ブックマーク / ururundo.hatenablog.com (74)

  • アジュガの花 - ururundoの雑記帳

    アジュガ 京都から 引っ越しの時に持って来た薔薇は あんなに蕾をつけていたのに こちらでは 貧相な風采になってしまい ヒョロヒョロとやっと立っている。 勿論 最近は蕾をつけた事はない。 なんとか 手入れをしないと と思いつつ 10数年が過ぎた。 ブルーベリーも同じだ。 息も絶え絶えに 成長もせずに頑張っている。 増え過ぎて困ると言われている木苺類。 うちでは育たなかった。 かと思えば 植えた栃の実から芽が出て あっという間に 今は2メートルを超える木になった。 細い木だが 一人前の大きな葉っぱを 空に向かって広げている。 ジギタリスも 自生の百合も 毎年 少しずつ増えている。 肥料もやらない。 でも 育つものは育つ。 同じように陽の光を浴びているのに。 問題は土との相性かもしれないと 最近思うようになった。 狭い地面に 色々な草木が植っている。 放っておいても元気なもの 心配しながら 目を

    アジュガの花 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2024/05/10
    「息も絶え絶えに 成長もせずに頑張っている」ブルーベリーに感情移入してしまいました。見守るururundoさんの眼差しをあたたかく感じます。
  • お花見 藤野千夜氏の小説 - ururundoの雑記帳

    図書館裏の桜 8日 私の住んでいる市は 川に沿って桜の木が長く続く。 その殆どが ソメイヨシノだ。 淡くて 薄いピンクの花びらが群れて美しい。 毎年 その桜を見ようと思うが 見逃す時もある。 今年は 小雨の夕方 図書館の返却ポストに返もあり 桜を見に出かけた。 川向こうに横たわる 比良山系の頂き近くは 白い靄に包まれて 小雨の中の花見となった。 木のベンチに座る事も コンビニコーヒーも 今年はなく 傘をさし早々と車に引き返した。 「じい 散歩」藤野千夜著を読んで 面白く 興味を持った。 その後 「編集ども集まれ」「彼女の部屋」 「団地のふたり」「D菩薩峠漫研夏合宿」 と 続けて4冊図書館から借りた。 ・元気な90近い爺の家族の話。 ・藤野千夜さんを投影した小笹が笹子になるまでの話。 ・短編集で 5話からなる小説の最後の作に 凄みを感じた話。 ・50年近く前に建てられた公団住宅に 50年近

    お花見 藤野千夜氏の小説 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2024/04/10
    藤野千夜さんの小説、ururundoさんのブログで知って読みたくなり、「団地のふたり」を図書館で借りてきました。おもしろくて一気に読みました。「じい 散歩」は人気で予約順番待ちです。ありがとうございます(^^)
  • 融雪の音と姿 - ururundoの雑記帳

    予報通りに雪が降った。 20センチほど。 霙の様な水をたっぷりと含んだ重い雪。 そして今朝。 水琴窟の様な音が外から聴こえた。 いつものあれだ。 屋根から 雨のように滴る溶けた雪が 下のバケツの溜まった水に 落ちる音。 短い間隔で 激しく落ちる。 スマホで写真を撮る。 バースト機能で 水滴の落ちた瞬間をババババっと。 30枚ほど撮れたが どれも面白く どんどん削除し 結局選んだ後に やっぱりあれの方が良かったか?と 迷う。 目で見ても記憶に残らない水の飛沫。 写真に撮れば それらは生き生きと踊り跳ねていた。

    融雪の音と姿 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2024/03/05
    「除雪の音」「水琴窟の様な」…その音が耳の奥に聞こえてきそうです。一瞬の姿をとらえたお写真もすばらしいですね。
  • 冬枯れの花  - ururundoの雑記帳

    強い北風に雪が吹かれ それが 夕方4時過ぎまで続いた。 今日もそれまでは 「小屋」の中で雪ごもりだ。 雪が止み 「さて積もった雪を掻き 道路から「小屋」 二坪小屋 車の周りに 道をつけておこう」 と外に出た。 北も南も そして真上も 青空が 輝く雲からのぞいていた。 雪の深さは20センチほど。 冬枯れの花が 積もった雪から覗き 薄い茶色の茎や花殻は 雪の中で 静かな美しさで立っていた。 融雪剤の撒かれた道は溶け 道路脇の雪は 歩くとバリバリと音を立てた。 「小屋」の中で咲き始めた梅の花は 満開となり 机の上に 白い花びらを落とし始めた。

