ブックマーク / kihiminhamame.hatenablog.com (559)

  • ⑦井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊] ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 ①文 博奕《ばくち》を打つと身が持てぬと言ふ事を聞いて、「これ究竟《くつきやう》」と大勢 鉄火《てつくわ》打ちを集め、四割八分を七割くらいニして、胴を取り払い[取り計らい?]掛けけれども、因果と張りが片つつり[片吊り?]ニなつて、空目《あきめ》へ/\と出でけれバ、強《したゝ》か胴へ引ゐて、存じの外 儲《もう》ける。 ②萬々 「ちつと請《う》けつ事言つて、誰ぞ手を出さつせへ。気の利かねへ」 ③鉄火打ちA 「台《だい》[大?]が一《ぴん》で、引つ切りが、ソレ、六だ。良しか」 ④鉄火打ちB 「この博奕《ばくち》は一から六まで張れバ

    ⑦井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tukkoman
    tukkoman 2021/04/17
    くそ!3つ目が出てきよった! 嬉しくもありますが、ぶん殴りたくもなります(笑)
  • ⑥井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊] ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 ①文 萬/\ハ定めの場より降りて、江戸節など語りながら行き、後ろから以前の駕籠舁《かごかき》、駕籠の中ニ落ちて有りし金を持つて追つかけ、無理無体《むりむたい》ニ押し付ける故《ゆへ》、色/\言い訳をすれども聞ゝ入れず、後にハ喧嘩《けんくわ》となる。 ②萬々 「知りもせぬ物を人に言ゝかけする、細い奴等《やつら》だ」 ③駕籠舁A 「要《い》らねへと言ふなら、奴《しやつ》面《つら》へぶつ付けて帰れ」 ④駕籠舁B 「正直な事を言へば、人が怖がると思つてけつかるか」 ⑤文 「今年ハ世の中穏やかなれバ、沢山《たくさん》の米の買い置きをし

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    tukkoman
    tukkoman 2021/04/16
    まさかの3つ目を探せが人気とは!? 最後に答えを求めているのは嬉しいですね。大量の3つ目の存在にいろんな意味で気持ち辛くなりそうですが(笑)
  • ④井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊] ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 ①文 煤掃《すゝはき》時分の切落《きりおと》しのごとく、借り手の入りハ落ちけれども、金蔵は百分一も空かず。 「これでハならぬ」と、また/\工夫を巡らしけるが、 「昔より金持ちの紙子姿ニなるは、傾城買《けいせいが》いニ如《し》かず」 と、俄《にわ》かに青楼《せいろう》の遊びと志し、表ハ立派で、内証《ないしやう》ハ苦しい、欲の深そうな女良を見立て、初会《しよくわい》から山吹を降らし、三百六十日ニ閏月《うるうづき》を添へての揚《あ》げ詰《つ》めと、城の落ちるを楽しミけり。 ②萬々 「福ハ外へ撒《ま》き散らし、鬼ハ内へ/\」 ③若い

    ④井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tukkoman
    tukkoman 2021/04/10
    三つ目を最初は探してみましたが三つ目になんかのために時間を費やすという自分が嫌気がさしてスマホぶん投げました(笑)
  • ③井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊] ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 ①文 萬/\は信心の奇特《きとく》も見へねば、色/\と工夫を巡らし、 「何でも矢鱈《やたら》ニ貸し掛けて、世上《せじやう》の人ニ無沙汰をさせたならバ、金蔵も寛《くつろ》ぐべし」と、 「貸し金接待」の高札《たかふだ》を門口ニ掛けて、委細構わず来る人ニごとニ貸し出だす。 ②借り手の女 「私ハ女で御座りますから、証人を連れて参りませうか」 ③萬々 「屹度《きつと》した証人が有つてハ、御貸し申されませぬ 御返済の御当て事が御座つてハ、御借用ハ御無用で御座る」 ④借り手の男 「斯様《かやう》ニ申しますからハ、御返し申すと言ふ様な、人外

