ブックマーク / nhkbook-hiraku.com (2)

  • シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その11)|本がひらく

    重田園江さんの連載「アナキスト思想家列伝」の第27回。デヴィッド・グレーバー著『ブルシット・ジョブ』は単体で読まれがちですが、当は『官僚制のユートピア』とセットで読んだほうがよく分かるという話から始まります。で、続くのは、「これ、あるある!」と膝を打つ話ばかり……そして私たちが、予測可能で快適な社会において、書類に囲まれ、反抗心を失っていく過程が明らかにされます。この流れを覆すのはもはや不可能なのか……!? ※これまでの各シリーズは下記よりお読みいただけます。 「序 私はいかにして心配するのをやめ、アナキストについて書くことにしたか」へ 「ジェイン・ジェイコブズ編」の第1回へ 「ヴァンダナ・シヴァ編」の第1回へ 「ねこと森政稔」の第1回へ 「ポランニーとグレーバー」の第1回へ 「グレーバー」の第1回へ 「もっときちんとできる」の追求 ブルシット・ジョブが大量発生する現代資主義の仕組みに

    シン・アナキズム 第5章 グレーバー (その11)|本がひらく
    wkatu
    wkatu 2024/05/04
    市場のいいところは『ルールの作り手が競争の勝ち負けを判定しないところ…商品の売れ行きを決めるのは、一人一人の買い手』だが、本邦の大学の疑似競争ではルールの作り手である文科省が勝ち負けを決めている、と
  • 「なぜいま、「幕府」を問うのか?」 〔後編〕 東島 誠|本がひらく

    前回に引き続いて歴史書ブームを分析しながら、過去に3度、20年ごとに中世史がブームになってきたことの意味を考えます。 ※記事は、NHK出版より刊行予定のNHKブックス、東島誠『「幕府」とは何か』から、「はじめに」と序章「いま、なぜ中世史ブームなのか、そして、なぜあえて幕府論なのか?」を先出しでお届けするものです。 室町幕府ブーム? 大政奉還百五十周年、明治維新百五十周年の記念行事の一方で、いまふたたび中世史ブームだという。それも、よりによって室町幕府が熱い。呉座勇一『応仁の乱』を機として、いわゆる室町が飛ぶように売れているとのことだが、ただ、なぜこれだけのブームを呼んでいるのかについて、説得力のある説明を目にすることは、いまだない。呉座自ら譬えるように、応仁の乱と第一次世界大戦に類似点がもし当にあるのだとしても、大戦の引き金となるサラエヴォ事件から百年に一つ余る年に安保関連法を通過さ

    「なぜいま、「幕府」を問うのか?」 〔後編〕 東島 誠|本がひらく
    wkatu
    wkatu 2020/09/19
    『佐藤は、日本史上、法や合議で物事を決すること、合法的支配の可能性とその挫折、すなわちその不可能性という問題を、終始問い続けた。』
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