    冬枯れの花  - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2024/01/18
    積もった雪から覗く冬枯れの花のお写真を拝見し、気ぜわしい朝のひと時、心の静寂を味わうことができました。ありがとうございます。
  • 2024年のお正月 - ururundoの雑記帳

    しめ縄飾り(タイチさんの家) 簡素なしめ縄に 山に自生している ユズリハ(𣜿葉)の葉を 2枚ずつ刺していく。 初めてそれを見た時に シンプルな美しさに驚いた。 しめ縄を自分で綯う人は減ったが ホームセンターでちゃんと売っている。 うちは 正月でも普段でも変わらないが 古い家の  入り口の上に飾られたしめ縄は 美しいものだと思う。 今年は 雪のない正月三が日だった。 雪かきをしなくていいのは こんなに楽なのかと思う。 一日に 「小屋」の壁に掛かっている市の防災無線が 激しくアラートサイレンを鳴らし地震を告げた。 と同時に ガタガタと音を立てて揺れた。 震度4 うちはそれだけで終わった。 ニュースで観る 被災地の被災者の方達の 整然と そして静かな動き。 これには感心した。

    2024年のお正月 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2024/01/04
    美しいしめ縄飾りを拝見し、清々しい思いが胸に広がりました。今年もururundoさまの記事を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
  • さつま芋 - ururundoの雑記帳

    さつまいもを沢山貰った。 名前は忘れたが 芋の色がオレンジに近いのと 白っぽいのと。 オレンジ色のは 甘くて少しの粘り気があり 白いのは あっさりとしている。 どちらも好きだが 砂糖 小麦粉を使って作る菓子より体に良さそうだ。 収穫した後 しばらくおいてからの方が美味しい。 知ってはいるが 朝の後に早速炊いてみた。 皮をつけたまま 乱切りにし 耐熱容器に並べ 水を1センチ程。 ラップをかけて 電子レンジで「チン」した。 600Wで10分 ただそれだけ。 ホクホクに炊いただけのさつまいも。 竹のざるに入っている蒸した芋。 その上に 何回も洗って 少し黄ばんではいるが 清潔な布巾がかかっている。 この情景は 私の子供の頃のうちのちゃぶ台か? それとも 映画か 読んだに出てきた映像なのか? どちらにせよ 私の好きな暖かで平和な情景だ。

    さつま芋 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/09/19
    「竹のざるに入っている蒸した芋」の情景、私はその向こうに、母の笑顔が浮かびました。
  • 「何か足りない」 - ururundoの雑記帳

    蔓穂(ツルボ) 10日 朝。 霧で周りの山が見えなかった。 その霧が晴れると 雨が降った後のように 草や木々 道が濡れていた。 それが とても爽やかな美しさだ。 今日私は何をしたのか? 毎日の家事 仕事をして 合間に吉増剛造を読んだ。 ウォーキングの時に かわいいピンクの花 蔓穂を見つけ 屈んで写真を撮った。 夕方の空を見上げて 雲が美しいと思った。 小屋のそばに植っているミントを摘んで それを刻み クッキーの生地に練り込み焼いた。 深夜に1日を振り返り 何か足りないと思う。

    「何か足りない」 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/09/11
    深夜に感じる「何か足りない」という思い…そういう心の呟きを、私も大切にしたいです。
  • 大阪行き - ururundoの雑記帳

    大阪駅 一番上の姉の命日 お墓参りに大阪まで行った。 下の姉と天王寺のお寺で待ち合わせ。 手水場で 手のひらを洗うのが好きで 線香の香りが好きだ。 蝋燭に火を灯し その炎で線香に火をつける。 子供の頃から 私は線香の煙を手のひらで頭に寄せて 「頭が良くなりますように」と言う。 天王寺駅から 四天王寺辺りへの道沿いに 沢山の店が並んでいるのが楽しい。 新型コロナで3年間墓参りがなかった。 久しぶりに歩く 天王寺の坂道の街路樹は 山の村と同じ柔らかな緑だ。 帰りに車窓から琵琶湖が見えると ほっとする。 黄砂に少し煙る青い空が 琵琶湖の上に広がり その青さが 湖面に映る。 深い青だ。

    大阪行き - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/05/24
    「手水場で手のひらを洗うのが好き」…きれいに洗った手を合わせて祈り、思いを届けるというのは、とても素敵なことだと思いました。私は今まで、義務感のような気持ちで洗っていたかもしれません。
  • 桜並木と寄り道 - ururundoの雑記帳