    ③井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tukkoman
    tukkoman 2021/04/10
    気のせいか盲目の人が人の道を外れるとか言っているが、なんかムカムカするのは気のせいですか?(笑)
  • ②井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ" 莫切自根金生木 : 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション 唐来参和『莫切自根金生木』[天明5(1785)年刊] ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 ①文 此処《こゝ》に御存知の金々先生《きん/\せんせい》の又隣《またどなり》に、萬々先生《まん/\せんせい》と言ふ者有り。 七珎万宝《しつちんまんぽう》蔵に満ち/\て、代々 栄耀《ゑよふ》に暮らしけるが、物事自由に手の回るが頻《しき》りに煩《うるさ》く、 「三日なり共《とも》、貧乏せば、今の思ひハ有るまい」 と、家ニ傳はる作の大黒を引き摺《ず》り除《の》けて、貧乏神の絵像を調へ、暦の内の大の悪日を縁日として、信心なしける。 ②萬々の 「旦那の御顔も、この頃ハ貧相ニ御成りなされた」 ③手代A 「然《さ》れバで御座ります。 こ

    ②井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tukkoman
    tukkoman 2021/04/09
    三つ目がいないのが寂しいですが、本作に出るのはどうかと(笑)神じゃねーし!クソだし!(笑)貧乏クソ(笑)
  • ①井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    先日、NHK番組発掘プロジェクト通信を読んでいましたら、 www.nhk.or.jp 作家の井上ひさしさんが影響を受けたの一つとして、『莫切自根金生木』という作品をあげていました。 『莫切自根金生木』は江戸時代の黄表紙というジャンルのです。 これは、ここで取り上げるしかないでしょうヾ(๑╹◡╹)ノ" だって、これを読んだら影響を受けて、私も大作家になれるかもしれませんものヾ(๑╹◡╹)ノ" 『莫切自根金生木』は、「きるなのねからかねのなるき」と読みます。 このタイトルは上から読んでも下から読んでも「きるなのねからかねのなるき」です。 回文にするために、文法的にはヘンテコになっていますが、 「切っても切っても根から金のなる木が生えてくる」 「切っても無駄だ、根っこがある限り金のなる木は生えてくるのだから」 と言った意味合いでしょうか。 作者の唐来参和《とうらいさんな》は小沢昭一さんが舞台

    ①井上ひさしが影響を受けた江戸時代の本 ~唐来参和『莫切自根金生木』~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tukkoman
    tukkoman 2021/04/07
    まあまあ、そこが三つ目の良いところではないでしょうか。 私は許しませんけどね(笑)
  • 人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その5 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    【原文】(クリックで展開) 【原文】 此の江戸男、うつかりと旨《むま》い所を覗いたる皃《かほ》、板《いた》に取り付きて離れず。 無理《むり》に引き離さんとすれば、五体《ごたい》砕けるがごとし。 泊《とま》り合はせし旅人《たびびと》寄り集《たか》つて、「是は不思儀《ふしぎ》」と見物する内に、日が長《た》けると、思ひ/\の東西に出て行く。 後には此の男 壱人《ひとり》、「痛《いた》や、絶《た》へがたや」と男泣《な》きして立ち竦《すく》ミけるを、亭主《ていしゆ》聞き付けて、 「是《これ》只事《ただごと》に非《あら》ず。 立ち聞きすれば、堅牢地神《けんこんぢしん》頭《かしら》を痛《いた》め給ふと申し、殊《こと》に太神宮参詣の人、不浄《ふじやう》なる事を覗きたる神罰《しんばつ》なるべし。 何時《いつ》か其の皃《かほ》離《はな》れ申すべき時節《じせつ》、知れざる事なれば、宿《やど》を致した不祥《ふしや

