日本では、平安時代初期に編纂された、 「続日本紀」に初めて登場する「自由」という言葉。 幕末になって福沢諭吉が「Liberty」、 あるいは「Freedom」の訳語として、 新たに語義を追加していますが、 江戸期までは「心のままであること」、 転じて「勝手気ままに」などの意味合いで、 その対として責任を伴うような、 特別な倫理観は内包されていなかったようです。 さて、今回はサンフランシスコ出身の女性が、 東京・六本木で発見して感銘を受け、 思わず写真に収めた看板からで、 ゴミのポイ捨てや路上喫煙など、 様々なルール違反をゼロにするために、 以下の文言が日本語と英語で掲げられています。 「ルールがあるから自由がある。 たくさんの人と文化が集う六本木で、 すべての人が自由に、楽しく過ごせるように。」 女性はこの取り組みとメッセージを、 サンフランシスコでも導入すべきと考えていますが、 米国の人