LYRASISは、8月16日、GLAM(galleries、libraries、archives、museums)におけるOSS(オープンソースソフトウェア)の調査レポート"LYRASIS 2021 Open Source Software Survey Report"を公開した。 LYRASISは、2021年の春、GLAMがOSSプログラムとどのように関わっているかを明らかにするために、OSSの財政的支援、正当性、評価について調査を実施した。米国の大学図書館を中心に回答があり有効回答は92であった。 調査結果として、OSSを導入している機関は多いもののOSSプログラムに資金を投じている機関は少ないこと、OSS選択時の最大の考慮事項はプログラムとサービスの持続可能性であること、OSS導入における最大の障壁は機関内に技術的な専門知識がないことなどを挙げている。 [ニュースソース] LYRAS