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会社に関するvalygarのブックマーク (12)

  • 手取り19万円の栄光の終わりに

    舵のない舟 かくて早くも彼の心は、洗練された隠遁の地、心地よき無人の境、人間的愚かさの絶えざる氾濫を遠く逃れた、びくとも動かぬ、なまぬるい方舟を夢みつつあった。 ユイスマンス『さかしま』 さかしま (河出文庫) 思えばおれの人生というのは舵のない舟に乗って川を流れてきただけだ。みすぼらしい帆や、壊れかけのエンジンはついていたかもしれない。ただ、流れてくるように、流れてきた。 おれは人生に興味がなかった。正確にいえばおれはおれの人生に興味がなかった。明日、どうしよう。五年後、どうしよう。大人になったら、どうしよう。なに一つ向き合ってこなかった。 親だとか誰かだとかにいわれるがままに、適当に流れてきた。意思というものがなかった。 べつに親だとか誰かだとかを信じていていたとか、そんな話もない。自分は確固たる意思をもって、意思を持たずに生きてきた。 人生の岐路に立って自分で道を選んだという覚えもな

    手取り19万円の栄光の終わりに
  • 16年勤めたGoogleを退職しました

    日、2023年5月31日付でGoogle退職しました。入社が2007年2月5日なので16年ちょっとGoogleで過ごしたことになります。新卒の1社目を3ヶ月で退職した僕にとっては16年は当に長く感じますね。2007年を振り返ってみると、当時はWeb2.0全盛期で、検索やGmailはありましたがYouTubeは買収直後、ChromeブラウザやAndroidはまだ存在していなかった時代。ストリートビューもまだですね。モバイルもいわゆるガラケー、フィーチャーフォン全盛時代でした。なんだか遠い昔のことみたいですね。入社当時のメモを振り返ると3年くらいいられればいいかな、などと書いてあったので予想よりずっと長くいたんだな、と思います。 ではなぜ辞めるのか。という話は、良かったらLinkedInでの投稿を読んでみてください。退職を受け入れた時の投稿です。その後2週間ほどで最終出社日を迎え、2ヶ月

    16年勤めたGoogleを退職しました
  • 第24回 朝型勤務がダメな理由

    最近、「朝型勤務」が話題だ。言い出しっぺの政府から範を垂れるということか、まずは今夏7〜8月に国家公務員の始業時間を原則1~2時間前倒しすることを決めたらしい。この種の話は時々登場しては自然消滅するが、今回は安倍首相が閣僚懇談会で朝型勤務の推進を直接指示したそうだから、これは重い。実際、厚生労働大臣名で経団連、日商工会議所、全国中小企業団体中央会に朝型勤務推進の協力を要請したとのことで、その気度が伺い知れる。 私の勤務先は行政府とのつながりが深く、現在でも厚労省関係の研究事業を数多く請け負っているし、医療政策上の提言などもする。国が決めた施策に真っ向から異論を唱えるのはいささか具合が悪い面もあるのだが、率直に言ってこの朝型勤務は「いただけない」。多数の労働者とその家族に心身両面の負担をかけることになるため、実行するのであれば少なくともセーフティネットを張る必要がある。

    第24回 朝型勤務がダメな理由
  • グーグルが採用面接で聞く質問リストとは

    すぐに効果が出る 企業の採用面接では、自然な会話の流れから相手の強み(または弱み)を見極めたり、奇をてらった質問をして相手の反応を観察しようとする面接官が少なくない。 そんなのは全然ダメだと、グーグルのラズロ・ボック上級副社長(人事担当)は新著『Work Rules!』で語っている。 重要なのは、職種に合わせて体系的な質問をすることだとボックは言う。そして、このルールは、会社の規模や業種にかかわらず当てはまるという。 ボックは著書の中で、1998年のある研究論文を引用している。過去85年間のアメリカ企業の雇用データに基づき、どんな選抜方法が最も適切な人材の採用につながるかを数値化したものだ。 それによると、一番効果的なのは、知能テストと実際の業務テストの組み合わせ。そして2番目に効果的なのは、知能テストと体系的な面接の組み合わせだった。逆に体系的な質問をしない面接で採用された者は、その後の