    大津市伊香立 私の住んでいる山間の村は 風が吹く日は ライトダウンを羽織る程の 寒い1日となる。 でも 山は拳の花が終わり 落葉樹の芽吹きが始まった。 大津に用事で出掛けての帰り道。 アスファルトのまっすぐな道の脇に 長い桜並木が続いている 長閑な田舎の風景を 残している所。 そこを帰り道に選び 車を走らせた。 北に黄砂に煙る比良山系 田植えの準備で耕した田んぼ その畦道の草の淡い緑 アスファルト道路の桜並木 ダンプの音が途切れると 鳥達の鳴き声が聞こえる 急にやってきた 春の喜びの色と世界。 私は車から降り スマホで数枚の写真を撮った。 帰り道。 トンネルを抜け 坂道の下を見ると 若い頃からの友達の 白の軽バンが見えた。 20年近く その地で田を借りて米作りをしている。 去年の暮れ 手術をした友達の その後の経過を聞きに立ち寄った。 やっと元気になってきたと言う。 よかった よかった。

    桜並木と寄り道 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/04/05
    すてきなタイトル「桜並木と寄り道」、ほんとうに桜の花は寄り道を誘いますよね。うん、うん、とうなずきながら拝読しました。
  • 吉増剛造の三冊の詩集 - ururundoの雑記帳

    図書館から借りてきた3冊の吉増剛造のは 広辞苑のように分厚いの 1センチほどの そして A4サイズより 少し小さいの。 A4サイズより少し小さい詩集が「オシリス、石の神」だ。 生成り色のざらりとした紙に 文字が凸版印刷されており カットされたページの上部は不揃い。 最後のページには 和紙に朱印が押された 美しい蔵書票が貼ってある。 久しぶりに出会った 丁寧に作られた美しい。 詩集の中の一つ (色物の) 20代から名前だけは知っていた。 ドキュメンタリー「眩暈 VERTIGO」を知り 読んでみたいと思った。 今更ながらではあるが 今がその時なのだろう。 楽しみに読んでみたい。 ururundo.hatenablog.com

    吉増剛造の三冊の詩集 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/03/06
    「今更ながらではあるが 今がその時なのだろう。」この言葉が、深く深く身に染みました。そういう出会いを大切にしたいです。
  • 雪の日にはゆっくりと - ururundoの雑記帳

    数日前から 雪が降るぞ 降るぞと 楽しい事を待っているような変な気分だった。 そして今朝から 雪は降り始めた。 降ったり止んだりの昼間 灰色の空から 青空に変わったりと 目まぐるしく天気が変わり 今まで見た事がないような雲が 形を変えて 飛び去った。 そして夕方 吹雪になり 台風並みの 横殴りの風に吹かれた雪が 窓の外に見えた。 引っ越して来た頃 村の鍛冶屋さんが言った言葉。 「雪の日もええもんでっせ ゆっくりしますわ」 なるほど ゆっくりすればいいんだな。 バーボンの熱いお湯わりに レモンを絞った。 薄く切ったコーヒーケーキ。 ちびりちびりと飲みながら ゆっくりした。

    雪の日にはゆっくりと - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/01/25
    ゆっくりとした時間は滋養になりますね。私は週末に『殿、利息でござる!』をHuluで観て、豊かな時間を過ごすことができました。素敵な映画をご紹介くださりありがとうございます。
  • 12枚の絵葉書 - ururundoの雑記帳

    友達 知人から時々手紙が届く。 返事をすぐに書こうと思っても 便箋もハガキもない。 絵葉書はあるが 好きなのが残っていない。 パソコン スマホに頼ってしまっている結果だ。 暮れに年賀状を作った勢いで 絵葉書を作ろう。 パソコンに保存してある写真から選び プリンターで印刷した。 ブルーベリーパイやら テレビの画面を写したのやら を開いたのやら 12枚ほど出来た。 美味しいものが届いたら これですぐにお礼の葉書が出せる。 すぐに取り出せるようにと 切手の箱に入れた。

    12枚の絵葉書 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/01/10
    こんな素敵な絵葉書が届いたら、すごく嬉しいですよね♡
  • お正月は終わった - ururundoの雑記帳

