればすぐ隣どおしで起きている二つの大不幸。一方は1年目を迎えた戦争。 もう一方はトルコ南東部の大地震。 戦争は人間そのものだけでなくその人間に関わるすべてが破壊される。「破壊」を目的に投入される 兵器=

    2023.2.28 トイレなき経済成長のインド - カメキチの目
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    tn198403s 2023/03/01
    小学校に入ったばかりの頃は壁トイレでした。/映画『スラムドッグ$ミリオネア』で、インドのトイレ事情が窺えるシーンがありました。
  • 2023.2.24 『ファシズムの教室-なぜ集団は暴走するのか』 - カメキチの目

    ファシズムはヒトラー、北朝鮮のような国だけのものではないということを 強く思った。 身近に、それとわからぬよう、そっと潜んでいるものだと痛感した。 ファシズムはヒトラー、キム・ジョンウンだけの「専売特許」、彼らだけが 体現しているのではない。 神さまとして崇め、親のように慕う無垢の国民一人ひとりがいてこそ可能なこと。 国民の圧倒的な支持がなければ、ファシズムという奇怪な現象はあり得ないことを こので強く教えられた。 ーーーーー 『ファシズムの教室-なぜ集団は暴走するのか』  田野大輔・著 筆者、田野大輔さんは大学の先生。 このは、田野さんが勤務先の大学の広い教室で長い間にわたり毎年実践された 「体験学習」の報告みたいなもの。 ズバリ「ファシズムの教室」。 (余談ですが、副題の「なぜ集団は暴走するのか」は、読みおえ「集団になるとなぜ暴走するのか」 とした方がよかったのにと思いました) 「

    2023.2.24 『ファシズムの教室-なぜ集団は暴走するのか』 - カメキチの目
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    tn198403s 2023/03/01
    他を圧倒する熱狂的と言うより我を忘れたような集団は、ファシズムに限らず祭りや集会、いろんな場面で起こり得ます。その集団のルールが、ファシズムかどうかの分かれ目になるのではと思っています。
  • 2023.2.17 『「人新世」の資本論』 - カメキチの目

    前回のはじめに「人間はもともと孤独」と書いたけれど、独りであっても 人は社会の中でしか生きられないから、社会のことは気になり、知りたい。 どうしたらいいのかわからなくても、そういう問題があるという事実だけでも 知りたい。 人が生きるということは、実際は個人が自分自身を生きることだから個人の数だけ さまざまな世界、事情があるけれど、何らかの社会問題にぶち当たることがある。 しかし、そのぶち当たる物事や障害を、「問題」とするかどうかは人によって違う (たとえば「非正規雇用」。 日は資主義社会だからあって当然、という人には問題とされるどころか意識にものぼらない) 先日の、悲惨きわまるトルコ・シリア国境の大地震。 自然は、一度に大勢の人に、しかも差別することなく一様に、害、大災害を 及ぼしているかに見える。 しかし、被災した人々とそうではなかった人々、被災程度が軽かった人々と 重かった人々人の

    2023.2.17 『「人新世」の資本論』 - カメキチの目
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    tn198403s 2023/02/21
    何を幸せと思うのか、個人差があり過ぎて大変です。誰かを排除すれば幸せという人がいて、誰もが大事にされるのが幸せというい人がいて。今の日本は、国としての幸せが見えにくくなったと思います。
  • 2023.2.7 そもそも - カメキチの目

    「(○○は)そもそもどういうことだろうか?」と考えてみることは、 とてもたいせつな態度だと思う。 いまの自分を、その自分から離れ、すこし高いところから第三者的に見つめてみる (「幽体離脱」みたい)、観察し認識するのを「メタ認知」というけれども、それと 通じるところがある。 『考えるとはどういうことか-0歳から100歳までの哲学入門』  梶谷真司・著 というを読んだ。 「哲学」は観念・想念の遊び、生活に密着していないと思われ敬遠されがちだ。 (そもそも「哲学」という言葉がよくないと思う) ほんとうは、生活に根ざした日常的なものなのに。 (「哲学」という呼び名を変え、義務教育のカリキュラムに取りいれ、子どものときから親しむべき だと思う) 「哲学」とは、「そもそも…」と根に立ちかえって考えてみること。 それはとてもだいじなことだ。 ーーーーーーーーーー 根に立ちかえって考えてみる。 そう

