資産に変わる読書 それに対して「資産に変わる読書」とは、「本で得た学びによって何かを継続的に生んでいる状態」をさします。 先ほどの『シン・ニホン』を例に挙げると、この本から得られる学びは、図表1のように整理できます。こうやって紙1枚に整理しておくことで、本の学びを資産として取り回しやすくなります。 そして、本書に登場する「ビジネス力×データサイエンス力×データエンジニアリング力」という枠組みに着目したとしましょう。この枠組みに共感して、「ビジネス力×データサイエンス力×データエンジニアリング力」の3つを学習して、スキルアップを図ったとします。すると、この本で学んだことが、スキルという無形資産へと変わります。 そのスキルをさらに活用すれば、転職をして年収を上げることもできれば、コンテンツ化してブログやセミナーなどで発信して収入を得ることも可能でしょう。 ここで重要になってくるのは「費用の資産