    大きな傘を広げて 外に出る。 霙の様な水を含んだ雪が 灰色の空から舞い降りる。 すぐに傘は重くなり 傘の縁から雫が落ちる。 その灰色の空の上から 飛行機のジェット音が聞こえる。 以前と同じように 南の空を 頻繁に飛行機が飛ぶ。 音の無い冬の雪景色の中で 空を行く飛行機の音は 人の気配を感じさせ 嬉しいものだ。 友達が落ち穂拾いの様にして集めた 小豆のぜんざいを 大きめの木の椀によそい ストーブの上で焼いたを 小豆の上に載せる。 熱々のぜんざいをべ 年賀状を読み DVDを観たりと いつもより朝寝坊して 私のお正月は終わった。

    お正月は終わった - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2023/01/04
    今日は仕事始めで、私のお正月も終わりました。ストーブの上で焼いたお餅をのせた、熱々のぜんざいを思いながら、日常業務に戻ります。今年もURURUNDOさんのブログを楽しみしております。
  • 落ち葉 - ururundoの雑記帳

    小屋の周りの落ち葉も 鮮やかな色の葉が増えてきた。 風が吹けば はらはらと 春の桜の花びらのように舞い落ちる。 ポプラにつく 黄色の小さな毛虫。 それをべに シジュウカラが群れてくる。 私を見つけると 警戒の鳴き声で みんなに知らせる。 冷気が気持ち良く 首に一枚のマフラーを巻くと 指の先までが暖かくなるようだ。 夜に 友達に貰ったスコッチウィスキーを 好みの湯呑みに注ぎ お湯で割る。 湯気と共に芳醇な香りが 小屋の中に漂う。 拾った落ち葉を台に並べ 写真を撮る。 ふうっと ため息をつく程に美しく 葉書にしてみよう。 そして ラインではなく これで友達に便りを出そう。

    落ち葉 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2022/11/15
    ラジオでシジュウカラは言葉を操る能力が高いと聞きました。『ピーツピ』は仲間に危険を伝える「警戒しろ」という意味だそうですが、この時もそんなふうに鳴いていたのでしょうか。落ち葉に秋の深まりを感じました。
  • 災害避難所の話 - ururundoの雑記帳

    災害避難所の学舎から 私の住んでいる所は 山の中を一の川が流れ その川に沿って 集落が点々と在る。 車の道路が出来たのは 不確かな情報だが60年ほど前。 それまでは山の中の細い道だけの時代が 延々と続いていた。 そして 茅葺屋根の(今は新建材で覆われているが) 築400年の家が 珍しくもなく存在している。 昨今の気候変動で 豪雨 巨大台風 川の氾濫 土砂災害が 日中のあちらこちらで起きているが この村も同じだ。 台風や豪雨のたびに 避難所へ避難を促す防災無線放送がある。 行くのは夫と私だけで 村の人に笑われている。 荷物をまとめ 気軽に行く。 何も被害がなければそれでよしと思う。 村に京都の大学の学舎がある。 鉄筋コンクリートのその学舎が この辺りの避難所になったのは 数年前らしい。 誰も知らない。 今日 そこで避難する大事さを話す会があった。 大きく 頑丈な家とはいえ 今は気候が変わ

    災害避難所の話 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2022/10/14
    ururundo様たちが避難を促す防災無線放送のたび避難所へ行かれるというそのことが、他の方々の意識を変える第一歩になりそうですね。
  • 大木の金木犀 - ururundoの雑記帳

    金木犀 琵琶湖岸近くの 大型スーパーで買い物を済まし その後 帰り道に 4回目新コロナワクチン接種の為 村の診療所へ。 接種後 診療所に車を停めたまま 郵便局のATMへ歩いて行った。 最近は裏道を上手く利用する。 この季節のご褒美 金木犀の香りが漂う 地味な宿場道を歩く。 この 濃密な香りの金木犀は かつての造り酒屋の 老朽化した家の道路側に立っていた。 神社の境内に大きく枝を張る 楠くらいの大きさの木。 オレンジ色の花の塊が重そうで 落花はなく 今が盛りだ。 今日 心に残った金木犀の大木。 それが 古びた家の前に立ち 香りを漂わせている。 小雨の中 傘をさし ポケットからスマホを出して カシャリと撮った。

    大木の金木犀 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2022/10/04
    見事な金木犀ですね。私が住んでいるところは、緑の少ない地域ですが、それでも朝起きて窓を開けると、金木犀が香ります。お写真からも香り立つように感じました。
  • 思い出の本から作った 「記憶」 - ururundoの雑記帳

