VRプレイ中に道具感覚で機能を呼び出す 新しいUIプラットフォームが開発中 ValveのVRプログラマーJoe Ludwig氏が手掛ける、オープンソースプロジェクト「Aardvark」が海外で話題になりました。「Aardvark」は、VR内にARのようなシステムを組み込むというもの。 「Aardvark」は2020年12月にアーリーアクセス版がリリースされました。「SteamVR」など、主要なVRプラットフォームのダッシュボードは、VR内に大きなディスプレイが表示され、そこから項目を選択するという形式です。一方「Aardvark」は、“ガジェット”と呼ばれるアプローチを採用。既存のVRアプリ内で動作し、追加の機能を提供することを目指しています。 「Aardvark」の開発は、現時点では初期段階。公開されている紹介動画からは、左手の歯車からガジェットメニューを呼び出し、ホワイトボードなどを取
「NeosVR」開発チーム手掛ける新ソーシャルVR「Resonite」発表 9月23日、ソーシャルVRプラットフォーム「Resonite」が発表されました。10月にリリースを予定しており、先駆けて公式サイト、公式Discordサーバー、そしてSteamページが公開されています。 独自プログラミング言語も!? 極めて多機能なソーシャルVR 「Resonite」は、バーチャル空間上で人々とコミュニケーションし、アバターやワールド、アート作品やゲーム、ガジェットなど、様々なものを制作できる、ソーシャルVRプラットフォームです。PC単体での動作と、VRモードでの動作に両対応しています。 最たる特徴は、極めて多機能な点です。Steamページにて取り上げられている「Resonite」の特色には、以下のようなものが挙げられています。 低遅延音声 アバターのインポートとカスタマイズ フルボディトラッキング
7月29日〜7月30日にかけて、秋葉原でリアルイベント「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」が開催されます。 本イベントは、同じく7月30日まで開催されるVRイベント「バーチャルマーケット2023 Summer [&hel... 「”バーチャル”なのにリアルにくるの?」と、多くの人が当初は首をかしげていたであろうこのイベント。ふたを開けてみれば、2日間とも多くの人でにぎわった大盛況のイベントとなりました。筆者も現地へ足を運びましたが、これはリアルで開催する意義がしっかりあると、様々なところで感じられました。 本記事では、「VketReal」現地の様子を、写真も交えながらレポートしていきます。筆者の視点から、2日間にわたって盛り上がった「リアルにやってきたVket」とはどのような場所だったのかお伝えしていきましょう。 フラッと立ち寄れるアトラクションコーナーは大盛況! ベルサール秋
お気に入りのワールドをまとめました。 カメラ好きのVRC初心者がお気に入りのワールドのツイートをまとめておきたくなって作ったまとめです。 ツイート内にワールド名とURLがないものは、写真の上に書いておきます。 素敵なワールドで良い写真が撮れたら更新していきます。
これはVRヘッドセットではない 「VRじゃない、もっとすごいものなんだ! WOW!」 「携帯電話じゃない、iPhone(後のスマホ)なんだ! YEAH!」 という話が大量に飛び交いそうなんで、とりあえずちゃんと釘を刺しておかねば。Timが発表するときにXRとも、VRとも言わずに「an entirely new AR platform」と言っていた。そう、こいつはVRのように見えるが、AR platformとして発表されたものである。ここを見誤ってはいけない。 またTimはこう続けている。「Vision Pro is a new kind of computer」だと。なので、アプローチとしては(当初の)Meta Quest Proに非常に近いアプローチ。あれも「コンピューターを置き換える」ような言い方をしていた。が、Quest Proと、世に広く使われているQuest 2等の「いわゆるVR
はじめに XRアプリを開発する時は各デバイス毎のSDKを利用する必要がありマルチデバイス対応するのは非常に面倒でした。そのためどのXRデバイスでも動作する共通規格としてKhronosグループでOpenXRを策定しています。現状OpenXRを実装したWindowsのランタイムは以下の5つがあります。 Oculus SteamVR WindowsMR Vive Varjo これらをインストールするとどれか1つをアクティブにできますがアプリ側から容易に選択することができませんでした。そこでOpenXR 1.0.18からランタイム一覧を列挙される仕様が追加されたのでそれを利用する方法を解説します。 ちなみにこの内容はOpenXRの仕様なのでUnity以外でも利用できます。 アクティブなOpenXRランタイム 各ランタイムは以下の設定画面からアクティブ化できます。 Oculus SteamVR Wi