    人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その5 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tukkoman
    tukkoman 2021/04/01
    9.三つ目タコ殴りの罰(笑)
  • 人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その4 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    【原文】(クリックで展開) 【原文】 「江戸を出てから今日《けふ》で廿一日《にじふいちにち》、水茶屋の女の手から茶を飲《の》むも気味《きミ》悪く、浮世《うきよ》ハ律儀《りちぎ》に構へたが損《そん》なり」 と火吹竹《ひふきだけ》の様《やう》になったを圧《へ》し付けて、そろりと襖《ふすま》の間《あい》から覗《のぞ》けば、屏風《べうぶ》を立て見えず。 「さらば合点《がつてん》」と小便《セうべん》に出る様《やう》にして、閨《ねヤ》を出、縁《ゑん》へ回り、書院床《しよえんどこ》の様《やう》なる鴨居板《かもゐいた》の透《す》かしより、思ふまゝに差し覗き見れば、男一つ夜着《よぎ》に枕《まくら》を並べ、胴《どう》は一所に命々鳥《めい/\てう》のごとく、何を言うやら、笑うやら、鳴くやら。 しらりと夜《よ》明けになれば、「心留《こゝろと》まるは関《セき》の地蔵《じぞう》」と歌ふて、馬の鈴音《すゞをと》に旅籠《

    人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その4 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
    tukkoman
    tukkoman 2021/03/31
    いいんじゃないでしょうか。個人的にはこういう正直な三つ目は良いと思いますよ、嫌いだけど(笑)
  • 人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その2 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    前置きの部分だけ書いて中断していたお話を再開しますよヾ(๑╹◡╹)ノ"kihiminhamame.hatenablog.com 今回は使える画像がなかったので、文字だけで楽しんでくださいませヾ(๑╹◡╹)ノ" オリジナルをご覧になりたい方は、こちらのリンクからご覧ください。 www.wul.waseda.ac.jp 【原文】(クリックで展開) 【原文】 ㊃ 願《ぐハん》成就《しやうじゆう》の宮廻《ミヤめぐ》り 外宮《げくう》ハ四十末社、内宮が八十 末社《まつしや》、合はせて百弐十《ひやくにじゆう》末社の神/\の名も、今ハ知れる人 稀《まれ》にして、参宮《さんぐう》の者《もの》の宮廻《みやめぐ》りにハ、旅芝居《たびしバゐ》の曽我十郎・五郎が親父姿《おヤぢすがた》と見ゆる男共、「お案内申さん」と先に立つて、 「雨の宮・風の宮、舟の神・槌《つち》の神、是が結ぶの神、此方《こちら》は大黒《だいこく

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    tukkoman
    tukkoman 2021/03/28
    なるほど~三つ目はガン無視ですね(笑)
  • 人の花散る疱瘡の山 その6 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    懐硯. 第1 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 挿絵は妙久寺の梅見物で、専九郎が左之丞を見初める場面です。 専九郎は貧乏浪人なので、使用人を雇っているとは思えませんが、絵の構図的に専九郎の使用人も描かなければバランスが悪いので、専九郎の使用人も描かれたのでしょうね。 というわけで、久々のくずし字クイズですヾ(๑╹◡╹)ノ" 掲示したのは目録(目次)の部分からです。 みなさん余裕で読めますよね?ヾ(๑╹◡╹)ノ" ヒント(クリックで展開) 答え(クリックで展開) 正解された方には僕からの熱いキッスを差し上げますヾ(๑╹◡╹)ノ" 差し上げんでもよい!ヾ(๑╹◡╹)ノ" ◆北見花芽のほしい物リストです♪ まだ受け付けてますバレンタインヾ(๑╹◡╹)ノ" いただいた商品のレビューはこちら♪ ◆インフォ