    「記憶」 を処分した 色々な機会の中で 半世紀以上経っても 私の手元に残った。 「エデンの東」も その一冊だ。 ページは経年劣化で 茶色に変色し 活字は小さく 切り揃えられた下部は ペーパーナイフで切ったかの様。 そのを見ながら いつか これを使って 作品を作りたいと思ったが それは 意外と早く出来上がった。 の最初の1頁から95頁までを ゆっくりと切り離し その厚さ5ミリ程の周りを 離れないようにセメダインで固めた。 1220度で焼き締めた 陶の板 3パーツ。 一番大きなパーツに 「」 「2の細いパーツ」 そして 「枯れた花」を付けた。 花は 白の色をつけず 植物標みたいに マスキングテープを細く切り 貼り付けた。 そして 壁に吊るす様にした。 室内で壁に吊るし 写真を撮ると 白がベージュに近い色に写る。 だから 板の上に載せ 日の当たらない外で撮った。 タイトルの「記憶」

    思い出の本から作った 「記憶」 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2022/09/14
    「記憶」、作品を拝見した瞬間、胸に沁みるような懐かしさを感じました。陶の板の白には、過ぎ去っていった時を引き留める、不思議な力があるのですね。素敵です。
  • トマト ブルーベリー 茗荷 - ururundoの雑記帳

    心配した11号台風が 数時間の強風だけで収まり 当に良かった。 過去に 台風で何回か怖い目に遭い トラウマとして残ってしまっている。 台風に怯えない心を持ちたい。 今日は トミコさんの畑で トマト ブルーベリー 茗荷を沢山貰った。 先週貰ったブルーベリーで作ったジャム ホームベーカリーで焼いたパン。 それを持って訪れた。 猿のグループにべられはしたが 運良く残ったミニトマト 台風の強い風に持ち堪えたブルーベリー 動物がべない茗荷は 例年通りの大豊作。 霧雨の降る中 手早く摘み取り ありがたく持ち帰った。 沢山のトマトをさっと湯むきし ボールに山盛り。 10ほどの茗荷を選んで刻み こんがり焼いた厚揚げに載せ 醤油を垂らして 一品とした。

    トマト ブルーベリー 茗荷 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2022/09/08
    茗荷、動物は食べないのですね。美味しいのに…。サラダや薬味として食べることが多いですが、厚揚げに載せるという発想はありませんでした。今度やってみたいです。
  • 楽しい事の一つ - ururundoの雑記帳

    緑豊かな所に住んでいると たまにではあるが とても楽しい事に出会う。 今朝 夫が 楽しそうに小屋に入って来た。 「ホオジロが 下に落ちている花を咥えて行く」と。 下に落ちた花 それは白の百日紅だ。 細い木の枝に その白い花は まるでぶどうの様に 咲いている。 枝の花でなく 下に落ちたのを 持ち去るホオジロ。 杉の人工林の間を 何羽ものシジュウカラが 楽しげに スイスイと飛び交う。 ここに越して来た頃 ブルーの羽を持つ鳥達が群れて 同じ様に 木の間をスイスイと飛んでいた。 生ゴミから 芽を出し どんどん上へ 横へと伸びるトマト。 黄色い小さな花は咲くが 実はならない。 葉を指で擦ると 青いトマトの香り。 私は その葉を指で沢山刈り 胡麻和えにしたり 味噌汁の青野菜に使ったり。 火を加えると 私の好きなトマトの香りは消える。 こんな事も 楽しい事の一つだ。

    楽しい事の一つ - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2022/08/15
    「ホオジロが 下に落ちている花を咥えて行く」、その場面と風景と物語が心に浮かびました。まるで自由律俳句のようですね。
  • ジギタリス 又の名は「キツネの手袋」 - ururundoの雑記帳

    雨の降る日 少し水かさの増えた川のそばに 淡いピンクの花をつけたジギタリス。 草むらに 山の中に そして去年は うちの小屋のそばにも咲いた。 ヒメジョオン ハルジオン 西洋タンポポと同じ 外国からやってきた外来種の植物だ。 ピーターラビットの絵に 登場人物の一人の様に描かれている。 薄緑の 草むらの中に立ったジギタリス。 灰色の空の下 速い川の流れを見つめているその花は 遠い国からやってきて この地に根付いた。

    ジギタリス 又の名は「キツネの手袋」 - ururundoの雑記帳
    toikimi
    toikimi 2022/06/09
    ジギタリスというとアガサ・クリスティー、キツネノテブクロというと宮沢賢治や「手袋を買いに」の新美南吉が浮かびます。こんなに可愛らしい花なんですね。