    2023.2.7 そもそも - カメキチの目
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    tn198403s 2023/02/12
    「そもそも」は、規定された枠を取っ払ってくれる重要なキーワードだと思います。歴史や科学に触れるきっかけにもなりますね。こればかりは自分で考えるなり調べるなりしないと、そもそもに行き着かないです。
  • 2023.1.31 ボケてきても安心な社会 - カメキチの目

    ネットの買いものは、前なら支払いに「代引き」があったのに、 いつのまにかなくなっていた。 いまでは(「銀行振り込み」などもあるが)コンビニ設置の機械の指令にしたがい、 必要な情報を正確に(機械が読みとれるよう)入力しなければならない。 複雑で繊細な(と私は感じる)操作をくり返し、やっとのことで支払いできる。 (うまくいくとホッとするが、疲れる。うまくいかずイラつき、店員さんを呼んだこともある。 それに懲り、いまは支払いに複雑な動作を要求する商品の購入は避けている) 買いものの支払いに限らず、よく似たことがますます増えていっている 現在のコンピュータ全盛のデジタル化社会。 目や耳がよく、頭もまわり、指の動作もなめらかな人には難なくできることでも、 目も耳もわるく、頭がにぶく、手も不器用な高齢者、障害者は生活しにくい、 生きていきにくい世の中になった。 (「新しいテクノロジーについていけない者

    2023.1.31 ボケてきても安心な社会 - カメキチの目
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    tn198403s 2023/02/01
    認知症かどうかで分断される社会にならないことを願っています。「社会を“アップデート”」は、弱者(子ども、高齢者を含む)が切り捨てられない社会になることを希望します。
  • 2023.1.24 軍事費大増大→戦争の危険 「杞憂」だろうか? - カメキチの目

    「クリスマス停戦」の記事に養老孟司さんの言葉を載せました。 「ヒトには悪い癖がある。 それは可能なことならやろうとする、という習性である。…動機はさまざま… 行為には、行われてしまえばそれまで、という面がある。 ヒト社会は、どれだけ長期にわたって、殺人を禁止してきたか」 ーーーーー 昨年の12月。ある日のヤフーニュースにはこういうのがありました。 一つ目 「政府は2023年からの5年間の防衛費を、これまでの約1.5倍となる総額43兆円に増額… 追加財源が必要となる2027年度以降は、年間約4兆円分のうち1兆円余りを増税で確保する… 防衛費増額の議論が進む背景には、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻、北朝鮮のミサイル開発… 中国が軍備の拡張と海洋進出を続けていること… 国際情勢が緊迫化する中、岸田首相は防衛費の増額を巡り、増税を検討する考え… 政府は2023年度からの5年間で、防衛費を増額す

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    tn198403s 2023/01/25
    核共有の話が出た時、きっぱりと否定した岸田さんには、少しばかりの期待もあったのですけどね。国葬で「弔意」、軍拡で「責任」「決意」と求められ、次は「戦意」じゃないのかと勘繰るようになりました。
  • 2023.1.20 生活を支えるトラック - カメキチの目

    子どものころ、近くには一軒の料品が主のごく小さな雑貨店しかなかった。 衣類や文房具などがいるときは、7㎞ほど離れた田舎町の中心部に出かけなければ ならなかった。 (当時はこれがふつうで、こういう状態しか知らなかったので、「不便」と感じたことはなかった) ーーーーー 動物は、たえずべ物、獲物をさがし、狙っている。 (「生きる」ことは「べる」ことなのだ) 「」は人間にも、過去とか現代、未来をこえて絶対的。 豊富でなくても「べる」ことは欠かせない。 (料品を中心にさまざまな生活必需品がいつでもおかれているスーパーやコンビニなどは 安心して生きてゆくためになくてはならない。 いまは必要なものがそこで見つからなければネットで探し、注文し、宅配してもらうという 新たな求めかた、買いかたが出現し、そのサービス、恩恵に多くの人があずかっている) ーーーーー いまの日ではたいていのところが、少

    2023.1.20 生活を支えるトラック - カメキチの目
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    tn198403s 2023/01/23
    「気づかずにいる労働の価値」は膨大にあると思います。そして、正当に評価されていないとも。でなければ、これほど生活に困窮する人が増えるはずがないとも。ねじ一個の何十銭の価値が違うと生活も違ってきます。
  • 2023.1.10 「デフォルト設定」 - カメキチの目