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    tukkoman
    tukkoman 2021/03/27
    では私が三つ目のお礼のお返しに首がもげるほどのビンタをくらわしてあげます(笑)
  • 人の花散る疱瘡の山 その3 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説があります。 懐硯. 第1 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 【原文】 元より此の専九良、子細有りて、身躰《しんだい》稼ぐ身にもあらず。 只《ただ》 獨《ひと》りの渡世《とせい》にハ、鬠結《もとゆハ》捻《ひね》り。 甲斐《かひ》無き身を繋《つな》ぎて、上手《じやうず》の名《な》を得しに、或る時、左馬之丞僕、是を聞き及びて買ひに来たるを、それとも知らず、烟草《たばこ》など呑《の》ミて、一つ二つ四方《よも》の咄《はなし》の次而《ついで》に、思ハず噂《うハさ》有りて、渡《ワた》りに舟便《ふなだよ》りを得て、一命を抛《なげうつ》て頼み掛ゝれば、此の男、 「成程《なるほど》、それ体《てい》の思ひならば、肝煎《きもい》りべし」 と言ふに嬉《うれ》しく、過ぎし比《ころ》よりの有様を書き綴《

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    tukkoman
    tukkoman 2021/03/22
    3つ目ったら間違ってるよ、本当はこちらだよ『脅迫状』。(笑)
  • 人の花散る疱瘡の山 その1 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    今回も井原西鶴の作品を紹介したいと思います。 今回紹介するのは、『懐硯《ふところすずり》』(貞享四[一六八七]年刊)という作品です。 『懐硯』は、伴山《ばんざん》という半分一般人で半分法師のような人物が、諸国を旅してそこで見聞きした話をまとめたという設定の、短編小説集です。 今回は、前回紹介した話と関連がある、巻一の五「人の花散る疱瘡の山」という話を紹介するわけです。 ※下に現代語訳と解説があります。 懐硯. 第1 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 ※画像は拡大できます。 【原文】 人の花 散《ち》る疱瘡《はうそう》の山 「懸崕《けんがい》嶮《けわ》しき處《ところ》生涯《しやうがい》を捨つ。 暮鐘《ぼしやう》孰《たれ》が爲《ため》に帰家《きか》を促《もよふ》さん」 扇子《あふぎ》に空《むな》しく

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    tukkoman
    tukkoman 2021/03/18
    3つ目は普通のことを言っただけなのに(笑)可哀想かも、嫌いだけど(笑)
  • 井原西鶴が描く明智光秀! その7(補完) ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    前回、挿絵の紹介をしたのですが、局頭《つぼねがしら》と思われる人物について、二つばかりご質問をいただいたので、お答えしたいと思います。 kihiminhamame.hatenablog.com id:mashley_slt さん 光秀さんイケメンに描かれてますね♪気になるのが左の局頭さん…何か鼻から出てる?! もう少し、画質が良い画像を用意しました。 新日古典籍総合データベース ※国文学研究資料館所蔵品のデジタル公開画像を適宜加工して使用しております。 鼻から何か出ているわけではなく、上唇の印刷がつぶれているだけでしたwヾ(๑╹◡╹)ノ" id:kaedeya さん 局頭の髪型(?)がとても気になります。これ、どういう状態なのでしょうか。 勉強になりました! 局頭は、うなぎ綿《わた》[綿帽子の一種。形がウナギに似ているから、この名が付いたのかしらん?]という、年配の女性がよく使用した帽子

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    tukkoman
    tukkoman 2021/03/12
    とりあえず3つ目がAmazonを知っているということにすごく衝撃を受けて、ぶん殴りたくなりました(笑)(何故!?)
  • 井原西鶴が描く明智光秀! その5 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説があります。 武家義理物語 6巻. [1] - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しております。 ※画像は拡大できます。 【原文】 其れより二度《ふたたび》皃《かほ》も見ずに隔て、里帰《さとがへ》りの時、段〻《だん/゛\》状通に記し、 「右《みぎ》貰いしハ姉《あね》なれバ、難病《なんびよう》ハ世に有る習《なら》ひ、たとへ昔の形《かたち》ハ無くとも、是非《ぜひ》に送らせ給へ。 一命《いちめい》に掛けても夫《ふさい》願《ねが》ひの所存《しよぞん》。 殊《こと》に此《こ》の度《たび》妹《いもと》の心入れ、女ながら道理《だうり》に詰まりける」 と、心中の程《ほど》言ひ遣りしに、親里《をやざと》にも此の事 満足《まんぞく》して、十兵衛 願《ねが》ひに任せ、また姉娘《あねむすめ》を遣ハしけるに、打ち解けて、

