InDesignの段落パネルサブメニューに「段落行取り」という項目がありますが、この使用方法や挙動などが理解しづらいようなので、私の理解の範囲で記しておきます。 初心者さんには、「行取り」そのものから説明する必要があるかと思いますので、まずそこから……*1。 この「行取り」などは「テキストフレーム」内でも実現可能ですが、その設定はかなり煩雑なことになり現実的ではありませんので、ここでは「フレームグリッド」内での運用を前提に説明を進めます(もちろん、「グリッド揃え」は「なし」以外に設定しているという前提で…)。 ●行取り 1行のみで構成される小見出しなどの文字列(段落)を、本文の何行分のスペースに配置するのかということを設定します。 結果、「グリッド揃え」の揃え位置とは無関係に設定したスペース(行数分)のセンターに揃えられます。 ●段落行取り こちらは、複数行に亘る少し長い文字列(段落)を、