梅雨に入ると,食中毒のシーズンである。 数年前のO-157事件の大惨事は,まだ記憶に新しい。 食中毒の予防と言えば,1:いたんだ食物を控える 2:熱を加えて食べる 3:手洗いがあげられる。 しかし出された食物の中に食中毒の原因菌が入っていたら,予防できない。 さて,O-157の事件当初、ある医者から以下の話を聞いた。 「食中毒の予防はよく噛むことです。歯科医師会が、“噛むことの大切さ”について以前からキャンペーンでされておられるので、この地域は大丈夫です。」 噛むことと食中毒の予防は、関係あるというのである。 さてどのように関係するのだろうか? 続けてもう一つ。 現在世界各地で大地震が頻発している。 昨年の,ジャワ・スマトラ沖大地震では,一瞬のうちに津波で多くの方が犠牲になられた。 地震の後も津波により道路は寸断され,取り残された人々に対して,食料品・医薬品を届けよう