    きょうは②「デフォルト設定」 (の内容からは離れますが、この言葉について考えさせられました。それを書きます) 「デフォルト」という言葉はパソコンをやるようになって初めて聞いた。 (ネットの「コトババンク」によれば→ 「英語で、怠ける、怠るといった意味。 金融やスポーツ、コンピュータの分野などで使われる。 (1)金融では、債務不履行をいう。 (2)スポーツでは、棄権をいう。 (3)コンピュータの分野では、機器の出荷時における初期設定状態や、ソフトウェアを インストールしたときの、あらかじめ設定された標準的な動作条件や値のことをいう。 デフォルト値やデフォルト設定などともいう。 電子機器や電化製品などで広く使われており、初期設定値、工場出荷時設定、省略時設定などの 用語も同じ意味で使用されている」) 「デフォルト」は英語で「怠ける」という。 (自分好みに初期設定を変更するのを「カスタマイズ」

    2023.1.10 「デフォルト設定」 - カメキチの目
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    tn198403s 2023/01/14
    「デフォルト」はコンピュータ関連で知った言葉です。それで当たり前と考えていることは誰が設定したのか、と気にすることも増えました。
  • 2023.1.6 「合理」と「本性」 - カメキチの目

    (『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』というの感想で、 「次回からふかく感じいった三つのこと…」と書いて休んでいました。 再開したので続きを書きます。 ①「合理」と「性」②「デフォルト設定」③「インフォスフィア」の三つ。 きょうは①) ーーーーーーーーーー 「合理」 「合理的」とか「合理性」とかよくいう。 それは経済と相性がいいと、には述べられていた。 経済学での「人間」は、「合理的」に考え行動するものとされている。 つまり、人間は「合理的」存在ということが前提に経済学は成りたっている。 (人間だけが「合理的」というだけでなく、資主義の市場には見えないところで「合理」という 「神の見えざる手」が働き、需要と供給の関係により「合理的」に商品の値段は決まるとされる) ところで、 経済学は、昔は「近代経済学」と「マルクス経済学」しか聞かなかったが、 現代は「行動経済学」というものが

    2023.1.6 「合理」と「本性」 - カメキチの目
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    tn198403s 2023/01/08
    合理と不合理は、表裏の関係があって、別の視点から見るとそれがひっくり返ることも多い印象です。例えば「合理的配慮」の誤解が珍しくない等、立場や考え方によって「理」が変わってしまうイメージがあります。
  • 2023.1.3 明けおめ - カメキチの目

    明けましておめでとうございます。 ことしもよろしくお願いします。 しばらく休んだのは、引っこしという突然の出来事と、それに関したあれやこれの ためだった。 (こんどのことでは、障害者になったときと同様、人生には思わぬことが起きるものだとあらためて 感じています。 新年いちばんはこのことをネタにしました) 老いて引っこしすることになろうとは夢にも思わなかった。 生活に気楽な自分でも、住みなれたところを離れることになるので、引っこしを 決めるまでには迷い考えることが、それなりにいろいろあった。 いまは、アパート(コーポ)に住んでいる。 (6戸だけの小さな2階建ての1階部分。階段に人があがる音、小さな子どもの跳ねる音がときどき するくらいで気に入った。 新婚または若夫婦むけの物件らしく、老人は「危ない」と思われているのか、65歳以上の老人 ということで、私たちは案内《には載っていなかったのに》の

    2023.1.3 明けおめ - カメキチの目
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    tn198403s 2023/01/03
    明けましておめでとうございます。いろいろ大変だったようですが、無事ブログに戻ってこられてよかったです。今年もよろしくお願いします。
  • 2022.11.25 しばらく休みます - カメキチの目

    題名に書いたとおりしばらくブログを休みます。 (体調を崩したわけではないです。ちょっと突然の用事が起こり、それへの対処のため。 いろいろ考え思うこともあり、不器用な自分には「ブログやりながら…」はむずかしいのです。 また「お会いする」日を楽しみにしています) ちりとてちん

    2022.11.25 しばらく休みます - カメキチの目
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    tn198403s 2022/11/26
    私もブログ(書くのも読むのも)がちょっと負担になるというか、手を抜くというか、そんなことあります。その時の自分に合わせるのが良いと思います。ゆったりと待っています。
  • 2022.11.4 移動する(旅) - カメキチの目

