2年前に原稿を送った小説がいまだ刊行予定も明らかにされないとして著者が怒りの声。出版元の一迅社は「管理不足」と謝罪し、制作を進めるという。 一迅社は2月4日、小説「停電少女と羽蟲のオーケストラ」続巻が約2年にわたり刊行が遅れているとして、「弊社の管理不足」と謝罪し、発売に向け制作を進めると発表した。著者の諸口正巳さんが自身のTwitterで原稿を約2年前に送ったことを明らかにしており、出版社側で進行が止まり、再三の催促にも音沙汰がない――と批判していた。 同作品はインディーズレーベルCDレーベル「IM」から発売されたドラマCD作品を下にしたノベライズ版。1巻は一迅社から14年1月に出版され、同年6月に2巻が発売された後、刊行がストップしていた。 著者の諸口さんは2月2日、自身のTwitterで「だめだわ。これは。らちがあかない。このまま何もせずにいたら何も変わらない」と、3巻の原稿を14年