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    tukkoman 2021/03/03
    3つ目は普通のことを言っているはずなのに(笑)ま 私の対応も全く同じですけどね(笑)
  • 井原西鶴が描く明智光秀! その4 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説があります。 武家義理物語 6巻. [1] - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しております。 ※画像はクリックで拡大できます。 【原文】 十兵衛も縁《ゑん》の始めを祝《いわ》ひ、松竹《まつたけ》の臺《だい》の物を調《とゝの》へ、数々《かず/\》の盃事《さかづきごと》迄も、振《ふ》り分《わ》け髪《がミ》に見し姉娘《あねむすめ》と思ひしが、其《そ》の後《ゝち》寝間《ねま》の灯火《ともしび》近く、互《たが》ひに面《おもて》を見合ハせし時、十兵衛、昔の脇皃《わきがほ》に氣《き》を付けて、 「其《そ》の時《とき》ハ此の女に咎《とが》むる程《ほど》には有らぬ瘊子《ほくろ》一つ有りしが、大人しく成りて、其れも恥じて取り失せけるか」 と言はずして、耳《ミゝ》の辺《ほとり》を見しに、娘《むすめ》も早《はや》[最

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    tukkoman
    tukkoman 2021/02/25
    永野!?(笑)永野「も」嫌いなんで思う存分やれますね(笑)
  • 井原西鶴が描く明智光秀! その3 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説があります。 武家義理物語 6巻. [1] - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しております。 【原文】 更《さら》に身の事を歎《なげ》かず、 「自《みずか》ら此の姿《すがた》にて、十兵衛殿に見《まミ》ゆる事は、思ひもよらず。 まして、此の形《かたち》を堪忍《かんにん》すべき者《もの》有れバとて、外《ほか》に男《をとこ》を持《も》つべき心底《しんてい》に非《あら》ず。 妹《いもと》ハ我等《われら》が昔に風俗《ふうぞく》も変ハらず、万《よろず》に賢く、心ざしもしほらしく生《う》まれ付きぬれば、何國《いずく》に行《ゆ》きても二親《ふたをや》の御名《おな》は下さじ。 是《これ》を十兵衛殿へ送らせ給へ。 我等《われら》は兼《かね》て出家《しゅつけ》の願《ねが》ひ、諸佛《しよぶつ》を掛けて偽《いつワ》り無

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    tukkoman
    tukkoman 2021/02/20
    しかも三つ目がやったかのような発言。シバくしかないのか(笑)
  • 井原西鶴が描く明智光秀! その2 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※下に現代語訳と解説があります。 武家義理物語 6巻. [1] - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しております。 ※画像は拡大できます。 【原文】 十兵衛、今に《つま》の無き事を見及び、息女《そくじよ》持《も》ちたる人、乞聟《こひむこ》の望ミ、彼是《かれこれ》内證《ないしやう》を言ひ入れけるに、は近江《あふミ》の國《くに》沢山《さハやま》、何がしに美《び》なる娘《むすめ》の兄弟《きやうだい》有りて、何《いず》れか花紅葉《はなもミぢ》、色《いろ》比べの優れて、姉の見良げなれば、十一の年より言ひ交して、身躰《しんだい》極《きハ》まりて是《これ》を迎へる約束。 其《そ》れよりハ七年《ななとせ》余りも過《す》ぎぬれば、世の哀《あハ》れ、人の情《なさ》けも知るべき程《ほど》也。 近々《ちか/゛\》呼び迎へんと女《さい