    ②移動する(旅) (ここでの「旅」は乗りものを使ってのものに限っています。 私は旅が大好きで、文句タラタラいいながらも節操がないので「GOTOトラベル」に乗っかかって この間もいった。こんなオトクがなくてもいく) これは人間の生活の中心の一つ、「はこぶ【交通・運輸】」に出てくる話だった 「はこぶ【交通・運輸】」には、 「ヒトを運ぶのが交通、モノを運ぶのが運輸、情報を運ぶのが通信」の三つがある と述べられる。 (次回は③「知る、伝える(情報)として、三つ目の「情報を運ぶのが通信」を述べます) ーーーーー 「ヒトを運ぶ…交通」の最大の特徴は、科学の技術への応用、 その技術自身の進化、発展。 (①の「着る-衣」、時代や空間による違いはさほどない素朴な話だった。 綿、羊毛、絹、麻などの自然素材の多くが、織《おり》などの作業工程に自動機械が登場し、 人手がかからず安価に大量生産できるようになったので

    2022.11.4 移動する(旅) - カメキチの目
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    tn198403s 2022/11/11
    > 「トラベル(旅行)」は「トラブル(厄介)」と同根」これは知りませんでした。知らなかったことを知るのも旅の面白さですね。
  • 2022.10.28 『国会議員を精神分析する』 - カメキチの目

    『国会議員を精神分析する』(水島広子・著)というを読んだ。 (前回の記事とシンクロしたかのようなもので、ビックリした) 題名をみたときはハッとしたが、直感で借りていた。 投票率にあらわれているように(私もそうであるように)「国会議員」ときくだけで 横暴、やりほうだいの自民党を連想する。 借りたけど、国会議員の精神を分析してもしかたないので読まないで返そう としたが、いちおうページのはじめだけパラパラめくっていたら、 「自己愛パーソナリティー」「人格障害」という言葉が出てき、これに惹きこまれ 読みだした。 読むと新鮮な切り口がとてもおもしろく、最後までやめられなくなった。 (は2003年出版で古く、おわりに石原慎太郎も出てくるが、彼らの「自己愛パーソナリティー」に この19年の経過はまったく関係ない。 著者は精神科医で民主党国会議員) ーーーーー 選挙演説をきかされるたびに、先ずウンザリ

    2022.10.28 『国会議員を精神分析する』 - カメキチの目
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    tn198403s 2022/10/31
    「自己愛性人格障害」は知りませんでした。自己愛も愛の有無より愛し方が大事なのでしょうね。
  • 2022.10.25 想像する - カメキチの目

    よんばばさんの『あとは野となれ山となれ』という愛読ブログがあり、 10月14日の記事に強く刺激された。 その一部にこうあった。 「以前「アファンタジア」という脳内でイメージを視覚化することが できない症状を持つ人のことを書いたが、きっとこの世には、 人の痛みを想像するという機能を持たない種類の人が一定数存在する のだろうと思う」 ーーーーー で、コメントを書いた。 「『きっとこの世には、人の痛みを想像するという機能を持たない種類の人が 一定数存在するのだろうと思う』 まったくそう思います。 最近読んだはまったく政治には関係なさそうな「理性の進化」について 述べられたものだったのですが、「想像」とか「想像する力」のたいせつさが いわれていました。 人間にとって想像するということがどんなにだいじなものかということを 痛感しました」 ーーーーー それへのよんばばさんからの返信。 「最近は研究が

    2022.10.25 想像する - カメキチの目
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    tn198403s 2022/10/27
    想像力は、人ならではの力だと思います。ただやはり使い方が大事なのでしょう。憲法も、大事にしたいと思う人、変えてしまいたいと思う人がいて、同じ場所から想像する方向の違いに愕然してしまいます。
  • 2022.10.18 「無教養」 - カメキチの目

    ②「無教養」 「教養」は知識の有無とか多寡とか、理解力など能力とは関係ない。 もちろん「常識」も。 (ついでにいうなら「知性」とかいわれるものも。 みんな紹介したいのですが、少しだけ) ーーーーー 【引用】 「①〈人格をゆがめる可能性〉 (「貧困」に陥ると)薬物の売買を手伝わされたり、縄張り争いの暴力に巻き込まれたり、 べるために体を売ったりしなければならなくなる。 一度こうした体験をしてしまった子供が、学校教育などをまったく享けぬまま自力で更生し、 一般社会に溶け込んでいくのは至難の業です。… 勉強は後からでも間に合うけれど、人格や社会性はそうではない。 … ②〈公用語のしゃべれない子供たち〉 (アフリカやアジアなどの「開発途上国」では)一つの国に何十という民族がひしめき、 まったく異なる言語や宗教を持っています。… 売春婦となることがいいことかどうかは別にして(売春婦になればお金が手