    グーグルが採用面接で聞く質問リストとは
  • 会社員をクビになった時の話 - doubutsutokuronの日記

    2015-04-16 会社員をクビになった時の話 ある”強烈な記憶”と,その時の”どうでもいいような記憶”が結びついて,どうでもいい方の記憶を長い間折に触れて思い出す,って研究面白いですね。私にもそういう記憶あります。 --- その日が3月の凄く晴れた日で,昼から休みになった帰りに国道沿いのラーメン屋で替え玉頼んだのを覚えてる。 官公庁からの補助金が終わって,自分の事業部の売上集計と,次年度からの予算を親会社に提出してすぐだった。その日も親会社の社員たちが入る正門ではなく,人ひとり入れるかどうかの狭い裏口から敷地に入ると,工場から独特の鼻を突く臭いがして,うんざりしながらタイムカードを押して席に着いた。 ただいつもと違って,朝礼が終わると「すぐに親会社の社員のところに行くように」と言われて,建物続きの親会社のエリアに向かうことになった。建物続きとは言え,子会社の社員はセキュリティカードを渡

    会社員をクビになった時の話 - doubutsutokuronの日記
  • 自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記

    まさかと思いますけど、「自分の強みを活かして勝負する」のが「いい作戦だ!」と思ってる人はもういませんよね? この「自分の持っている価値あるものを活かして○○する」という発想法のリスクや限界については、しっかり意識しておいたほうがいいです。 だってこれ、あきらかに「供給者視点」であって「消費者視点」じゃないでしょ。 そこが致命的なんです。 ↓こう書けばわかるかな。 供給者視点=自社の持つ圧倒的に優れた技術を活かして、商品開発! 消費者視点=消費者が熱狂するほど欲しがるものを、世界中から他社の技術を集めてでも開発! どうですか? 前者と後者の典型的な会社名、すぐに思い浮かぶでしょ? 前者は「差別化が大事」とか思ってるけど、後者は差別化なんて気にもしてない。 「差別化」ってのは対競合の視点であって、対顧客の視点の言葉じゃないから。 競合と顧客、まずはどっちを見るべきなのか、よくよく考えたほうがい

    自分の強みを活かすというアホらしい発想 - Chikirinの日記
  • エネループ騒動雑感みきろぐ | みきろぐ

    今日、Twitterのタイムラインをにぎわせた「eneloop」の新デザイン。 これまで大きく全面に打ち出されていたeneloopのロゴが小さくなり、Panasonicのコーポレートロゴが替わって大きく配置された。 パナソニック、繰り返し回数が伸びた「eneloop」と、容量が増えた「充電式EVOLTA」 見た瞬間、さすがはパナソニックと思った。 せっかく三洋電機時代に「ちゃんとしたデザイン」をして大ヒット商品に育て上げたブランドイメージを大枚はたいて手に入れておいて、わざわざドブに投げ捨ててしまう、そういう「のれん・ブランド」に対する価値観はさすがとしか言いようがない。エネループというブランドを何が何でも抹殺したかったのなら成功しつつあると言えるかも。 同じ三洋電機のブランドをまるっと手に入れたハイアールが、「AQUA」ブランドを小泉今日子をキービジュアルにして「中国製なのに意外と大

    valygar
    valygar 2013/03/01
    今回の件でパナソニックが凋落した理由がわかった気がする。
  • 経営者として、社員の「採用」について考える - 脱社畜ブログ

    今までブログに投稿してきた記事を見ると、その多くは「会社員」という雇われる側の目線に立ったものである。僕も今は会社員として働いているので、自然にこういった記事が多くなったのだけど、昔は一応会社経営をしていたことがあり、「雇われる」立場ではなく、「雇う」立場にいた。そこで今日は、視点を変えて経営者という立場から、社員の「採用」について書いてみたいと思う。 いきなり結論を述べてしまうと、僕の採用に対する考え方は非常にシンプルで、一言で言うなら、「基的には雇わない」ということになる。いきなり前提をひっくり返した感じがするが、これは結構大事な考え方だと思っている。今の日のベンチャー企業は、気軽に人を雇い過ぎる。特に、新卒を採用することには、もっと慎重になるべきだ。 僕が「基的には人を雇うべきではない」と思う一番の理由は、人を雇うということには、大きな責任が伴うと考えているからだ。社員を雇えば