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    tukkoman 2021/02/13
    まあ殴るのは三つ目に決めたのは確定ですけどね(笑)
  • 人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その1 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    『野傾友三味線《やけいともじゃみせん》』(宝永五[一七〇八]年刊)は、北条団水《ほうじょうだんすい》作の短編小説集です。 『野傾友三味線』というタイトルは、江島其磧《えじまきせき》作の『役者口三味線』(元禄十二[1699]年刊)や『けいせい色三味線』(元禄十四[1701]刊)がヒットしたので、それに便乗して付けられたのでしょう。 クレームが来たのか、出版された翌月には『男女色競馬《なんにょいろけいば》』とタイトルが変更されています。 『野傾友三味線』の「野傾」[「野」は「野郎」、「傾」は「傾城(遊女)」の略]とはざっくり言えば、「男色」と「女色」のことです。 男色は男同士の恋愛で、女色は男女恋愛です。 え?女性同士の恋愛の話はないのかって? それが、この時代には、女性同士の恋愛を描いた話がほとんどないんですよ。 その珍しい女性同士の恋愛の話は、以前に紹介しましたヾ(๑╹◡╹)ノ" kih

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    tukkoman
    tukkoman 2021/02/06
    まあ私は3つ目が生きてるだけで面白くないですが(笑)
  • 怠けていると火間虫入道になっちゃうぞ! 【再読】 ~鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    前回は山東京伝が妖怪化したヘマムショ入道を紹介しましたが、このブログでおなじみの妖怪画家鳥山石燕も、ヘマムショ入道を元にした妖怪を描いています。 百鬼夜行 3巻拾遺3巻. [2] - 国立国会図書館デジタルコレクション 鳥山石燕『今昔百鬼拾遺《こんじゃくひゃっきしゅうい》』(安永十[一七八一]年刊) ※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。 【原文】 火間蟲入道《ひまむしにうだう》 「人生《じんせい》勤《つとむ》るに有り、勤る時ハ匱《とぼし》からず」と言えり。 生《い》きて時《とき》に益《えき》無く、うかり/\と、間《ひま》を盗ミて一生《いつしやう》を送る者ハ、死しても其の灵《れい》、火間虫夜《ひまむしよ》入道《にうだう》と成りて、燈《ともしび》の油《あぶら》を舐《ねぶ》り、人の夜作《よなべ》を妨《さまた》ぐるとなん。 今、訛《あやま》りて「ヘマ

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    tukkoman
    tukkoman 2021/01/30
    個人的には3つ目はそれ以上の存在だけどな(笑)悪い意味で(笑)
  • 妖怪ヘマムショ入道? 【再読】 ~山東京伝『怪談摸摸夢字彙』より~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    みなさんは「へのへのもへじ」を知っていますか? 知ってるよヾ(๑╹◡╹)ノ" 君の顔だと「へのへのへのもへじ」になるなヾ(๑╹◡╹)ノ" 今では廃れてしまいましたが、「へのへのへのもへじ」と同じような文字絵で、「ヘマムショ入道」というのが、江戸時代には流行っていました。 山東京伝作・北尾重政画の『怪談摸摸夢字彙(かいだんももんじい)』(享和三[1803]年刊)には、妖怪として「ヘマムショ入道」が登場します。 まず、『怪談摸摸夢字彙』について説明しておきますと、当時、妖怪のことを「ももんじい」とも言っていました。 ただ、ここでは、「摸摸夢字彙」という変な字があてられています。 「摸」は「まねる」、「字彙」は「辞書」という意味です。 この作品では、京伝が創作したパロディー妖怪が登場します。 たとえば、「見越入道」ならぬ「見越入湯《みこしにゅうとう》」、「ろくろ首」ならぬ「欲路首《よくろくび》」

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    tukkoman
    tukkoman 2021/01/25
    まさかの初っ端から3つ目を見るとは思いませんでした(笑)イライラしながら読む事になりました(笑)