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本の紹介、書評に関するwebmarksjpのブックマーク (11)

  • 404 Blog Not Found:返す言葉が見つからない - 書評 - 累犯障害者

    2008年01月08日22:30 カテゴリ書評/画評/品評Love 返す言葉が見つからない - 書評 - 累犯障害者 ハードカバーということで買うのが後回し後回しになってしまったが、もっと早く読んでおくべきだった一冊。 累犯障害者 山譲司 ただし、読むのが実に辛い一冊でもある。まるで書を読むことが、仮釈放無し終身刑の受刑者として、出口のない監獄に入っていくような、そんな気分になる一冊でもある。 書「累犯障害者」は、元国会議員が、塀の中で見つけて書で紹介するまで、「無前科健常者」に知られていなかった、「生きていくためにあえて堀の中を選ぶ」障害者たちの実態を淡々と語った。 目次 序章 安住の地は刑務所だった - 下関駅放火事件 第1章 レッサーパンダ帽の男 - 浅草・女子短大生刺殺事件 第2章 障害者をい物にする人々 - 宇都宮・誤認逮捕事件 第3章 生きがいはセックス - 売春す

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  • ナチスが発明したものの一覧 : ロケスタ社長日記

    というわけで、ナチスの発明というを読みました。なかなか興味深いというか知らないことも多かったので、メモレベルにまとめてみます。 ■ナチスが発明したもの(書より) ・コンサート技術(今のPA技術) →ヒトラーの演説を屋外できちんと伝えるための装置技術 ・高速道路 →いわゆる「アウトバーン」。現在の高速道路のモデルとされている。1933年から建設が始まって戦争終了時には4000キロまで到達。ちなみに日の高速道路は1963年から建設を初めて現在約6000キロ。 ・オリンピック聖火リレー →ベルリンオリンピックの際に、盛り上げるためにナチスが考案。ちなみに記録映画も女性監督レニ・リーフェンシュタールにより、この時に初めて撮られ、のちのスポーツ記録映画に影響を与えた。 ・ジェット機 →ナチスが発明したわけではなさそうだが、初めて実用化に持って行ったのがナチスのジェット機。

  • 中島岳志『パール判事』

    中島岳志『パール判事』 まったく偶然であるが、新聞などの予告をみると、日(07年8月14日)放映されるNHKスペシャル「パール判事は何を問いかけたのか〜東京裁判 知られざる攻防〜」(午後10時・総合)は、中島の書『パール判事』の主張をほぼ番組化したものになりそうである(付記:今見た。すばらしい内容。この中島の中身の反映もさることながら、東京裁判が結論の決まった単なる茶番劇ではなく、判事同士の激しい確執のある、きわめて動的なプロセスであったことが浮き彫りになった番組だった。そして東京裁判の「成果」が平和憲法や国際司法の発展に寄与していることもわかるものになっている)。 ぼくは今、東京裁判について書かれたものをいくつか読んでいるが、東京裁判そのものが膨大な資料があるために、とても「そのもの」を読むところまでいかない。たとえば冨士信夫『私の見た東京裁判』(講談社学術文庫)にしても、裁判の全

  • 心に響いた12冊の成年コミック - Nyao's Funtime!!

    最近ここに足りないのはエロだと思うので、そういう事を書きます。 http://www.burikko.netなどというサイトを好き好んでやってるだけあって、成年コミックは好きです。 ただ、エロゲは深い考察が多角的になされているのとは違ってエロ漫画はどうも漫然と消費されているような気がずっとしていました。 それについては以前から「なんで??」という疑問があったのですが、最近知ったこのサイトを見て、「おっ!」と思って。 ロリ漫画を淡々と評価するブログ【ろりたん】 「淡々と」といいながら全然淡々としてないし。熱い。 こういう的確な批評をしてるサイトはよいです。 エロゲとエロコミックのポジションの比較なんかするより、まずは自分の好きな、心に響いた作品をどんどん挙げたほうがましだろうと気づかされました。 ・・・というわけで、以下自分の好きな、エロく、なおかつ心に響く作品をアトランダムに列挙していきま

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  • 出版社とは何か、書店とは何か - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    また作りたいレシピ 2024年5月第3週 「五月病」という言葉を忘れ去っていたことに気が付いた。もうすぐ5月も終わってしまう、なんということだ。ぐったり気味だった1週間の、また作ると確信したレシピです。 ・生ピーマンの肉みそ 去年、グルメ番組で見かけた生ピーマンと肉味噌の取り合わせが気になり…

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  • 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う - 書評 - 死刑 : 404 Blog Not Found