    経営者として、社員の「採用」について考える - 脱社畜ブログ
  • 会社勤めをしている人が、会社勤めをしていない人より偉いわけではない - 脱社畜ブログ

    昨日、以下の記事がちょっとだけ話題になっていた。 「イケダハヤトが25歳世代の常識?お願いだから笑わせないでください」-AERAの特集を読んで :: さようなら、憂な木曜日 http://goodbyebluethursday.com/archives/21942280.html はじめに断っておくが、僕はノマドワーカーなる働き方を礼賛する立場を取る者ではない。そもそも、ノマドワーカーと個人事業主の違いが僕にはよくわからないし、個人事業主といえども経営者なので、経営者が直面するリスクとは当然向き合う必要がある。「誰もがノマドワーカーになって生活していけるし、そうすべきだ。会社勤めはオワコン」という意見はさすがに乱暴だと思う。「ノマドがこれからの時代の主流です」という論調に異議を唱えたいという人の気持ちはよくわかるし、安易にノマドワーカーを目指す人には、「自分のスキルセットと向き合い、事業

    会社勤めをしている人が、会社勤めをしていない人より偉いわけではない - 脱社畜ブログ
    valygar
    valygar 2013/01/10
    世間的にいわゆる「社会人」ってほぼ「会社人」の意味だよね。
  • 先日倒産したメモリメーカーの友人と飲んできた話

    彼は純粋な技術屋といった感じで、 愚痴もまじっていたせいだろうか、何を言ってるかわからない部分もあったが、 いろいろと興味深い話を聞くことができた。 「結局、装置があれば韓国でも中国でもどこでも作れるようになって、値段のたたきあいになっちゃたんだろ」 という私に対して、彼は言った。 「体力勝負で負けたのは否定しない。だけどな、装置があれば誰でも作れるというのは大間違い」 「最大の要因は、やつらの技術力が高かったことだと思う。というかうちの規模の会社が研究開発で対抗できてたのがある意味奇跡。」 メモリは『装置があれば作れる汎用品』なわけではない。ということを彼は熱弁していた。 回路ひとつをとってみても、『アナログ』技術の塊で、 記憶素子のわずかな物理量(数10フェムトとか言ってた)の変化を 増幅する高精度なアンプだとか、 秒速数ギガビットの信号を処理するためにピコ秒単位で 信号のタイミングを

    先日倒産したメモリメーカーの友人と飲んできた話
  • あのとき、経営は判断を誤った会社がダメになった瞬間(週刊現代) @gendai_biz

    を代表する企業であるソニーやパナソニックが苦境にあえいでいる。どうしてこんなことになったのか。どこでいったい間違えたのか。そして誰が間違えたのか。外部環境のせいにしても何も解決しない。 いったい何でっていくのか 「NECを電電公社(現NTT)に依存する〝国策企業〟から、世界中でコンピュータ、半導体、通信機なども売る総合電機メーカーに成長させたのは、1980年から15年近くも社長を続けた関忠弘氏です。ワンマン経営には批判もあったが、カリスマ的にリーダーシップを発揮して社内を引っ張った功績は大きい。 ただ、1998年に防衛庁への水増し請求事件が発覚し、関氏が会長を退くと、新社長となった西垣浩司氏がハードからソフトへの路線転換を行い、通信機、電子部品など関氏が育ててきた事業を次々に切り捨てていった。これに怒った関氏と西垣氏の間で『関vs.西垣戦争』が勃発、呼応するように社内ではコ

    あのとき、経営は判断を誤った会社がダメになった瞬間(週刊現代) @gendai_biz
  • 「終身雇用」という幻が生み出している悲劇 なぜ日本は大企業信仰が深いのか : SIerブログ

    1 :依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★: 2010/12/29(水) 00:41:19 <前略> ■「給与」と「安定」を求めて大企業へ なぜ、そこまで大企業信仰が根深いものになってしまったのだろうか。 まずは思い浮かぶ理由といえば、給与格差である。労働政策研究・研修機構「ユースフル 労働統計」によれば、従業員1000人以上の大企業では大学・大学院卒の平均生涯賃金は約3億 3000万円だが、100人未満の中小企業になると約2億3000万円になるという。会社の規模が違う だけで約1億円も違ってくるとなると、「やっぱり大企業」となるのかもしれない。 もう1つの大きな理由としては「安定」があると考えられる。大企業は倒産しないが、中小 企業はいつ倒産するか分かったものではない、というわけだ。籍を置いている企業が倒産して しまえば、生涯賃金もへったくれもない。 その「安定」とつながっているのが「終身

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