    2022.10.18 「無教養」 - カメキチの目
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    tn198403s 2022/10/24
    無教養…。知らないということは恐ろしいことです。でも、知らせないということはもっと恐ろしいことです。権力者が「知らせること」「知らせないこと」を左右している恐ろしさ。
  • 2022.10.7 冴えてる一言 (2-1) - カメキチの目

    前回の記事は、このに刺激されてのことだった。 久坂部羊さんの、 『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な水木しげるの言葉ばかりを集めた『冴えてる一言』 「偶然」、たまたまということの人生における重みをあらためて痛感した。 「偶然」は人生の「パスワード」。 あの戦争でいちばん悲惨だったといわれる南方で、地獄さながらの体験、 この世とは思われぬ悲劇、悲惨をなめつくした水木しげるの目をとおした思い、 言葉がたくさん紹介され、それらへの著者の熱い心が語られていた。 言葉としての「偶然」は少なくても、それが潜み、隠れていることを感じた。 ーーーーーーーーーー 六つだけ紹介します。 (きょうは三つ) ①「この世に生まれてきたことが偶然であるように、我々の運命もまた、 偶然にあやつられているからではなかろうか… 我々が努力し、あるいはなまける。そういう心の動きすら、 偶然の神秘によってあやつられているのだ」 水木し

    2022.10.7 冴えてる一言 (2-1) - カメキチの目
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    tn198403s 2022/10/08
    視点を変えるというのは難しくないと思いがちですが、難しいのは気づけずにいた視点に気づくことの方でしょうね。子どもの視線になろうと腰を低くしても、子どものイメージが無ければ、視線の低い大人の視線です。
  • 2022.10.4 「偶然」「偶有性」 - カメキチの目

    「偶然」ということによく触れるけれど、 頭のなかにと棲みついている感じがある。 で、「偶然」についてちょっと真面目に考えてみた。 ーーーーーーーーーー 極言すれば、ある意味、生きていること、世界、すべてが「偶然」という気がする 人間で生まれたこと、生まれたのがある親のもと、ある時代、ある国、ある地域、 というような大きな、まったく受け身の「偶然」から、 自分の人生は自分のものだから自分で切りひらくという小さいけれど唯我独尊的な 少しは主体的な関与がみられる「偶然」まで。 ーーーーー 自分をふくめ、世界は「偶然」というしかたでしか存在しえない。 あれこれいろいろ、多様多彩な可能性のなかから、たまたま存在している この「偶然」が自分にとっての現実、リアルというもの。 そういう意味で、言葉として「偶然」とはいっても、じつは「必然」。 ーーーーー 「偶然」ということは来(科学的には)存在しない。

    2022.10.4 「偶然」「偶有性」 - カメキチの目
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    tn198403s 2022/10/08
    「偶然は必然から生じ、必然は偶然から生じる」が持論です。必要なものが揃っていた場合のみ偶然が起こり得ます。必要なものを見つけて得ようとする努力は、偶然が契機になっていることも多いですね。
  • 2022.8.30 「私」という輪郭を弱めてみる - カメキチの目

    精神科医の片田珠美さんという方との対談から。 ちょっと強引に、「「私」という輪郭を弱めてみる」とまとめてみた。 【引用】 「〈禅や精神分析は、無意識とどう向き合うか〉 煩悩は同じ生命エネルギーなのに、自分にとっていま邪魔になっているので煩悩と呼んでいるだけで、 調子のいいときは生命力と言っているわけですよ。 だから禅は、邪魔になっているときだけ煩悩と呼ぶのはけしからん、という立場なんです。 … 〈「私」という輪郭を弱めてみる〉 仏教では不幸の根源は「私」というものだと認識しているんです。 「私の都合に合わない」という感覚が「苦」となる。 だから、「私」の輪郭を弱めたり、「私」の都合を解く訓練こそ必要なんです。… 平凡恐怖とはまさに個性病ですね。 →(庶民のあいだでいわれている「平凡に老いて悔いなしちゃんちゃんこ」。これが理想) … 〈人間の心の奥底を最終的には信じる〉 仏教は性善説 →(こ

    2022.8.30 「私」という輪郭を弱めてみる - カメキチの目
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    tn198403s 2022/09/01
    > 「覚悟」がなければ「信じる」ことはできない」特に相容れられないものを明確にする覚悟が必要に思います。曖昧にしておきたいことが多く、覚悟から距離をとっていることが少なくないです。正しく覚悟する難しさ。