    2008年01月18日05:00 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う - 書評 - 死刑 朝日出版社鈴木様経由で著者より献御礼。 死刑 森達也 もしあなたが、民という名の主であるのであれば必ず目を通す、いや著者の見聞きしてきたものを書を通じて追体験しておくべきだという一冊。 書「死刑」は、死刑囚によって殺された被害者の遺族でもなく、死刑囚を逮捕した警察官でもなく、死刑囚を起訴した検察でもなく、その死刑囚を弁護した弁護士でもなく、その死刑囚に死刑判決を下した裁判官でもなく、その死刑囚を看取った看守でもなく、もちろん死刑囚でもない、死刑に際しては一部外者である著者が、3年間かけて死刑の当事者たちを訪れ、その言葉を集め、悩んで考えた「ロードムービー」。 目次 プロローグ 第一章 迷宮への入口 第二章 隠される理由 第三章 軋むシステム

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  • http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080502-OYT1T00457.htm

  • 「ラカンはこう読め!」/スラヴォイ・ジジェク - 空中キャンプ

    スラヴォイ・ジジェク新刊。ついに、ジジェクが語る "How to read Lacan" である。結婚式には白のスーツでキメる男、ジジェク。あのスロヴェニアのおっさんが、ラカンを直接的に解説してくれるのだと期待が高まった。ラカンはきわめて難解だといわれている。巻末には、ジジェク人による読書リストがついているが、ラカンの主著「エクリ」について、「いきなりエクリを読みはじめても、何ひとつ理解できないだろうから」とはっきり書いている。何ひとつって、ねえ。なかなか踏み出しにくいラカン思想の第一歩をどうにか、という気持ちで、このを手に取りました。 とはいえこのは、「象徴界ってこういう意味ですよ」「対象aとはこれを指します」といったたぐいの解説ではまったくない*1。むしろ、ラカンを使えばどのように現実を解釈できるのか、ラカンを通じて見る世界はどのようなものなのか、ラカン思想の具体的な使用法とで

  • 物語論の最高峰 - 書評 - 世界の電波男 : 404 Blog Not Found

    2008年04月28日14:00 カテゴリ書評/画評/品評Love 物語論の最高峰 - 書評 - 世界の電波男 読了。 世界の電波男 田透 田透は物語作者としては二流以下だが、物語論者としては日における最高峰だと改めて実感。 今まで私が読んだ物語論の中で、最も楽しめ、かつ納得した一冊。 書「世界の電波男」は、「物語とは一体何か」、そして「なぜ、我々は物語を必要とするのか」を、数多の物語を追いながら、「喪男」(モダン;後述)の立場から説いた一冊。 出版の都合上からは「電波男」の続編に当たるが、むしろ「喪男の哲学史」の続編にして「なぜケータイ小説は売れるのか」の完全版とみなした方がいい。 目次 - Amazonより 第1部 人はなぜ物語を求めるのか? 「現実」という物語に踊らされる人々/願望充足の予感/「自我」と「自意識のツッコミ」/物語の8つの類型 第2部 人類が求めた物語の8類型

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  • 「ちょwww豊臣」「義経サマ萌え」――ネットの住人目線で「歴史を身近に」

    「義経サマ萌え」「義経サマって弁慶と衆道?(←妄想)」と腐女子が語り、「ちょwww加藤に福島www豊臣こっちwww頭悪すぎwwwwwwww」と「関ヶ原の合戦実況スレ」で盛り上がり、「うちのワンコは日一」というブログを徳川綱吉が書く。書籍「歴史Web」(日文芸社、1260円)は、2000年前からインターネットがあったら、という想定で、「さながら現代のシュリーマンのようにキャッシュの山を探し出し、修復し、収録した」だ。 「歴史上の人物だって、現代のわたしたちと同じように、玉の輿に乗りたい、金もうけしたいと思っていたんです」――著者で、書籍「『超』日史」などで知られる藤井青銅さんは、歴史Webを通じて歴史を身近に、人間的に感じてほしいと話す。 「松尾山の小早川。依然マターリ動かず」「裏切りキタ――――(゚∀゚)――――!!!!!」などレスが次々に付き、「レス数が1000を超えています」と

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  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - 「いじめの社会理論」書評

    いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体 凸字型コースのハーフパイプに似たいじめ問題 スノボーのハーフパイプという競技は、コースがU字型だから成立する。左右どちらでも端に行けば、競技者にはまん中へ向かう力が加わって、その力はまん中から逸れる程強くなる。そういう力学があるから、競技者は、コースを端から端まで使いきって見事な演技をすることができる。 考えるのも馬鹿馬鹿しい設定だが、もし、これが逆に凸字型に曲がったコースであったら、大半の競技者は滑りはじめやいなや、あっと言うまにコースアウトしてしまうだろう。U字型の場合と逆に、競技者には、外向きの力が加わわり、その力は逸れれば逸れるほど強くなって修正不能になる。 もし、これを滑りきるプレーヤーがいたら、それは単にコースまんまん中を一直線に脇目もふらずに進んだ人間でしかなく、見ている方もやっている方も一つも面白くない。 私がいじめ論議を見て

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