この章では「Quest対応」のアバターアップロード手順について解説いたします。 なお、現在は「Avatar 3.0」が主流となっているため「VRCSDK3」を使用したアップロード方法にて解説いたします。 なお、基本的なルーティンはこれまでの「VRCSDK2」と殆ど変わりません。 Quest対応するための基礎知識 VRChatが推奨している「Quest対応のためのガイドライン」のドキュメントが公開されていますので、もし本稿で行き詰ったり不明な点がありましたら公式ドキュメントを参照してください。 【Questでアバターを見れるようにするだけなら簡単】 これより先では「Quest対応アバター」としてのアップロード方法や制限内容について触れますが、「Quest/Quest2ユーザーに見えるようにするだけ」であれば下記の3点さえ抑えておけば問題ありません。 プラットフォームが「Android」でビル
今回は、アップデートで変化があったFallback Avatarについてです。 今までQuest非対応のアバターを使っているときに軽いアバターが表示される仕様でしたが、 対応範囲が広がり、PC版同士などでもSafetyの基準以下だと使われるようになったようです。 どういった場合に見えるのかなどの解説は他に譲るとして、アップロード方法を紹介します。 想定読者 Avatars 3.0でアバターをアップロードしたことがあるQuest対応アバターをアップロードしたことがある 必要なもの 対応バージョンのUnity (2019対応アプデから変更されているので注意)Androidビルド用のUnityモジュール最新版のVRCSDK Avatars 3.0Quest基準でGood以上になるアバターモデル 基本的な必要物は普通にQuest対応アバターを上げるのと変わりません。 ですが、モデルの基準が厳しいで
昨今盛り上がりを見せている「メタバース」はご存じでしょうか? 簡単に言えば「インターネット上にある仮想空間」ということで、自身の分身(アバター)を操作して他の人とコミュニケーションするところで、細田守監督の大ヒット映画『竜とそばかすの姫』に登場する<U>もこのメタバースですね。 そのメタバース空間内ではアバターが自由に動き回ることができるため、一部では有名なダンスを踊る、いわば”踊ってみた”系であったり、ライブイベントとしてのパフォーマンスをする方もいらっしゃるようです。 ダンスといえば、振り付けは「舞踏の著作物」(著作権法10条3号)として著作権保護されていることも多く、現実世界ではそのダンスを多くの人に見せる場合は原則として著作権者の許諾が必要です。(※後述する「上演権」) では、メタバース空間内でのダンスパフォーマンスはどうなのか?について考えてみたいと思います。 (※本記事ではダン
新しいVRChatワールドを作り始めました。 「LC新京都ブランチ(LC New Kyoto Branch)」1は雑多な3Dモデルや雑多なギミックを展示するワールドになります。ノリでいうと「一日前。」に近いものではありますが、PSF以外のコンテンツもいろいろ置きたいので新設することにしました。 技術的な面でいえば、このワールドは「うさぎ」のためのスキルアップと各種開発ツールの動作検証・課題の洗い出しも兼ねています。やっぱり「1%の仮想」から年スパンで作業する大作主義がだんだん強くなってきていて、そうすると「特に技術力は上がらずにだらだら作業する期間」が増えていってしまうので、思い切っていろいろ新しいことをして力をつけたほうが「うさぎ」のクオリティアップにもつながるだろうという判断です。そんなわけで、「うさぎ」用に開発した「ライトプローブをきれいに置いてくれるくん」とか「マップのマテリアルを
現在、一般社団法人colaboが燃えているようだがメタバースでも「NPO法人バーチャルライツ」が燃えている。 組織腐敗の共通項が見える気がするので、せっかくなのでこのタイミングでその顛末を書き記しておきたい。 ■登場人物 ・バーチャルライツ →メタバースの諸問題を解決するため設立されたNPO法人 ・SUKANEKI(國武悠人) →バーチャルライツの理事長 ・AkizukiAki →元バーチャルライツ法務課所属の高校生 ・かなえ先生 →元少年院の先生であるVturber ■事件概要 ・かなえ先生により、「SUKANEKIが主導で、バーチャルライツのメンバーに有料配信をdiscordにミラー配信させた」という告発が行われた。 ・ミラー配信の主犯Akizuki Aki(高校生)は謝罪したが、バーチャルライツは「SUKANEKIの主導ではない」と否認した。 ・バーチャルライツ側の高校生に全ての罪を
はじめに 今回は『SYNC 2022』の講演の動画を見て勉強しつつ、 ついでに記事にまとめちゃおうという感じのやつです。 そして、題材にする講演は、 「Meta Quest 2の性能を最大限生かしたリッチなグラフィックを実現するには」です! 今年9月にリリースしたVRゲーム『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』エピソード1では、Meta Quest 2の性能の最大限に活かした大量の魚群パノラマを体験できます。背景のポリゴン数はシリーズ前作の『ALTDEUS: Beyond Chronos』の3倍以上の中、360度視界で光り輝く魚の群れや巨大なクジラが泳ぐ幻想的な世界のグラフィック表現を実現した方法をご紹介します。 技術的には、ハードでのパフォーマンス測定の結果を踏まえた、解像度やアンチエリアス等のバランス調整や、ブルーム表現を中心に解説します。 こんな人におすすめ:
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